のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回から地下坑道編です。あるキャラの秘密が明らかになります。原作のびハザではこの辺からハンドガンをあんまり使わなくなるんじゃないかなって思います。キャラレビューも投稿しますよ


10話 地下坑道

長いエレベーターを降りたのび太たちは広い場所に出た。

「地下だぁー!」

「言わなくてもわかる。結構広いから気をつけろよな」

健治が太郎の近くに立っていた。

「でも明かりがある。人でもいたのかしら?」

咲夜があたりの不審さに違和感を覚えると久下が暗いところに何かがいるのを見つけた。

「誰かいるな…」

「あたしがいくわ。すいませーん、ってこれ死んでいるじゃない!」

富藤が薄暗いところにライトをかざすと、足元には緑の軍服をきた兵隊が死んでいた。

「しかも5人…どうして?」

咲夜が不審そうに死体を弄っていた。そこには何者かに攻撃された跡があった。

「何かあるんだ!行こう!」

奥に行こうとした一行だが出木杉が異変に気付いた。

「待って、携帯がここでは使えない!」

「じゃあまた数人で行動させるか?何人かがこの辺を確保してりゃ、安全だろう。いざという時に合流できそうだしな」

「俺が行こう。それとこれを…」

「ああ、俺も行くぜ。まっ、軽く付き合ってやるよ…」

安雄と久下が手を挙げた。久下は安雄からハンドガンを受け取った。安雄曰く、自分にはショットガンにグレネードがあって当分ハンドガンを使わないとのことらしい。

「僕も行くよ。大丈夫もう動けるから」

先ほどと違いのび太は元気になっていた。

「私は疲れました」

学校を脱出してから聖奈はその場に座り込んだ。

「んじゃ、いよいよ私が行くとしますか!」

富藤がやたらハイテンションになっていた。

「決まりだね。」

「俺たちはここを見張ってるから任せときな。」

のび太、久下、安雄、雪香が先行した。

「いざとなったら戻れよ!死ぬんじゃねえぞ!」

白峰がサムズアップを送った。

「雪香、無理しないでね」

「あいよ!」

しばらく行くと四人は緑の化け物に遭遇したが、久下と富藤が近づく間を与えず連続攻撃を放ち、倒した。

「近づく前に倒せば問題ないね!」

富藤が頭部にハンドガンで攻撃した。

「やるな、ついでにこれもだ!」

久下も雪香と同時に攻撃し、化け物を一気に倒した。

「やったな。では先に進もうか」

 

 

一行の進む先にドアを発見した。

「なんだ?こんなところにドアだと?」

4人はドアを開けて角を曲がるとそこには先程の軍人によく似た格好をした倒れていた。

「誰だ!」

「こんなところに何故俺たち以外の人が武器を?それに見たことない格好だ」

「それにその格好何処かで見たような……」

「警官にガキ?まあいい、この際誰でもいい。聞いてくれ!この事件は全てアンブレラが引き起こした物によるバイオハザードだ。犯人はアンブレラだ!わかるだろ?」

男が必死に喋る中何者かが男を発見した。

「ウッソ、まじ!?あの国際的な製薬企業のアンブレラ!?」

全員の顔色が一気に青ざめていった。

「どうりで有島の日記にアンブレラの名があるわけだ」

「アンブレラ…!あいつらのせいで…」

「アンブレラァ!あいつらが…ぜってー許さねえ!!」

安雄は特にアンブレラへの怒りを露わにしていた。

「俺たちUSSはUBCSと協力して研究員及び民間人救出が目的だったのに奴は違っt…」

その時銃弾で男の胸が撃ち抜かれた。銃撃した男は素早く逃げ出した。

「おい!大丈夫か!?おい!」

「だめ、もう死んでる。今思い出したけど入り口で死んでいた人たちってこの人の仲間なんじゃ…」

「早くみんなにこのことを伝えよう。あの男は俺たちを消してくるかもしれん。人数が多ければ奴も手出しできないはずだ。」

のび太たちはドラえもんたちのいるところへ向かった。

 

