カイト「やっぱり…作者の中では俺最強か?」
放仮ご「うちのキャラの中では、な。別作品の技を同時に仕えるなんてチート以外の何物でもないだろう?」
雑音「にしても今回の探偵…手加減というものを知らないのか?」
放仮ご「救うためには本気を出すしか無ないと思ったわけだよ。では、お楽しみください!」
ゲキド街:廃工場
「VXモード!【ミックミクにしてあげる】♪」
「EXモード!【深海少女】~彼女は沈む」
ミクと雑音のネギがぶつかり、火花が散る。
「ロードローラーで引いてやんよ!」
「おらおらおらあ!」
リンのロードローラーをリナはチェンソーを振り回して弾き返して崩壊させ、
「HEAVY(ヘビー)・SLASH(スラッシュ)」
「てやっ!」
キクの重力を纏った斬撃をレンは木刀で受け止めていた。先ほどからこんな不毛な決戦は続いている。
「いい加減に諦めろ!私たちを説得するのは不可能だ!」
雑音は後退し、地面に手を着いて何体もの黒い影の兵隊を生成した。
カイトside
「見付けた、探偵君!」
「ぐあっ!?」
俺はいきなり機械の腕で殴られ、山道に不時着する。今の声と腕、心当たりがあるな。確か名前は…骸音シーエだったな。
「久しぶりだね~。会いたかったよ!」
ドゴン!降りてきたシーエの右腕を避けると、地面にクレーターが刻まれた。この破壊力、前回の比ではないなっと。俺はそう考えながら二撃目も避ける。
「冷拳【アイスボンバー】!」
「よっと」
冷気を纏わせた右の拳を放つがシーエの左手に受け止められた。凍らないってことは何か特殊な合金だな…ならば!
「【マグナブレイズ】模写【スターダストレヴァリエ】」
≪マイクファンネル・起動≫
体に不死鳥の形に炎を纏わせてシーエから離れて上空に移動し、急降下と共に空中に現れた大量のマイクから放たれる星のエフェクトが掛かったレーザーと共に急降下する。
「熱うっ!…て、のわあああ!」
シーエはその昆虫のような足をひん曲げて跳躍し、レーザーの雨を掻い潜る。が…遅い!
「ブルーソングギター・フルブラスト!」
BSギターから光弾を連射し、シーエにダメージを与える。普通なら効かないだろう。だが、雑音と戦った時のように一点に集中して撃ち込めばどんな強固な体でも崩れる。俺が狙ったのは右ひじ。今の攻撃によって再び切断されたそれを見てシーエは笑う。
「やっぱりあんたは侮れないね~。この強化したロボットアームを破壊するとは。だけどこっちはその上を行っているんだよ!」
シーエは咆哮する。だが前回と違い、電気を帯びている。浴びたらとんでもないことになりそうだ。俺はいったん後退し、BSギターを弾き鳴らす。そろそろ終わりにしないとミクたちが心配だ。
「終わりにしよう、シーエ」
「ああん?私はまだ戦い足りないんだけどねえ」
「そうはいってもなあ…」
俺はBSギターをブーツ状に変形させ、右足に装着して飛び上がる。これは修理ついでに頼んでいた機能だ。とある「仮面ライダー」の技を参考にしている。
「行くぞ。FINALKICK(ファイナルキック)」
俺は空中でライダーキックみたいに飛び蹴りの体制をする。
「おう!?」
「おおおお!」
そのまま渾身の蹴りをシーエのボディに炸裂させ、火花を散らして吹き飛ばす。これが俺の新しい切札『ボーカライダーキック』だ。今の一撃でシーエは気絶したようだ。ごめんな。また後でちゃんと相手をしてやる。今は雑音たちだ。
ミクたちがいるのであろう方向を見ると影から作られたと思われる大小様々の兵隊があふれていた。俺はウージーを二丁取り出し、きちっと構える。お前ら、生きて帰れると思うなよ。あ、そもそも生きていないか。まあいい。
「さあ、show・Timeだ!」
そして先生の決め台詞を叫びながら撃ちまくる。弾丸は一発も外すことなく影の頭部を撃ちぬき、消滅させていく。思っていたよりもきりがないな。なら!
「【クロックアップ】」
俺は景色がゆっくりに見えるほどの速さで動き、すれ違いざまにウージーを乱射して全滅させ、廃工場に向かう。そして扉が見えてくるとジャンプして飛び蹴りの体制となり…
「オ…ラァアアアアッ!」
ドッゴーン!
