のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回、とあるのびハザシリーズのキャラクターの関係者が出演します。実際のプレイで少しそのキャラが気に入り、オリキャラを出しました。そして大橋の決意とは何か注目です。


11話 明日へと

大橋が一歩前に進むと男は銃を下ろした。「お前はもともと親が死んでいてな。アンブレラが引き取ったあるウイルスの適合実験者としてあの緑の化け物___ハンターを人工的に交尾させて産まれた細胞を注入した人間なんだよ。当時アンブレラは完全適合者を増やして自分たちの野望にとって手駒を増やそうと画策していたんだ。」

「そうか…で、その主任って人は?そしてあんたの名前は?なんで俺を知ってるんだ?」

「おれは樹咲 宗(きざき しゅう)だ。主任は鳥柴 亜紀(としば あき)。その人がその実験の最高責任者だ」

樹咲がペンダントを指差した。

「なんでそんな人が大橋さんを?」

「そいつはすべての実験を終えたのは良かったんだが、目標だった完全適合者としてのレベル水準が低かったから処分するようにアメリカ本部から命令されたいたんだ。けど、彼女はお前の両親とは同僚であることに加えて要観察の必要があり、処分するには惜しいということで本部と交渉しお前を連れて、孤児院の緒方 暁(おがた さとる)に預けたんだ。それでその計画はその後主任が事故で死亡して破綻したんだ。」

「ああそれなら父さんから聞いたよ。俺は鳥柴さんに助けてもらって、その人は交通事故で死んだって。このペンダントはその人のなのか?」

「でもなぜそんなこと知ってるんだ?」

「何故ならおれは彼女の交渉の手引きをしたからだ。俺もかつて研究員だったんだ。けど、いろいろあってアンブレラも変わったんだよ。とはいえお前らはアンブレラを知った以上生かしておくわけにはいかn…」

そう言うと天井から、

「デャアアアアオオオオオオ!!!!」

と鳴き声を上げて黒い蜘蛛が現れた。

「まさか、ブラックタイガーか!おい気を付けろ!奴の糸は絡まると取るのに時間がかかるんだ!」

樹咲は銃を構えたが、ブラックタイガーの脚部で壁に叩きつけられ気絶してしまった。

「樹咲さん!」

大橋たちが武器を構えた。

「なんか知らねえけどぶっ倒してやる!新しく手に入れたこの硫酸弾でな!」

安雄のグレネードが黄色に輝いた。

「ああ行くぜ!」

全員武器を構えた。

 

 

安雄は早速緑の炸裂弾から黄色の硫酸弾に切り替えた。しかし、準備には時間がかかっていた。

「上等だ、まずはこれを喰らえ!」

ジャイアンがマグナムでブラックタイガーを先制した。ブラックタイガーはスピードがそこそこあるだけでパワーはバイオゲラスよりも明らかに劣っていた。しかし、生命力は高かった。

「デカイけどたいしたことないね!」

そう言いながら、咲夜はハンドガンを構えた。

「あのカメレオンよりパワーが劣るな!これなら…!」

「えぃ!」

「喰らいなよっ!」

のび太たちは蜘蛛の背後や正面に回って至る所を銃撃した。

「聞いてるみたいね!」

静香はハンドガンでよく狙って撃った。彼女は今回の戦いで一度も銃を使ったことがなかったのでゆっくり狙って撃つくらいしかできなかった。その時、ブラックタイガーは紫の体液を飛ばした。ジャイアンは瞬時によけたが、立っていたところの石が溶解した。

「ちっ!毒付きかよ!」

体液をなおも放つブラックタイガーだったが、のび太たちが避けたところに続けざまで糸を吐いた。それにより何名かが引っかかって動けなくなった。

「しまった!糸が!」

「私もです!っこの!」

「すっごい嫌な糸ねぇ〜!このべちょべちょとか!ああもう!」

「くそ、取れねえ!」

「くそ!早く切らねえと…!おい太郎手伝ってくれ!」

ドラえもん、翡翠、富藤、大橋が糸に縛られてしまった。その様子を見た健治、太郎、笹木は攻撃から4人の糸を切る役に回ろうと向かった。

「うん!」

「僕もやるよ!」

当然ブラックタイガーは笹木と健治に標的を変えた。

「よし喰らえ硫酸弾!」

安雄はグレネードのスタンバイを終え、ブラックタイガーに不意打ちを喰らわせた。

「グウェエエエエエエエ!!!」

「よしやった! 喰らえ!」

金田は手持ちのマシンガンのホルダーに入っていた弾丸を全て撃ちまくった。

「やったか?」

「ついでに喰らえー!」

「オマケよ!当たりなさい!」

スネ夫と咲夜がトドメにスナイパーライフルやハンドガンなどで同時にブラックタイガーを撃ち抜いた。しかし、ブラックタイガーは悪あがきと言わんばかりに糸が切れていない大橋目掛けて毒針を発射した。

