5thライブが終わり、次は6thライブ・・・なのですが、アニメ1期2期と劇場版を元に作るライブはこれで終わりなんですよね。これからはアルバム曲をライブの土台にすることになると思います。・・・で、ここからが問題なのですが、もしかしたら、Aqoursのファイナルライブも近づいてきてるのかもしれません。ただの杞憂で終わればいいのですが・・・。
Aqoursが終わってしまったらどうなるか・・・。まだまだ先の事ですが、5thが終わってからその事について強く意識してしまい始めてしまいました。
多分、ソロ活動し始めたAqours声優さん達を追いかけるという事はしないと思います。私はあの場所でライブを行う
恐らく、ファイナルライブ後も私は追い続けると思います。
夢を追い続けるAqoursを───
───Aqours continue existing in my heart even if Aqours disappear.
2016年6月28日火曜日17時30分頃
沼津駅南口前雑居ビルテナント内
某カラオケ店──
2、3人用の小さな個室にスーツ姿の男性、新聞記者の芝山が座って腕時計を見ていた。何故カラオケ店なのに座るだけで何も歌わないのか・・・。周囲からすると、この部屋の中だけ異彩な光景だった。
それは昨日、百香に会いたいと言われ、ここは会う場所に指定されたからだ。百香は、今日のAqoursの活動を、大会後の休養日という事で休みにしたため、沼津に早めに来れるのだが、あるところに寄ってきたため、遅れて来ていた。
「お待たせ致しました」
「いや、こちらも来たばかりだから気にしてないよ」
芝山はそう言い、プラスチックカップになみなみと貯められているアイスコーヒーを1口飲んだ。芝山の雰囲気は、初めて会った時のような興奮はしておらず、物静かな様子だった。百香は、芝山とテーブルを挟んだ反対側に座り、バッグを横に置いた。
「まず、一つ聞きたいことがあります。何故、貴方は浦の星女学院の廃校についてと、沼津市誘拐事件の2つをあの時、同じ話に出したのですか?」
百香の問に対し、芝山は黙りを決め込み、〝子どもに教えて何になる〟と言っているような、少し挑発したような目でこちらを見ていた。
「私が言いたいのは、貴方が調べている3年前の沼津市誘拐事件の事についてです」
「ほー・・・。同じ沼津市民だから知ってるって?」
「・・・いえ、私も関与したからです」
少しだけニヤニヤしていた芝山の顔がすぐに強ばった。逮捕者や指名手配犯を除き、関係者はほとんど居ず、公にされた調査報告も指摘事項や矛盾だらけだったこの事件。逮捕者は頑なに口を開かず、指名手配犯は3年がたった今も見つからない。被害者や関与した人からの情報はマスコミからしたら喉から手が出そうなほど欲しいのだ。芝山に何故百香が持っているのかという事も問いかけたれたのだが、自分自身の事をあまり言いたくなかった百香は適当ににはぐらかしておいた。
「そこで、提案があります」
はぐらかしたあとの百香の言葉で、芝山の眉がピクっと動いた。
「今現在知っている浦の星女学院についての情報をください。こちらとしても、それ相応の対価は払います。
・・・こちらは沼津署内で厳重保管されている本当の沼津市誘拐事件の調査資料のコピーです」
バッグの中から〝沼津市誘拐事件調査報告書〟と書かれた茶封筒を出し、テーブルの上に置くと、席の向こう側から〝君は一体・・・〟という芝山の呟き声が聞こえた。
「ちょっと、太いパイプがあるのでね」
百香がそう言うと、芝山は少し納得いかないような顔をしながら百香の顔を見ていた。警察署内に隠されている資料を持ってこれるような力は通常、どんな記者でもありえないからだ。ましてや、彼女の見た目はただの学生。記者が持ってこれない記事の時点で彼女は普通じゃない。
「解っていると思いますが、これは取引です。こちらからも条件を提示します」
百香のその言葉が発せられた瞬間、芝山の右眉がピクっと動いた。
「それは、貴方が手に入れた情報を全て私に提供することだ!この条件を飲めなければ、この情報は提供しない!」
そう百香が言い切った時、芝山の顔は険しくなり、腕を組み唸り声を出し始めた。
百香の提供は、情報を追い続けてきた芝山にとっては願ってもない提案だった。芝山は、ここで情報を渡すかどうかの葛藤をしていた。これは喉から手が出そうなほど欲しい情報だが、もしかしたら、この少女は追い求めている者のスパイで、俺を消すかもしれない・・・と。
5分程唸り声をあげた後、芝山はようやく決断したのか、髪の毛を掻きむしっていた左手をズボンの上に下ろし、下げていた頭を上げ、百香の顔をじっと見たのだった。
同日夜──
渡辺家2階のベランダで百香は手すりと兼用にされている壁に寄りかかりながらスマートフォンを耳にあてていた。通話相手は沢木陽葵だった。
