のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories 作:ジャン=Pハブナレフ
一行はその後広場だった場所に集まった。そこには大きなB.O.Wのカプセルがあった。
「これは一体?」
「どう見ても、何か入っていたらしいね。」
すると背後から黒コートの巨漢みたいなB.O.Wが立っていた。
「DOAAA!」
その咆哮に驚いたのび太たちは振り返った。
「なんだこいつは!?」
「まさか新手のB.O.W?」
巨漢みたいな敵は真っ直ぐ突撃してきた。のび太たちはそれを交わして逃げようとした。
「早く健治を遠くに移動させろ!」
健治が負傷しているため一行は撤退するのが素早く行えずにいた。
「囮役は私たちが引き受けます!早く健治くんを!」
「はい!」
のび太、大橋、ジャイアン、翡翠、安雄、青木は弾薬に余裕があったので囮を引き受け、謎の敵と交戦した。
「こいつはパワーが強いって言うのがすぐにわかる!厄介なやつだ!」
「とにかく、今は勝ち目がありません。ここは健治君を遠くに移動させてから退きましょう!」
追跡者はとにかく腕力で周りのものを壊しながら迫って来た。要は力押しである。
「この!」
全員ハンドガンのブレイクトリガーで発砲した。しかし、そのボディにはダメージが見られなかった。
「嘘だろ!傷一つついてねえ!強化型なのに!」
「くそ、これならどうだ!」
安雄は冷凍弾を連続で撃った。一瞬だが敵は凍ったため動きが止まった。
「これも喰らえ!」
ジャイアンはロケランを撃ち、爆音が響いた。
「今だ!逃げるぞ!」
「それにしてもなんだったんだ?」
「知るか!ボヤボヤすんな!」
ジャイアンがのび太が敵に関して不思議がってるところを走りながら怒鳴っていた。
「喧嘩してる場合ですか!」
「念のため、ここで罠張っとくぜ!」
安雄は近くの柱に手榴弾を引っ掛けて罠を作った。とはいえクオリティは低いが…
「ありがとうさん!これなら遠くに移動できるな!早く行こう!」
青木たちが走り出す中、先行する聖奈たちは健治を連れて遠くに移動していた。
「大丈夫ですか?」
聖奈が健治に肩を貸し歩いていた。戦闘と後方を見まわしながら様子を伺いながらのため全体としての機動力は低かった。
「なんとか…」
その時、目の前にブレインディモスが現れた。
「チッ、こんな時に!俺が相手だ!」
「待て!数が多いから、ショットガンやマシンガンで行こう!一気に片付けたるで!立ち止まってるわけにはいかん!ここでお片付けや!」
「おりゃぁーー!!」
前線に出た赤田と晴夫がマシンガンを前方に撃ちまくり、わずかに敵がひるんだ。
「ショットガンは使いにくいんだよ! まあ、しょうがないか…」
愚痴を言いつつ白峰はショットガンを構えた。
「俺たちも行くぞ、喰らえ!」
「今のうちに行くよ!」
「はい!」
笹木と聖奈は健治を連れて廃倉庫に避難した。
少しすると敵を倒すなり振り切るなりした仲間たちが弾薬を消費しながらも全員集まってきた。その間にドラえもんが応急処置を済ませていた。
「健治君はかすり傷ですんだよ。けどこれ以上激しく動くのはちょっときついね。」
「無理すると太郎に会えないわよ」
雪香がバンと健治の背中を押した。
「ッ!わーってる!」
「まあ、ボディーガードは任せて!」
その頃久下と青木は外を見張っていた。
「にしてもさっきのは一体何だったんだ?
明らかに見た感じ、今までにない奴とは違う感があった」
「ああ、個人的にいうと奴はR市のやつよりもやばかった。油断はできないぜ。」
「その分、R市のティンダロスは弱く設定されたけどね。僕でも倒せたわけだし。」
「あの狗波って人が言っていた通りですね…あいつと戦ってたら時間が勿体無いですね。」
「でも、のび太の家に行けば大丈夫だろ!そしたらあんな奴となんか戦わなくたって済む!行こうぜ!」
「ああ、ここもいつかぎまわられるかわからない。行くぞみんな。回り道をして奴から離れるんだ!」
青木の指示の元、皆は予定してたルートを通らずに学校だったところを経由してのび太の家に向かうことになった。
のび太たちは通っていた小学校を見つけ、ほんの少しだけ寄り道してもらった。
「ここは…」
校舎には骸骨など明らかに腐敗したものが見られ、それらは散乱していた。校舎も当時と違ってすっかり朽ちていた。
「懐かしいね…」
のび太、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、安雄、晴夫が校舎を見つめていた。
「よく俺たちがここに着てのび太が遅刻する日々!」
「で、先生に立ってろって言われてたっけ」
「今じゃ懐かしいな…」
「だが、もう戻らないのか…」
晴夫の一言でのび太たちは俯き、唇を噛み締め涙を流しそうになっていた。
「早くタイムマシンで今回の出来事を終わらせよう!もう誰も欠けることのない日々へ戻ろう!」
「ああ!!」
「どうやら向こうはもういいみたいだな」
白峰と雪香がのび太たちを見守りそっと微笑んだ。
「んじゃ、来たら行きますか。何時迄ものんびりしてるとあいつが来るしね。」
「大丈夫?」
咲夜は健治の容体を聞いている。健治自体、見かけはピンピンしてるが、あまり激しくは動けなくなっている。
「まあ、なんとかな…」
「私たちでなんとかしますから、なるべく戦闘は避けてください。」
のび太たちが倉庫を出ると遠くから、さっきの追跡者が一行にロケットランチャーを直撃させるべく、狙いを定めていた。
「では行きましょう」
大橋は家の窓ガラスのから、追跡者を発見した。大橋以外は気づいていない。
(バカな!あいつは!それにロケットランチャーだと!?このままじゃ、前方の翡翠さんと久下さんがやばい!)
