銀魂×TOV   作:takowasa

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初投稿です。

拙い文章で出来た小説もどきかもしれませんが、少しでも目を通していただければ幸いです。


朝帰りから始まる旅立ち

~江戸かぶき町~

 

物語はとある少し霞みがかった朝の帰り道から始まる。

 

「あ゛~、気持わり~……飲みすぎた……」

 

うだつの上がらない声の主は銀魂の主役、兼、万事屋銀ちゃんのオーナー坂田銀時である。

どうやら朝帰りらしい。飲み屋をはしごでもしたのであろう あまり顔色がよろしくない。

 

「はぁ~、2軒目でやめときゃ……あそこで帰ってれりゃ……」

 

嘆く銀時。

 

「どーすんだよこれ……確実に二日酔い直行だぞ……想像しただけで気分が、つーか吐き気で気分が……うぷっ……うっ」

 

淀みがかった声でブツブツ独り言を喋りながら大きな木製の橋を渡る。その時、銀時の乾いた瞳が河川の水面を捉えた。

 

「あ? なんだ? 丸い光? 太陽……が映ってる訳じゃあねーよな……」

 

川に浮かんだ丸い円状の光。だが、それは、水面に朝日が映り込んだものではない。

 

「なんだこれ……」

 

銀時はその光に吸い寄せられるように橋から身を乗り出して食い入るように見る。

 

その時、突如光の中から黄金に発光する手のような物体が現れ銀時の服をつかみ河川の中に引きずり込む。

 

「えっ!? ちょっ! まっ……ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

その断末魔は誰の耳にも届くことなく河川の中へと消え、残るのは静寂のみ……そして、ここから銀時の散々な戦いが始まるのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

暗闇の異質な空間に突如、河川に浮かんでいた物と同じ丸い円状の光が現れ、その中から放り出される形で銀時が排出される。受け身を取れず、後頭部を地面に打ち付ける。

 

「うごぉ! 痛っ、頭打った! 後頭部打っちまった! 痛っつーッ、たくっ! いきなりなんだってんだ、これは――――アァ? んだァここは?」

 

後頭部を打ち、喚いていた銀時はいつの間にか自分が、一面真っ暗闇の空間にいることに気づく。空間は無駄に広く、延々と闇が続いていた。しかし、暗闇の空間であるはずなのに自分の姿だけは、はっきり見える。暗闇の空間と自分の姿だけはしっかり目視することができる事、銀時はそこに妙な既視感を覚えた。

 

「おい、なんかここ前にも来たような気がするんだけど……なんか嫌な予感しかしないんだけど……」

 

警戒の色を見せる銀時の頭上から突如、神々しい声が発せられる。どうやら銀時の嫌な予感は的中してしまったようだ。

 

「よくぞ来た……選ばれし者よ……」

 

「……誰?」

 

銀時は謎の声の主に正体を問いながら、露骨に不愉快な顔を見せる。

 

「私は世界の安寧を願う者……訳あって、貴殿をここに呼び寄せさせてもらった」

 

「呼び寄せたっつーか、ほとんど半ば強引に拉致される形でここに来たんですけど……帰らせてくれませんか?」

 

頬に青筋をピクピク立てながら返答する銀時。

 

「呼び出していきなりだが貴殿に頼み事をしたい……」

 

銀時の言葉を華麗に素通りする謎の人物。

 

「おーい、無視かー、聞こえてんだろーが、元の世界に帰せ! おい!」

 

「今、私が生きていた世界……テルカ・リュミレースが大きな災厄……星食みの脅威に晒されようとしている……」

 

銀時は苛立った声で抗議するが、その言葉も無視され続け、一方的に話が続けられる。

 

「空から舞い降りし赤黒き災厄の渦にのまれればテルカ・リュミレースは破滅を迎えるだろう……本来は私がテルカ・リュミレースを守るべきなのだが、肉体はとうの昔に滅んでしまってな……もうそれは叶わない……不甲斐ないが許してくれ……どうか私の代わりに貴殿がテルカ・リュミレースを救ってほしい……この願い聞いてくれるか……?」

 

「俺が聞く前にまず、あなたが人の話を聞こう!」

 

シャウトする銀時。銀時は声をさらに張り上げる。

 

「星食みだが、ほしの○きだが知らねーが、関係ないから、俺には。元の世界に帰せっつってるの! 俺ただの朝帰りの酔っ払いだから! これからシャワー浴びて、あったかーい布団で寝るつもりだった一般市民だから!」

 

汗を垂らしながら必死で叫ぶ銀時。

 

「そうか、願いを聞いてくれるか!」

 

「耳鼻科に行けェェェェェェェ!!!」

 

いつまでたっても成り立たない会話のキャッチボールに我慢の限界が来たのか、盛大にシャウトする銀時。

 

「おい、勘弁してくれよ……今頃シャワー浴びて布団の中で、スイートドリームを見てるはずなんだよォ、何で悪夢に変わってんだ! 何で朝から何でこんなところに居て、何でこんなに疲れなきゃいけないんだよ! ただでさえ朝帰りで疲れた体なのにこんな突っ込み入れてたら過労死するわ! 俺はスピード・○ォリアーじゃねーんだよォォ!!」

 

「わ、わかったから落ち着いてくれ……もう無視とかしないから落ち着いてくれ……」

 

と、血走った目で長ったらしい突っ込みを入れる銀時の気迫に押し負け謎の人物が初めて銀時にまともな返答を返す。

 

「おせーんだよ! 会話一つ成立させるのにどんだけカロリー消費させるつもりだ! ト○コもびっくりの消費カロリーだよ!」

 

怒りがおさまらない銀時。それを宥める様に謎の人物が喋りだす。

 

「もうわかったから、無視して一方的に話すすめないから、お前の意見聞くから言ってみ?」

 

その言葉を聞いた銀時は一端乱れた息を整え、怒りをおさめる。

 

「はぁ~……まぁいいか……じゃあ言わせてもらいますけどね~……もう、さっきからず~~~~~~~と言ってるように――」

 

「あ! ちょっと待って!」

 

「はぁ!? んだよぉ……」

 

言おうとした矢先に謎の人物が話の腰を折る。怪訝な顔をする銀時。

 

「もう文字数とっくに足りてるからからここでいったんお終い」

 

「て、終わりかいィィィィィィ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




2話は出来次第、投稿したいと思います。
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