ポケットモンスター サン&ムーン ~出会えてよかった~ 作:モモワ
アローラ!! 今回のポケ問題はこの僕! ロトムが出題するロト!
今日のお話で スカル団とバトルした女の子がもっていたポケモンは何ロト?
【A:フシギダネ B:ヒトカゲ C:ゼニガメ D:ラッキー】
答えは小説の最後で発表するロトー! では今回の話もよロトしくー♪
サ「それじゃあみんな! また明日ー!!」
ピ「ピカピカッチュー!」
その日の夕方 ポケモンスクールでの1日を終えたサトシは クラスのみんなと別れ
自分が居候しているククイ博士の家へと向けて歩いていた
その時だった
?「ヨウヨウヨウ! オメー ヨソ者だな?」
サトシの耳に飛び込んできた誰かの声 サトシは辺りを見渡したが誰もいない
ピ「ピカピ!」
しかし肩に乗っていたピカチュウが サトシの進む方向とは別の道の方を指さした
道を変え 坂の上から下の方を覗くと そこには2人のガラの悪い男達にからまれている
1人の女の子の姿があった
サ「あいつらは………確かスカル団の奴ら!」
サトシは男の方には見覚えがあった それはポケモンスクールに来た初日…
学校の正門の前でバイクを止め クラスメートのカキともめていた3人組のうちの2人
マオから聞いた話では 彼らは「スカル団」という ならず者達の集まりで
他人にケンカを売ったり 強引なポケモン勝負を挑んだりする
この平和な島には何とも似つかわしくない連中だった
?「何なんですかあなた達は!?」
そんなスカル団の2人にからまれている1人の女の子
薄いオレンジ色のタンクトップに 緑のショートパンツを履き
頭には薄紅色の帽子をかぶっている
ス兄「へっ! 何も知らないヨソ者に教えてやってんだよ! この道を通りたきゃ
俺達スカル団にちゃんと通行料を払ってもらわないとな!」
ス弟「兄貴の言うとおりッスから!!」
どうやら2人は この少女から通行料を取るのが目的らしい
?「私お金は持ってますけど… あいにくあなたみたいな人達に渡すようなお金は
1円たりとも持ち合わせてませんから!」
意外にも少女は強気な態度でスカル団と向かいあっていた
ス兄「ほぉぉ~ 見た目によらず随分と生意気な小娘だな!」
ス弟「兄貴に逆らおうなんて身の程知らずもいいところッスから!!」
するとスカル団の兄貴分の方がモンスターボールを取り出した
ス兄「だったら俺とポケモン勝負しな! 俺に勝てたら今回は見逃してやるが…」
ス弟「ただし負けた時は お前のポケモンも全部もらっていくッスから!!」
そういうとスカル団の兄貴分はヤトウモリをくりだした
ス兄「ヤトウモリ! ”はじけるほのお”だ!!」
ヤ「ヤトォォ~!!」
ヤトウモリは口を開け そこから”はじけるほのお”を飛ばしてきた
炎の塊が少女の足元で爆散し 飛び散る
?「分からない人達ですね! ラッキー あなたに決めた!!」
少女が繰り出したポケモンはラッキーだった
ロ「ビビッ! ラッキー たまごポケモン ノーマルタイプ
ラッキーの 産む タマゴは 栄養が たっぷり つまっている
逃げ足が速く 数も少ないため 捕まえられた人には幸運が訪れるといわれている」
すかさず初めて目にしたロトムが反応し 図鑑説明をした
ス兄「ヤトウモリ ”ひっかく”攻撃だ!!」
ヤトウモリは続けざまに”ひっかく”でラッキーを狙ってきた
?「ラッキー ”おうふくビンタ”!!」
ラ「ラ~~~ッキィッ!! キィッ!! キィッ!! キィッ!! キィィ~~~ッ!!」
ヤ「ヤトァァァー!!」
飛び掛ってきたヤトウモリは逆にラッキーの”おうふくビンタ”の餌食となり
そのまま両頬が真っ赤に腫れ上がったまま目をまわして倒れた
サ「スッゲー!! あのラッキーちょー強いじゃん!!」
ピ「ピカピカァ~」
助けに行くべきと思っていたサトシだったが どうやらその必要はなさそうだった
ス弟「よくも兄貴を! 行くッスよダストダス!!」
しかし往生際が悪いのが悪役というもの 続けて弟分の方がダストダスを繰り出し
”どくどく”をしかけてきた
?「ラッキー タマゴで受け止めて!!」
ラ「ラッキ!」
何とラッキーはお腹の袋に入っていたタマゴを手に持ち それで”どくどく”を
ガードしてしまった
サ「うえぇ!? い…いいのかな?」
ピ「ピィ~カァ?」
まさかタマゴを防御に使うとは思ってなかったサトシはラッキーの行動に驚いた
ロ「ラッキーのタマゴは防御性にもすぐれており バトルでも十分効果を発揮する…
データ アップデートロト!」
?「続いて”なげつける”!!」
さらにラッキーはそのタマゴを勢い良く投げつけ ダストダスはよける間もなく
