のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回はチームバイオVSウェスカーになります。クリスに関してはまだ5ほど鍛えられていないためのび太たち同様苦戦します。

なぜウェスカーがロスイルミナドスにいるのかやなぜラストのようなものができたのかもちゃんと説明しますよ。
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第45話 謀略の結果

 果てしなく続く廊下を抜けたのび太たちだったが、道中に死体らしきものを発見した。

 

「どう言うことだ?」

 

 道中に転がっていた死体はどれも教団員やB.O.Wのものばかりであった。

 

「こっちもあったぞ!!」

 

「一体どうして?」

 

 一行はサドラーがいると思われる部屋を探すなりしていたがどこかしこに見られたのは死体だけだった。

 

「おい、何か聞こえるぞ?」

 

 近くの部屋でジャイアンが聞き耳を立てた。その部屋からは銃声と悲鳴が聞こえていた。

 

「遠慮するな、入ってこい。」

 

「この声はまさか…!」

 

「部屋に入るんならこの中にサドラーがいるはずだ!何人かは別の入り口から入って奴を包囲するぞ!!」

 

 

 声が聞こえたのでのび太たちは部屋の入り口から突入した。もちろん何人かは別の入り口から中を確認すべく移動した。

 

 ____________________

 

 中に入るとそこは大広間のようなところで青いローブの男たちが血を吐いて倒れていた。その姿を見てクリスとジルさらにはレオンもそこにいた後ろ姿を見て動揺した。

 

「バカな!!なぜお前が…?」

 

「久しぶりだな、クリス。ジルもいたか。ぞろぞろとお仲間を揃えたつもりだろうがなんのようだ?」

 

「「アルバート・ウェスカー!!」」

 

「知り合いですか?」

 

 のび太が尋ねるとクリスが銃を構えたままうなづいた。

 

「かつてのアンブレラの幹部でもあり、俺たちの上司でもあった男だ。」

 

「けどお前はロックフォート島で…!」

 

 ジルが睨みつける中ウェスカーは死体を蹴り飛ばしてのび太たちを見つめていた。

 

「あの時はさほどのことにもならずに済んだんだよ。俺はあれからお前たちのロシアのアンブレラ支部の攻撃を知ってデータを奪い、アンブレラ出奔前から提携していたサドラーたちを利用してTウイルスだけでなくプラーガも手に入った。

 これで俺の時代が訪れる。アンブレラなどにとどまらない俺が新世界を創造するのだ!!」

 

「させるか!お前の野望は僕たちが食い止める!!」

 

 上の階にはリシングスキーたちUBCSとスネ夫、晴夫、富藤がウェスカーを狙っていた。

 

「ふん、少し遊んでやるかな?数を揃えたくらいで勝てるなどと思い上がらないことだ。」

 

 のび太が発砲して弾丸ははウェスカーの正面に迫った。しかしウェスカーはそれをあっさり回避した。

 

「何!?」

 

「狼狽えるな!一斉火力だ!!」

 

 上からマシンガンやライフル、ブレイクトリガーの一斉攻撃を以ってしてもウェスカーにダメージは与えられなかった。

 

「どうなってんだ!?どうやったらあんなスピードが出せるんだよ!?」

 

 全員リロードをしようとした瞬間にウェスカーがのび太の目の前に現れた。

 

「なっ…!」

 

「その程度か。ではこっちから行くぞ!!」

 

 ウェスカーはまず正面ののび太、出木杉、健治、太郎の4人を高速移動の一撃でなぎ払った。

 

「のび太!!てめええええ!!」

 

「落ち着けジャイアン!!」

 

 次に武器を構えたジャイアンと大橋、レオン、サーシャ、鳥柴、ドラえもん、青木、赤田、笹木、翡翠を一人一人背後から攻撃を加えて吹き飛ばした。

 

「クソ、追いつけねえ!!」

 

