ポケットモンスター サン&ムーン ~出会えてよかった~ 作:モモワ
アローラ!! 今回のポケ問題は宿直の俺 サトシが出題するぜ!
今日のお話の中で 具合が悪くなって保健室に運ばれちゃったのはだ~れだ?
答えは小説の最後で!!
ここはメレメレ島にあるポケモンスクール
未来のポケモントレーナーを育てるための学校であり
たくさんの生徒が今日も元気に学校へ登校してくる
サ「アローラ!!」
そんな中 サトシも自分のクラスに到着すると元気良く挨拶をした
ちなみにここでは「アローラ!」が挨拶なのだそうだ
?「アローラ! サトシ今日は遅刻しなかったね~?」
?「昨日はチャイムが成り終わると同時に息を切らして入ってきたし…」
?「最初の授業の時なんて 意識半分飛んでたよ~?」
?「まぁサトシらしいっていえば そうなんですけどね」
?「だな! 懲りないというか何というか…」
登校してきたサトシを迎えるのは 同じクラスメートの5人
アイナ食堂で働く ちょっぴりお節介な女の子マオ
釣りが得意で 水ポケモンが大好きなスイレン
プログラムや発明が好きで 暗いところが怖いというマーマネ
家はかなりのお金持ちで お嬢様の雰囲気漂うリーリエ
ポケモンバトルの腕前はクラスでも1位2位を争うカキ
サトシが短期留学生として このスクールに来てから 共に学ぶクラスメート達
サトシはそんなクラスメート達とすっかり打ち解け 仲良くなっていた
特にアローラ地方に伝わる究極奥義「Z技」を使える者同士ということで
カキとは実戦授業の時によくバトルや特訓を行うことが多い
ク「アローラ! お! 今日は遅刻しなかったようだなサトシ」
そこへ入ってきたのは このクラスを受け持つ担任のククイ博士だ
こうして今日もポケモンスクールでの1日がスタートしようとしていた
ゴォン ゴォン ゴゴゴォ~~~~ン♪
ドータクンをモチーフにした鐘をネッコアラが鳴らし
スクールの1日が終了する時刻を告げた
ク「よーし! それじゃあ今日の授業はおしまいだ! みんな気をつけて帰れよー!」
ククイ博士がそう言うとみんな元気良く返事をした
ク「それじゃ…………!! おっとそうだった!」
そしてククイ博士は教室を出る1歩前で何かを思い出し 引き返してきた
ク「明日の日直だが……………サトシ! 明日はお前の番だ!」
サ「えっ!? 俺ですか!?」
ピ「ピーカチュ!?」
ク「ああ! お前も このスクールに来てだいぶ経つからな!
本来なら日直はクラスメートが順番にローテーションで行うものだ!
だからそろそろ サトシにも日直を頼んでいい頃だと思ってね!」
サトシはククイ博士の言葉に驚き ポカンとしたまま周りを見渡した
リ「本当なら私の次はサトシの番だったんですよ?」
マ「でも サトシはまだ慣れてないだろうからってことで サトシの番を飛ばしてたの」
サ「そうだったんだ… 分かった! じゃあ明日から俺も日直やるよ!
いつまでもみんなに迷惑かけるわけにはいかないからな!」
ピ「ピカピカッチュウ!!」
サ「よーーーし!! やるぞーーー!! 日直ーーーーー!!」
ピ「ピカピーーーーカーーーーーー!!」
サトシとピカチュウは立ち上がると 天井に向かって大声で叫んだ
サ「…………ところで~」
全「!?」
サ「……………日直って何?」
ズドドドドドーーーーーッ!!
その場にいた全員が激しくずっこけ 転倒した
ククイ博士に関しては黒板に頭を思いっきりぶつけ 悶絶していた
その後サトシは今日の日直だったリーリエから日直の仕事内容や心得なんかを
簡単に説明してもらい そのまま家へと帰った
サ「ふぅ~~~~ 日直かぁ~」
サトシはソファーにゴロンと仰向けに寝転がった
サ「リーリエが色々と説明してくれたけど… ぶっちゃけ全然頭に入ってないや…
ピカチュウ~ 俺ちゃんと日直できんのかなぁ~?」
ピ「ピィ~カァ?」
ピカチュウも不安そうに返事を返す
ロ「僕にお任せロト!」
そんな不安げなさとしにロトムが胸(画面)をポンと叩いて自信満々に叫んだ
サ「ロトム! 変わってくれんのか!?」
ロ「違うロト!! 日直はあくまでサトシがやるロト!! そのかわり明日は僕が
サトシが日直としてやるべき仕事を全部レクチャーしてあげるロト!