 

のび太たちはメンバーの待機所でこのことを話した。

「マジかよ…」

「でもそれじゃ僕らの学校は…」

「アンブレラの息がかかってたってことか。全く、新しい小説のネタを使われちまうとはな〜」

他のメンバーが慄く中、青木は能天気だった。

「なんや…あの有名企業がまさかこの事件の黒幕って嘘やろ…?」

「やはりアンブレラでしたか。となると…笹木さん!」」

すると笹木が死体を持って来た。

「さっきの話からするにこの人たちはアンブレラの傭兵ってことだよね」

笹木が死体を指差した。

のび太「恐らく」

ドラえもん「実はさっき緑の化け物が襲ってきたんだ。まぁジャイアンと大橋さんたちがすぐに倒したけど。どうやって動こうか?その裏切り者が襲ってくるに違いないし」

「じゃあまた全員で動こう。その方が遠くに行った時にトラブルにならない」

金田の一言で全員は前方と後方を確認しながらゾンビや緑の化け物を確実に倒した。

「うおおおおお〜〜!!」

「クシャアアアアアアアアア!!」

一行は奥地まで来たが岩で塞がれていた。

「一通り調べたけど…あとはここか」

「岩でふさがれてるがどうする?」

「うーん…俺たちの武器で壊せへんかな?」

「いや、これだけの物を壊すには爆弾がないと…早く探しに行きましょう。きっと近くにあるはずよ」

全員元きた道に引き返そうとした。その時、何かのスイッチを久下が押してしまい、あたりに作動したらしい音が聞こえた。

「うん?!まずい、武くんに赤田、青木さんにのび太君!すぐにそこから離れるんだ!」

岩がゆらゆらと動いていた。

「岩の様子が変です!」

岩が動き出した。

「すまん…」

「あんたバカじゃないの!?気をつけなさいよ!まったく!」

「マジかよ!人間スクラップにでもされるんかいな!?」

「うわーー!」

「逃げろ!」

4人が必死に逃げる中、のび太のダッシュは4人の中で最速だった。

「のび太、速ぁッ!!」

健治が驚いていた。

「まあ逃げ足はね…」

ドラえもんと静香が苦笑いを浮かべた。のび太はいつもジャイアンに追いかけ回されているため自然と逃げ足が速くなっていたのだ。

「まあまず4人は大丈夫だよ」

岩が反対側の壁に激突した。

「面白かった?」

「いやいや、普通当たっら死んじゃうから」

よく状況が分かってない太郎は楽しかったのかどうかしか聞けなかった。しかし、状況の分かってる咲夜に突っ込まれた。

「なんとまあ、素早いこと」

「全くだ!」

「おめえのせいだろうが!」

雪香が久下をしばいた。

「おい、中から声がするぞ」

安雄が聞き耳を立てていた。

「じゃあ中に入ろうよ!」

「太郎…こっから先は大事な局面になるからいいって言うまで静かにしてろよ?」

「うん!」

まず健治と太郎に大橋、のび太、ジャイアン、金田、出木杉がドアを開けて中に入り込んだ。すると彼らに見えたのは入り口で死んでいた兵隊と同じ服を着ている男だった。

 

 

