元・英雄殺しがダンジョンにいるのは間違っているのか?   作:黒犬@ダクソ民

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皆さんお久しぶりです。そしておはこんばんぶぅるぁぁ。作者の黒犬です。
間が開いて本当に申し訳ありませんでした。少々行き詰ってしまい休載しましたが少々前までの話を修正しながら再開していきます。ではどうぞー


成長するということ

「ベル君!」

 

裏道を通ってきたヘスティアは何とかダンジョンの手前でベルを見つけて呼び止める。

 

「神様…」

 

「そんな格好のままダンジョンに行くつもりかい!?」

 

「でも僕は強くなりたい!すぐにでも…」

 

「ベル君…でも今日はもう帰ろう」

 

「でも神様…」

 

「まだお前達はこんな所に居たのか…」

 

「バルバトス君!早かったね…」

 

「ああ、走って来たからな」

 

「バルバトスさん…」

 

「ベルよお前は英雄になりたいのでは無かったのか…?悔しさをバネにする。それもいいだろう。だがお前は今焦っている。そんな状態で戦ってもいい結果は出ないだろう…」

 

「でも…僕は…」

 

「自信を持てベルよ。お前は俺が見込んだ男だろう…?それともこんな風来坊の言葉では信じられないか?」

 

「そんな!バルバトスさんは凄いです。僕の目標です…」

 

「ならばあんな駄犬の言葉に惑わされるな。自信を持って行けばいい。お前が成長すれば女などよりどりみどりだろうよ…」

 

「ちょっ!?バルバトス君余計な事まで…」

 

「分かりました!また明日から準備をしっかりとしてダンジョンに行こうと思います!」

 

「それでいい。」

 

満足そうな笑みを浮かべながらバルバトスはベルの頭をクシャクシャにする。ベルは希望に満ちた顔をして。へスティアは少々不満げな顔だったがそのやりとりを見ていてほっこりとしていた。

 

(全く…でも駄犬てあの狼人の人高レベルの冒険者だった様な…)

 

へスティアは嫌な考えが浮かんだが考えないようにした。

 

「では帰って明日に備えよう。明日からは俺もダンジョンに行こう」

 

「バルバトスさんも一緒なら心強いですね!でも僕も自分の力で頑張って行きたいと思います!」

 

「その意気だ!」

 

「ああ、僕も明日は少し出かけるよ。何日か帰らないかもしれないけど…」

 

「了解した」

 

「分かりました!」

 

そして彼らは帰路につく…

 

 

 

一方そのころロキファミリアでは緊急の幹部会が開かれていた…

 

「彼は一体何者なんだろうね…」

 

「あの実力で今まで無名だったのは信じられん」

 

「ガレス、彼と同じこと出来るかい?」

 

「できるとは思うが流石にベートの蹴りをまともに食らって無傷とは行かんぞ…」

 

「そうだよね…」

 

「あの人…やっぱり強い…」

 

「ああ強いね。彼と向かい合った時僕の親指がすごい反応をしていたよ」

 

「でもオラリオ内で調べても情報がまったくでぇへんてことは、外から来たのかもしれんなぁ」

 

「外ですか…まあそこはおいおい調べていきましょう。取り敢えず今日のことで彼に反発する団員もいるかもしれないけどなるべく彼とは友好的に接して行こうと思う。出来ればファミリアに誘いたいと思っている」

 

「それほどの男か?確かに力はありそうに感じたが…」

 

「おそらく彼はまだ力を見せてないね。ただの力自慢だけなら親指がここまで反応しない」

 

「確かにドチビのとこの子にしておくには勿体なさそうな奴やなぁ…よし、ほなそういう方向でいこか!」

 

「ああ」

 

「了解だ」

 

「うん…」

 

そして夜は過ぎていく…

 

 

 




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