ポケットモンスター サン&ムーン ~出会えてよかった~   作:モモワ

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~ポケ問題~

アローラ! それじゃ今日のポケ問題は僕から出題するよ!
えっ? 僕? 僕はサトシの自慢のパートナーさ!

ってことで問題! サトシが最初に選んだパートナー
つまり僕は一体誰でしょう? こんなの簡単だよね?
間違えたら”スパーキングギガボルト”だからね!!

【A:フシギダネ B:ゼニガメ C:ヒトカゲ D:ピカチュウ】


【ピカチュウの1日】

ザザァ~ ザザァ~

窓の外から聞こえてくる波音に僕は耳をピクンと反応させ 目を覚ました

まだ外は薄暗く わずか遠くの水平線の辺りがうっすら明るくなってきている

僕は手足を思いっきり伸ばし まだちょっぴり眠い目をこすった後

壁にかかっている時計を見た

?『時刻は…………まだ5時前か…』

僕は時計を見た後で 辺りの部屋の様子を見渡した さすがにまだ誰も起きておらず

ソファの側で静かに寝息を立てているのはイワンコとニャビーだ

どちらも身体を丸めて気持ちよさそうに眠っている

そして壁にかけられたサトシのバッグの中ではモクローが同じように爆睡中だ

そして僕は ふと自分の隣で眠っているサトシを見た

サ「………うぅぅ~ん ピカチュウじゅうまんぼるとぅぅぅぅ」

寝言を言い よだれをたらしながら眠っている僕の自慢の相棒

夢の中でも僕と一緒にバトルしてるんだと思うと あきれる一方で

ちょっぴり嬉しくなった ちなみにロトムはサトシの枕元で

まだ同じように眠ったままで 画面には何も映し出されていない

 

えっ!? 僕が誰かって? 今更それはないでしょう?

僕はサトシがポケモントレーナーになった あの日からずっと

彼と一緒の道を歩き続けてきたんだよ?

 

そう……僕はピカチュウ! 電気タイプのねずみポケモン

サトシにとって1番の相棒だと信じてる むしろ違うって言われたら

僕はショックのあまり泣き崩れるか 僕から1番の座を奪った そいつに

遠慮なく”10まんボルト”を浴びせてるとこだよ!

まぁカロスを旅してた時は ゲッコウガに嫉妬したりもしたけどね

ピ『………ふぁあぁぁっ こんな時間に起きちゃうなんてはじめてだよ!

どうしよう? 朝までまだ少し時間があるし…もう一眠りしよっかな?』

僕はあくびをしながら もう一眠りしようとその場に座り込もうとした

しかし…

ピ『………………たまにはいいよね?』

僕はそのまま眠っているサトシの腕の中にもぐりこみ サトシの腕の中に

自分の身体をすっぽりおさめた

ピ『サトシの腕の中………やっぱり暖かい』

僕は普段はサトシの側で丸くなって眠るけど 時々ここに潜り込みたくなる

サトシの腕から暖かさが伝わってきて それがすごく気持ちいい

時々嫌な夢を見てしまうこともあるけど この場所で眠る時には

1度だってそんな夢をみたことはない

他の誰にも絶対譲ることのできない 僕だけのとっておきの場所だった

 

ロ「ピピピピピピピ! 朝ロトー!」

サ「ファァァァ~~~! もう朝か~」

ピ「ピ~~カァァ~~!」

サトシと僕は鳴り響くロトムの目覚ましアラームを合図に同時に目を覚ました

そして同じように両腕をピンと伸ばした

サ「……おはようピカチュウ!」

ピ『おはようサトシ!』

サ「って お前また潜り込んでたのか? ったくしょうがないな~」

そういってサトシは僕の頭を優しく撫でてくれた

眠気もふっとぶ気持ちのよさに僕は満足そうに小さな声をあげた

セ「おはよう サトシ!」

ロフトの梯子をつたって降りてきたのは ついこの前から僕らと同じように

ククイ博士の家に居候することになった1人の女の子

前にカロス地方を旅していた時に出会ったセレナだ

色々あったけど 今じゃセレナもサトシと同じポケモンスクールに通っている

ちなみにセレナといえばお菓子作りがとっても上手で 彼女がつくるマカロンやポフレは

それこそほっぺたが落ちそうなくらい美味しい だからカロスにいる時は

それが僕のひそかな楽しみだった

サ「おはようセレナ! 珍しいな いつもなら俺より先に起きてるのに…」

セ「エヘヘ 昨日ちょっと夜更かししちゃったからかな?」

セレナは照れ臭そうに笑った そういえば僕が寝ようとしている時

キッチンの方で何やらゴソゴソと物音がしていたのを聞いたような気がする

サ「セレナが夜更かしなんて珍しいな? 何してたんだ?」

セ「それはね………秘密♪」

サ「え~~~~!? 何だよそれー!?」

セ「フフッ 後でわかるから! さぁそれよりも早く顔洗って支度しないと

学校に遅刻しちゃうよ?」

セレナはやや強引にサトシの背中を押して洗面所へと案内した

まぁ僕には何となく昨日セレナが何をしていたのかは分かる

これでも匂いに関してはサトシよりずっと敏感だからね!

