魔法少女きょうこ☆マギカ 流れ者達の平凡な日常(魔法少女まどか☆マギカシリーズ×新ゲッターロボ)   作:凡庸

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第45話 されど魔なる者達は抗い叫ぶ

「時間が無いから手短に行くぞ。あれは魔女だ」

 

前触れもなく、呉キリカは言い切った。

ナガレは苦い表情となり、麻衣の顔は硬直した。

 

「杏子だろ。気配が同じだ」

 

「諦めが悪いぞ、友人」

 

切って捨てるようにキリカは言う。

 

「多分君も見たのだろうが…ソウルジェムに絶望が蓄積して濁り切ると、魔法少女は魔女と化す。これが摂理だ」

 

無感情な様子で、キリカは残酷な言葉を告げる。

その様は罪人の頸へと無慈悲に淡々と落とされる、美しく磨かれた断頭の刃を思わせた。

 

「それ、魔法少女はみんな知ってんのか」

 

「見ろ友人、あれが答えだ」

 

無表情から、鮮血色の唇を薄笑いに変えキリカは指を指した。

朱音麻衣の方へと。

歯軋りを立てたナガレの胸に衝撃。

治癒をしたばかりの彼の胸板に、朱音麻衣の顔が埋められていた。

キリカが答えと評した麻衣の顔を、彼は見なかった。

そして、彼女も見せたくなかったに違いない。

 

「すまない。胸を借りるぞ」

 

彼の背に腕を回し、拘束するように力を込める。

彼の骨と肉が軋んだ。

常人なら、どころか水牛でさえ頸が折れるほどの力が籠められていた。

何も言わず、彼は魔法少女の好きなままにさせた。

 

「私も、いつかああなるのか」

 

「濁り切ったら、と言ったよ」

 

「魔女になったら人を喰うのか」

 

「分かり切った事を聞かないで欲しいな」

 

「そうか」

 

淡々と、事実を確認するように魔法少女達は語り合う。

 

「そうだな」

 

納得を顕す一言もまた、無感情であった。

 

「リョウマ。これからする、私の行いを赦してくれるか」

 

「それで気が楽になるなら好きにしな」

 

「…ありがとう」

 

告げた瞬間、朱音麻衣は口を開いた。

そしてその歯を、ナガレの胸へと突き立てた。

 

傷と同時に再生させ、防刃機能を付与させたシャツが簡単に切り裂かれ、皮膚を貫き肉へと歯が喰い込んだ。

そのまま口が閉じられ、歯形状の傷口が彼の胸に開いた。

増やしたばかりの血が一気に溢れ、魔法少女の美しい顔を深紅に染めた。

 

血を浴びながら麻衣は再び肉を噛んだ。

刃先に触れた肋骨も強引に喰い千切った。

鼓動する心臓の手前で、その行為は止まった。

麻衣の口内からは、肉と骨を噛み潰し血を啜る音が聴こえた。

その音に混じって、獣の咆哮に似た慟哭が鳴っていた。

背中に回された手にも剛力が籠り、彼の背を魔法少女の指先が牙の如く抉っていた。

 

ナガレは微動だにせず立っていた。

魔法少女の懊悩と怒りと、そして悍ましい感情をただ受けていた。

キリカはその様子を虚無を宿した表情で、無言で眺めていた。

そして咀嚼音が消え、ごくんという音が鳴った。

 

「返り血から知ってはいたが」

 

彼の胸を抱きつつ、心臓の音を聴きながら麻衣は言った。

 

「舌で感じる味は普通と同じく塩辛いが…君が相手のせいか、感覚的には甘く感じる。肉も硬いが悪くはない」

 

狂気の言葉を、彼は無言で聞いていた。

視界は激痛により深紅に染まっていた。

今日だけで数十度目かの事だった。

そして今回の深紅には麻衣に向けてではなく、行き場のない理不尽への怒りも含まれていた。

 

「魔女としての私は、これで終わりだ」

 

言い終えた瞬間、麻衣の全身から治癒魔法が全開発動された。

幾度か繰り返した為か精度が上がっていた。

 欠損していた肉や骨が泡立ち皮膚や筋肉、そして骨が再生し新しい血が彼の身を巡っていく。

 

「愁嘆場は終わりかい」

 

「ああ。魔法少女を続けよう」

 

「その意気だよ、朱音麻衣」

 

溜息を小さく一つ吐き、キリカは言った。

尋ねる口調ではなく、確認のそれだった。

 

「…すまないナガレ。痛む…に決まってるな」

 

「お前らよりゃマシだろうよ」

 

ナガレの返しに麻衣は苦し気に唇を噛んだ。

血塗れの口を袖で拭うが、それでも凄惨さは消えなかった。

 

「憐れんでくれているのか」

 

