のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories   作:ジャン=Pハブナレフ

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この作品では過去ののびハザシリーズのオリキャラたちを可能な限り出演させるといいましたがこの作品自体、本家のびハザ2ができるよりも前に作られた作品なので本家のびハザ2のオリキャラたちは残念ながら出番はありません。しかし、彼らにどことなく似せてるようにしてるのが今作のオリキャラたちでもあります。


1話 サバイバルの始まり

  2004年7月、野比のび太たちは無人島のバカンスに出かけた。彼らにとってとても楽しい2日間だった。そして帰宅の日で、彼らは長い悪夢に陥ることになることを知る由は無かった。

 

 ここは、のび太の部屋。静かな場所にピンク色のドアが開いた。

 

「うわーすげー楽しかったぜ!」

 

「ママに早く会いたいな。」

 

 最初に出て来たのは剛田 武(ごうだ たけし)と骨川 スネ夫だった。ちなみに武は皆からジャイアンというあだ名で通じている。

 

「いざ何日も家族に合わないとなるとさみしいものね。」

 

 続いて現れたのは源 静香(みなもと しずか)と野比 のび太だった。そして最後に出てきたのは22世紀の未来からやってきたドラえもんというネコ型ロボである。しかし、ネコというには些か欠陥が見えるがここではあえて語らないようにしよう。

 

「ありがとうドラえもん。楽しかったよ。」

 

「お安い御用だよ、のびた君。じゃあ僕は先にママに挨拶してくるよ。」

 

 そして5分後にジャイアンとスネ夫と静香は家に帰った。

 

「それじゃ俺たちも帰るからな。」

 

____________________________《/u

 

 のびたがママのいる台所に行くとドラえもんが落ち着きがなぜか無かった。

 

「ああ、のび太くんか。実はママの様子がおかしいんだ。さっきから呼びかけてもずっと反応しないんだ…」

 

「えー?どういうこと!?」

 

 のび太はママに近づいた。

 

「ママはどうし…!うわー!」

 

「なっ!」

 

 顔が歪んだのび太のママがこっちを向いたので二人は咄嗟に逃げた。その足元には顔面を食い抉られてたパパの遺体があった。

 

「…ッ逃げよう!ママの様子がおかしい!きっといたずらに違いないよ!」

 

「え、うん!ごめんねママ!」

 

 2人が外に出ると町のあちこちから火が出ていた。

 

「これはどうなって..!「くっ、来るなあああああ!!」」

 

「あれは神成(かみなり)さん!?」

 

 神成はのび太たちが遊ぶ空き地の近くに住む中年である。よく空き地で野球をしてる時にしょっちゅう盆栽を壊される不運な人でもある。

 

「ぎゃああああああ!!!」

 

「そんな…あの神成さんが…!」

 

「いたずらじゃ…ない…」

 

 2人が唖然としているとゾンビたちが振り返った。

 

「ッ、行くよ!のび太くん!ここは逃げるんだ!」

 

「う、うん!」

 

 神成さんが2人の目の前でゾンビに喰われて死んだ。その事実を目の当たりにしてしまったのび太たちはゾンビに気づかれないようにとにかく逃げ回った挙句、倉庫に入った。

 

「これは?」

 

 のび太が倉庫に入ると警官の死体から何かを見つけた。するとドラえもんは息を飲んだ。

 

「これは銃だ…のびた君。取り敢えず今はこれを使って逃げよう。」

 

「これは使いたくないけど…仕方ないよね…ねえ、ドラえもん。」

 

 のび太は真剣そうにドラえもんを見た。

 

「なに?」

 

「そういえば、この状況を打破する道具は?」

 

 するとドラえもんは頭を下げた。

 

「ごめん!今どこでもドアをはじめとしたいくつかの道具は残念なことにメンテナンス期間と重なっちゃったんだ!」

 

「そんな〜!」

 

 のび太が膝をついて倒れた。

 

「こんな時にも役に立たないなんて…!ごめん。」

 

 のび太がため息をついた。

 

「分かったよ。こういうのはいつものことだから…まずは学校へ行こう!みんなが心配だ!特に静香ちゃん!」

 

「もう…」

 

《u》____________________________《/u

 

 2人はすぐに倉庫を出た。辺りを見回したが幸いゾンビは来てはいなかった。するとすぐ近くに一人の青年が走ってやって来た。

 

「おーい助けてくれ!奴らに追われてんだ!」

 

 青年の後ろからはゾンビと化した警官2体が襲って来ているのが2人にもわかった。

 

「でも…」

 

 のび太は銃を構えるも一瞬躊躇してしまった。

 

「のびた君早くあの人を助けよう!彼を助けないと僕らも危ない!」

 

「…うん!」

 

「来るぞ!」

 

 3人がゾンビを前に武器を構えた。

 

 のびたはさっきのハンドガンで応戦した。

 

(ごめんなさい…!)