だから僕もあえてセレナに聞かず その時が来るのを待つことにした

 

僕らは顔を洗うために洗面台に行き その後サトシは服を着替え いつもの格好になった

ク「お! 今日はちゃんと起きれたみたいだな!」

キッチンのフライパンで目玉焼きをつくっていたククイ博士がサトシに気づいて

声をかけてきた そうだね 今日はちゃんと起きることができたね?

ひどいときは ロトムのアラームが鳴り響いてるにもかかわらず

それ以上に大きないびきで対抗することもあるもんね?

サ「おはようククイ博士!」

セ「おはようございます!」

ク「おう! おはよう! 今日もアローラの空は”にほんばれ”だぜ!」

ククイ博士が言うように 今日の天気は雲1つない見事なまでの快晴だった

それでいて暑すぎず 気温もちょうどいい 海からは波音と共に涼しい風吹きつけ

何とも居心地のいい朝だ

ピ『うん! 今日もいいことありそう!』

僕は窓から外の景色を見て そう思った

 

サ&セ「いってきまーす!」

ク「おう!」

サトシとセレナと僕は元気よくククイ博士の家を飛び出した

僕らは ここアローラに来てから 毎日のように通っている場所がある

僕らポケモンのことを学ぶ学校 ポケモンスクールだ

ピ『でもまさかサトシが今更学校に通うことになるなんて思いもしなかったな~』

スクールに通う道を サトシの肩にしがみつきながら僕は毎日のように思う

僕のパートナー サトシはとにかく好奇心の塊で 同じところには5分もいないと

言っても過言じゃない これまでカントー オレンジ諸島 ジョウト ホウエン シンオウ

イッシュ カロスと様々な場所を旅してきたのだから

昔から1つの場所にとどまるのが苦手だったサトシ… でも今は違う

アローラ地方に来て以来 メレメレ島という1つの場所にとどまり

毎日のようにスクールに通う生活を続けている

かつての旅仲間に言ったら「えっ!? あのサトシが!?」と さぞ驚くことだろう

それでもサトシが飽きることなく 毎日学校に通っているのは

それだけ毎日に新しい発見 新しい出会い 新しい何かが待っているからだと僕は思う

実際ポケモンスクールでのスクールライフは充実していて クラスメートのみんなとも

すっかりうちとけ 仲良くなっている

サ「セレナ もうポケモンスクールやアローラは慣れたか?」

セ「うん! アローラの人達はみんないい人達ばかりだし…

ポケモンスクールで学ぶ授業もすっごく楽しくて 私……本当アローラに来て

よかったって思ってる!」

セレナもアローラや学校での生活にすっかり慣れたみたいだ

ピ『まぁ彼女にとってアローラに来てよかったと思う1番の理由は

サトシがいたからなんだろうけどね~』

そう…セレナはサトシのことが大好きみたい 僕がサトシと出会うより前に会っていて

その時サトシに助けてもらったことから サトシのことが好きになったんだっけ?

悪いけど同じくサトシが大好きな僕としては

サトシへの想いなら例えセレナ相手でも負けるつもりはないからね!

