のび太のBIOHAZARD Extream Unbreakable Memories   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回で最終決戦です。割と雑な感じなまとめにはなってしまいましたが、ひとまず決着をつけられました。

前回見事に参戦したセワシくんとドラミちゃんですが、セワシくんは事情込みで参戦してましたがそろそろドラミが使えてもいいんじゃないかなって思っており参戦させました。そして今回は強敵撃破に無限武器を解放させました。

もう終わらせる気ならいっそクリア後のやつを出して一気に倒してしまおうと。

この物語もあと2話で完結させますので最後までよろしくお願いします。


第48話 明日へ

「おじいちゃん、助けに来たよ!!」

 

 降り立ったセワシは緑色に発光した剣で次々と敵を切り捨てていった。

 

「なんだあの艦隊は!?」

 

 ウェスカーにとっても想定外だったため取り乱していると艦隊のリーダーらしき人物が現れた。

 

「我々はタイムパトロールである!アルバート・ウェスカー、君は時間犯罪者であるMr.キャッシュと共謀した容疑がかけられているため実力を行使する!!」

 

「なんだと!?なぜ貴様らが…!」

 

「簡単さ、お前はキャッシュに関する管理を怠ったんだ!!あいつはウイルスに侵される前に時空転移をしていたんだけどお前がすぐにウイルスに感染させたために時空艇を破壊しなかったから奴が来る6年前からずっと微弱な波動の変化が計測されたんだ!」

 

「だから時間の特定には苦戦したけど、私たちはこうして助けに来たの!観念しなさい!!」

 

 ドラミも空気砲でUBCSたちと共闘して敵を完全に撃破した。

 

「なんだなんだ?味方なのか?」

 

「俺に聞くなよリシー。ただでさえ色々頭いっぱいな中でまたなんか足されてもなんだよ。」

 

 リシングスキーとエスターは何が何だかわからず困惑していたが、リシーツァとヤノフそしてセイカーはセワシのサポートに回っていた。

 

「ボヤくんじゃないよ!あたしらも気合入れんだよ!」

 

「そうですよ、俺だって戦ってるんですから!!」

 

「戦いましょう…隊長。」

 

「ああ!!」

 

「セワシくん、ここは任せたわ!私は各階を通って最上階に行くから!」

 

「うん!!気をつけて!」

 

 

 

 セワシは迫り来る敵を次々と緑色の剣で切り裂いていった。

 

 セワシの剣は未来の技術で開発したフォトンセイバーである。セワシ自身、元々は非戦闘員だった。しかしある日突然のび太やドラえもんと連絡が取れずすぐにタイムパトロールへ調査を依頼したところ、原因はバイオハザードによる時間改変の影響だと知るとすぐに助けに行くべく体を鍛え始め、わずか16歳でタイムパトロールの隊員になったのだ。

 

「おじいちゃんたちの未来は壊させない!皆さん、頼みます!!」

 

「ああ!!」

 

 ドラミが一階に入ってミスクリエーションを空気砲で転倒させた。

 

「受け取って!これは未来の技術が生んだ武器、無限武器よ。それがみんなに最後の力をくれるわ!」

 

 そういうとドラミはどこでもドアで各階に現れ、一人一人に武器を与えた。

 

「どうやら形成逆転だな。行くぜ、バケモノ!」

 

「あたし達にまだ仲間がいたのね。だったらこんなところで死ねないわ!」

 

 武器を構えて仲間たちは武器を受け取り敵に休むことなく攻撃を続けた。しかしその弾薬は尽きなかった。

 

 1階ではなおも襲いかかるミスクリエーション第2形態に全員無限マシンガンで一斉攻撃を放った。

 

「未来の科学には恐れ入るぜ、けどもう負けねえ!」

 

 健治がへへと笑いながらひたすら攻撃を続けていた。全員の攻撃はミスクリエーションの顔面に集中的に向かい、やがて大ダメージを与えた。

 

「散々やってくれたじゃない!覚悟しなさい!!」

 

 富藤がブレスレットについていた画面をタッチして無限コルトパイソンを構えた。

 

 無限に放たれるマグナムの弾丸を受けてついにミスクリエーションは倒れた。

 

「化け物も未来の技術にはタジタジだな。よし!上に行くぞ!」

 

 二階では無限マシンガンでリヘナラドールは体内の寄生体プラーガに構わずひたすら攻撃が続き、体全体があっさりと爆散していた。

 

「行くぜ!フォーメーションG!!」

 

 ジャイアンとスネ夫と安雄も散開して強大なパワーを誇るスーパータイラントを三方向からロケットランチャー、アサルトライフル、グレネードランチャーで一斉に攻撃した。

 

「いくらパワーが強くたって3方向から高火力で攻めれば!」

 

「お前みたいなやつでも倒せるんだよ!」

 