「好きに受け取りな。問答ってのは苦手なんだ」

 

「君らしいな。そういうところが好きなんだ」

 

状況と行為が異常だったとはいえ、率直に好意を告げられるところは彼女の美徳だろう。

 

「佐倉杏子の匂いが染み付いてた事だけは、ちょっと気に喰わなかったが」

 

仲が良くてよろしいと、冗談交じりに麻衣は言った。

落ち着いてはいたが、彼女の血色の眼には狂気の欠片が見えた。

 

「許して遣れよ、友人。魔法少女ってやつはどいつもこいつも何処かしら狂ってるんだ」

 

キリカの念話に、ナガレは何も言わなかった。

少なくとも狂気の魔法少女は、美しき奇術師姿としてそこにいる。

そして散々に血を流したにも関わらず身に沁みついていた女の香りが何であるかは、彼しか知らない事柄だった。

 

「それでだ、つまりは今の佐倉杏子を救済するには死しかないと。そう言いたいのか呉キリカ」

 

「さっきから露悪的だね。嫉妬かい、朱音麻衣」

 

「そうだと云えば納得するか。別に構わないぞ」

 

「禁欲のし過ぎも考え物だな。見ないでおいてやるからさっさと発散したらどうだい」

 

残酷な真実と喰い漁られた血肉が放つ鉄錆の香り、噛み合わない会話にと場の雰囲気は最悪となっていた。

しかし、これが日夜凄惨な死闘に明け暮れる魔法少女としては平常なのか、麻衣の眼光にはいつもの調子が戻っていた。

血みどろの死生観を日常とした魔法少女の、殺意と闘志が狂気の上に被さっている。

 

「まぁその、なんだ。盛り上げたとこ悪いが、あれは魔女であって魔女じゃない」

 

「じゃあ何だ。佐倉杏子の魔力を放つあの怪物の正体は魔獣、または悪夢(ナイトメア)とでも云うのか?」

 

「魔法少女らしいシャレオツな仮名だな。ああ、あれはドッペルだ。この腐れクソレズシティ神浜特有の怪現象、別名世界の歪みだ」

 

ドッペル、とナガレは呟いた。

魂に刻み込むような、獰悪な唸り声で。

 

「神浜に根差した腐れ糞カルト宗教団体の糞餓鬼様曰く、魔法少女の感情が臨界を越えた時に出る剥き出しの感情そのものの怪物だ。要は魔女化の代わりとすればいい」

 

よくもまぁこんな事をしたもんだと、キリカ。

 

「神浜の連中はこれのお陰で魔女にはならない。それどころか武器にして戦ってやがるのさ。イカれてるだろ?」

 

「情報が多い日だな。呉キリカよ、貴様はいつからそれを知ってた」

 

「さぁね。くだらない事だしもう忘れちゃったよ。でもそれを聞いて意味があるのかい?」

 

「神浜だけの事柄とくれば、風見野在住の私達にとっては意味は無いな。それで、魔女化がドッペルとやらの発現にすり替わったとはその宗教団体とやらが原因か」

 

「御名答。その名も不愉快なりし糞団体の忌むべき腐れ名は『マギウス』。我が不俱戴天の敵だ」

 

「そうか。私はその名を覚えたぞ」

 

「ついでにアリナ・グレイという腐れ名も覚えておいて呉。奴だけは幾ら引き裂いても飽き足らない」

 

キリカの言葉に、麻衣は不愉快そうに太めの眉をひそめた。

この不愉快そのものの魔法少女が更に不快感を感じる存在など、ロクなものではないと悟ったのだ。

 

「奴が今この時も生きていて、物を食って排泄し、呼吸して腐れた言葉を発し…そして絶叫を挙げて自慰行為に耽りながら、どろどろの性液と唾液まみれの手で人畜の死体をこねくり回し、邪悪な作品を創造していると思うと身の毛がよだつ」

 

「詳しいな」

 

最悪という言葉の更に数段上の事柄を聞きつつも、麻衣の表情は変わらなかった。

変えないように努めていた。

 

「両手足を複数人の魔法少女に拘束された状態で顔を除く全身の皮と筋肉を剥がされて、腹を割られてハラワタを取り出され」

 

吐き気を催す光景が麻衣には容易に想像できた。

キリカの奇術師風の衣装や巧みな身振り手振りが、聞くものに悪夢の情景演出を連想させるに一役買っていた。

 

「力づくで子宮を引きずり出されて、ナイフでぱっくり割られた断面から袋の中身を見せられて」

 

同じ女相手にやるとは思えない凶行に、思わず麻衣のそこも疼いた。

欲情したのではなく、命を育む場所を守らんとして怯えたのだった。

 

「挙句左右の卵巣を眼の前で齧られた後に、ハンバーグみたいに切り刻んだ子宮を炎の中にぽいってされて焼かれて、炭化したそれを絵の具にされたからな」

 