サ「そっか! よかったなセレナ」

そしてそんな僕の相棒は相変わらずセレナの気持ちには気づいてないようだ

いや 時々気づいてるんじゃないかって思えるふしも実はあるんだ

というより カロスで別れる時にあんなことまでされたんだから

普通はもっと意識してもいいはずなんだけどなぁ…

サトシのことは何でも知ってるつもりだけど こればかりはさすがの僕も

完全にサトシの心を読み取ることができないでいる

ミ「あ! サトシく~ん! セっちゃーん!」

学校に向かう道の途中で 同じように学校へ向けて歩いていたミヅキと出会った

彼女は最近スクールにやってきた転校生で サトシのファンなんだって

サトシの良さを理解してくれているというのは 僕にとっても嬉しいことだ

ちなみにミヅキはセレナとも幼馴染で サマーキャンプの時にサトシに助けられた者同士

2人はまるで双子の姉妹のように仲が良かった

サ「そっか! ミヅキの家はこの近くだっけ?」

ミ「うん! だから学校に行くときは一緒に行けるね♪ もしサトシ君が寝坊して

登校して来ない時は 私達が起こしにいってあげてもいいけど………まぁ必要ないと思う

その時はセっちゃんがサトシ君を起こすだろうし」

サ「でも今日は俺よりセレナの方が遅かったんだぜ起きるの」

ミ「えっ!? そうなの!? セっちゃんにしては珍しいね?」

セ「うん… 昨日ちょっぴり夜更かししちゃったから…かな?」

ミ「ふ~~ん… ところでセっちゃん それ何? いつもそんなの学校に持ってこないよね?」

ミヅキはセレナが持っている大きなバスケットに すぐ気がついた

普段ならセレナはこんな大きなバスケットを手に学校に行くことはない

サトシも不思議がっていたが セレナは「後で分かるから」としか答えない

ピ『…まぁ 僕には分かってるんだけどね! エヘヘ 今日のお昼が楽しみだな~♪』

セレナのもつバスケットの中身を知ってる僕は うきうき気分で学校へと向かった

サ「でも まさかあの時の3人が こうして出会って 今一緒にスクールに通えるなんて

夢にも思わなかったよな~?」

ミ「うん! 私はまだ同じカントーに住んでたから 会える可能性もあったけど

セっちゃんは遠いカロス出身だったもんね?」

セ「うん! 私もね……もう2人には会えないのかなって何度も思ったことがあったの

でも そんな時には いつもサトシのあの言葉が頭の中に浮かんできたんだよ?」

「最後まであきらめるな!」

サトシがよく言うセリフであり セレナにとっては自分を変えるきっかけともなった

大切な言葉らしい

 

サ「アローラ!」

セ&ミ「アローラ!」

教室についた僕らは元気よくクラスメートのみんなに挨拶した

ここでは「アローラ!」が挨拶の代わりなんだって

マオ「アローラ! あーらサトシ 今日は両手に花で登校ね?」

教室について早々 マオがそんな事を言うもんだから

セレナの顔がまた赤くなっていた そして肝心のサトシは

サ「両手に花? 俺花なんか持ってないぜ?」

…と この調子である ハァ… 思わず僕もため息が出ちゃった

我が相棒ながら この鈍感さだけはどうにかならないもんだろうか?

まぁだからといって サトシが以前一緒に旅をしていた頼りになる兄貴分である

某元ジムリーダー兼ブリーダーみたいになったら それはそれで困るけど…

そしたら僕は何としてでも”どくづき”を覚えなくちゃならなくなるし(笑)

リ「あら? セレナ 今日は荷物が多いようですけど…?」

リーリエが最初に声をかけたが セレナが普段学校に持ってくることのないバスケットを

手にしていることは全員がすぐ気づいた そして尋ねてくるクラスメート達に対し

セレナは同じように「後のお楽しみ」としか答えずにいる

ク「アローラ! よーしみんな揃ってるな?」

それからしばらくして授業開始の時刻になり ククイ博士が教室に到着すると

今日の授業が始まった

ク「…というわけで 相手が直接攻撃をしてきた時に その相手をマヒ状態に

させてしまう特性があるわけだが…… サトシ! お前はもちろん分かるよな?」

サ「はい! ピカチュウももってる特性『せいでんき』ですね?」

ク「その通り!」

サトシは手をあげて自信満々に答えた もちろん正解だ!

ピ『あぁよかった これを間違えるようじゃ 僕はサトシの相棒

今すぐやめちゃうとこだったよ』

僕はそう思った まぁそんなことは絶対ありえないんだけどね

ク「じゃあ次の質問だが…」

正直最初はサトシに勉強なんてできるのかなって かなり失礼な事を思ってた

バトルのセンスはすごいけど 勉強は からきし駄目な僕の相棒

昔カントーでポケモンの試験を受けた時の成績も1位だったからだ

ただし「ビリから数えて」だけどね

でもスクールに通いだしてからのサトシは違った

ククイ博士の授業でも居眠りとかをすることはなく 真剣に話を聞いていて

時々ノートに何やらメモをとってる姿は ちょっぴり意外だった

さっきも言ったけど かつての旅仲間がこの光景を見ていたら

「ええっ!? あ…あのサトシが勉強してる!!?」と

相当な驚きを見せるのは言うまでもないだろう

でも僕の相棒はやる時はやる男だ! ましてや彼はポケモンのこととなると

普段の実力以上の力を発揮する それが僕の相棒サトシという男だ

ク「さて それじゃあ昨日の実力テストを返すぞ!」

午前中の授業の最後にククイ博士は昨日行った実力テストを皆に返却した

セレナははじめてのテストだったにも関わらず リーリエに続く好成績で

みんなから賞賛の声をあびて 照れ臭そうに笑っていた

そして一方で僕の相棒は…

サ「………今回は自信あったんだけどなぁぁ…」

ハ「でもサトシー この前より3点多いよー?」

ハウ… キミのことだから嫌味で言ったわけじゃないんだろうけど

その言葉はサトシにとって何の慰めにもならないよ…

 