リーリエの説明してくれた内容は 僕のデータベースに全部インプットしてあるから
全然問題ないないないロト!」
サ「おおおおぉー!! ロトムのチカラってスゲーーー!!」
前の旅の時によく使っていた言葉が彼の口から飛び出る
サ「よーし! 明日は日直頑張るぞピカチュウ!!」
ピ「ピカピカッチュウー!!」
AM:6:00
サ「クカアアァァァァ……ムニャムニャ」
ロ「サトシ起きるロトーーーーーーーッ!!」
突然けたたましいアラーム音が鳴り響き 夢の中にいたサトシは現実に引き戻されて
あわてて布団から飛び起きえた
サ「な…なんだよロトム!?」
ロ「ただいまの時刻はAM6:00ロト! さぁ準備するロト!」
サ「準備って………何の?」
ロ「決まってるロト! 学校に行く準備ロト!!」
サ「ええっ!? 何でだよ? まだ6時じゃん! いつもなら8時前まで…」
ロ「サトシ 今日はサトシが日直当番の日ロト!! 忘れたロトか?」
サ「わ…忘れてないけど… 何でこんな早く…」
ロ「いいからさっさと着替えるロト!」
ロトムはサトシの寝巻きを強引に脱がし サトシは朝早くから
わけもわからないままパンツ姿にさせられたことに疑問を持つ間もなく
いつもの服へと着替えた
ク「おっ!? ちゃんと起きれたみたいだな! そんじゃサトシ 日直頑張れよー」
イ「ワンワン♪」
ククイ博士とイワンコに見送られながら サトシはククイ博士の家を出発した
※この話はサトシがイワンコをゲットする前の話ということなので
イワンコはまだ野生のポケモンの状態です
いつもより投稿時間が早いため いつも見慣れた道のりもいつもと違って見えた
サ「ふぁぁ~~あ… いつもよりちょっぴり薄暗いだけなのに 何かいつもとは
違う景色に見えるよな~」
ピ「ピィィィカァァ…」
ピカチュウはまだサトシの肩にしがみついたまま 半分熟睡状態だった
ロ「日直は朝からやらなきゃいけないことがたくさんあるロト!
だからいつもの時間にのんびり投稿していたのでは日直の仕事が間に合わないロト!
これからも日直の日はこの時間に起きることを心がけるロト!」
サ「うへえぇ~? そうなのか………トホホ」
学校へと続く坂道を登りながらロトムはサトシに昨日リーリエから教わった
日直としての仕事内容を説明した
ロ「日直の仕事その1! まずは職員室に行き 教室の鍵を借りてくるロト!
教室の鍵はその日の日直が預かることになってるロト! だから下校前には
職員室に返しに行かなきゃいけないロト! 当然鍵を無くすなんていうことがあっては
絶対絶対ダメダメダメロトよ!」
サトシは学校に着くと すぐさま職員室へ向かった
ロ「職員室に入るときは元気な声で挨拶するロト!」
サ「わかってるって! アローラ!! おはようございまーす!」
サトシは元気良く職員室の扉を開けたが 中には誰もいなかった
ロ「どうやら他の先生も席を外しているみたいロトね! でも例え誰もいなくても
元気良く挨拶するのは大事ロト! 鍵はそこにかけられてあるから それを取ったら
すぐさま教室に向かうロト!」
朝の元気な挨拶が空振りに終わったことに ちょっぴり残念そうなサトシだった
そして鍵を手にすると 自分のクラスに行き 鍵を使って教室の扉を開けた
サ「ふぅ~ こんな早く登校したのは始めてだぜ! それじゃ鍵も開けたことだし
誰か来るまで自分の席で一眠り…」
ロ「ピィィィーーーーーーーーッ!! ダメロト!!」
ホイッスルを吹いたような音を鳴らし ロトムは寝ようとしたサトシを止めた
サ「何でだよ!?」
ロ「次の仕事にかかるロト! 日直の仕事その2! 登校したらまずは
今日1日学ぶ自分の教室をきれいに掃除するロト!」
サ「ええっ!? 掃除ならいつも帰る前にみんなでやってんじゃん!」
ロ「ダメロト!! 気持ちの問題ロト!! 朝登校してきた時に教室が汚かったら
その日の勉強の効率が落ちるロト!」
ロトムに言われてサトシはハッと気づいた そういえば自分が登校してきた時
いつも教室の床が ついさっきモップがけをしたかのように
ピッカピカに磨かれていた事を…
ロ「というわけで まずは机と椅子を教室の隅に移動させるロト!