 

 のび太は銃を使う躊躇いを押し殺しゾンビに発砲した。しかしゾンビは歩いていたためさらに数発打ち込むとそのうちの一発が急所に当たったのかゾンビは地面に倒れ二度と起き上がらなくなった。

 

(僕は…これをそれなりに使えるようだ。役に立たないと思う特技が役に立っている!)

 

「やるな!ええと…とりあえず行くぞ!」

 

「はい、空気砲!」

 

 ドラえもんは空気砲で応戦したものの、威力が高くないため10発撃ってようやく1体の動きを止めた。青年も攻撃するがことごとく外れていた。

 

「くそっ!燃費が悪すぎる!」

 

「行くぞ!」

 

「はい!」

 

 続いて青年とのび太の連携でゾンビに膝をつかせた。

 

「ああああああーーーー!!」

 

 ゾンビが唸り声をあげた。

 

「今だ!打て!」

 

「はい!」

 

 空気砲が頭部にヒットし、ゾンビは倒れた。

 

「やったな。おっと、自己紹介がまだだったな。俺は大橋 裕太(おおはし ゆうた)だ。よろしくな」

 

 大橋が手を差し出して順に2人と握手した。

 

「野比のび太です。」

 

「僕、ドラえもんです。」

 

 3人は学校へと歩き出した。

 

「なんじゃそりゃ?見たことねえやつだな。まあいいか。

にしてもだ…この町はどうなってんだ?夏休みってことで、孤児院の父さんのとこに行ったんだが、なんかあったらしくてな。そんでみんな町の外に避難したのを知ったら襲われたんだ。」

 

「僕らも旅行から帰ったら巻き込まれる形でしたから分からないです。」

 

「そうか。」

 

 すると大橋が彷徨うゾンビを発見した。幸い向こうは辺りを見回すだけでまだ気づかれてはいなかった。

 

「おい、ここにいつまでもいるのはまずい。こうなったら近くの学校に逃げ込むぞ!」

 

 そう言うとのび太とドラえもんは大橋とともに学校に避難した。

 

「はい!」

 

「助けてくれええええええ!!!」

 

「いや!いやああああああ!!!!」

 

 至る所から火が上がり人の悲鳴が響く中のび太、大橋、ドラえもんの3人は学校の正門にたどり着いた。

 

「ここなら誰かいるかも。」

 

「そうだね…早く行こうか。」

 

「待て!何かいるぞ!?」

 

 入り口で警官が一人とジャイアンとスネ夫と静香が戦っていた。

 

「くそ、こいつら!数が多くてキリがねえ。」

 

 バットでゾンビの頭を潰したジャイアンはすぐさま警官のフォローに回った。

 

「武さん!」

 

 静香とスネ夫は閉められた鍵を開けようと奮闘していた。

 

「無理をするな武君!」

 

「分かってます!そんなことよりまだまだ来ますよ!」

 

 バットを持ってジャイアンは勇敢に立ち向かい、警官はハンドガンでジャイアンを援護していた。

 

「あれはジャイアン!」

 

「知り合いか?」

 

「はい!友達です!」

 

 のび太は首を縦に振った。

 

「じゃあ助けないとな。おいゾンビども!俺たちが相手だ!」

 

 大橋がハンドガンを構え、ゾンビたちの背後に立って攻撃した。

 

「あいつはさっきのハンドガン1挺渡したやつか。やれやれまた会うとはな…」

 

 大橋が施設を出る頃、警官は大橋に事前に防衛用としてハンドガンを渡していたのだ。もっとも今回の事件では一般人が防衛用に武器を所有することが推奨されていたのだが…

 

「のびたさん!」

 

 静香が目を輝かせた。スネ夫も針金を鍵穴に通して開錠に努めているとカチッという音が聞こえた。

 

「よし!早くこっちへ!」

 

 スネ夫が武器を持って真っ先に中へ入った。

 

「急いで!」

 

「分かってる!」

 

 そう言うと久下とジャイアンと大橋が入り口のゾンビを倒すとそのまま保健室に入った。

 

《u》____________________________

「なんだね!君たちは?」

 

 そこには数人の男女と子供がいた。

 

 白毛の中年が狼狽えていた。

 

「あなたは!もしかして、この学校の生徒会長だった緑川 聖奈(みどりかわ せいな)さん!?」

 

 スネ夫が制服をきた女子を見た。

 

「ええそうです。よろしく。」

 

 聖奈がお辞儀すると金髪の褐色肌の青年と赤キャップの少年が近づいて来た。

 

「さて落ち着いたんで自己紹介するか!