そしてお昼ご飯の時間となり みんなは机をよせて会話をしながらお昼を食べていた

それは僕らポケモン達も同じだ

ト『ピカチュー!!』

相変わらずマーマネのトゲデマルは僕に抱きついてくる 相手が女の子なので

最初はドキっとしていたけど どうやら彼女にとって僕は「尊敬」はあっても

「恋愛」という感情はないようだ 僕はホッとしたような残念なような

複雑な気持ちになった

ピ『まぁ こんな光景をミミロルに見られようものなら 僕は何をされるか

わかったもんじゃないしね…」

かつてシンオウを旅した時の旅仲間が連れていたミミロルのことを思い出す

僕はサトシほど鈍感じゃないから 彼女が僕を好いていてくれることはわかっていた

もちろん僕も嫌な思いはしなかったし むしろ嬉しかった

ミミロルは今頃どうしてるんだろう… 僕はふと彼女を思い出し遠くの空を見た

テ『あら? 珍しいわね~ あなたが遠くを見つめるなんて……

ひょっとして元カノでもいて その子のことを思い出したのかしら?』

ギクッ! セレナのテールナーにそんなことを聞かれ 思わず背筋がゾクッとした

ピ『ちょっとテールナー そんなんじゃないんだってば!』

テ『はいはい そういうことにしておいてあげる♪』

セレナのテールナーは思っていた以上に勘が鋭いようだった しかしそれ以前に

テールナーってこんな嫌味っぽい性格だったっけ? と僕はふと思ってしまった

そんな時だった

イ『ねぇねぇピカチュウって最初はサトシと仲悪かったって本当?』

突如イワンコが僕にそう尋ねてくるもんだから 驚いて食べかけのポケモンフーズを

ポロッと地面に落としてしまった

ニ『…そういやサトシの奴 そんな事言ってたな前に』

モ『そうなのー? 僕はじめて聞いたよ!?』

アシ『そうなんですか!?』

アマ『意外ー! 普段あんなに仲が良いのに…』

ニャビーが肯定しちゃうもんだから モクローやアシマリやアママイコが

興味津々な眼差しで僕に問いかけてきた

サ『………まぁね 最初は僕…人間が嫌いだったし』

僕はしぶしぶそのときのことを話した 本当ならもう忘れたい過去であり

決して忘れちゃいけない過去でもある 確かにあの頃の僕からすれば

人間のポケモンになって 一緒に旅をするなんて想像もつかなかったと思う

それほどあの頃の僕はひねくれていたのだから

バ『サトシは本当無茶するんだな?』

シ『前もカプ・コケコとのバトルで崖から落ちそうになったあなたを

何の躊躇もなく助けに行ってましたし…』

バクガメスとシロンの会話で僕はあの時のことを思い出してしまう

サトシに危ないところを救ってもらったのは あの時だけじゃない

カロスじゃ初日にプリズムタワーの屋上からダイブするなんていう荒業を

平然とやってのけてたし 火山の火口に落下した仲間を助けるために

これまた躊躇なく飛び込んだこともあった… ゲコガシラが助けてくれなければ

どうなっていたかと思うと今でも本当肝が冷や冷やするよ…

僕らのことを思ってくれるのはうれしい それがサトシを大好きになった

1番の理由でもあるからだ! でも本当は…そんな無茶はしてほしくない

もしそれでサトシがこの世からいなくなってしまったりなんかしたら

僕は…………………ダメだ 恐ろしすぎして想像することもできないや

ラ『ミヅキが言ってたよ サトシ君はポケモンの気持ちになって物事を考え

ポケモンの気持ちを決して踏みにじるようなことはしないって』

ラッキーの言うとおりだ サトシはいつだって僕らのことを1番に考えてくれる

だからこそ僕らはサトシが大好きになった モンスターボールに入るのは

今ももちろん嫌だけど そうしないとサトシが遠くへ行ってしまうなんてことになれば

僕は迷うことなくボールの中でも どこでも飛び込むつもりだ

サトシを失いたくない… サトシと離れたくなんかない…

それは僕ら…サトシにゲットされたポケモン達がみんな思ってることなのだから

 

