のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories   作:ジャン=Pハブナレフ

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年内ののびハザ最後の投稿です。次回以降からのび太とUBCSサイドが合流します。


29話下水道

 一行はサーシャの尋問をしていた。サーシャはすでにのび太達のことと今回の任務を全て自白した。のび太たちは現状アンブレラに追われていることを知った。

「アンブレラにあんたたちのことは知られている。もう逃げられはしない…精々足掻いてみるのね…フフ、クハハハハ!!!!」

 サーシャは笑っていた。

「うるせえ!」

 一発サーシャの顔にジャイアンの鉄拳が飛んできた。

「ゴブへ!」

 のび太たちは一階に降りてこのことを伝えた。

「本当だとしたら逃げましょう!」

「翡翠先輩の言う通りだよ。何時までもここにいるわけにはいかない!」

「逃げるといっても…どこへだ!?」

「そうだ!久下の言う通りだ!こいつの言ってることが本当なら…」

「俺たちはアンブレラを完全に敵に回したんやで!逃げ場なんて…あらへん…」

 サーシャの言葉によりのび太たちの団結に亀裂が生じ始めた。

「とにかく僕たちの隠れ家に戻りましょう。静香ちゃんや太郎君を置いてきた以上もしかしたらアンブレラは2人を人質にとるかもしれない。」

「ああ。そのほうがいい!!」

「家に残してきた子たちも心配だしね。ここにいるのは危険よ…こいつの仲間が来るかもしれない早く離れたほうがいいわ!」

 白峰と晴海も首を縦に振った。

「でも途中で彼女の仲間と遭遇したらどうするの?それにもうすぐ日が暮れて夜になった。迂闊に動いたらほぼお終いよ?」

 咲夜が外を指差した。街中も現状、敵が徘徊しており大変危険な状況になっていた。

「だが、一晩過ごすのだってきついかもしれない。恐らく奴らは、すぐにでも駆けつけに来そうだ。何かいい逃げ道はないのか?」

 健治が立ち上がった。

「ひとつだけあるが乗るか?」

 そして一行は健治の賭けに乗って下水道から脱出しようとした。

 

 

「暗い…懐中電灯を持っていて正解だったよ。」

 その時ハンターの鳴き声が聞こえた。

「なるべく固まって動こう。バラバラに動くのははこの状況じゃあ危険だ。」

 そして一行は隣町に避難を開始した。

「出たか!」

 安雄のグレネードで遠くのハンターを一撃で倒した。

「どんなもんだい!」

 のび太達の武器はドラえもんにより、銃で撃った時音が鳴らないように改造した。

「うん?」

 その時久下が寝ている敵を見つけた。

(奴らか…ここは一応…)

 久下はそう言うと何発か銃撃した。

「どうした?」

「敵がいたが、俺が倒した。」

 そして一行は出口あたりに着いた。

 

 それから歩くこと数時間、のび太たちはついに出口に到達した。

「明るくなってきている…」

「うん?なんだ?」

「なんか変な影が見えるな…」

 晴夫と赤田が前の方に先行すると2人はワニのようなB.O.Wを発見した。

「う、う、う、うわあああああああ!!!」

「新手の!まさかこんなところにまで!」

 ワニがのび太たちに襲いかかった。

「一旦退こう!」

「何言ってんだ!この状況下で逃げろってか!?」

 笹木の意見にジャイアンは唯一反対だった。

「逃げるといっても逃げながらガンガン打つんだよ!奴の移動速度は遅い!だから後退しつつ一斉に攻めるんだ!!」

 一行は後退したがハンドガンやマシンガンから銃弾を発砲した。

「どうやらこいつの皮膚は固いようかも知れへんがこれだけの人数で押されたんや!敵じゃありまへん、トリガー!!」

<ブレイク!ウェーブショット!!>

 赤田のウェーブショットでワニは顔面を攻撃され怯み出した。

「止め喰らえ!」

 大橋は数カ所にボウガンの矢を放った。全て急所だったのかワニのようなB.O.Wは倒れた。

「やったの!?」

 ワニはピクリとも動かなかった。

「どうやらこいつもここを彷徨ってるうちに衰弱してたそうだな。」

 健治が後方で構えながらふうとため息をついた。

「ってか、すぐそこ出口だったんだな…」

 下水の手口は街の外とはいかなかったがだいぶ外側につながっていたため、のび太たちはなんとかススキが原を出すすることに成功した。しかし、彼らは同時に逃げることもできない現実を噛み締めその場を後にした。

 

 同じ頃、アンブレラの傭兵集団でもある、UBCS

(Umbrella Biohazard Countermeasure Service )の一行が日本に到着しようとしていた。目的はのび太たちの確保などである。

 機内ではリシングスキーが不機嫌そうに隊員たちをにらんでいた。

「機嫌直してくださいよ隊長。」

「ふん…んで、何なんだよ?」

「はっ、はい!!」

 エスターはリシングスキーの眼力に恐れをなし地図を開いて、女の写真を見せた。

「日本のススキが原で消息を絶ってしまったUSSサーシャ隊員の捜索任務です。チームで調査に当たったんですがその1人から期限過ぎても残っていたのを本部が聞いたそうです。どうやら定期的に連絡していたようですが…」

「途絶えて心配になったと…」

 エスターがリシーツァに言葉を遮られたものの、説明を続けた。

「それに国内の戦闘員がおらず最寄りの国とかの実働部隊が…」

「アタシ達のことかい?」

「そして到着したらエージェントが案内するようです。名前はトルゥーバ?何て読むんだこいつら?」

「鳥柴だ…」

 セイカーが報告書を盗み見て答えた。

「お前日本語できんの?」

「よし。通訳担当、お前な」

「あんた何カ国話せるんだい?」

「そういうの終わってからでいいですよね」

「…何でもいいからさっさと終わらせてから来てくれ。俺のピルツが飲まれたらどうするんだよ」

「日本にも美味しい酒はいっぱいありますよ日本酒っていってをしてもなんでも温めて美味しく飲めるとか、それに飯も美味いですよ。」

「銃無くても治安がいいいそうよ終わったら遊んで帰ろうや!」

 飛行機は着陸した。

 

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