「ジャイアンズを舐めるんじゃあねえ!!」

 

 スーパータイラントは3人のいるところを見回して困惑する中、攻撃を防げずに爆散した。

 

「大手柄だぜ、ジャイアンズ!」

 

 ジャイアンがスネ夫と安雄の肩にポンと手を置いた。

 

 その上の4階では、咲夜がフォトンセイバーの一つレッドクイーンを手に取ってテイロスの腕を一撃で切断した。

 

「すごい…」

 

 翡翠もポカンした表情で無双する咲夜を見つめていた。

 

「終わりよ!」

 

 咲夜のふと振りでテイロスは首を刎ねられ胴体は真っ二つに切り裂かれた。

 

「ふう…」

 

「うわあ…これはひどい位の攻撃ですねえ。」

 

「翡翠さん、先を急ぎましょう!」

 

「は、はい!!」

 

____________________

 

 その後他の階の仲間たちもドラミの武器や自らの手で残りの敵をすべて撃破した。

 

「おのれええええええ!!何故だ!?なぜ俺が破れなければならないのだ!?」

 

「まだ分からないの!?あなたは!」

 

 ドラミが現れ、2人に武器を与えた。

 

「ありがとう、ドラミちゃん!そうさ、お前はこれを見てなんとも思わないのか!?」

 

「なに?」

 

「おめでたいな。お前ほどの優れた力があっても分からないとはな。俺たちは優れた力はないさ。けど1人なんかじゃない!心で繋がってる限り!」

 

「「何度だって立ち上がる!!」」

 

 駆けつけた仲間たちも武器を構えていた。

 

「もういいだろう、ウェスカー観念しろ。お前は神じゃない!お前はただのアンブレラの残党に過ぎない!」

 

 クリスがウェスカーの武器を銃で弾いた。

 

「フッ、いいだろう!どのみち貴様らは俺には勝てん。それを教えてくれる!俺こそが時期創造神だ!」

 

 ヤケを起こしたウェスカーは手に持っていた装置のボタンを押した。

 

「貴様何をしたんだ!?」

 

「ハハハハハ!ここを吹っ飛ばす!!」

 

「なんだって!?」

 

 全員ゾッと青ざめた表情を浮かべた。

 

「あと1時間でこの施設は木っ端微塵さ!そして!」

 

 ウェスカーの合図で全ての扉が閉じた。

 

「なっ、ドアが開かない!?」

 

「俺を倒してみろ…そうでなければ俺と共に死んでもらうぞ!」

 

「ケッ、ずる賢い奴だな!」

 

「そんなこと…!」

 

 ドラミがポケットに手を伸ばしたが何故か道具を取り出せなかった。

 

「どうして!?」

 

「Mr.キャッシュには感謝しないとな。奴の発明を横取りして俺のものにしたが最後の最後で小細工ロボットに引導を渡せたわ。」

 

 ウェスカーが黒いブレードを構えた。

 

「それは!」

 

「ククッ…これも奴の発明さ。ダークブレードの錆にしてくれる!」

 

「望むところだ!みんな行くぞ!これが最後の戦いだ!!」

 

 再びウェスカーを取り囲むかのように全員が武器を構えた。

 

「がああああああ!!!」

 

 ウェスカーも初戦とは打って変わってあらあらしく剣を振り回していた。

 

「のび太さん!」

 

「行くよ静香ちゃん!!」

 

 のび太と静香が攻撃を交わして二人同時にハンドガンで攻撃した。

 

「無駄だ…特殊薬物で肉体をさらに強化した俺にそんなものが効くと思ってるのか!?」

 

「ああ!思ってるさ!」

 

 二人の頭上から大橋が黄色のフォトンセイバーを振りかざして来た。

 

「なに!?」

 

 ウェスカーも逆手持ちで大橋に反撃をとるが、周囲からの援護射撃で動きにキレが見えずにいた。

 

「貴様ら、いい気になるな!!」

 

 ウェスカーがダークブレードを振りかざして衝撃波を発生させた。その一撃で壁面が破壊され白峰、聖奈、晴夫、晴海、咲夜をはじめとした半分以上のメンバーが下に落ちてしまった。

 

「みんなが!!」

 

 のび太が穴の方向を見るがドラミが空気砲で攻撃しているので、前を向くとウェスカーが走り出していた。

 

「来るわ!!」

 

 大橋がフォトンブレードで積極的に攻めるようになってからウェスカーの注意は完全に大橋に向けられていた。

 

「まだだ!!」

 

 背がガラ空きになったところにクリスのジャーマンスープレックスが掛けられたが叩きつける寸前にウェスカーは両腕でそれを受け止めてしまった。

 

「今更こんなもので何になると思ってるのだ!?」

 

 しかし、横からジルの蹴りでウェスカーは転倒した。

 

