UTAU!VOCALOIDの事件簿   作:放仮ご百物語

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…化け物をまた作ってしまった。これ、地味にヤバい力だ…

カイト「作者、アンタは本当に俺を殺したいのか?」

そんなつもりは少しもありません!お楽しみください!


第16話 規格外VS MMDW最強

ガレキ街の外れ

俺、始音カイトは現在の状況について思案していた。

 

(なるほど…ネルのところにテトが、雑音のところにマコとルナが、そしてデルと楽歩のところに無音ゼロの部下と思われる秋音ハルが現れ窮地に陥るも【最速の歌姫】のおかげで助かるか…アイツだよな。そして俺のところにモモが…リンとレンのところにデフォ子が現れたところを見ると、俺たち主要メンバーを襲っている…とすると…)

 

「奴らの狙いはUTAUの信用を落とすことと、あと一人…ミクか!」

「そこまで気づきましたか。さすがは、探偵ですね」

 

そこに、金髪の赤い服を着た少女がやってくる。…来たか。

 

「多分俺のところに来るだろうと思ったよ。つい先日ウタを戦闘不能にさせ、2年前に起きた『A.D事件』の主犯であり、当時UTAUのTOPだった初音ラトをデリートした…通称【死へと誘う赤き令嬢】レア・クラブフラット。…MMDW一危険な力を持つモデルの一人、だな?」

 

「…まさかそれに気付くとは、さすがに予想外です。貴方はどこまで規格外なのですか。VOCALOIDでありながら異質の力を使い、普通に鍛えてもありえないスペック…もはや全てが規格外です。貴方は一体何者なのですか?」

 

彼女…レアは困惑の瞳を向け、俺は自重するように笑う。

 

「さあな…俺も幻想郷と言うところにいたとしか記憶にない…強いて言うなら、俺は探偵始音カイト!覚えておけよ。FINAL・エクスイカリバー。そしてV3…!」

 

俺は冷気で創り出した氷の桜吹雪と共にエクスイカリバーを召喚し、V3に姿を変える。

 

「その姿は…!?」

「断罪を下す姿だ…!」

 

俺は圧倒的なスピードで間合いを詰め、一気に勝負に出ようとするが…

 

「規格外なのでしたら…私を楽しませてくださいよ?」

 

なんと、その右腕で受け止められた。よく見ると、レアに触れる前に俺のエクスイカリバーが粒子と化していく。…まさかあのウタの症状は…!

 

「私の授かった能力…プログラムを粒子と化し自由に操る能力…この力で粒子化した鎌を、ウタさんの内部に潜入させて削らせてもらいました…私には、触れることすらできませんよ?」

 

「…そりゃ厄介だな」

 

つまり、彼女にふれたものは自由に目に見えない凶器と化し、攻撃できるうえに防御も可能か…なんちゅう理不尽な能力だ。だったら…

 

「粒子化できない数だけ撃てばいい話だろ!」

 

俺はエクスイカリバーを手放し(同時に消滅した)、腰からウージーを取り出して撃つ、撃つ、撃つ。だが数百発は放たれた弾丸はひとつも当たらず、全て粒子化した。…ヤバい…?

 

「私を楽しませることができないなら、死になさい」

 

彼女が手を振ると粒子化した弾丸が俺に炸裂する。これは…きつい…!

 

「エクスイカリバー…V3!」

 

俺は何とか、刀身が細くさらに鋭く変化したエクスイカリバーV3を二本召喚し、全て捌き切る。

 

「ほう…さすがですね。ですが…」

 

彼女は辺りの物質を粒子化させ、右手に収束させ自分の身長よりも長い、湾曲した刀身の鎌を召喚して肩に担ぐ。

 

「…これは無理でしょう?(ニコッ)」

「…ああ、そうだな」

 

そして、鎌が振りかざされ、刀身が俺の首に迫る…!

 

 

 

 

次回、レアとの決着!そして…




レア「どうも、レア・クラブフラットでございます」

ゼロ「無音ゼロだぜ、ケケケケケ!」

ハル「ゼロ様の一の部下、秋音ハルです」

アカイト「旧実行犯だったアカイトです」

ネル「元幹部の亞北ネルです」

ハク「同じく、弱音ハクです」

放仮ご「他にも何人かいるけど、この四人がMMDWの凶悪犯が集まったグループ・REDのメインメンバーなのだ。ちなみにネルとハクさんは物語開始以前に抜けています」

ハク「私は、デルのおかげですね…彼とは従兄妹なので。にしても作者さん、私の出番はいつなんですか…?」

放仮ご「…あと5話くらいすんだらボカロの事件簿終了して、新シリーズ『ゲキド街のよろすやVOCALOID3(仮)』で、ルカさんともども出番があるから…」

ネル「つまり、出番はこの作品ではもうないと」

ハク「びえええええええええんっ!」←マジ泣き

アカイト「…作者さん、私は?」

放仮ご「あ?この第三章が終わると同時にお前には出番があるよ!最悪の元凶としてな!」

アカイト「あるんですか。よかったです」

ハル「そこは喜ぶべきではないと思いますよ」

ゼロ「だな。ケケケケケ!」

レア「簡単に言うと、規格外さんにボコボコにされるという意味ですからねぇ」

アカイト「レア様!?そんな殺生な…」

レア「えっと…私の能力が『プログラムを粒子と化し自由に操る』でゼロが『音という名のプログラムを無にする』、ハルさんは『触れた機械を全て壊す』、アカイトさんは『自由自在に移動する』、ネルさんは『情報改変』、ハクさんは『歌以外は万能』でしたっけ」

放仮ご「特殊能力としては合っているよ。アカイトはその能力を利用してテレポートしたり光線の軌道を変えたりしたんだよね」

レア「さて、次回は私と規格外さんの最終対決です。お楽しみにですわ」
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