やはり俺が海を航海するのはまちがっていない。   作:スキート

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話が思いつかないのと、少年編が長引くのもあれかなと思い、この話で少年編は一旦終わりとなります。


4話 〝当たり障りのない日常〟

  「相変わらず使い辛いなこの武器」

 

  ジャラジャラと音を立てながら、俺は鎖を振り回りながら、使い方の練習する。この鎖はというと、船を降りて、山に戻る前にシャンクスさんがくれたものだ。

 

  あれから3週間。今頃シャンクスさん達は、偉大なる航路(グランドライン)へ向けて船を進ませていることだろう。ついこないだフーシャ村から出ていったのをしっかりと見送った。

 

  すると……

 

「おーい! ハチマン! 飯食いに行くぞー!」

 

  少し遠くの方からエースの声が響いてくる。

 

「ああ。今行く」

 

 

 

 ─×─×─×─

 

 

 

「ふぅ…食った食った」

 

「おい、エースのバカ野郎。お前が食べるのやめなかったせいでこっちは危なかったんだぞ」

 

「ははっ。悪ィ悪ィ」

 

  サボの言葉にエースは反省の様子を見せずに適当に言葉を返す。

 

「まぁ確かに美味かったな。あそこのパスタ」

 

「もう1回行きてェなァ」

 

「確かに美味かったけどよ…」

 

 

 

 

  いつも通りの俺らの会話。

 

  いつも通りの俺らの日常。

 

  俺が悪魔の実の能力者になろうが、それは決して変わらない。何の刺激もなければ、何の危険もない。当たり障りのない日常。そんな日常を俺は気に入っていた。

 

 

「おーい! ハチマン行くぞー」

 

「ああ。悪い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っと!」

 

「ぐぁっ‼︎」

 

  俺の持っていた鉄パイプは、エースの持っていた鉄パイプとあたり、力で押し切り、エースを吹き飛ばす。

 

「…っててて、ハチマンには勝てねぇなぁ」

 

「新しい武器も手に入れやがって…」

 

  いつも通りの修行の時間。今日もエースとサボに勝つことができた。

 

「前にも言ったけどお前らは攻撃の全てが力任せに振り回しているだけなんだよ。もっと力抜きながらやれって」

 

「わかりましたハチマン師匠(せんせい)!」

 

了解(ラジャー)!」

 

  エースとサボは俺に向かって敬礼をしてくる。

 

「うっせぇ…お前ら…」

 

  何だかんだで修行を終えた俺らは、各自、それぞれの家に戻っていったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー」

 

「うす」

 

「帰ってきたか。クソガキ共」

 

  ここは、エースの世話を見ているという山賊・ダダン一家だ。現在俺も無理を通してここで住まわせてもらってる。山賊ということで悪い方をイメージしてしまいがちだが、この一家はいい奴ばかりである。……んで、麦わら帽子を、被ったこの子供は…。

 

「確か、ルフィとか言ったか?」

 

「うん! 俺ルフィ! よろしくな」

 

「あ、ああ。よろしく」

 

  少しコミュ障気味な俺はドギマギしながらも返事を返す。

 

「そういやお前は知らないのか」

 

「ああ。知らん」

 

「お前は俺よりも、先に外に出てったもんな。こいつは朝じじいが連れてきたんだ」

 

「へぇー。ガープさんの孫か何かか?」

 

「そうだよ。また新しく面倒なガキが増えやがって」

 

  そう言いながらダダンが嫌味を交えて吐くように話す。…へいへい。悪いですね…。面倒なガキが3人もいて。

 

「お前、名前は?」

 

「ん、ああ。紹介がまだだったな。俺はヒキガヤ・ハチマン。で、こっちがエース」

 

「ああ! よろしくな! しししっ!」

 

  また1人、このコルボ山に子供が増えた。

 

  このルフィという少年は、俺たちにつきまとってきたり、もっと大変なことが起こるのだが、それはまた別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 To Be Continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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