のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories 作:ジャン=Pハブナレフ
「生存者が1人増えたぞ。翡翠 瑠璃子さんだ。」
「ええっと…翡翠です。」
「よろしく翡翠さん!」
太郎が挨拶するが、翡翠自体はドラえもんを変な目で見た。
「あの…そちらの方は一体?」
のび太が慌ててドラえもんの紹介をした。
「ネコ型ですか…未来も変わったロボットを作るんですね。」
「そうなんですよ〜はははは…」
ドラえもん自身が苦笑いを浮かべてるとジャイアンたちが早速全員に防衛用武器を渡した。
「これをみんな一個づつ持ってってくれ!」
「これって、武器!?」
「もし奴らが来た時に備えて持っててくれ!」
するとドラえもんが立ち上がった。
「ここからは僕も行くよ!秘密道具の調整は済ませたから!」
ドラえもんは現状戦闘用のひみつ道具しか使えなかったがどれも威力が貧弱で今後の行動に支障が出るとドラえもんが判断し、改造を施したのだ。
「じゃあ、メンバーを変えよう。これで遠くも行けるだろうからなるべく探索に割く人員は少ない方がいい。だから、慎重に決めようよ。」
「確かにそうだな。探索範囲が広がれば自ずと危険がやって来るし大勢では動けない感じか。」
健治が腕を組んだ。
「そうだね。じゃあ変えようか」
「私は晴夫くんの手当てに引き続き当たるわ。」
「静香さん、私も手伝います。ある程度知識のある人が2人いれば問題ありません。」
「聖奈さん…ありがとうございます!」
聖奈も手を挙げた。
「じゃあ、僕はこの防火シャッターを起動させに行くよ。」
「じゃあ、僕とスネ夫君が護衛するね。」
「ドラえもんはともかくどうして僕が〜!?」
「うるせえ!出木杉の考えを分かってやれ!」
ジャイアンの怒鳴り声でスネ夫は渋々出木杉とドラえもんについて行くことになった。
「健治にいちゃーん!僕もついてくよ〜!」
「ったく、死んでも知らねえからな!」
「武くん、俺は今度内部の方の探索に当たる。一応内部の仲間との合流を果たしたいんだ。内部の方に行かせてもらうぞ。」
「わかりました。のび太!メンバーチェンジだ!」
「うん!」
内部班 のび太、赤田、久下
外部班 ジャイアン、太郎、翡翠、健治
シャッター班 ドラえもん、出木杉、スネ夫
待機班 静香、聖奈、金田、大橋
(晴夫は治療中なのでノーカウント)
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シャッター班は防火シャッター起動キーを制御する教室に入った。
「あったよ。この装置のはず…」
すると近くに人影が居た。
「誰だてめえら!」
辺りを見回すと3人には腕を負傷した青年が睨みつけていた。
「あなたは白峰さん!?」
「白峰さんって…この学校の先輩で聖奈さんと同んなじ中学の?」
出木杉が首を縦に振って白峰に近づいた。
「ああそのようだね。取り敢えずドラえもん君は彼の治療を!スネ夫君、これを!」
「オッケー!」
そう言うとスネ夫は間髪なしに起動キーを挿し込み2階のシャッターを開けた。その瞬間天井のダクトが開いた。
「なんだ?」
「まさか、奴らか!くそまだ死んでないのか?」
ダニの怪物が現れたが何故かすぐに逃げた。
ダニの怪物の予想外の行動に一同はポカンとしていた。
「あいつ何がしたかったんだ?」
白峰が呆れ気味にいうと窓を破ってゾンビが現れた。
「くっ新手のゾンビか!」
ドラえもんが改造空気砲でゾンビの頭部を撃ってひるませた隙に出木杉は頭部にハンドガンでゾンビたちの頭部を打ち込んだ。
「へえ…やるな出木杉!」
「本当にさっき持ち始めたのにね。」
白峰も自分で立ち上がった。
「いやいや僕は2体倒すに相当苦労したし、まだまださ。銃に関しては初めて僕が扱いづらいと思ったよ。」
出木杉がポケットに銃を入れた。すると、のび太から連絡が入った。
「出木杉君、防火シャッターが開いたけど出木杉君たちがやったんだね。」
「うん」
「のび太。僕たちはこれから合流した白峰さんと体育館の様子を見てくるよ。」
「わかった。」
のび太は通信機を切った。
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「ここには数日前から生存者たちがまとまってたんだ。俺もそんなかで何人かの大人と協力して守ってたんだが今日になって突然防火シャッターが降りちまったんだ。」
「そうだったんですか…」
「ああ、それであの怪物に襲われたんだ。やつは酸を吐いてきてな。肩がやられちまってたんだ。正直お前らには感謝してる。」