 

 俺は翁蛾 健治(おうが けんじ)だ。」

 

「僕は山田 太郎(やまだ たろう)!」

 

「うん、よろしくね」

 

「チッ、金田だ…」

 

 金田が不機嫌そうに目をそらした。

 

「俺は大橋裕太です。でもってこいつらは野田のぶちとドリえもんです。」

 

「違います!野比のび太とドラえもんです。」

 

 のび太が怒りながら大橋を見た。

 

「ありゃ?」

 

「まあまあ。ドラえもんに関してはタヌキよりはマシだよ。」

 

 スネ夫が小声でのび太に囁いた。

 

「なんやなんやお前、タヌキって言われんのか?かわいそやな〜」

 

 陽気そうな青年が笑いながらドラえもんを見た。

 

「僕は狸じゃあない。ネコ型ロボットです!!」

 

「ネコぉ?」

 

 青年が目を細めてドラえもんを見た。

 

(どう見てもネコやないやろ。けったいな…)

 

 すると警官が手を挙げた。

 

「おいちょっといいか?なんか俺たちだけ省略してやしないか?

 

 俺は久下(ひさした)、こんな頼りにならなそうな感じだが一応警官だ。」

 

 それに合わせるようにジャイアンたちが皆の前に立った。

 

「俺は剛田 武で、そこの女の子が源 静香。でもって、こいつは骨川 スネ夫。あの骨川財閥の御曹司で心の友さ。」

 

「ほんまに!?あの骨川財閥の?」

 

「あの…まだあなたの自己紹介がまだなんですが…」

 

 静香が青年に言った。

 

「おっと悪いな!俺は赤田 陽介(あかだ ようすけ)。よろしく頼むわ!本当はあと1人おるんやけど時期に来るから待っててな。」

 

「そこには救急箱が緊急用でいくつか置かれていますが別に持っていっても構いませんよ。」

 

 聖奈がのび太たちに説明した。

 

「ありがとうございます。」

 

「これで怪我の治療もできるわけか。」

 

 久下が中身を確認していた。

 

「なあ、久下さん。あいつらはなんなんだ?一体どこから来たんだ?」

 

 ジャイアンがバットを拭きながら確認中の久下を見た。

 

「さあな、分かっているのはやつらが2日前から突然暴徒として現れたことぐらいだ。それから1日で街の大半が奴らに襲われ、街の住民は順次救助要請でほとんどが保護されたが、現地の警官は確保次第に避難準備を進めろという指令が下ったんだ。」

 

「そうなんですか…」

 

「太郎くんは大丈夫?」

 

 静香が包帯を出したが太郎は首を横に振った。

 

「僕のパパとママが火事で…」

 

「そんな…」

 

 静香が息を飲んだ。

 

「しっかしどうする?今どうすりゃいいのかなんざまるでわかんねえぜ。」

 

 健治がソファーに座りながら天井を見ると扉が開いた。

 

「じゃあ、学校を探索して脱出方法を探せばいいんじゃないかな?」

 

 入ってきた人影と声にのび太たちは驚愕した。

 

「出木杉(君、さん)!」

 

 出木杉(できすぎ)はのび太の同級生で、優れた頭脳の持ち主でのび太にとって恋のライバルでもある。

 

「今までどこにいたんだ?」

 

 スネ夫が首をかしげた。

 

「ごめん、ちょっとトイレに入ってた。」

 

「出木杉にもそういうところがあるんだね、意外…」

 

 のび太が感心していた。

 

「じゃあ、話を戻すね。僕らは孤立していて救助が来ないかもしれなかったりする。だから、自分たちで生き抜くんだ。取り敢えず3つのグループに分かれようか。」

 

「私はいかんぞ!あんなところになど行けるか!」

 

 金田が震えながら頭を抱えていた。

 

「ったく、協調性がねえおっさんだな。」

 

 大橋が頭を掻きながら金田を見た。

 

「まあ、そないなオッさんは無視して決めまようや!」

 

 赤田が大橋の肩に手をポンと置いた。

 

 するとドラえもんが手を挙げた。

 

「すまないけど僕は道具のメンテナンスを済ませたいから残らせてもらうよ。」

 

「うん、戦力的に少しは有利になりたいからね。頼むよ!」

 

 出木杉が首を縦に振った。

 

 その一言で3つのグループにくじで分けられた。

 

 まず探索内部はのび太と赤田にスネ夫、健治、太郎に決まった。

 

 

 

 続いて外はジャイアン、出木杉、久下、大橋

 

 

 

 留守は金田、ドラえもん、静香となった。

 

「じゃあ、任せたよ!ジャイアン!出木杉!久下さん!大橋さん!」

 

「おう!任しとけ!」

 

 命がけの脱出劇がいまここから始まった。

 




大橋くんのプロフィール行きます。今後数回は私のオリキャラのプロフィール紹介と次回予告になります。

大橋 裕太
年齢:16(第1章時点)
好きなもの:フライドポテト
嫌いなもの:アスパラガス
性格:孤児院出身だからか他人との協調に気を配っている
血液型:O型
誕生日:12月12日
イメージCV:梶 裕貴


探索を始めたのび太たち!街へ向かうジャイアンたちと学校内部を探索するのび太たちに新たなる仲間が…!
次回!「探索開始」お楽しみに!
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