海上自衛官が渡辺曜の妹になりました   作:しがみの

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本編以外なので、短めです。

え?なんで本編更新しないかって?まだ半分も書けていないんですよ・・・


閑話 某記者の手記

 

4月5日

ようやく夢だった新聞記者になれた。伊豆駿東新聞という小さな新聞社だけど、頑張っていきたい。これからはこのノートに出来事を記録していきたいとおもう。

 

4月21日

研修期間が終わり、俺より少し小さい辻堂という女性の先輩について行って取材のやり方や記事の書き方を教わった。しかし、辻堂先輩と親しく話す地域の人々を見ると、地方紙の新聞社は地域に本当に密着しているんだなと感じた。俺も将来こうなれるだろうか。

 

 

5月2日

小さなコラムの記事を書かしてもらった。編集長にかなり添削されたけれど、これは一人前の記者になるための第一歩だと思う。添削の数が減るようにこれからも頑張っていこう。

 

 

5月24日

添削される箇所が日に日に減ってきて編集長と先輩に褒められた。このまま行けば来月か再来月には一人で取材をさせてくれるらしい。

 

 

6月5日

編集長から沼津市の内浦という所にある浦の星女学院という学校が廃校になるという話を聞いたと言われ、将来の日本の学校事情のことについて書いてみないかと誘われた。浦の星女学院・・・。沼津の長井崎にある私立高校だ。遠いから少しだけ取材が面倒臭いけど、少しだけ調べてみよう。

 

 

6月19日

面白い。次々とヤバい情報が出てくる。これは、地方紙レベルじゃない。全国紙、いや、全世界レベルだ。全ての事がわかれば大スクープだ!

 

 

6月30日

まさか、3年前のあの事件もあそこが関わっていたとは・・・。しかも、あの人が・・・!?嘘だろ・・・!?しかも、急に決まった沼津署の警官大移動もこうした経緯があったからか!なるほど、そういう事か!

 

 

7月1日

これ以上取材するなと編集長から怒られた。明日、ようやくあの事件に関係している関係書類を受け取れるんだ!絶対にやめるものか!ここまでわかったのに手を引けるものか!絶対に記事にしてやる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三島市郊外にある鉄筋作りのアパートのある一室。畳6畳程であるフローリング敷の狭い部屋には、スーツ姿の男女(男性の方が多いのだが)が何十人も詰め込まれていた。そのうちの背の高い若い男がノートを読んでいた。

 

「これは・・・」

 

韮山(にらやま)。それ、被害者(ガイシャ)のか?」

 

「主任!」

 

韮山と呼ばれた若い刑事に声をかけたのは、三島署刑事課主任であり、巡査部長でもある30代の男性だ。

 

「見せてみろ」

 

ノートを受け取った巡査部長はパラパラと読むとすぐに、別の若い女性警察官に渡したのだった。

 

「韮山。帰るぞ」

 

「え?何でですか!?」

 

「俺達は邪魔だからな」

 

そう言いながら、巡査部長は部下である刑事を連れてアパートの外に出てシルバー色のセダン車の助手席側に、後に続いて刑事が運転席側に乗り込んだ。

 

「どうしたんですか。主任」

 

「韮山。この事件、無理矢理お宮(迷宮入り)させられるな・・・」

 

「はぁ?」

 

「本庁だけじゃねえ。警察庁からも捜査員が来てやがる」

 

「はあ・・・」

 

「とりあえず、出せ」

 

「はい」

 

巡査部長はため息をつきながら腕を組み、改めてグレーのシートに深く座り、刑事は、車を三島署に向けて走らせた。

 

「この前、FA(扶桑航空)の爆破事件、あっただろ?」

 

「はい」

 

「どうやら、JTSB(運輸安全委員会)とNTSBは殺人事件ではないのかという結論をもう出しているらしい。そうじゃなきゃ、被害者宅の捜査なんてさせないだろ?普通」

 

「そうですか・・・?」

 

ハンドルを握っている刑事の頭の上にはハテナマークしか思い浮かばない。

 

「・・・これから忙しくなるぞ」

 

巡査部長は、刑事の顔を見て少し苦い顔をした。それは、話しが理解できなかった若い刑事に向けたのか、この事件の事なのか、はたまた両方か。知るのは本人だけである。

 

「忙しくなるって?」

 

「次は三島でも始まるんだよ。沼津署名物だった、刑事課の大移動が」

 

「?」

 

またハテナマークしか思い浮かばない刑事に向けて、巡査部長は〝ここだけの話だ。一切他言無用だ〟と言った後、話を続けた。

 

「ひよっこのお前は知らないが、過去何回か沼津署の刑事第1課の大移動があったんだ」

 

「大移動・・・ですか・・・?」

 

「ああ。つい最近の事例は、ある誘拐事件が沼津であってな、その誘拐事件の現場リーダーは射殺されたんだ。首謀者は上条財閥のある人物。リーダーを射殺したのは沢木財閥の息が掛かる少女。この2つを隠蔽するために沼津署の刑事第1課の9割が異動となったんだ」

 

「でも、この話がほとんど公になってないのはどうしてでしょうか・・・。私、ずっと静岡県内で生活してきましたが、そんなニュース聞いたことありませんよ」

 

「部外者に話そうとした人は消されたよ」

 

「えっ!?」

 

刑事は、驚いた顔で巡査部長の顔をぱっと見た。巡査部長は、いつも以上に不機嫌な顔で窓枠に頬杖をついていた。

 

「本庁の捜査員3人、沼津署の刑事2人、上条財閥から1人、大手メディアが4人。全員死に方は違うが、全員にあった共通点は〝沼津市誘拐事件〟の真相を公表したか、知ろうとしたかだ。今回のコイツもそうさ」

 

「主任・・・。もしかすると・・・」

 

「ああ。沢木財閥の息が掛かってるあの娘も、知りすぎたら消されるかもな・・・」

 

「そんな・・・」

 

「・・・この話はここまでただ。どうせどう足掻いてもこの事は発表できん」

 

「どういう意味ですか?」

 

両手を広げ、お手上げのポーズをした巡査部長をルームミラー越しで見た刑事は、まだ疑問に思っていた。

 

「沢木や上条はこの国になくてはならない存在なんだ。どちらかが傾けば日本が傾く。どちらも傾いて消えてしまえば・・・」

 

「消えてしまえば・・・?」

 

「日本経済は壊滅状態になり世界経済にも混乱を来す。下手をすれば日本は────」

 

「日本は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──消滅する!」

 

 

 

時間的に余裕が出てきたので1話だけ番外編ストーリーを書きたいと思います

  • 渡辺百香と前世の娘
  • スクスタ時空─スクフェス!─
  • 百香とルビィの入れ替わり!
  • スクスタ時空─虹学・Aqours対決!─
  • ロリ辺百香
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