永斗にどんな展開が待ち受けているのか?
「…さてと」
校門の目の前まで来た。
これから始まる俺の学園生活に胸を踊らせる部分もあった。
踏み出せ…最高の魔法使いになるための第一歩!
「うにぁ〜どいてどいて〜!」
「ん?」
空を見上げると猫らしき物体が飛んで来てるのが見えた。
ガツン!
「…いったぁ!」
「あ、ごめんにゃ…あれ?君って転校?そにゃタイミング良かったにゃ!」
猫が喋った…さすがファンタスティック。
「…誰ですか?」
「グリモアの教員の永瀬にゃ!よろしくにゃ!」
「…何で空から降って来たんです?」
「そにゃ急いでたから飛躍魔法を使ったからにゃ」
「何で転校生ってわかったんですか?ストーカーかなんかですか?」
「あーいにゃー、多分すぐわかるにゃ!」
…適当な先生だな
「えっと、君を迎えに来たのは他でもないにゃ!さっそく体育館で朝会をやってるから行ってほしいにゃ!やっぱり話を聞くのは大事にゃよ」
…そして自分勝手
「とりあえず行けばいいんですよね?」
「そうにゃ」
最初から面倒いな朝会なんて
〜体育館〜
「デッカ」
まだ誰もいない体育館に猫先生と来た。俺の通っていた高校の2倍以上はあった。さすが世界三大魔法学園。
「まだ、クラスの紹介してにゃいからー後に立っててほしいにゃ」
「わかりました」
キーンコーンカーンコーン
「8時45分になりました。全校生徒は体育館にクラスごと並んでください」
きれいで透き通った声の女性の方のアナウンスが通り体育館にゾロゾロ人が集まり始めた。
?
今俺は気づいたかもしれないが気づかなかったふりをした。
「皆さんおはようございます。3週間ぶりの朝会ですね。皆さんも元気がありそうでなりより………」
あー眠。寝よっかなと思っていた時。
「今日は転校生がいらっしゃりこれでまた全校生徒が増えましたね。皆さんも転校生が馴染めるように協力してあげてくださいね。特に今回は…」
?
俺について触れられた。特に今回はって何さ。俺要注意人物かなんかかな?さっきの何か気づいたことを思い出した。この学園まさかとは思うが…いや、アリエナイ。
朝会がやっと終わった。校長の話には何か引っかかった。
「それでは!クラスに案内するにゃ!君のクラスは…1-4にゃ!」
俺は荷物を持ち校長の話のことを気にしながら廊下を歩いた。
「ここにゃよ!しっかり場所覚えてにゃ!あ、あと私担任だからよろしくにゃ」
今頃かよ
ガラガラ
ドアを開けたその先に俺の一年間を共に過ごす仲間がいるんだ。
どんな人達なんだろうなぁ、という期待もあったが、それはすぐに打ち消される。なぜなら…
「みんにゃ!久々の転校生にゃ!しかも男性!めっずらしいので取り扱い注意にゃ!」
目の前にいる生徒全員が女性だったからだ。
「……………」
帰りたい。ものすごく帰りたい。
「あのー先生、この学園の男女比ってどんぐらいなんですか?」
「にゃ?1:9にゃよ」
「1:9!?」
俺が驚愕する数字にぴったりだった。いやこの学園やっぱりハナからおかしいと思ってた。歩いてる時に妙に学園の生徒からの視線もおかしかったし、先生からもすぐ転校生ってばれるし。やっぱそういうことだったのか。
「じゃ、自己紹介をお願いするにゃ!」
絶望の淵に叩き込まれた俺に現実味のある言葉が先生の口から発せられた。
「あ、えっと…龍城永斗です。有北高校から来ました。元テニス部です。よろしくお願いします。」
「…………」
やっべ気まずい…俺なんかまずいこと言った?
「じゃ、君の席は一番左の奥に空いている席に座ってにゃ!」
「は、はい」
めっちゃ気まずい中先生は元気だな。そう思ういながら席に向かった。
はぁ…
席に座って心のなかでとてつもなくでかいため息をついた。
「男の子1人って大変だよね?」
「???」
「あ、ごめんね。私智花。南智花。席隣だね!よろしくね!」
「あ、うん。よろしくね」
「しょうがないよね。女性のほうが魔法使いに覚醒する確率が高いんだからね。だからどうしても男性が少ないんだよ」
「あ、そうなんだ…」
心なしか心が軽くなった気がした。とても親しみやすい感じだ。
「もしこの学園で何かわかんないことがあったら私に言ってね!」
「うん、ありがとう」
…トモカ?どっかで聞いたことがある名前だな…
ま、気のせいかな。
「では、朝のHRをはじめるにゃ!ではまず…」
これからやっと学園生活が始まる…
この学園での生活…大変そうだな…
結構雑ですがそれなりに面白くなってきたのではないでしょうか?
次回は魔法を使う回になりそうです。
人物紹介
名前:南智花
身長:155㎝
体重:45キロ
年齢:15
誕生日:9月22日
血液型:O
クラス:リリィ
好きな食べ物:パンケーキ
嫌いな食べ物:紫蘇
趣味:料理
在学年数:5年
スリーサイズ:B:81 W:57 H:81