真正面から攻撃をくらって倒れた
ス弟「マジっすか!?」
どうやらこの勝負は少女の勝ちだ……と誰もが思った その時
?「ズバット! ”ちょうおんぱ”だよ!!」
突然背後から現れたズバットが”ちょうおんぱ”を発射
完全な不意打ちにラッキーはよけきれず 混乱状態になってしまった
?「ラッキー!! ちょっと…不意打ちなんてズルイじゃない!」
?「知らないね! 油断してるアンタが悪いんだろ?」
フラフラするラッキーの後ろから もう1人のスカル団の女が現れた
ス兄「どうやら形勢逆転のようだな! そんじゃ そのラッキーはいただくぜ!」
ス弟「兄貴の言うとおりッスから!!」
ス女「そーだそーだ!」
スカル団の3人は じりじりと少女に迫っていった
サ「ピカチュウ”10まんボルト”だ!!」
次の瞬間 ピカチュウはジャンプし そこから”10まんボルト”で
スカル団のポケモン達をまとめて攻撃した
ス兄「何だと!?」
ス弟「何ッスカ!?」
ス女「ありえなーい!!」
ピカチュウの電撃でスカル団のポケモンはマヒし 全員戦闘不能になった
ス兄「て…てめぇいつかの小僧!!」
ス弟「不意打ちなんてズルイッスから!!」
ス女「そーだそーだ!!」
サ「不意打ちしたのはそっちもだろ! どうだ? まだやるか!?」
ピ「ピカピカァー!?」
ピカチュウは両頬の電気袋をバチバチと放電させ威嚇し
サトシも腕につけたZリングを見せた
ス兄「くっ!! 今日のところはここまでにしておいてやる! 覚えてろよ!!」
ス弟「兄貴の言うとおりッスから!!」
ス女「次は不意打ちなんてせこい真似しないで 正々堂々戦えよなー!!」
ブオオォォォォォン!
スカル団は格好悪い捨て台詞を残し バイクでそのまま逃げ去っていった
サ「ふぅ… キミー 大丈夫だった?」
?「あ………はい! 助けてくれて…ありがとうございました」
少女はラッキーをボールに戻すと サトシにお礼を言った
サ「いや バトルじゃ完全に勝ってたけどさ! あんな不意打ちされるの見てたら
ついつい我慢できなくなっちまってさ! 強いんだね キミのラッキー」
そうラッキーを褒めるサトシの顔は笑顔だった
彼特有の 裏心など微塵もない まるで太陽のような真っ直ぐな笑顔
夕日に当たってるせいか その笑顔もいつもより輝いて見える
?「あっ!!」
そこで少女は何かに気づいたかのように小さな声をもらした
?「あの… あなたもしかs」
ロ「ロトーーーーーーーーッ!! 忘れてたロトーーー!!」
少女の声を遮ったのは ロトムの絶叫だった
サ「何だよロトム?」
ロ「サトシ忘れてたロト!! 帰りにハウオリシティに寄って 夕飯の買い物を
する予定だったロト! このまま帰ったら冷蔵庫の収納率は5%のままロト!
当然サトシが夜中に空腹で倒れる可能性99.95%ロト!!」
サ「うえええぇぇ~~~~!? そうだ忘れてた!! 冗談じゃないそんなの!」
ピ「ピカピカァァァ~~!!」
サトシとピカチュウは某有名画家の叫びの絵のごとく絶叫した
サ「急いでハウオリシティまで行かなくちゃ! ってことで悪いけど急いでるんで
じゃあな!!」
?「あっ! あの…」
少女が声を出そうとした時には すでにサトシはハウオリシティめがけて
ダッシュしていった後だった
?「もしかして今のって……………」
サトシがいなくなった後 少女は何かを思い出しながら
呆然としばらく道の真ん中で立ち続けていたという
そして次の日 ポケモンスクールに登校したサトシは
ちょうど昨日のことをみんなに話しているところだった
カ「相変わらず懲りない連中だな!」
マー「でもま! これで当分はおとなしくしてるんじゃないかな?」
サ「だといいんだけどなー」
ク「アローラ! サトシ! 昨日は大活躍だったみたいだな?」
そんな会話を続けていると ククイ博士が教室へとやってきた
みんなは自分の席につき 今日もポケモンスクールでの授業がはじまろうとしていた
ところが…
リ「あ…あの~ ちょっといいですかククイ博士?」
突然リーリエが手をあげ ククイ博士に声をかけた
リ「いえ 対したことではないんですが その机は…?」
リーリエが気になったのは この教室に追加されていた1つの机だった
ククイ博士のクラスの人数はサトシを含めて全部で6人
昨日まではこの教室には 人数分の6つしか机がなかったのだが 今朝教室に来てみれば
いつの間にか机が1つ追加され 7人分の机が用意されている
ク「あぁ 授業の前にまずそれを説明しないとな!」
ククイ博士はニヤニヤした表情で教卓の前に立った
ク「さて! それじゃあ今日は”とっておき” の大発表をしたいと思う!