「ええ、例のアレは回収しました。指示通り生存者は私だけです。あとは街ごと吹っ飛ばせば…」

この隙に静香、聖奈、久下たちも続々と入って行った。男は特に気づきもせずに通信を続けていた。

「証拠?証拠なんて残りませんよ。政府にはあなたがたが事故と報告するはずです。ではこの辺りで…」

「行くぞ!」

会話を終えたタイミングで全員が武器を構え男を取り囲んだ。

「お前は!そんな…!」

男は驚いたようだが、すぐに冷静になった。

「誰なんだあんた一体?」

「ただの生存者だよ。ハハハ…」

男は冷静そうに一般人を装った。

「嘘よ!それに今の会話を聞いたけど普通じゃない!」

聖奈が男を指差して男は苦虫を噛み潰したような顔を浮かべた。

「この街の一警官として聞きたい。街ごと吹っ飛ばすとはどういうことだ!」

「まさか…てめーもアンブレラか?」

「アンブレラなら許さねえぞ!」

安雄と晴夫の剣幕を前に男はなおも冷静だった。

「そうだと…もし、いったら?」

「僕たちにアンブレラについて教えてください。どうs…」

出木杉が皆まで言おうとすると男は銃を素早く構え、出木杉に発砲した。

「出木杉危ない!ぼけっと突っ立てないでくれよ!」

肩を撃たれたのは出来杉のすぐ近くにいた大橋だった。

「ぐわあああああああ!!!」

「大橋!」

青木が駆け寄った。静香はほぼ大橋に近いところに立っていたが、大橋の出血でそこから離れた。

「きゃーーーーーー!!!!!!」

「てめー!」

ジャイアンは武器をショットガンからマグナムに変えた。男を確実に殺す気満々であった。

「ジャイアン落ち着いて!」

「大丈夫だ…少し掠っただけだ…」

「本当だ。直撃してもおかしくない位置だったのにそれほどおおきな傷がない?どうして?」

「何故だ?何故傷が!?まさか貴様…!」

男は冷静な表情からパニックを起こしたように青ざめていた。

「何だ?」

大橋が肩を抑えながら男を睨みつけた。

「随分動揺してるみたいですがどうしたんでしょう?」

笹木と翡翠が大橋を助け起こした。

「ふん。だが、Tウイルスの完全適合者といえど餓鬼なら俺でも勝てるな…くっ!」

男が銃を構えたが、久下の一発で銃がはじかれた。

「Tウイルスに完全適合者?何言っているんだお前は!?」

「あるなら話せよ…!ううっ!」

無理をしながら立ち上がった大橋だったが、膝をついてしまった。

「大橋さん!動かないほうが…」

翡翠と笹木が支えたが大橋は大丈夫だと言ってまた立ち上がった。その時、大橋は傷の痛みでペンダントのような物を落した。

「大橋?お前もしかして?」

男はペンダントに映っていた女性が気になったようだ。

「お前もしかして、大橋 祐太か?」

男が取り乱したような表情を一瞬浮かべた。

「ああ、そうだよ!それが一体どうした!?関係あんのか?今この状況と!」

「何!?それじゃ、お前が18年前に当時の主任が連れて行ったアンブレラの実験サンプルの餓鬼か!」

「ええ〜!!!」

全員が大橋はアンブレラのサンプルだと知り唖然とした。そして緊迫した雰囲気になった。

「大橋さんが…サンプル!?」

「ねえねえ〜?あの人何言ってんの?」

明らかに太郎は場違いであるのか健治が太郎の肩に手をポンと置いた。

「悪い、ちょっと黙ってくれ。」

「どういう冗談?ハッタリのつもりかな?」

笹木は銃を構えたが赤田が待ったをかけた。

「いや、あのツラはマジで言ってる目やで。冷静そうな奴が取り乱すってのは大抵事実だ。」

「ふむふむ、興味深い内容だ」

青木はメモ帳の様なものを出してそれを呑気にメモしていた。

「!!何ぃ!?あいつが…!」

「俺が適合者ってのは一体?」

 




はい、大橋くんがTウイルスの完全適合者に関してですが原作のびハザでは聖奈さんと咲夜さんが該当してます。しかし両者とも終盤にまるっきし弱い扱いを受けるため最後くらいまで強さを保てそうなのは誰かと思ったら真っ先に彼が浮かびました。ほんとは安雄もそうしようか悩みましたが彼は完全適合者でもそんな扱い変えなくてもいいかなと考えこのままにしました。
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