そして体育館に入った白峰たちは見たものを前に愕然とした。なんとそこにいた生存者は全滅していたのだ。
「嘘だろ!一体何が!」
「死んで…いる?」
白峰はそこで起こったことが信じられなかった。
「白峰さん上だ!危ない!」
突然の上からの攻撃を咄嗟にかわした白峰が見上げると天井にはカメレオンのような化け物がいた。
「GSYAAAーーーーーー!!!!!」
「ママァー!」
スネ夫は尻込んでしまった。
「くそ、くらえ!」
出木杉とドラえもんがハンドガンとショックガンを構えると化け物の姿が消え、体育館は静寂に包まれた。
「なっ!消えた!?」
「カメレオンの奴はきっと擬態しているんだ!」
一行は額から汗を流した。カメレオンは特にこちらを襲ってきはしなかった。そのまま静寂が訪れた。
「何かまずい…逃げよう!」
一行はなんとか出口まで走ってその場を去ることができた。
するとさっきの化け物の咆哮が聞こえた。
「なんなんださっきのは?」
「分かりません。けどもしかしたらさっきの咆哮で奴はどこかに逃げたに違いない。取り敢えず一旦保健室に戻りましょう!奴は近くにいるに違いない!今の僕らじゃあじゃあいつは倒せない!」
出木杉たちは逃げながら一行は保健室になんとか戻れた。
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その頃外部チームのジャイアンに太郎、健治そして翡翠は店の近くでまだ残った弾丸や武器と食糧を確保した。
「こっちだ!早く!」
「急いでください!」
しかし、店にゾンビが現れ、確保場所がゾンビたちにばれてしまった。
「くそったれ!これでもくらってろ!」
ジャイアンがショットガンでゾンビを吹き飛ばした。その帰り道ジャイアンたちはカゴやリュックにありったけの弾丸などを詰め、学校に戻っていた。
「いっぱい取れたね!」
「けど、何日持つかだ…」
ニコニコ笑っている太郎の横で健治は不安な表情を浮かべていた。
「それにしても自衛隊はどうしたんだろうな?」
ジャイアンたちが歩きながら会話していた。
「確かに一向に助けに来ませんね〜」
翡翠が荷物を持ちながら呑気に言う。
「おそらく街に出た化け物の対処で手一杯なんだろうな。あんなのが他所に出たらやべえよ。」
健治が先頭を歩いていた。
「きゃあああああ!!」
すると目の前でゾンビに襲われる女性がおり、彼女は必死に走っていた。
「来るな!来るな!」
女性は立ち止まって石を投げていた。翡翠はその姿を見てハッっとした。
「あれは笹木 月夜さん!?」
「知り合い?」
太郎が首を傾げながら見た。
「ええ!同じ職場の後輩!」
「ここは、俺が行くぜ!」
荷物を置いた健治はハンドガンを持ち、ゾンビの頭に一発命中させた。
「早く逃げろ!」
健治は銃の扱いにはナイフよりかは多少慣れているようで、ゾンビ一体を瞬殺した。しかし、横からゾンビが攻撃を仕掛けようとしていた。
「危ない!」
翡翠がマシンガンで攻撃して、ゾンビを怯ませた。
「おまけだ!」
ジャイアンがショットガンでゾンビの首を飛ばした。ゾンビの遺体はゆっくりと倒れた。
「ふう、ありがとう。僕は
「おれは剛田武です。」
「無事で何よりです!笹木さん。」
「先輩〜!無事だったんですね!良かった〜」
笹木は安堵し、翡翠と抱擁を交わした。
「ええ!!これからは一緒に脱出する方達と協力しましょう!付いてきてください!」
「はい、先輩!」
ジャイアンたちは保健室に戻った。
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その頃保健室では白峰たちが戻ってきて休んでいた。
「まったく他の奴は何をしとるんだ。役立たずめ。」
金田が部屋の片隅で独り言を言っているとドアが開いた。
「誰だ!」
大橋が銃を構えた。すると少女が手をあげて入ってきた。
「あっとごめんなさい。私は
すると勢いよくドアが開いた。ドアを開けたのは青いGeniousと書かれたTシャツに短パンの青年だった。
「俺こそまだ見ぬ天才小説家を目指す空前絶後未来の天才________
一行が青木の紹介に引いてしまい少し保健室の空気が無言になってしまった。
(声がでけえなあ…ゾンビとかきたらどうすんだよ…)
「私は源静香でそこの人は大橋祐太さん。奥にいるのが金田さんです。」
「あと他にもあと10人くらいいるから待っていてくれ。」
「なんだバラバラなのか。まあいいぜ。そんなに焦らなくてもな。俺も自己紹介の準備はしとくぜ。」