サ「あ~ 食った食った!」

お昼も終わり サトシは満足げにお腹をさすっていた

セ「フフフ じゃあそろそろいいかな~?」

サ「ん?」

するとセレナは持ってきていたバスケットを取り出し そのふたを開けた

セ「ジャジャーーーン!! みんなに食べてもらおうと思って

昨日頑張ってつくってきましたー♪」

サ「おおおぉぉぉぉーーーーーーーー!!」

サトシが目をキラキラ輝かせながら叫んだ その瞬間僕も待ってましたと

言わんばかりにサトシの肩に飛び乗った

リ「これがサトシが言ってたセレナのポフレなんですね!?」

マオ「確かカロス地方のポケモンのお菓子なんだよね!?」

マー「でも人間が食べてもいいんでしょ? 僕この日をずっと待ってたんだ!」

ス「確かに! サトシ…ずっと自慢してたもんね?」

カ「あんだけ自慢されたら そりゃ誰だって実物を食いたくなるよな?」

ハ「みんなの分あるねー! 早く食べよう食べよう!」

セレナが夜更かししてまで用意した彼女自慢のポフレの登場にクラスは盛り上がった

すぐさまセレナはみんなにポフレを配った もちろん僕達にも

サ「うんめええぇぇ~~!! やっぱセレナのポフレは最高だぜ!」

真っ先に食いつき 力強い声で叫んだのは やはり僕の相棒だった

他のみんなも満足したらしく セレナのポフレを絶賛していた

マオなんて「2人でアローラ1の食堂経営目指して一緒に頑張らない?」と

セレナの手を握って目を輝かせながら迫り セレナを困惑させていた

カ「うん! 美味い!! こんな美味い物はじめて食べたぞ!」

マー「僕のアローラおすすめスイーツランキングの1位が今塗り替えられちゃったよ」

ミ「セっちゃん やっぱりお菓子作り上手だね!」

リ「この味には シロン達も大満足ですね!」

リーリエが言うように シロンはもちろん 他のみんなもセレナのポフレの美味しさを

絶賛していた 僕も久々に食べたセレナのポフレ やっぱりこの味が1番しっくりくる

今までいろんな木の実やスイーツを食べてきたけど やっぱり僕にとっても

このセレナのポフレが1番だ

ク「おっ! みんなも堪能してるな!」

そこへ僕らと同じようにポフレをかじりながらやってきたククイ博士

どうやらククイ博士達の分もしっかり用意し 先に渡してあったらしい

こういう几帳面というか生真面目なところが セレナのいいところだ

?「やぁセレナ君!」

後ろから同じようにポフレをつまみながら教室に入ってきた

どこかで見たことある顔にそっくりの ちょっと色黒な人… この人はナリヤ・オーキド

このポケモンスクールの校長 つまり1番偉い人だ

ナ「セレナ君! 美味しいポフレをわざわざありがとう!

もうすっかりスクール生活にはなれたようだね?」

セ「はい! 私…このスクールに来れて本当よかったって思ってます!」

ナ「うんうん! それは何よリザード! これからも頑張りたまエレザード!!」

セ「…………」

セレナは……いや 全員が呆然とこの重い空気を感じ取っていた

ナリヤ校長… 実際良い人だし 嫌いじゃないんだけど この寒いポケモンギャグだけは

どうにかならないもんだろうか…?

しかも聞いた話じゃ この学校の卒業生の中には このオーキド校長のポケモンギャグを

何故かマスターして世に出た者も多いとか… この間ポケベースを教えてくれた

この学校出身のプロ野球選手 オルオル選手もその犠牲者の1人だ(笑)

 

そしてスクールでの1日が終わり 僕らは家に向かう帰路へとついていたのだが

そこでまた よくあるイベントが起こるのだった

サ「ピカチュウ!!」

セ「一体何なの!?」

突然空から発射された捕獲ネットが 僕の身体の自由を奪った

ム「一体何なのと聞かれたら…」

コ「聞かせてあげよう、我らが名を」

あぁ… またこれだよ…

ム「花顔柳腰 羞月閉花 儚きこの世に咲く一輪の悪の花! ムサシ!!」

コ「飛竜乗雲 英姿颯爽 切なきこの世に一矢報いる悪の使徒! コジロウ!!」

このセリフも何回聞かされたことだろうか…

まぁ地方によって微妙に違ったけど

ニ「一蓮托生 連帯責任 親しき仲にも小判輝く悪の星! ニャースでニャース!!」

本当に そのしつこさというか執念には恐れいるよ全く…

全「「ロケット団、参上!」」

ニ「なのニャ!」

ソ「ソーナンス!」

ピ『はいはい 今日も今日とてご苦労様でした んじゃもういいかな?』

僕は呆れるままに ”アイアンテール”で網を破って脱出した

毎度毎度僕を狙って懲りずに奇襲を仕掛けてくるロケット団

しかし彼らは時に手の込んだ作戦やメカで攻めてくることもあるのだが

今回はそうではなかった 正直”アイアンテール”の一発で脱出できるような

完全手抜きともいえる網を用意してきたことに驚いていたのは僕自身だ

ピ『あれ? 今日は珍しくしょぼい作戦だね? それともまだ何か奥の手が…』

ム「ああああぁぁー!! ちょっとコジロウ! 何かあっさり破られてんじゃないの!」

コ「しょうがないだろ! 今日はメカの部品とかの買出しにきただけだったのに

ピカチュウがいたからついでに捕まえようって 何の作戦も考えず出撃したんだぞ!?」

ピ『………君らにとって僕はコンビニに置いてある立ち読み可能の漫画みたいなもの?