 リシングスキーがスナイパーライフルで狙いを定めようとしたが速すぎて追いつけずにいた。

 

「いい加減小細工はよすんだな。」

 

 リシングスキーたちの前にウェスカーが移動していた。

 

「こいつうううううう!!!!」

 

 スネ夫の一撃でウェスカーは一撃を受けた。

 

「ふぅん!!」

 

「うわあああああああ!!!」

 

「きゃあああああああ!!!」

 

 発勁でスネ夫は吹き飛ばされUBCSのメンバーや晴夫、富藤に激突しながらまとめて壁に叩きつけられた。

 

「こいつに勝ち目なんかあるのかよ!?」

 

 残った仲間たちも立ち上がるもウェスカーの気迫に圧倒され、ほぼ棒立ち状態でなおも攻撃を受けてしまった。

 

「ウェスカアアアアア!!!!」

 

 クリスが正面からパンチを放つもウェスカーに避けられてしまった。しかし背後から現れたところをジルがスピンキックで怯ませると即座にリバースナックルでクリスはウェスカーを大きく吹き飛ばした。

 

「やったか?」

 

 クリスが息を切らしながら前を向いたがウェスカーはそれでも健在だった。

 

「バカな!?」

 

 ウェスカーはため息をついた。そしてクリスとジルも背後から回り込んで投げ飛ばして気絶させてしまった。

 

「この程度でどうにかなると思っているとは笑わせてくれるな。さて、今度は1人ずつ…殺してやろう!」

 

 ____________________

 

 ウェスカーが近くで倒れていた静香を狙い、首を掴みながら全員に見せつけた。

 

「くっ…ああああああ!!!」

 

「やめろおおおおおおおおお!!!」

 

 のび太がマグナムでウェスカーの足を狙った。

 

「貴様…そんなに殺してほしいか…!」

 

 ウェスカーが静香を投げ捨ててのび太に迫った。

 

「逃げろのび太ああああああ!!!!」

 

 ジャイアンが銃を構えて一撃を放った。

 

「慌てるな。お前は次に殺してやる。」

 

 しかし、ジャイアンの銃撃はかわされて、ウェスカーはのび太を片手に持ったままジャイアンを踏みつけた。

 

「さあ眠れ!!」

 

 その時背後からウェスカーが撃たれ血を吹き出した。

 

「バカな…?」

 

 さらに銃声は響き渡り、強かったウェスカーが呆気なく倒された。

 

「お前は…!」

 

 一行がウェスカーの背後の扉から出てきた影を見てハッとした。

 

「狗波冥月?」

 

 冥月はさらに攻撃を加えると安堵のため息をついた。

 

「さあ、早く行きたまえ。もう教団は君たちを狙わない。サドラー様はもういないんだ。」

 

「なんだって!?」

 

 全員ゆっくりと起き上がった。

 

「なぜお前が今更?」

 

「レオンくん、君たちは私たちがこの男が何をされたか話してあげよう。彼はまだ私が若い頃、教団に現れ様々な情報提供さらにはアンブレラへの潜入を提供してきたんだ。

 

 最初我らは反発こそしたが争いなき平和を実行するために協力を選んだ。しかし彼はプラーガのデータを得た途端にB.O.Wを軒並み暴走させ始めたんだ。教団員の多くが戦死して行く中、私はサドラー様の死体が映ったモニターを発見したんだ。」

 

「サドラー…裏切られたのか。」

 

「ウェスカーはそう言う男よ。いつも裏切ってばかりでどうしようもないやつよ。」

 

 クリスとジルは憎らしそうな表情でウェスカーを見つめた。

 

「さあ行け!君たちは開放する!!」

 

 狗波冥月は入り口を指差した。

 

「急にどうしたんだよ?」

 

 大橋が戸惑いながら尋ねた。

 