青木が近くの椅子に座りだした。
青木たちが保健室に入る時から少し遡って内部チームでは一通り防火シャッターのあるエリアを除いた南校舎一階を探索していた。
「さて、俺たちはどうすんだ?」
「取り敢えず俺らは1階を調べておこうぜ。」
「2階の鍵に関しては出木杉君たちがやってますしね。」
そして、のび太たちは1階を調べたがどこも中から打ち付けられており、とくにめぼしいものはなかった。
「困ったなあ…まるでいいとこがなくてあかんわ。」
すると防火シャッターが開いた。
「これは!」
「あいつらがやったんやな!」
赤田と久下が驚く中、のび太は携帯で出木杉に連絡した。
「ええ!さっき連絡しましたから間違いありません!」
3人はすぐに2階へと移動した。現在1階と2階が分断されているため、うまくいけば他の生存者とゾンビが襲ってくる前に合流することができるからである。
「さってと、じゃあまず俺らは目の前から探索するか?」
「ああ!目の前の部屋から調べとけば何かしら見つかるだろうな。」
赤田の案でのび太たちは部屋に入ると、その部屋は図書室だった。特に目立ったものもなくあとは奥の部屋に入るだけだったが、ドアに鍵がかけられていた。
「くそ、開かねえぞ!この扉…」
久下がドアノブを押し引きするも、びくともしなかった。
「僕が開けます!2人とも離れて!」
のび太の一発で鍵を壊してドアを開けた。
「空いたか。そうとうボロくなってたのかねえ?」
部屋に入ると何人かの死体が散乱していた。すると部屋の奥に鍵があった。
「どっかの鍵みたいやな。そして何かのメモもあるな。」
のび太がカードキーらしきものとメモを見つけた。
「こりゃ、何かの数字だな。取っておくといい。」
久下が数字を見て、のび太に渡した。
「よし、次に行きましょう!」
すると、のび太の携帯がなった。
「出木杉です。のび太君に健治さんに赤田さん、無事ですか?」
「うん無事だよ。」
「そうか。よかった。」
携帯越しで出木杉が安堵のため息をついたのを知ったのび太だった。
「実はさっき3名の生存者を保護したんだ」
「おいおい3名って随分増えたな。大丈夫か?」
久下が不安になる。
「まあまあ、多い方がいいじゃん。きっと脱出の効率が上がるかもよ?」
「えっと…のび太くんたちには伝えてないけど脱出案の予定は裏山になったんだ。」
「裏山か…今ならあそこに避難すればきっと何日かは持つかもしれない。」
のび太が裏山の方向を向いた。
「ああ!これだけの戦力だ!籠城も可能だ!」
久下が相槌を打った。
「で、そのことなんだけどさっき白峰さんから聞いたんだけど、裏山のセキュリティは最近パスコード制になってるんだ。それはこの学校の何処かにあるはずなんだ。」
「マジか!?」
赤田が驚きながらも廊下の探索を行ったがやはりどこも中には入れなかったり目ぼしいものも見当たらなかった。
「それから、今武君たちが帰ってきたけど食糧などを確保する場所がばれてもうまともに外に出られなくなったんだ。だからもう3名を内部チームに加える上でもう一回メンバー決めをしたいから一旦戻ってくれ。」
「うんわかったよ。」
それから一行は保健室に戻り休憩した。増えていったメンバー達は脱出できるのだろうか?そして廊下では黒い影がそれを監視していたがやがて窓を開けて飛び去っていった。
今回登場したのはGシリーズを代表するキャラクター桜井咲夜さんに無理のないバイオⅠからは白峰さんオリキャラの青木優作さんそして笹木月夜さんが登場です。
実際咲夜さんに関しては格闘技が得意でよくハイキックとかで敵を牽制してましたが後半になると出番が激減するキャラになってしまうように個人的に感じてます。
白峰さんに関しては作者が聖奈を好きにならないやつだっているということから生まれた兄貴キャラでその活躍にはいささか問題があったりはしますが割と真面目な性格なのかなっておもってます。
そして今回から参戦したオリキャラはのびハザ本家2のキャラをベースにしてます。青木さんは頼れるキャラとして今後動かしてく予定なのでBSAAの大門さんをイメージにし、笹木さんはボーイッシュなので2での男の娘(?)枠の不知火さんをイメージにしてます。
そして今回もおまけを載せます。そちらも合わせて確認していただければと思います。
追記)翡翠さんのプロフィールを載せます
翡翠 瑠璃子
年齢:26歳
好きなもの:マンゴープリン
嫌いなもの:度の強い酒
性格:おっとりとした見た目が、時々毒を吐いたりなど黒い面もある
血液型:B型
誕生日:6月7日
イメージCV:高垣 彩陽