とりあえず立ち寄ったから開いてみよう的な…』

そう思うと だんだんイライラしてきた 練りに練った作戦で来られたのならまだしも

ロクな作戦も考えず 晩ご飯の買い物のついで的に捕獲されたんじゃ

僕だってたまったもんじゃない!! 僕はこの行き場のないイライラを

ほっぺの電気袋に全て集束させ 相棒のその声がかかるのを待った

サ「ピカチュウ!! ”10まんボルト”だ!!」

ピ『お前ら本当………いい加減にしろぉぉーーーーー!!』

サトシは”10まんボルト”と言ったものの 実際は”100まんボルト”か

もしくはそれ以上あったかもしれない 何にせよ日頃のストレスも

た~~っぷりと電撃にこめ ゼンリョクの電撃をロケット団にお見舞いしてやった

ニ「ニャアアァァ!! 今日のピカチュウ…いつになくイラついてるのニャァ」

ム「私達を使ってストレス発散してんじゃないわよーー!!」

コ「あぁ… 俺達もこのモヤモヤをどっかにぶつけたいぜ…」

ソ「ソーーーーナンス!!」

そしていつもなら空の彼方へ おきまりのセリフと共に消えていくのがロケット団だが

ここアローラに来てからというもの そのルールが少し改善された

それは…

キ「クゥーーーーーーーーー!!」

突然現れたのは毎度おなじみキテルグマ 僕がサトシとアローラに来た初日から

ジャングルで追い回された何ともおっかないポケモンだ

中でも このキテルグマの身体能力は色々とおかしい

時には海の上を走り 時にはビルの谷間をひとっ飛びし 時には空をも飛ぶ

今日も大ジャンプで空へと舞い上がったキテルグマは一瞬のうちにロケット団をキャッチ

ドスーーーンと派手に地面に着地した後は 僕らに向かってくる様子も見せず

そのまま彼らをかかえて高速で走り去っていってしまった

R全「なにこのかんじぃぃぃー!!?」

後には彼らのむなしい悲鳴だけが お土産のように残されていった

セ「………何だったの?」

サ「さぁ…」

2人も呆然と立ち尽くし ただただ呆れていた

まぁ僕はストレスを発散できて ちょっとスッキリした気分だ

たまに思いっきり電撃をぶちかませるという点だけは 彼らに感謝できなくもない

ただあのキテルグマだけは読めないから恐ろしい 今のところあのキテルグマが

ロケット団の作戦に全面協力する様子はなく ただ単に彼らを迎えにくるだけなのだが

もしあのキテルグマがゼンリョクで襲い掛かってきたらと思うと

正直背筋が凍るような思いだよ…

 

セ「テールナー! ”だいもんじ”!!」

テ「テ~~ナァ~~~!!」

家に着いた僕らは荷物を置くと 近くの海岸でいつものように特訓をしていた

例えジムがないこの島でも ポケモンバトルの特訓は1日だって欠かしたことはない

この島の守り神カプ・コケコへのリベンジだってしたいからね!