「私の夢は争いなき世界…それをあんな奴に踏みにじられた以上責任を取らねば…サドラー様の世界を守るのは私だ。プラーガのデータは既に抹消した。サドラー様の意思と違う危険な思想を持った者にプラーガは託せない。最期はこの施設を自爆させて共にさせてもらう。さあ行け!!」

 

「狗波冥月…」

 

 鳥柴が悲しそうに狗波の背を見ていると異変が起こり一行は表情が一転した。それに気づいた狗波は腹部を突き刺されて倒れた。

 

「バカな…」

 

「嘘だろ!?」

 

 なんと大量の銃撃を受けたウェスカーはなおも立ち上がったのだ。

 

「はあ…はあ…貴様ら、ついてこい!最後のゲームを貴様らに選んだ。計画はズレたが貴様らは改めて消すことにした!」

 

 ウェスカーは息を切らしてはいたものの、その場から走り去っていった。

 

「ふざけた野郎だ!!何がゲームだ!!」

 

「狗波さんは?」

 

 聖奈が気にかけたが鳥柴が脈を測ったところ帰ってきたのは首を横に降る動作だけだった。

 

「あんたのした事こそゆるされない。けど、平和を思う気持ちはあった。だから見れてくれ…俺たちの作る新しい世界を…」

 

 大橋は狗波の死体を後にしてウェスカーを追った。

 

「ウェスカーめ…!何を考えてるんだ?」

 

「急ぎましょう!」

 

 ____________________

 

 のび太たちはウェスカーを追跡した。すると突如地震のようなものが起こり、のび太たちはそれに耐えようと近くのものにしがみついた。

 

「なんだ!?」

 

 少しすると地震は治ったが施設ではそれに巻き込まれて多くの教団員ならびにB.O.Wが瓦礫の下敷きとなって死亡した。

 

「チックショウ…あの野郎の仕業か?」

 

 一行は出口を見つけると目の前の光景に愕然とした。なんと地を破って巨大な塔がそびえ立っていた。

 

「フハハハハ!!」

 

 その時遥か上の階では、ウェスカーが高笑いを浮かべていた。

 

「改めて自己紹介といこう。俺はアルバート・ウェスカー…生物兵器で新たな人類の歴史を築く男だ。」

 

 のび太たちはウェスカーを睨みつけた。

 

「さて、今回の戦いに当たって貴様らは俺の前に立ちはだかったということは貴様らが俺にとって最大の障壁に他ならない。だが貴様らなど俺が本気を出すよりももっと効果的に潰すことにした。」

 

「あの野郎…ふざけやがって!!」

 

 ジャイアンが握り拳で苛立ちを露わにしたがウェスカーはそれを見てほくそ笑んだ。

 

「これから始めるのは俺とお前たちの全勢力の生き残りを賭けた最後のゲームだ!ルールはこの俺のいる11階までたどり着くことだ!」

 

「上等だ!てめえの野望は俺たちが終わらせてやる!!」

 

 大橋がウェスカーを指差すと皆、入り口に入ろうとした。

 

「ぐえええええ…」

 

「サドラー様ァ…」

 

 振り返ると100体あまりのゾンビや教団員が迫っていた。

 

「雑魚の寄せ集めか…」

 

「こんな時に…!」

 

 のび太が武器を構えるとリシングスキーが制止した。

 

「ここは俺たちUBCSの5人に任せろ。先に行け、お前らの背中は任せろ!」

 

 セイカーとリシーツァがマシンガンを構えた。

 

「本当の戦いはこの先から始まるんだ!!」

 

「あんたたちを信じてるからしくじんじゃないよ!!」

 

「僕たちに構わずどうか先に!!」

 

「俺たちの未来を任せたぞ!!」

 

 ヤノフとエスターも銃を構えて敵に向かっていった。

 

「…行こうのび太くん!あの5人の意思を無駄にしないために!!」

 

「うん!!みんな行くよ!!」

 

 のび太たちは塔に入っていった。人類の未来をかけた最後の戦いが始まる…

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