暖かくなってきたなぁ〜、と思う今日この頃
こんな日はゆったりとお昼寝でもしたいよ...
俺は今謎の場所に来ている
なんでかって?黒フードが幻光刀の代わりの刀があるって言ってたからついて来た
ただそれだけのこと
「で?どこにあんの?」
「こっちだ、ついて来て」
謎の場所は洞窟のようになっていて、入り口が半円型になっているのだが...
中は物凄い霧がかかっていて全然見えなくなっているんだ
それで霧の正体はなんなのって話だけど...
単刀直入に言ってしまうと闇の波動だ
ただ、なんで闇の波動があるのかわからない
だって紫教えてくれないんだもん!
「ここだ」
「ここって言われても謎の場所の中じゃ...ん?」
霧の向こう側、そこに広がる景色はなんとも言えない奇妙な光景だった
『凸』の形のような土台の上に三つの石棺
そして出っ張った土台の上にある石棺大きくて豪華...というかゴツい
そうゴツいのだ、その石棺だけ人一倍大きく掘られた絵や石棺から飛び出た装飾品も多い
普通、石棺というのは遺体や遺骨を収めるもので、亡くなった人物が偉大であるほどにそれと比例して石棺も豪華になる
つまり真ん中の人物だけは何か大きな功績を残し、偉大な人物として亡くなったのか?
「さてと、見ない方がいいぞ」
「えっなん...わかった」
これはやめておこう
黒フードは一番大きな石棺の蓋に手をかけたのだ
まさか蓋を取るのか?いやいやそんなわけないだろ、っと思っていただが『見ない方がいい』とのことなので多分その気なのだろう
俺は後ろを向いた
ゴゴゴっと石棺の蓋を動かす音が聞こえる
そしてガサゴソ、カサカサと石棺の中を漁っている音が聞こえてくる
死体漁りはよくないぞぉぉ!
誰か覚えてないけど俺知ってる外の世界の偉人が『俺の墓荒らしたら呪ったるでぇぇ!!」
って言ってた人がいたような気がする...
「ほれっ」
ガサゴソ音が止み、蓋を閉める音が響く
その後、黒フードは『ほれっ』っという言葉を俺に投げかけた
俺は黒フードの方を見る、すると目の前に刀が!!
どうやら黒フードは俺に刀を投げたようだ
俺は刀をバシッと受け取る
「なにこれ?」
「それは
夜神刀...か
聞いたことがない名だな
幻光刀と夜神刀...対をなしているように見えるのは俺だけか?
まさかまた
そんなことになったらめんどくさいんだけど...
「ほぅ...持てるか...」
「?」
「いや、なんでもないよ」
持てるか...だと?
まさか常人には持てないとか?まさかそんな!?
なんでもないだと?紫といい黒フードといい、なぜ俺に皆隠し事をするのだ!?
まぁいい、いずれ訊こう。しかるべき時が来た時に...
「さぁ帰ろう」
「ああ。いやお前の家じゃねぇ!」
そうだねっと黒フードば笑う
その丸い笑顔の裏になにがあるのかは、俺は知らない...
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