暁の向こう   作:夜空 星月

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はじめまして、こんにちわ

初めてのオリジナリル作品です

不十分なところも多々あると思いますが、お願いします

批判はやめて下さい


全てのハジマリ

ーー「…なぁ おい ふざけんなよ どうなってんだ…!」

 

ーー「…泣かないで ーーー 私 死なないよ 丈夫、だもん ゲホッ」

 

 

 

 

真っ赤に染まった唇は 異常なほどで 口の端から垂れた赤は そのまま顎を伝った

ーーーの少しつり上がった猫目は いつものような明るさはない

紅色の瞳は 色がどんどん薄くなっていく

 

能力者は、何か命に関わることがあると 死なない代わりに能力を魂として捧げる

 

紅色の瞳が薄くなるのは 体から 力が抜けていっている証

 

…いいから 能力なんてどんどん抜けてくれて構わない

だから、 お願いだから 此奴だけは失いたくねぇんだ

 

頼む、俺から此奴を奪わないでくれ

 

 

 

 

ーー「…ねぇ 私昔アナタにいわれったこ…と…忘れてないん…だよ…」

 

ーー「……もう、喋んな…頼むから…っ」

 

ーー「わ、たしを、見つけてくれた…のは…アンタだった…だから…次は…ーーー」

 

ーー「…なっ なに言ってんだ ふざけんなよ そんなことよりお前だろ?早くほら」

 

 

 

ーーーの紅の瞳は薄茶色の優しそうな瞳に変わってる

その瞳は ゆらゆら揺れて 涙がたまる

 

 

 

ーー「あの子たちのこと…よろしく、ね…」

 

ーー「……お、い おい! ーー !ーー!」

 

 

ーー「……………………母さん……?」

 

 

 

 

 

ーーーー ずっとずっと愛してる ーーーー

 

 

 

 

 

アハハハハハハハハハッ

 

 

 

 

ーー「…お前…!」

 

ーー「馬鹿だよね 君たち ほんっと笑えるよ やっぱ…」

 

 

大切なものを壊すのって最高  楽しすぎる

 

 

 

ーー「……いいぜ 壊すの好きなんだろ 俺のこと壊してみろよ」

 

ーー「………なに、言ってんの? 君みたいな最高なおもちゃはじっくりといたぶったほうがいいでしょ?」

 

 

 

それに そっちの子を壊すのも、面白そうだしね

 

 

 

 

ーー「…なっ やめろぉぉぉおおおおお!!!!」

 

ーー「父さん!!」

 

ーー「…子供を庇うとか…あーあ なんかむず痒いなぁ こういうの嫌い」

 

ーー「………と、とう…と…さ……あああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

 

ーー「…お、お前 その瞳……まさか…お前が…ーーだったんじゃ…」

 

ーー「………俺は…お前を許さない 全てを捨ててでも お前を殺してやる」

 

ーー「…ど、どうなってる?こんな7歳の子供がこんな、こんな…」

 

ーー「お前から全てを “奪ってやる!”」

 

 

 

 

ーー「……な、その力は…ひっ いや、いやだ、あ、あああああああああああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てを捨ててでも、全てが消えたとしても

 

 

俺は絶対、アイツを許さないと、決めた

 

 

こんな感情を抱いたのは初めてで、

 

 

こんな真っ黒な感情だなんて思わなかった

 

 

それでも、今ではこの黒い感情を愛おしく思ってる

 

 

俺を、

 

 

変えてくれた

 

 

(ノワール)の感情を…

 




わかる方もいるでしょうが、一応説明しておきます

『ノワール』はフランス語で 黒と言います

因みに 白は『ブラン』です 灰色は『グリ』です



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