このまま負けっぱなしで終わりたくないという思いは 僕もサトシも一緒だ

サ「ピカチュウ! ”エレキボール”だ!!」

僕は力をこめた”エレキボール”を ”だいもんじ”の炎の中心にぶつけた

セ「テールナー! ”めざめるパワー”で押し返して!!」

テールナーは”めざめるパワー”のエネルギーを

ちょうど”だいもんじ”の大の字の先端5ヶ所めがけて放った

すると次の瞬間 ふくれあがった炎の「大」の字が爆発し ”めざめるパワー”の

エネルギーをまとった炎の破片が僕に襲い掛かった

ロ「おおぉー!! 今の返しはなかなか見事だったロト!」

バトルを見守っていたロトムは この様子を撮影しながら驚き そして感心していた

サ「大丈夫かピカチュウ!?」

ピ『あちち… ちょっと熱かったけど まだまだ平気だよ!』

サ「そっか よかった」

今更だけど 時々僕との会話をサトシが100%完璧に拾ってくれることがある

もちろんサトシが僕らポケモンの言葉を理解したわけではない

ただ僕と長い付き合いのサトシは 僕の言いたいことを何となくではあるが

読み取ることができるようだ

サ「…よし! まだまだいくぞピカチュウ!!」

ピ『任せてよ!!』

それだけ僕とサトシの心は通じているということ そう考えると僕も嬉しくなる

セ「今のはいい感じだったよテールナー! 次のコンテストできっと使えるわ!」

テ「テナ!!」

セレナがこちらに来てからというもの 彼女は時間がある限り

サトシの特訓につきあうようになった

もちろんサトシの応援だけじゃなく 自分自身の特訓のためでもある

サ「この調子なら次のコンテスト期待できそうだな!」

セ「うん! でもまだまだ… バトルになれてない私にできることは

ひたすら練習あるのみ! サトシ もうちょっと特訓につきあってもらっていい?」

サ「あぁ! もちろん!!」

アローラに来たセレナだけど 決してポケモンコンテスト挑戦を諦めたわけではない

彼女は事前にコンテストが行われる日と開催場所をチェックし

スクールの休みを利用してはホウエンへと赴き コンテストに挑戦していた

もちろん彼女1人で行かせるわけもなく その時はサトシが必ずついていった

ここアローラとホウエンはけっこう距離があるため 1日でホウエンに行き

コンテストに挑んでそのまま帰ってくるというのは けっこうなハードスケジュールだ

サ「次のコンテストはトクサネシティで10日後だったっけ?」

セ「うん! 本当は明日のトウカシティの大会に出たかったとこだけど…

だからといってスクールをお休みするわけにはいかないしね」

サ「…でも ククイ博士は コンテスト挑戦のためなら休みをとってもいいって

言ってたぜ?」

セ「ううん! それじゃダメなの!」

セレナは力強い言葉で叫んだ

セ「ポケモンスクールに通うのはコンテストのついで…って考えじゃダメだと思うの!

そんなどっちつかずな考えじゃ きっと満足のいく結果を出せない!!

だから私はここで暮らすことを決めたあの時 コンテストもスクールも

挑むなら どちらもゼンリョクで挑まなきゃって決めたの!」

彼女はめげなかった 自分が見つけた夢 自分で選んだ道だからと

弱気な態度を見せることなく ゼンリョクでコンテストにもスクールにも挑んでいた

ピ『セレナは強い女の子だね…』

テ『当たり前よ! 私の自慢のパートナーだもん!!』

ピ『何ていうか… ある意味サトシに似てるよね セレナも』

テ『似たもの同士なんだし… 早く想い 伝えちゃえばいいのにね~』

僕は彼女の行動にたいして わりとよく感心させられることがある

まぁ彼女がそんな大変な道を歩けるのも サトシがいるからなんだろうけどね

何せホウエンに行っている間は 誰に邪魔されることもなく

サトシと2人っきりになれるわけなんだから

僕も時々ボールに戻ってた方がいいのかな…なんて思うことはあるけど

いくらセレナの頼みでもそれだけは絶対イヤだ!! これ 僕のポリシーね♪

 

こうして1日が終わり 僕らはククイ博士の家に戻って 楽しい夕食タイムとなった

さっきまでずっとバトルの練習をしていたにもかかわらず セレナはいつものように

元気に夕食の準備にとりかかった

サ「セレナ 疲れてんじゃないのか? 何なら俺が今日は…」

セ「ううん! 大丈夫だから安心して! ありがとうサトシ いつも心配してくれて」

セレナはいつもと変わらない笑顔でサトシにお礼を言った

サ「そっか! でも無理すんなよ! 休むことも大事なんだからさ!」

セ「うん!」

こういう気遣いができるようになったのも カロスでの旅を始めた頃から…かな?

今まではサトシよりも年上であったり トレーナー経験の豊富な旅仲間が必ずいたけど

カロスを共に旅したメンバーの中じゃ サトシがリーダー的存在だった

そのせいかサトシは 今までの地方を旅した時より 少し大人びて見えた気がする

もちろん無茶はするし 強引なところは相変わらずだったけど

それでもセレナに「サトシってどんな人?」と誰かが聞いた時に

「優しくて頼りになって とっても紳士的な男の子」と言わせる存在にはなっていた

まぁサトシへの個人的好意がたっぷりつまっていたのだろうけど… それにしたって

何度も言うようだけど 他の旅仲間に「サトシって紳士的?」と聞こうものなら

とあるおてんば人魚は「どこがぁー? あの世間知らずが!」と大笑いし

とある食べるの大好きコーディネーターは「紳士には程遠いかも…」と苦笑いし

とあるサトシによく似たコーディネーターは「そんなのサトシらしくない」と否定し

とある未来のドラゴンマスターは「紳士の意味も分かってない子供よねぇ~」と

呆れ顔で返事を返すだろう ロトムに計算してもらっても絶対90%そうなるはずだ

そんな僕の相棒を「紳士的」と評価したセレナをはじめとするカロスの旅仲間達

今までのサトシの姿を知らないとはいえ 彼らがその考えを変えなかったのは

カロスでの旅の間 サトシが自然とそういう行動をとっていたからなんだと思う

そういう意味じゃサトシはカロスでものすごく成長を見せたんじゃないかと

これまでずっと一緒に旅してきた僕は思う イッシュで急激に調子が悪くなったのは

あれは…………………まぁ深く考えないでおこう

サ「どうしたピカチュウ?」

いきなり声をかけられ 僕はドキッとした

どうやら考え事をしている間 ずっとサトシの顔をジッと見つめ続けていたらしい

サ「お前も今日は疲れたんじゃないか? 今日も1日お疲れさん!