ああ、それでもまだ序章だった。とキリカは加えた。

 

「引き抜いた私の腸に私の肝臓を擦り潰した汁を振りかけられてこね回されて、それをあの糞女は自分の腹を掻っ捌いて抉り出した自分の腸とぐるぐる絡ませて悦に浸り腐ってたな」

 

他人の迷惑を顧みないとか、人として最悪だよとキリカは告げた。

アリナ・グレイなる存在は、考え得る限りで最悪を越えた何かに違いなかった。

 

「まぁ、その状態で私には理解できないご高尚なお絵描きやってる時になんとか身体をぜぇーーーんぶイチから再構築させて、その場のモブ魔法少女共諸共生まれて来た事を後悔するぐらいにズダズダにしてやったがね」

 

何が愉しいのか、語るキリカは朗らかに笑っていた。

こちらもこちらで狂っている。

そしてざまぁみろと言った途端、その笑みが不愉快さを宿したものへと変わった。

 

「だが奴はその間も延々と笑ってるわ、腹の傷口を自分で広げて自分の内臓…多分子宮を握り潰しながら、血塗れの指どころかぶった切って遣った手首の断面を擦り付けて自慰ってるわで最悪だった。二度と会いたくない」

 

キリカは豊かな胸の前で腕を組み、義憤に満ちた声で漸く地獄の光景を言い終えた。

麻衣はこれまで神浜とは縁が無かったが、一発で嫌いになれた。

 

そして更にこう思った。

行ってみたいなと。

こいつと一緒に。

血色の視線の前には、胸板を魔法少女に貪らせた少年の姿があった。

 

「そのドッペルってのは、ぶっ壊せるのか」

 

麻衣が立ち直った今、彼の関心事は杏子の安否に向けられていた。

この世の地獄を聞いてはいたが、アリナ某の事など知った事では無かった。

 

「勿論。多少頑丈だがね。それにしてもあんなのをティロっと一撃で破壊した巴マミは異常だ」

 

「壊したら元に戻るのか」

 

「新キャラの名前に触れてほしかったな。まぁいいだろう、ちゃんと戻るよ。奴らが創ったドッペルシステムは、元々魔法少女救済の為のものらしいからね」

 

「そうかい。生きてるのは分かってたけどよ、これで安心したぜ」

 

「友人、君も可愛い処あるじゃないか」

 

ほう、とキリカは軽く驚いたようだった。

安心と告げた時のナガレの顔には一瞬だが緊張の糸の緩みが見えていた。

 

「何がだよ。悪いかよ」

 

「安心なんて言葉、君から聞くとはね」

 

「んな不思議でもねえだろ。俺だってちゃんと心がある人間なんだぞ」

 

「はいはい。君は一から十まで人間だって分かってますよぉだ。にしても、よく佐倉杏子が生きてるって分かったね。希望的観測かい?」

 

「はっ、あいつが死ぬわけねえだろ」

 

反応を愉しんでいるようなキリカに、ナガレは敢然と言い切った。

心の底からそう信じていると、声の中に込められた感情が嫌というほどに感じられる声だった。

 

「思い上がりだな。魔法少女ってのは思ったよりも繊細で簡単に死ぬんだよ」

 

「あいつの死ぬ光景ってのが思い浮かばなくてね」

 

「答えになってないな」

 

「それでもあいつは死なねえし、お前らも死なせねえよ」

 

どこからその考えが湧いてくるのか、キリカには理解できなかった。

ただ麻衣の血染めの唇には、薄っすらとした弧が描かれていた。

よくぞ言ってくれたと、彼女は思っていた。

 

じゃそろそろ行くかと、ナガレは言った。

地面に刺さっていた斧槍を抜き左肩に掛ける。

 

「でもお前独りだと死ぬぞ、友人」

 

「今度は負けねえよ。あとあいつからは寝床貰ってるし、かなり世話んなってるからな。役に立ってやりてえのさ」

 

「それは救いたいとか、佐倉杏子の絶望を背負ってやりたいとか?」

 

「俺にんな事が出来るか。俺に出来るのはあれをぶっ壊してあいつを引っ張り出して遣る事だけよ」

 

素直だなとキリカは思った。

普通はここで尤もらしい事言いそうなのにと。

まぁおバカなこいつらしいなとキリカは思い、そしてこう言った。

 

「それにしても、チラッと見ただけだがあんな醜くて、しかもデカい姿になるなんてね。佐倉杏子の闇は深いな」

 

それは、とナガレは言い掛けた。

開いた口の前に掌を突き出し、キリカが静止を掛けた。

 

「何も言わない方がいいぞ。魔法少女の絶望の感情っていうのは、最も忌むべき存在で且つ尊いものなんだ」

 

