祝!ゼロさんに恋人ができました!お相手はレア様ではなく、永遠という名の悪魔さんの作品「仮面ライダーエターナルS~煌めく永遠の希望~」の敵幹部、武内裂姫さんです!
ハル「ゼロ様、おめでとうございます!」
ゼロ「ああ、俺は今回に決着がついたら…アイツに告白するんだ…」
レア「なに死亡フラグ立てているのですか!?」
カイトside
「がぁ…っ!?」
「へぇ…無意識に体をずらしたからコアには当たらなかったか。さすがだな」
ヤバい…今のはヤバい…腹部じゃなくて胸に…
ゼロは俺の胸から手を抜き、膝を腹部にめり込ませ、俺は吐血する。…きついな、これは。
「お前は守れねぇんだよ!大事なものなんて何一つ!かつての俺に様にな!」
そのまま何度も蹴られ、どんどん傷付いていく俺。そして、カランコロンと音が響き、目の前に十数個のMk-Ⅱ手榴弾が転がる。…まさか?
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!
「ぐっ…あっ…」
「ケケケケケ!守れないっていう気持ち…分かったかボケ野郎?」
「な…に…?」
見てみると、倒れたままのミクに今の爆発で生じた瓦礫に埋まっていた。近くにいたカイコが慌てて救おうと頑張っている。…俺も、頑張らないとけないな。
「…まだ動けるのかよ」
「ああ…お前だけには負けられないんだよ…」
血を吐きながらも俺は立ち上がり、俺は考える。この状態で幻想殺しは使えないし、何よりあの音を無にする芸当は触れることもできない。いけるのは…これだな。俺は腰に手を回す。俺の銃はマグナム…あの次元大介が愛用しているのと同じものだ。
「
「なっ!?」
ゼロは呻く。そりゃそうだろう。見えない弾丸に撃たれたのだから。これは、とある世界の一部の人間が使った戦闘術で…簡単に言えば早撃ちだ。俺は今、腰に付けられたマグナムを見えない速度で撃っただけに過ぎない。この程度のことができる程度の体力が残っていて助かった。
「チッ、早撃ちか。いいぜ、相手になってやる」
ゼロは懐から大型拳銃…ガバメントを取り出す。…?早撃ちには向いていないはずだが…ゼロは銃口をこちらに向け、引き金を引く。だが音がしない。疑問に思っていると
「 …!」
俺の左肩を、弾丸が撃ち抜いていた。今、俺の声が出ていなかった。アイツ…
「音ってのは…すごいよな、名探偵」
「なに?」
「音があるから話ができる。音があるから生きていると痛感できる…音ってのはこの世界を生かしているのさ」
「…何が言いたい」
「俺はな。その音を消す力を持つ。そんな俺だ…VOCALOIDとしても認められねぇ、そんな存在なんだ。全ての亜種とも違う存在にされた。デスボーカロイドという部類にな」
ゼロも…雑音たちと同じデスボーカロイドだと…?
「もちろん貶された。そんな存在、異物でしかないからな。そんな俺にも対等に付き合ってくれたのが…鋼音ミクだ」
鋼音ミク…確か、ミクの「ロック」といった分野を大きく広げたが、時代の渦にのまれミクに再統合された亜種VOCALOID…だったか。
「アイツは、心に響かせる歌を歌っていた。だがな、ある時いきなり消えたんだ。俺は探した。そして、初音ミクに再統合されたと知った。…なんでアイツが消えなきゃならない。元となったVOCALOIDが残って!なんでアイツが消えなきゃならないんだよ!
アイツはな…消える直前、ライブを計画していたんだよ。VOCALOIDの連中と同じ、何よりも歌うことが好きだったアイツは…そのライブをとあるVOCALOIDに横取りされ、歌えずに消えた。歌えなかったんだぞ?奪ったのは初音ミク、アイツだ。せめて俺が消えときゃよかったのによぅ…その時だ。俺に復讐心が芽生えたのは。アイツから歌うチャンスを奪った初音ミクを…鋼音を奪ったアイツを…俺は許せるか!」
俺はそれを聞いて、こいつは止めなきゃいけないと、そう思った。
「お前の事情は分かった…ミクは、当時のマスターの指示でやっただけに過ぎない。本当に悪いのは、人間の心だ。確かにそうだけどな…鋼音ミクは、お前に消えて欲しくないと思っているはずだぞ」
「お前に何が分かるんだよ!」
ゼロはベレッタを投げ捨て、どこからともなく刃毀れがひどい日本刀を取り出し切りかかってくる。
「分かるさ。…大事な奴ってのは、そういうものなんだよ!」
虚刀流…最終奥義!俺は右足を振り上げて日本刀を叩き割る。腹から異常なほど血が出ているが気にしてられるか!…DAMAGEMODE。
「七花八裂(改)!」
俺は混成接続技と呼ばれる、無敗の連続攻撃を叩き込む。…非殺傷設定でな。そして最後の一撃が決まりそうになったその時、ゼロの右手が受け止めた。何!?
「俺もな…負けられないんだよ…」
「ごふっ…俺もだ!」
俺の腹に鉄拳が叩き込まれるがフックを返す。すると相手のストレート、俺のアッパー。殴り合いがただただ続き、双方血塗れだ。七花八裂で駄目なら…ぐぅ…次で決めないと倒れるな…
「オラァアアアアアッ!」
「ふん!」
ゼロの渾身の左ストレートをギリギリ避け、俺はそのまま倒れるように…右足をゼロの後頭部に炸裂させた。
「なっ…?」
「俺の…勝ちだ…!」
「その…よう…だぜ…ケケケケケ」
ゼロは最後に笑い、地に伏せた。…ヤバッ、俺もだ。
バタンッ!
ゼロside
ちっ…魂のぶつけ合いで負けちまうとはよ…だが、今の俺にはREDという仲間がいる。鋼音以外で俺も歓迎してくれた、
なぁ、鋼音…俺、お前を差し置いて、幸せでいいか?
「ああ。お前は、幸せになれ。私の分まで…」
…ありがとよ、鋼音。俺は…吹っ切れることができそうだ…そこまでして止めてくれて、ありがとうよ…名探偵。
次回、ミクに異変が!?
カイト「俺、本当によく死にかけるな」
放仮ご「ちなみに、最後の対決は劇場版天元突破グランラガン・螺巌編の、シモンVSアンチスパイラルのぶつかり合いを元にしました。あれ、最後までドリルかよ!って思わずツッコんだ」
ゼロ「さて…吹っ切れたことだし…この俺、無音是露は!武内裂姫に告白する!」
カイト「後書きで言うことじゃないな。ところで作者。アンタはどれだけ他作品のキャラとのカップルを作れば気が済む?」
放仮ご「いや、なんかいつの間にかなっていたし…無意識に女性キャラばかり書いているし、ねぇ?何より、他作品で自分のキャラを使われるのが嬉しいから!」
カイト「そうかよ。…次回、ミクに異変ってなんだ?」
ゼロ「次回は第三章最終話。このまま最終章に突入だぜ!ケケケケケ!」
放仮ご「お楽しみに!」
カイト「おい、無視するな!」