『ほう。じゃあ、彼に情報を渡すことにしたんだな』
「はい。彼も同意しましたし、見る限り、怪しいところはありません」
一種の業務連絡らしき文を交わした後、少しだけの沈黙があった。
『・・・本当にあの件は浦の星女学院の廃校に繋がっているのか?』
「はい、おそらく。あの記者は
『なるほど・・・』
沢木は、そう言いながら納得しているような答え方をした。
『・・・そうだ。この前君に貸してもらったラブライブ!のBluRay、全部見たよ』
「・・・どうでしたか?」
『全く一緒だった。記憶の中に残ってたところはな・・・。覚えてないことは合ってるかどうかはわからなかったが・・・』
そう返してきた沢木に対し百香は、やはりな・・・と思った。元々確証はあったのだが、これはAqoursの居る浦の星女学院に通っていた百香だから確認できたこと。μ'sのアニメ全てが合っているかどうかは、音ノ木坂学院に通っていて、なおかつ、μ's2年生と友達であった沢木にしかわからなからないことであった。
「という事は・・・やっぱりここはμ'sアニメ世界とも一緒・・・という事ですか」
『そうなるな・・・
・・・そうだ、話は変わるが、いつ頃BluRay返せばいいかな』
「そうですね・・・次は8月くらいに東京に行く予定なので、その時に渡してくれれば・・・」
『わかっ・・・、ここです!私はここですよー!』
電話中、向こう側から「陽葵お嬢様ー!」という女性の声が聞こえてきた後、沢木の声のトーンが急に高くなり、言葉遣いも変わった。
『すまん。今、某企業のパーティーから抜け出してきたんだ』
「パーティーって・・・」
百香は、呆れながら言った。今日は平日。こんな日にパーティーをやるなんて本当に一般市民からするとありえない事だからだ。
『毎月1、2回、大学終わりに大企業のパーティーに招待されてしまうんだ』
「へぇー。さすが沢木グループのご令嬢。私のような一般市民とは違いますねぇ」
百香は、心底羨ましそうに言うと、スピーカーの向こう側から沢木のため息混じりの声が聞こえてきた。彼女も苦労しているのだろう。
『皮肉で言ってるだろ。私だってなりたくてなった訳じゃないんだよ』
「ははは。まあ、仕方ないじゃあないじゃないですか。他社も、日本経済を牛耳っている中の1社である沢木グループと仲良くしたいんですよ」
百香がそう言ったように、沢木グループは国際的大企業であり、日本の就職人口のうち、1%は沢木グループに就職している。そして、沢木グループは日本の経済を牛耳る三井、三菱、住友などの財閥系の一員でもある。沢木曰く、「日本のほとんどの金持ちが擦り寄ってくる・・・」らしい。
『わかっとるよ。これも各社との関係を築くために必要だからな。だがな・・・洒落たパーティーは苦手なんだ・・・』
「分かってますよ。私は
『まあ、八名には敵わないがな』
「ははは。そうですね」
『じゃあ、これからちょっと死んでくるから切るな』
「はい。頑張ってくださいね!」
そう答えると、百香のスマートフォンのスピーカーからプツッと言う音がなり、ツーツーという信号音が聞こえるだけとなった。
「これが吉と出るか凶と出るか・・・どうなる・・・」
スマートフォンを耳から離しながらそう言う百香の声は、沼津の夜空へと消えて行った・・・。
投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません(いつものこと)遅れた原因、5thです。そうです。え?何、曜ちゃん。5thを遅れた原因にするなって?わかってるよ。でも、最初の文を・・・、ごめんごめんごめんごめんやめてやめて悪かったから本当に!だから腕を曲げないで!その関節はそっちには曲がらな・・・
次回更新予定日は6月26日です。
(多少前後する恐れがあります)
↑前後駅「前後と聞いて」
「お帰りください」
時間的に余裕が出てきたので1話だけ番外編ストーリーを書きたいと思います
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渡辺百香と前世の娘
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スクスタ時空─スクフェス!─
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百香とルビィの入れ替わり!
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スクスタ時空─虹学・Aqours対決!─
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ロリ辺百香