極めて真摯な口調でキリカはそう言った。

行き場のない感情に歯軋りはしたが、ナガレは黙った。

そして一呼吸置き、麻衣の方を向いた。

 

「麻衣、悪いんだが」

 

「いいぞ」

 

言葉の途中で、麻衣は力強く言った。

そして豊かな胸の前に右の掌を置き、叫ぶように言った。

 

「この命、君の好きに使ってくれ。囮だろうが特攻だろうが、無意味な自爆だろうが構わない」

 

力強く、そして痛切な響きが込められていた。

 

「この騒動の原因は私にある」

 

「話を聞く限り、そうだね」

 

うぐ、と麻衣は唸った。

そしてナガレの方を見た。

何も言わないでくれと、血色の眼が告げていた。

 

「まぁいいや。さっさと行こうよ」

 

「お前も来てくれるのか」

 

意外そうにナガレは言った。

不信の元は、これまでの親しい中にもふんだんに用いられるキリカの悪行が原因である。

遊んでいる最中であろうが、十分に一回は自分を殺しに掛かってくる存在と付き合っていればそう思うのも無理はない。

しかしそもそも、そんな危険な存在と一緒にいること自体異常なのだが。

 

「手を貸すに決まってるじゃないか。じゃなきゃさっさと帰ってるよ」

 

それにねとキリカは繋げた。

 

「君が結界の中で人を助けるのと同じだ。人助けに理由なんかないよ」

 

「そうかい…ありがとよ」

 

すまねえなとナガレは言った。

その様子にキリカは満足げに笑った。

ああ、そのちょっとしょぼくれた顔見るの楽しいなと言わんばかりに。

 

「それでだ友人、ナガレリョウマよ。君は佐倉杏子が好きか」

 

唐突な質問に、ナガレは何言ってんだコイツと言った視線を向けた。

麻衣は血色の眼で彼を刺すように見ながら、答えが出るのを待っていた。

幸い、回答はすぐだった。

 

「嫌いじゃねえよ。たまにムカつく事やってくるけど、こんな得体の知れねえ奴を置いてくれてるしな。良い奴だと思う」

 

「素直に好きって言えば、中身は兎も角その美少女ショタボディを活かせて可愛いのに。ふむ、君は典型的なツンデレだな。予想通りだ」

 

キリカはつまらなそうに言った。

麻衣はツンデレか…と小さく意味深に呟いていた。

 

「お前らもだけど、戦ってる様を見ると惚れ惚れすんだよ。ぶっちゃけ尊敬してるぐらいだ」

 

「友人、今更急に主人公ムーブやるなよな。調子狂うじゃないか」

 

困った奴だなぁとキリカは言う。

お前に言われたかねえよとナガレは返した。

 

「さて、この場にはツンデレ二名内ヤンデレ予備軍一名と至極真っ当な性癖の魔法少女が一名か。私には特殊性癖はないのだが、ここは君らに合わせるべきだろうか」

 

答えのない問いをキリカが放った時、彼らの足元を激震が襲った。

そして、巨大な影が魔法少女達と少年を見下ろしていた。

赤黒い巨体、生物と非生物が合わさったような異形の外見。

 

佐倉杏子が産み出してしまった、異界の殺戮兵器のマガイモノが聳えていた。

 

 

「待たせちまったみてぇだな」

 

と、ナガレ。

 

「全く気付かなかったな」

 

と、朱音麻衣。

 

「ああ、揃いも揃ってマヌケばかりだ。もちろん私もだが」

 

と、呉キリカ。

 

「まぁ仕方ない。私達は自分で物語を決められないんだ。運命とは突き付けられるものだからね」

 

キリカは諦めの様に言った。

そして赤黒い悪夢の形を取った運命は拳を振り上げ、三体の魔なる者の中央へと振り下ろした。

鏡面の床が木っ端みじんに粉砕され、無数の破片が高々と宙を舞う。

その中に、三つの影が飛翔する姿があった。

 

「頼むぜ、魔法少女!!」

 

「応!お前こそまた手を煩わせるなよ、リョウマ!!」

 

「ははははは。佐倉杏子ってば、でっかいねぇ。これは刻み甲斐がありそうだッ!」

 

三者は吠え、呼応し、そして嘲りの叫びを挙げた。

斧槍、魔剣、そして斧爪が煌いた。

 

マガイモノが牙を剥き出しにして吠え猛る。

真紅の槍穂を思わせる爪を振りかざし、無数の結界魔法を宙に描く。

そして空間を埋め尽くさんばかりの無数の真紅の槍が召喚され、魔なる者達へと飛翔していく。

そして自らも、己を滅ぼさんとする者達へと悪夢のように襲い掛かっていく。

 

両者の力が激突した時、悪夢の第二幕が始まった。

 

 

 

 

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