大橋は冷や汗をかきながら2人に詰め寄った。
「翡翠さん!久下さん!危ない!」
ロケットランチャーが発射され、大橋は二人に命中しないように後方に引っ張った。
「何!?」
大橋も逃げようとしたが間に合わず、付近が爆破された。
「うわああああああ!!」
「一体何が起こったんだ!?どこから攻撃されたんだ俺たちは!?」
「何よ?大橋、何が…あったの?ねえ、冗談はやめてよ。ねえってば!」
晴海の顔が青ざめていた。そして脈を恐る恐る採った。
「うそ…死んでいる…」
すると近くから追跡者が降りてきた。
「こいつが!」
のび太がすかさず追跡者を怒りのままに攻撃した。
「絶対許さない!おまえは悪魔だ!金田と同じ!人から大切なものをお前は奪った!」
「絶対許せないわ!」
晴海ものび太の横に立って、追跡者に追い討ちを仕掛けた。
赤田「やったか?」
しかし追跡者にはその屈強な肉体があってかまるで効いていなかった。その間に他のメンバーが大橋の安否を確かめていた。
「大橋君!…嘘ですよね!?あっけなさすぎます…」
翡翠は泣き崩れていた。晴海が確認した通り、大橋に脈が無かった。
「嘘だろ…おい起きてくれよ!しっかりしろよ!」
「やるしかない!」
「俺たちは今猛烈に怒ってるぜ!」
「ああ、お前を許さねぇ!」
安雄とジャイアンと青木も連続攻撃を仕掛けた。しかし敵の肉体を前に、中々決定打を与えられない。しかし大柄である分攻撃をするタイミングは読めるため避けるのは困難ではなかった。
「くそ、どうすりゃいいんだ!このままじゃ弾丸が持たねえ!」
「うん!?」
ドラえもんは攻撃の最中、追跡者の肩にヒビがあったのを見つけた。
(一体なんなんだ?あの傷なら!)
「みんな奴の両肩を狙うんだ!何かヒビのようなものがあったのを見つけたんだ!もしかしたらっ!」
「いよっしゃー!!んじゃぁ喰らえ!!」
赤田はマシンガンで肩を集中砲火した。ヒビにダメージが加わったため敵は体勢を崩した。
「俺たちも行くぞ!」
「はい!!」
翡翠や久下も一旦大橋をその場に残し、健治に任せて攻撃に加わった。そして一通り撃ち尽くした。
「やったか?」
一行は固唾を飲んだ。しかし、肩から今度は紫のツタのようなものが現れた。
「そんなバカな!」
「どうやらパワーアップしたみたいだが、全体的に縮んだみたいだな。」
すると追跡者がツタを振り回し走り出して近くの電柱に傷をつけた。
「おいおい、なんてパワーだ!スピードも段違いで早くなってやがる!」
久下はすぐにハンドガンで応戦するも、敵にまるで効いておらず、追跡者がツタを振り回すとのび太たちは吹き飛ばされ、壁などに激突した。
「ママぁー!」
「何か策はないのか!?このままじゃ…!くそッ、弾切れだ!」
追跡者が振り返って歩き出した。
「ここで、終わりなのかよ!」
その時、追跡者めがけて、1本の矢が突き刺さった。
のび太たちは息を飲んだ。
「おいおい、大丈夫か?」
「大橋さん!」
大橋は重症だったが立ち上がって息を切らしながらだが生きていた。
「生きてた?」
「あの時確かに脈は止まってたのにどうやって復活したんですか!?大橋くん!!」
「俺自身あの時逃げようとしたから直撃はなんとか避けられたんです。けど、それで気絶しちまって体が強いショックを受けたから仮死状態ってやつになったんですよ。」
「良かった…てっきり危ないんじゃないかと思った…」
「っていうか、こいつどうすんだ?」
追跡者は矢を抜いて立ち上がった。
「ああ!忘れてた!しかし!」
大橋はもう一発心臓めがけて撃った。
「DAAUAAA!」
2発目の矢で追跡者は致命傷を与えられ、ふらつき出した。
「やったか?」
「まだだ!早くあいつにトドメを刺すんだ!いまがチャンスだ!」
「んじゃ、ここは…」
「俺たちが決めるぜ!」
<ブレイク!グレネードドリーム!>
<ブレイク!ファットショット!>
弾丸が一直線上に放たれ追跡者の四肢に炸裂弾、焼夷弾、閃光弾、冷凍弾そして硫酸弾が発射され、晴夫のファットショットで撃ち抜かれ、倒された。
「DEAA…AA…」
「やったか!?」
「もうそれいうのやめとけ……フラグだから…」
晴夫は安雄のフラグを立たせるような発言にウンザリしたのか肩に手をポンと置いた。
「リベンジは果たしたぜ!」
「それじゃあ、家に行こう。もう午後になってる。日が暮れる前に早くしないと。」
追跡者を倒したのび太たちは休む間も無くすぐにのび太の家へと向かった。
そして一行はのび太の家に着いたが、その様子を見て息を飲んだ。
「これは…家が、焼けてる…」
のび太の家は最早家と呼べるかどうかわからないくらいに二階がほぼ全焼していた。
「そういえば、あの時の様子は確か至る所に火の手が回っていた…」
「くそ!ここまで来て…」
「そ、んな…」
のび太はショックのあまり気絶した。
「のび太君!?」
「のび太君!」
のび太はそのまま眠りについた。
さて、ここでお知らせです!12月25日くらいから年末特別短編集の投稿を始めます。のびハザとシンフォギアのキャラクターたちで色々なストーリーを書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。