そしたら はたきをつかって棚の上のほこりを全部落とすロト!
そしたら後はホウキではいて ゴミを取って 最後にモップがけをするロト!」
サ「うぅぅぅ… わぁーったよ! やるよ! やればいいんだろやれば!?
よーし! うおりゃああああああああああ!!」
一度スイッチが入った後のサトシの行動は早かった あっという間に机と椅子を動かし
素早い動きで棚の上のほこりを落とし ホウキの方が折れるのではないかという力で
サッサと床をはき モップをかけ終えた
サ「はぁ……はぁ…… お……終わったぞ………」
ピ「ピ~カ~チュ~?」
小さなタオルで みんなの机をピカピカに磨いてたピカチュウが心配そうに声をかけた
サ「ふぅ~ これでようやく…」
ロ「ピィィィーーーーーーー!! まだロトーーーー!!」
サ「うへえぇぇぇ~~~~!? まだあんのぉぉ~~!?」
自分の机の上でスライムのように顔をとろけさせ不満の声をあげるサトシ
ロ「日直の仕事その3! 次は今日の授業で使う題材を事務室に取りに行くロト!
それを教卓の上に並べたら ようやく朝の仕事は終わりロト!」
サ「って さっき職員室行った時に言ってくれればいいじゃんかよ! そしたら…」
ロ「あの時間じゃ まだプリントが刷られてない可能性があるロト! 今の時間に行けば
プリントが用意されている可能性が89%なのに対し さっきの時間だと…」
サ「あーーーーーーーーーーーっ! もぅ分かった分かった! 取ってくるよ!
取ってくりゃいいんだろ取ってくりゃ!?」
サトシはギャロップもビックリのスピードで教室を飛び出していった
ロ「サトシ! 廊下は走っちゃダメロトよー!」
その後 プリントを受け取ったサトシがダッシュで階段を駆け上ろうとして転倒し
プリントが散らばり 回収するのに時間がかかったのは言うまでもない
リ「アローラ! サトシ 日直の朝の仕事は…」
サ「…………………チョー ツカレタ」
発する言葉がカタコトになってるあたり 相当疲れたようだと リーリエは悟った
カ「だらしないぞ! このくらいで疲れてたんじゃな」
マ「日直は授業の後や 放課後にもやることがいっぱいあるんだよ?」
サ「………………オウチニカエリタイ」
そしてその日の授業が始まり それからもサトシの日直の仕事は続いた
ロ「日直の仕事その4! 授業で使った黒板をきれいにするロト! 黒板消しをはたいて
ほこりを落とすのも忘れちゃダメロト!」
サ「ゲホッゲホッゲホッ!」
みんなが予想したとおり 思いっきり黒板消しを叩いたサトシは
生じた誇りに包まれむせていた
ロ「日直の仕事その5! 課外授業などで教室を出るときは戸締りを
しっかり確認するロト!」
サトシは出る時に鍵こそ閉めたものの その鍵がささりっぱなしに
なっていた事に気づき 慌てて教室へと引き返した
ロ「日直の仕事その6! 課外授業で自由行動をした後は 点呼をとって
全員がそろっていることをしっかり確認するロト!」
サ「テンコ!? それって新しいポケモンか?」
サトシお約束のギャグが炸裂し 皆は大笑いした
リ「はぁ… はぁ…」
マ「リーリエ大丈夫?」
ス「今日はいつになく日差しが強いのに 帽子を忘れるから…」
どうやらリーリエの様子が少しよくないようだ 恐らく軽い日射病と思われるのだが…
ロ「日直の仕事その7! 具合が悪くなったクラスメートを保健室へ…」
マ「って とっくにサトシ行っちゃったよ? リーリエを連れて」
ロ「ロトーーーー!!? 僕にちゃんと説明させてくれなきゃ困るロトー!!」
ロトムは慌ててサトシの後を追いかけていった
そんなこんなで ようやくサトシの日直としての1日が終わろうとしていた
サ「ふぅ~ 色々あったけど……何とか無事終わりそうだぜピカチュウ」
ピ「ピカピカッチュウ!」
リ「お疲れ様でしたねサトシ それと先ほどはありがとうございました」
サ「気にすんなって! それより具合は大丈夫なのかリーリエ?」
リ「はい! もう大丈夫です!」
サ「そっか! よかったな!」
そんな会話をしているとククイ博士がやってきて 全員が席に着いた
ク「サトシ どうだった日直の仕事は?」
サ「ハハハハ 色々と疲れたけど………でも 今まではみんながこの仕事を
順番にやってきたんですよね? だから…俺も頑張らなくちゃって思ってさ!」
ク「まっ お前にとってもいい経験になったみたいで何よりだ!