実はな…今日からこのクラスに新しい仲間が増えることになったんだ!」
全「新しい仲間!?」
全員の声が見事に重なった
ス「それって…転校生ってこと?」
ク「そういうことだ! ってことで 早速だがご登場願おうか!」
ククイ博士が声をかけると 1人の少女とポケモンが教室に入ってきた
ク「さて それじゃあ簡単でいいから自己紹介の方よろしくな!」
?「はい!」
ラ「ラッキー!」
サ「ああっ!!」
ピ「ピカァ!?」
サトシとピカチュウは驚いて思わず声をあげた それもそのはず…なぜなら
今目の前にいるラッキーを連れた転校生… それは昨日スカル団とバトルしていた
あの少女だったのだから
?「ミヅキです! カントー地方からお父さんの仕事の都合でアローラに来ました!
そしてこっちがパートナーのラッキーです!」
ラ「ラ~~ッキ~!」
ミ「皆さん どうかよろしくお願いいたします!」
ミヅキと名乗った少女は一礼し 皆に挨拶した
そして自分の斜め前に座っているサトシの方を向くと ニコッと微笑んだ
ミ「今日からよろしくね! ……サトシ君♪」
サ「へっ?」
ポッポが豆鉄砲をくらったようにキョトンとするサトシ
だがそれもそのはず まだサトシは自分の名を名乗っていないにもかかわらず
何故か彼女はサトシの名前を知っていた
マオ「サトシ……その子と知り合い?」
サ「あ…あぁ でも知り合いって言っても ほら…さっき話しただろ?
昨日スカル団にからまれてた女の子がいたって話」
ス「じゃあ… この子がその?」
リ「でも…何故サトシの名前を知ってるんですか? 昨日名乗ったんですか?」
サトシは改めて昨日の記憶をさぐってみたが やはり名乗った覚えはなかった
そんなサトシを見てミヅキは小さく笑った
ミ「昨日は本当ありがとう! また…助けてもらっちゃったね?」
サ「え? またって…?」
ミ「………覚えてないかな? 私…キミに助けてもらうの これで2回目なんだよ?」
サ「ええっ!?」
彼女の発言にクラス一同が驚き 全員の視線がサトシに集中した
ク「サトシは知らないみたいだが… キミはサトシを知ってるのか?」
ミ「……はい!」
ミヅキはとびきりの笑顔で返事し さらに次の発言が皆をさらに驚かせた
ミ「私………サトシ君のファンなんで!」
TO BE CONTENUDE
~次回予告~
俺達のクラスにやってきた転校生
しかも俺の事を知ってて さらにファンだっていうからもう驚きだよ!
そっか… すっかり忘れてたけど キミはあの時の…
えっ!? 俺とバトルしたい!? のぞむところだ!!
行くぞピカチュウ!! ゼンリョクのバトル見せてやれ!!
次回 ポケットモンスター サン&ムーン ~出会えてよかった~
「友情バトル! サトシVSミヅキ」
みんなもポケモン ゲットだぜ!!
~ポケ問題 答え~
ロ「おまたせロトー! ポケ問題の答え合わせの時間ロト~
正解は『D:ラッキー』だったロト!」
サ「それにしても ラッキーってバトルでもタマゴをあんな風に使うなんて
俺全然知らなかったぜ!」
ロ「あちこち旅をしてきたサトシでも まだまだ知らないことがいっぱいあるロトね」
サ「ああ! どっちかっていうとラッキーはポケモンセンターでジョーイさんが
パートナーにしているイメージが強いからな!」
ロ「でも彼女は何でラッキーをパートナーにしてるロト? もしかして将来は
ジョーイになるのが夢ロト?」
サ「さぁ… そのへんも今度会った時に聞いてみないとな!」
ミ「サトシ君にだったら 何でも答えてあげるから どんどん聞いていいよ?」
ロ「じゃあ早速質問ロト! 何でラッキーをパートナーに選んだロト?
アローラにはどういう理由で来たロト? 将来の夢があったら聞きたいロト!
普段どんな番組を見ているロト? 僕のおすすめは『アローラ探偵ラキ』ロト!
それから趣味は何ロト? お気に入りの服は何ロト? それと3サイズは…」
ミ「そんなにいっぱい答えられないよぉー!!」
サ「ハハハハハ…」