「くそ、とっさに狙うだと!?くそ、取れねえし動けねえ!」

「ダメだ…間に合わない!」

ブラックタイガーの糸はドラえもんたちでさえ、切るのは難しいことだった。他の面々が攻撃しようとするも、ブラックタイガーは糸を飛ばして飛びかかろうとした。

「危ねえ!」

しかし、正気に戻った樹咲が大橋を庇ってブラックタイガーの毒針攻撃を喰らった。

「樹咲さん!どうして…?」

「へっ…お前…は…生きろ。鳥柴は…生きて欲しい…から…お前を預け…たんだ。それにおれは…仲間を…殺し…た…死んで…当然だ…いいか…研究所から…脱出…しろ…そして…やつに…」

そんな中、樹咲には走馬灯のようなものがよぎっていた。

 

 

18年前、大橋を引き取ると聞いた鳥柴の言葉に樹咲は驚きを隠さずにはいられなかった。

「何故ですか主任!」

「言ったはずです。経過観察であると…」

「納得いきません!本部が黙ってないですよ!」

「大丈夫…本部には適当な理由をつけておきました。あの子のDNAは未熟。なので経過観察を図ると言ったらOKしてもらえました。」

「いいのかい?亜紀さん。そこに関しては君の事情があるんじゃないかい?」

すると白衣を着た軽薄そうな雰囲気を漂わせる男が現れた。

狗波 冥月(くば めいげつ)…」

「確かにそうかもしれません。けど、子供の命です。命を弄び続けてきた我が社ですが、せめて一つだけでも…救いたい。そう思っちゃったんです…こんなこと思っちゃいけないのに…」

「やれやれ…物好きというかなんというか…君、仕事を間違えたんじゃない?妹さんのためとはいえねえ…研究より他の部門が向いてたんじゃない?」

鳥柴が幼い大橋を抱き寄せた。

「私に課せられた使命なのかもしれません。私は人の心を遅いかもしれませんが取り戻せたのかもしれない。そうなった私のいえ、私にしかできない贖罪なのかもしれないでしょう。」

「そうかい!じゃあ、悔いのないようにね…」

狗波が背を向けながら手を振り部屋を出た。

 

 

「生きろ…いい…な…」

そう言うと樹咲は自分の持っていたもう一丁の銃を大橋に渡して息を引き取った。

「うわあああああああーーーーーーーーーーーー!!!!!」

ショックしたのか逆鱗に触れたのか大橋は彼の持っていた銃を持った。

「くたばれぇぇぇーーーーーー!!!!このくそ蜘蛛野郎!!」

マグナムを頭部に3発撃つと蜘蛛は断末魔あげた。

「オグェエエエエエエエエアアアアアーーーーーー!!!!」

「はぁはぁ…」

大橋は泣いていたが倒れてしまった。

 

 

数時間後、ゆっくりと目を覚ました大橋はすぐに何かを決心した。

「大橋…」

「……俺きめた。今回の事故で生き残った人を目に見える範囲で守る。もう誰も犠牲にはさせねぇ。この人のためにも……俺自身、何が起こっても……」

「大橋さん…」

大橋たちは樹咲の意思を胸に先に進んだ。その後一行は謎の入り口を発見した。

「ここは?」

「変な入り口だね」

ジャイアンとスネ夫が扉に触れたがびくともしなかった。

「これだけ頑丈となると、何かありそうですね」

「?ッ、あれ見ろ!」

健治が指を指すとそこには赤と白のエンブレムが刻まれていた。

「アンブレラの!」

それはアンブレラのものでE23と書かれていた。

「どうやらここは奴らの実験所のようだな」

すると安雄が少し息を切らしていた。

「安雄君、大丈夫?」

「ちと、キツイですねぇ〜!さっきの戦いで疲れたかもな…」

「安雄がこれじゃあ単独行動は危険だ。ここはいつも通り別れて行動するか?」

「そうしましょう。怪我してる人や疲れてる人を元気な人と組ませましょう。そして脱出の手段を探しましょう」

翡翠が首を縦に振った。そして一旦落ち着くべくのび太たちは近くの守衛室に入った。

「これがここの地図だ。まずいくつかのメンバーはただの探索に加えて、広いB1エリアのエリアの探索とここに関する情報とか今回の事件の発端のために資料を探すこと、あとはこの近くで待機すること___以上だ。」

白峰が近くで拾った地図をテーブルに広げた。

「確かに危険な研究をしていたなら何らかの資料はあるかも知れへんな。」

赤田がうなづいた。

「うん、じゃあ、早速分けよう。急いで脱出しないといつ上のバリケードが破壊されるかわからない」

そう言ってのび太たちはメンバーに別れた。

のび太、大橋、金田、久下、白峰(探索)

 

青木、赤田、翡翠、笹木(資料)

 

静香、聖奈、安雄、晴夫、ドラえもん(治療)

 

スネ夫、ジャイアン、太郎、健治、富藤、出木杉(B1探索)

「決まったな。んじゃ、行くぞ!」

めずらしく仕切った久下とともに一行は研究施設の探索へと動いた。

 

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