のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回のび太視点に戻って話を進めます。あと少しで2章も終わりです。一応この作品は4部構成で行きます。


22話 最悪作戦

「にしても随分と身体感覚が変わったみたいだな〜」

 無事完治した大橋を前にのび太たちは安堵の表情を浮かべた。

「ああ、高速で動いてるみたいだったぜ。」

「でも見た目は変わらないじゃん!大して変わらなくて良かったわ!」

「んじゃ、ここでばらになろうか。ここは広いから分かれて探せば効率的だ。」

 のび太 ・晴海の2人は屋敷の2階を担当していた。

「それにしても、ゾンビたちの数もだいぶ減ってきたわね。そのおかげでスムーズに探索できるわ。」

「とはいえ、まだ気は抜けませんよ。」

 のび太はゾンビに遭遇した。

「もうお前たちじゃ役不足なんだよ!」

 そう言うとのび太はハンドガンでゾンビの頭を正確に打ち抜いた。

「だから言ったろ。役不足だって」

「あなたの戦闘銃の使い方ってすごいわね。私なんてなんてまだ慣れてないわ。まあ、慣れないのが普通か…」

 今度はケルベロスが三体現れた。

「またかこいつか!」

「のび太くん!一気に行くわよ!」

「はい!」

 晴海がショットガンでケルベロスの足を撃ち、のび太がハンドガンでもう一発の二段銃撃でケルベロスをあっさり倒した。

「やったわね!」

 ふたりはハイタッチをした。

 

 聖奈・大橋は3階の探索を行っていた。ある部屋に入ってから聖奈の様子が変だった。

「?聖奈さん、どうしたんだ?」

「いえ、さっきからあの煙突がきになってたんです。なんか人が入れそうな大きさっていうか…なんというか」

「おいおいサンタじゃないだぜ〜!」

 と言いつつ、聖奈が先に入り、壁を崩した。中に入った聖奈が様子を見て合図を送ったので大橋が中に入った。

「これは、何かの基地っぽいな。」

「これは、一体?」

 目の前にハンターが現れた。

「ハンター!聖奈さん避けろ!」

 大橋の蹴りでハンターが怯んで壁にめり込んだ。

「何かわからないけど取り敢えず…」

 気絶しているハンターにトドメを刺した。

 2人が部屋を調べていると聖奈が大橋に資料を見せた。

「これって?」

 大橋と聖奈は中身を読み始めた。

「R市はもうダメだ。本部はもはやR市を見捨てた。このR市は夜明けと共に核で吹っ飛ばすことが本社の意向で決定した。残ったメンバーは至急脱出せよ。」

「そんな!これを早く伝えないと!」

 2人が煙突から出るとゾンビが3体現れた。

「ちっゾンビか… しつこいんだよ!」

「ここは私が…!トリガー!」

<ブレイク!スワローショット!>

 聖奈も戦闘技術に運動神経がプラスされているからゾンビなど最早瞬殺できるレベルになった。それにブレイクトリガーが加わったため聖奈も戦力の1人に数えられている。発射された弾丸が3発軌道を描き、ゾンビの頭を撃ち抜いた。

「よし、行くぞ!」

 2人は急ぎ他のものたちとの合流を目指した。

 

 

「のび太君!」

「聖奈さん!どうしたんですか?」

「これを見てください!」

 聖奈は2人にさっきの資料を見せた。それを見た2人は血の気が引くほど動揺した。

「これって!?」

「こんなの正気じゃない!こんなことを本気でやるんですか?」

「アンブレラのしたことをもう忘れたのか? そういうもんだろアンブレラは!」

「じゃあ、行きましょう!何時までもここにいるわけには!さっき下水道に行く道を見つけたのでそこから移動しましょう!」

「大丈夫かしら?もしかしたら中にいるネズミまでゾンビに…」

「とにかく今はそれしかないです!急ぎましょう!」

 4人は下水道に着いた。

「ここか、随分広いな」

 下水道には辛うじて電気が通っていた。そして近くの部屋に4人が入ると部屋にメモが貼られていた。研究所にはカードキーに記されたパスコードが必要になり、それらは交代しているらしい。