日直はローテーションでまた順番が回ってくるから そのときもしっかり頼むぜ!」
サ「はい!!」
ピ「ピカーッチュ!!」
ようやく日直から開放されたサトシの表情は 実にすがすがしいものだったと
後にククイ博士は語る
ク「さーて 後はみんなが帰った後戸締りをして 鍵を職員室に返せば………おっと!
もう1つ大事な仕事が残ってたな! ほれ!」
ククイ博士は1冊の分厚いノートのようなものをサトシに渡した
サ「ククイ博士………これは?」
ク「日直ノートだ! 今日1日あった出来事なんかを 日直はそのノートにまとめて
下校時に職員室に提出するんだ!」
ロ「日直の仕事その8! 日直ノートをしっかりつけるロト!」
サ「…………まだあったのかぁ」
その後なれない書き物に悪戦苦闘したサトシが無事下校できたのは
夕日が地平線にだいぶ沈みかけている頃だったという
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☆月○日 天気は晴れ
今日は俺のはじめての宿直! 朝早く叩き起こされたり 教室を掃除したり
題材を取りにいこうとして転んでプリントをぶちまけたり色々あったけど…
でも今までみんなは この仕事を平然とこなしてきたってことだよな?
あらためて俺 みんなのことスゲーって思った1日だったよ!
そうそう リーリエが途中で具合が悪くなって保健室に連れて行ったけど
少し休んだら元気になったみたいでホッとしたよ
そういや保健室の先生がリーリエの診察をはじめようとした時
「男の子ははい退場退場ー!」って思いっきり追い出されたけど
よくよく考えたら当然だよな? ハハハハハ
まぁ…また次の当番が回ってくる時がくるわけだけど
その時は今日より頑張って仕事をこなしていかなくちゃって思ったよ!
とりあえず今日は疲れたから早く帰って飯食って風呂入って寝たいぜ
あ…そうそう 最後にロトム 色々教えてくれてありがとな!
俺やっぱ この学校でみんなと過ごす時間が大好きだぜ!
本日の日直:サトシ
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TO BE CONTENUDE
~次回予告~
日直も無事終わったことだし また明日から頑張らなくちゃな!
って思ってたら 何やらクラスのみんなの様子がおかしい?
え? 転校生がやってくる!?
そっかー 俺みたいにこのクラスに新たな生徒が追加されるんだ?
どんな奴なんだろ? 楽しみだなピカチュウ!
次回 ポケットモンスター サン&ムーン ~出会えてよかった~
「転校生はサトシのファン!?」
みんなもポケモン ゲットだぜ!!
~ポケ問題 答え~
サトシ「おまたせ! それじゃ正解の発表だ! 答えは『リーリエ』でした
リーリエって そういやみんなの中でも1番色白だし 運動とかも得意じゃないって
言ってた気がするな」
リーリエ「そうですね ポケモンに触れないのもあって あまり外に行くことは
スクールに通うまでありませんでしたし…」
サトシ「そっか! でも外もいいぜ! ポケモンだけじゃなく いろんな人に出会ったり
スンゲー景色を見れたりするんだからさ!」
リーリエ「サトシはけっこうな旅をされてきたと聞きますからね… あの…
もしよかったら今度じっくりサトシが旅をした時の話も聞かせてくださいね?」
サ「ああ! もちろんだぜ!!」
ピ「ピカピカッチュウ!!」