初めてなので、出来てなかったら教えてください
・霊夢視点
「あったか〜い」
やっぱりこたつはいい、すごくあったかい
やっぱ冬といえばこたつよ
あと少しで年越しだけれど、そういえば年越しそばの用意を忘れたなぁ...
“ガダガダ“
まただ、また“彼“が何かを伝えている
そのの何かを見分ける方法としてこんな言葉があったっけ
聖なる心枯れ果てし時、究極の闇を操りし戦士、雷の如く出で、幻想郷は闇に葬られん
ウチの奥深く、幻想郷がもし消えてしまうような事になった時だけ開ける場所にある本に書いてある言葉だ
意味としては
優しい心を無くした時、究極の闇を扱う凄まじい戦士が、雷のように現れ、幻想郷を滅ぼす
と言う意味らしいのだけれど...
普段あの場所に行くための扉にはお札が貼っており、間違っても力を解放しないようにしている
しかし最近になって、強いて言うなら流楠が闇の波動に目覚めた辺りから
時差、内側から扉をこじ開けようとガダガダと扉が震えることが増えてきた
扉の内側にいる“彼“が何かを察知したと言うの?
原因は流楠?それとも他に何かあると言うの?
“彼“は一体なにを私に伝えようとしているのか私にはわからない
ただ一つわかることがあるとすれば、“彼“は何かを察知した、それだけ
「そこにいるのはわかってるわ、出てきてちょうだい」
目の前の空間に亀裂が現れ、中から紫が出てくる
「流石ね」
「当たり前でしょ」
短い会話だが、わたしには紫が何を言いたいか大体わかる
“見つけて欲しくなかった“と言いたいのだろう
なんでって?そんなもん勘よ、勘
博麗の巫女の勘なめんなよ
「何の用?いまちょっと忙しいのだけれど」
「何を言ってるの?することないくせに」
まぁそうなんだけど
今はちょっと一人にして欲しい
理由は...色々と考えたい
流楠の事、闇の波動の事、妖夢の事など色々と
「真由美と健斗の件だけど」
「ああ、彼らね。いい奴らだったわね、お賽銭多めにくれたし」
そういえば流楠が始めてくれた時も凄い金額くれたっけ
そう言う所は“親子譲り“なのかもね、よくよく考えてみれば
「彼らってどうなったか知っている?」
「え?死んだんじゃないの?
「それが死んでいないのよ。謎の場所で──」
「もう
禁忌封印地、龍鬼が石棺封印されているとされる場所のこと
約200年前、闇力を作り出し、それを自らの体内で練り上げ闇の波動を作った張本人
ある意味で龍鬼は本当の黒幕とも言える
禁忌封印地は紫の能力を使った結界によって隠されていた
しかし、流楠がやってくる一年前、突如内側から結界が破られたのだ
結界を破られたことを危惧した紫は保険として流楠を呼んだ
その数日後にたまたま狩怪が現れた、と言う流れだ
「それもそうね。それで禁忌封印地には計三人の人が封印されているの」
「へぇ、一人は龍鬼、あとは健斗と真由美ってところかしらね」
そう、と紫は重々しく頷いた
「ほんと、流楠って不幸ね」
“ええ、そうよね“そう紫は言う
軽々しく言うな、まったく
両親や友達から酷い扱いを受けてきて、やっと見つけた妖夢という信じることができる友達の元すらも、離れなければいけない状況になってしまった
不幸なんて言葉じゃ足りないぐらい不幸だ。流楠は
「それじゃ、私はそろそろ」
「さっさと帰んなさい、私はお昼寝をするんだから」
わかった、紫は小さくそう行った後スキマを開き、帰っていった
私はミカンの皮を剥きながら思う
お昼寝できる雰囲気じゃないわよ、まったく
時雨が主人公になる予定だったんですが...
ほら、時雨って何考えてるか作者の私でもわからないので...
いっそのこと、三人称視点でも良いかななんて思ってたりしています