「いい気になるな!!」

 

「スネ夫、安雄、健治、太郎!行くぞ!!」

 

「ああ!!」

 

 全員各々がライフル、グレネードランチャー、マシンガンで一斉放火を放つもダークブレードを回転させたウェスカーに防がれてしまった。

 

「まだだ!!」

 

 大橋もフォトンブレードで回転攻撃を受け流して腹部に斬撃を浴びせた。

 

「なんだと!?」

 

「諦めろ!もうお前の野望は終わりだ!!」

 

「ふざけるなああああああああ!!」

 

 今度は十時斬で塔の屋根を完全に破壊してしまったウェスカーは息を切らして殺気を放っていた。

 

「みんな、早く行くぞ!」

 

「でもこいつは!?」

 

「こいつは俺(僕)が食い止める!!」

 

____________________

 

「気をつけてねのび太さん!」

 

「のび太のくせに美味しいとこ持ってくなって言いたいけど大橋がいるんなら安心だ!」

 

「勝ってね!のび太くん!!」

 

 静香、スネ夫そしてドラえもんがまずメッセージを残して飛び降りた。

 

「大橋くんも戻って来てください!今まで話せなかったこと、いっぱいお話ししたいですから…」

 

「お前たちを信じてる!」

 

「若さで思い切りぶつかれ!」

 

 大橋はのび太と共にウェスカーを足止めすることになり残りのメンバーは一刻も早い脱出を果たすためウェスカーの攻撃で開けられた穴から飛び降りて塔から脱出した。最後に鳥柴、レオン、クリスも脱出した。

 

「馬鹿め!大人しく集団戦にすればいいものを!!」

 

「いいや、もう決めたんだ。お前は僕と大橋さんで倒す!!」

 

「やってみろ!」

 

 ウェスカーがダークブレードを振りかざしたが大橋がフォトンセイバーでウェスカーと競り合いを始めた。両者は互いに気力を闘志に変えながら剣を振るっていた。

 

 その中でのび太もウェスカーに追い打ちを仕掛けていた。

 

「邪魔をしおってがあああああ!!!」

 

「お前の相手は俺だ!」

 

 大橋が隙を見せたウェスカーに正面から斬撃を喰らわせた。

 

「ぐっ!」

 

 ウェスカーは距離を置いて剣を構えた。

 

「のび太、ここは俺が決めるぞ。」

 

「はい!」

 

 大橋も剣を構えた。そして両者は互いに走り出して相手に斬撃を浴びせた。しかしまずは大橋が胸から出血してしまった。

 

「ぐわあああああああああ!!!!」

 

「ふッ…やるようだな。しかしこれで1人減った!この俺の野望の妨げを一つ排除してやったぞ!」

 

「大橋さん!?大橋さん!!」

 

 ウェスカーは次にのび太を狙おうとしたが突如として足を滑らせた。

 

「な…に?」

 

 ウェスカーが倒れるとウェスカーの腹部にも傷があった。

 

「くっ…あじな真似を…!」

 

「大橋さん!くそッ…意識を失ってる!」

 

「ふ、ハハハハハ!勝負に勝って死ぬとはな。まあ、いい…どうやら俺はここまでのようだな。だが、悪魔は何度でも蘇る…貴様らに安息などがあると思わないことだ…!」

 

「悪魔がどうとか僕にはわからない。けど僕たちは1人じゃない!1人じゃないからみんなで助け合うことを忘れなければお前のような奴が何度蘇ったって負けない!」

 

 のび太はそのまま大橋を抱えて飛び降りた。

 

「ふん…憎らしい奴め。俺の野望は終わらん…いつか…!」

 

____________________

 

 ウェスカーを後にしてのび太たちは崩れゆく施設に残っていた。

 

「のび太くん!」

 

 一行が安堵した表情を浮かべるも、負傷した大橋を見て不安なものに一転した。

 

「お兄ちゃん、時間がないわ!早く船に乗って爆発に巻き込まれないようにしないと!」

 

「そうだね!みんな早く船に乗るんだ!!」

 

「待て、私も載せてくれ…」

 

 一行が振り返るとそこには血を吐きながら死んだはずの狗波 冥月が立っていた。

 

「貴様!」

 

 クリスが銃を構えたが狗波が制止した。

 

「私はもう戦うつもりはない。安全な島を知っているのは私だけだ。急いだ方がいいぞ。」

 

「…わかった、ついてくるなと言いたいけど今はそう言ってられないからな!」

 

 クリスが銃を下ろすと全員タイムパトロールの船に乗った。

 

「行くぞ!総員何かに捕まってくれ!」

 

 全員近くに柱に捕まって船の衝撃に備えた。そして船が消えたと同時に施設は跡形もなく爆発し、炎はウェスカーの塔にも回りやがて大爆発を起こした。

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