「どうやら研究所の鍵はパスコード式になってるみたいね」

「でしたら、各自別行動して鍵を探しましょう!」

 4人は各自でカードキーを探し始めた。

 のび太は部屋の北側のエリアを探索し始めた。

「それにしても暗いなぁ〜」

 辺りは懐中電灯で照らしていると、目の前に学校にいたブレインディモスが現れた。

 のび太「そういえばお前とは学校以来だったな」

 のび太は実質学校でしかブレインディモスと戦闘したことがなかったのだ。

「でもお前なんて足止めにもならないよ。トリガー!」

<ブレイク!キラーショット!>

 ハンドガンを構えながらそう言った。ブレインディモスは一旦距離を取ったが空中でのび太の一撃うぃ受け、そのまま倒れた。

「ふう…」

 するとブレインディモスの体液に紛れてカードキーがあった。

「これってパスワードが書かれたカードキーじゃないか。どうしてこんなところに…まさか飲み込んでた?」

 のび太は嫌々カードキーを取り出してパスコードを入力する場所に向かった。

 

 

 聖奈も辺りを見回しながら先を急いでいた。

「あー気持ち悪い。私虫とかちょっと苦手なのよねえ…特にハエとかゴキブリが…」

 聖奈にはキメラが現れた。

「クシャアアアアアアアアア!!!」

「なんでこんな時にハエが出てくるのよ!」

 聖奈はハンドガンを構え発砲した。しかしキメラは素早くかわして天上に逃げた。

「暗い上に姿すら捉えられないなんて… 一体何処?」

 キメラは聖奈後ろから現れた。しかし、聖奈は振り返るとニヤリと笑った。

「かかったわね! 私は事前に閃光弾を投げるのを待っていたのよ!」

 聖奈が咄嗟に離脱する中、閃光弾が床に落ちて光を発した。聖奈は最初の攻撃の時に閃光弾のピンに指をかけていたのだ。そしてキメラが逃げたと同時にピンを抜き待ち構えていたのだ。キメラは片目を潰されまるで命乞いでもしているような慌てた仕草をしている。

「さてと、や り ま す か」

 その顔は殺気で溢れていた。その後キメラは聖奈のナイフで全身がバラバラにされた。

「ふう…片付いたみたいね。」

 聖奈はその後別のエリアに入った。

「またゾンビ?うん?あいつの首にあるのは、パスコード書かれたカードキー!」

 聖奈はあっさりとハンドガンの攻撃でゾンビを倒すとキーを奪った。

 

 

 晴海は目に映った部屋を虱潰しに探索して行ったが目ぼしいものはなかった。

「それにしてもキーはどこにあるのかしらねぇ〜!これだけ広かったら別にあってもおかしくn…」

「キャアアアアアア!!!」

 すると近くのドアを破って、青いハンターが現れた。

「色違いのハンター!? でも今まで通りの戦法なら!」

 今まで通りハンドガンで攻撃をするもハンターには通じなかった。ハンターの攻撃を際どくかわした晴海は一度距離を取った。

「じゃあこれはどう?」

 晴海はハンドガンからショットガンに持ち替えた。ハンターが飛びかかって来たがそれを素早くかわして晴海は構えた。

「甘いわ!」

 ハンターが振り返ると同時にショットガンで晴海は攻撃した。

「ありゃ?もう終わりか…」

 ハンターが倒れたことにきづき呆気ないと晴海は思った。

「さてと…あそこは鍵がかかってたけど何かあるかしら?」

 晴海はハンターが出てきた部屋に入るとパスコード3のキーを手に入れた。

 

 1人歩く大橋は突然歩くのをやめた。

「やれやれまたお前か」

 背後からティンダロスが現れた。

「DUSAAUA!」

「無駄なんだよ!お前が俺に勝てるわけがないんだよ!」

 大橋は普通にショットガンで正確にティンダロスに命中させた。さらに、噛み付き攻撃も近くのパイプを盾にして動けなくなったところをその辺りに落ちていた鉄パイプで殴打した。

「どんなもんだい!」

 ティンダロスはまたもその場から逃亡した。

「って、やれやれまた逃げたのか。現れては逃げ逃げては現れキリがねぇなぁ〜 ストーカーかっての!まあ鍵も手に入れたし開けますか。」

 鍵を開けた。

「まぁこれで全部のカードキー開けられたか。」

 大橋は部屋を出た。R市爆破の時間は刻一刻と近づいている。時間がない!果たしてどうやってこの先脱出するのだろうか?

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