扉を蹴破ると同時にクロックアップを解除すると、いきなり扉が壊れて俺が現れたことに気付いた6人は驚きで目を丸くした。
「ちょっと邪魔だ」
まだ倉庫内に残っていた影どもをガンカタで撃ち倒していく。その時リナがリンの見せた隙を突きチェンソーを振りかざすのが見え…
「させるか!」
すかさず右手のウージーをマグナムと取り替え一発弾丸を放って牽制する。そしてリナが怯んだ隙に再びクロックアップして近づき
「痛っ…て、いつの間に!?」
「リナ、ちょいと我慢しろ!」
どかっ
上段突きをその顎に打ち当てる。それによってリナは脳震盪を起こし、その場に倒れ込んだ。ごめんな。次は…キクだ。
「今度は私!?」
そういう事だな。キクは重力を操作して俺の動きを止めようとするが、俺は背中に装備しておいたケースから、今絶賛入院中の楽歩から借りた妖刀『ヴェノム・ソード』を取り出し構える。ここは…つい最近読んだ、あの技がいいな。
「ミク、リン、レン、下がっていろ…!」
俺は刀を独特の持ち方で構え、全身に力を込める。行くぞ!
「月島流奥義!富嶽鉄槌割りぃっ!」
そのまま刀身を増した重力に逆らうことなく受け入れ、地面に叩きつけコンクリにひびが入り辺り一帯砕け散る。その衝撃でキクは足を取られ、一瞬の隙が生まれる。俺はすかさず刀を振り上げ力を込める。そして周囲には俺の放った冷気により、氷の桜の花が舞い散る。
「この桜吹雪…散らせるものなら散らしてみやがれ!」
「なんの!」
そして一閃…!防御のためにクロスさせた包丁を凍らせて真っ二つに叩き折り、驚いたことにより生まれた隙をついてキクに当て身し、気を失わせる。これで残りは雑音のみ。俺は刀をしまい、拳を構えて走り出す。だが雑音も二人の様な隙はなく、状況を察知したのか瞬時に自分を中心にした『ドーム』を上書きする。
「貴様に理解できるか?表のVOCALOIDのバックアップのためだけに作られた私たちの思いが!?」
そしてその中から漆黒の無数の光の矢を放つ。矢は俺の体を貫きコートも、マフラーも、ボロボロになっていく。その身体も前回の比ではなく朽ち果てていく。だが、それでも諦めてたまるか!俺は右腕を巨大なドリルに変換し、大きく振りかぶる。その先は、『ドーム』だ。
だがなぁ…こんなもので隠れているんじゃないっ!
「そんな物味わっていない俺たちが分かるか!だが、一つ言えるのは!お前の拒絶するその壁を!このドリルで風穴を開ける!【ギガドリルブレイク】!」
ドリルは超高速で回転していき矢を弾き、『ドーム』を削り破壊していく。その現実に雑音はあり得ない、と言った表情になる。当り前だ。
自分の『孤独』『拒絶』『怒り』『憎しみ』『悲しみ』『疑心暗鬼』『凶気』『絶望』などという負の心全てを上書きした『ドーム』、いや『壁』が確実に壊れていくのだから。
「なっ…!?」
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
そして一瞬後、俺の叫びと共に『壁』は貫かれ、『ドーム』は粒子となって消滅する。そして現れた雑音は…泣いていた。
次回、第二章完結!
放仮ご「えっと…今回の技は…仮面ライダーオーズ・タジャドルコンボの【マグナブレイズ】霧雨魔理沙の【スターダストレヴァリエ】仮面ライダーカブト・ライダーフォームの【クロックアップ】『常住戦陣!!ムシブギョー』の主人公、月島仁兵衛の必殺技【月島流奥義・富嶽鉄槌割り】『天元突破グレンラガン』の代表ともいわる技【ギガドリルブレイク】です」
カイト「それだけじゃなく、今回はネタ祭りだったな。俺の決め台詞、『緋弾のアリア』の遠山キンジの物を少し変えただけだろ?」
雑音「新しい切札【ボーカライダーキック】…これはどう考えてもアレが元ネタだしな」
放仮ご「いや…なんか決戦ぽくなったからできるだけ盛り上げたいと思ってね…ちなみに次回は、雑音たちの説得、あまり目立っていないメインヒロインが活躍するよ」
雑音カイト「「次回もお楽しみに!」」