さぁ飯食って体力つけて 風呂入って早く寝ようぜ!

明日は俺 また日直当番の日だから早く行かなきゃいけないしな!」

サトシは僕の頭を優しく撫でながら いつもと変わらない笑顔でそう言った

まぁ…これまでの旅で色々あったけど 僕が言いたいことはただ1つ

 

僕は…………………………………サトシが大好きだってこと!

だから多少無茶なことを言われても サトシのためなら何だってやってやるさ!

出会った当初は最悪だったけど… 今じゃ最高の絆で結ばれてるよね僕ら?

ピ『サトシ! これからも……一緒に頑張っていこうね!』

サ「ん? …………あぁ だなっ!」

サトシはお茶を飲みながら僕の方を見ると ニカッとウインクした

セ「!? サトシ ピカチュウは何て言ったか分かるの?」

サ「ああ! これからも頑張ろうぜってな! だろ? ピカチュウ?」

ピ『さすがサトシ! 僕の自慢の相棒!』

直接言葉は通じなくても 僕とサトシには心で通じ合う何かがある

まぁ時々ロケット団のニャースみたいに 僕も人間の言葉を覚えてみようかとか

思っちゃうこともある あのニャースにできたんだから僕にだってできるはずだと

僕はニャースに対し謎の対抗意識を燃やしちゃう時がある

サ「ふぁぁぁ~っ! 明日は早く起きなきゃな! おやすみピカチュウ」

ピ『おやすみ サトシ!』

こうして今日も1日が終わった 僕はサトシが眠ったのを確認した後

また昨日と同じようにサトシの腕の中にもぐりこんだ

しかし… 僕がもぐりこむと僕の身体は寝ているはずのサトシによって

ギュッと抱きしめられた

ピ『………何だ まだ起きてたんだ?』

サ「へへへ! 残念でした♪」

サトシは子供のように(実際子供だけど)笑みを浮かべながらも

そのまま僕を抱いた腕をはなすことはなかった

サ「……ありがとなピカチュウ」

ピ「ピカ?」

サ「……俺 お前を最初のパートナーに選んで…本当よかったって思ってる!

あの朝遅刻して 遅れてオーキド研究所に行かなきゃ 俺…別のポケモンを持って

旅に出てたかもしれないもんな?」

確かにその通りだ サトシが遅刻したおかげで僕はサトシと出会えたのだから

ん? でも待てよ? じゃあもしサトシがきちんと間に合い 他のポケモンを選んでたら

僕は一体誰のポケモンになったんだろう?

ピ『う~~~~~~~~ん…』

僕はしばらく色々考えたけど その考えがまとまる前に いつしか眠気に負け

そのまま夢の中へと落ちていった

サ「………ZZZZ」

僕を抱きしめながらサトシもぐっすり夢の中 昨日は夢の中で僕と一緒に

ポケモンバトルをしてたんだっけ? じゃあまた今夜夢の中で会おうねサトシ!

さて 今夜はどんな夢でサトシと一緒になれるのかな?

 

TO BE CONTENUDE

 




~次回予告~

ポケモンスクールから帰ってきた俺達
さぁ今日も元気に外で特訓だ! って思ってたのに…

あいにくアローラの今日の天気は大雨
どしゃぶりの雨の中 外に出るわけにもいかず
今日は博士の家で静かにすごすしかなさそうだ

まぁたまには家の中でゆっくり遊ぶってのも悪くないかもな!

次回 ポケットモンスター サン&ムーン ~出会えてよかった~

「雨の日のお留守番」

みんなもポケモン ゲットだぜ!!



~ポケ問題 答え~

ピ「それじゃあ正解発表………っていうか間違えた人いないよね? ねぇ?
いたら本気で”スパーキングギガボルト”しちゃうよ?
例え読者さんでも関係ないからね!」

テ「はいはい いいから正解発表しちゃいなさいよピカチュウ!」

ピ「…って今君が言ったじゃん! そう 正解は『D:ピカチュウ』でした!」

テ「ちなみにサトシは遅刻しなかったらフシギダネを選んでたって聞いたけど?」

ピ「……どこで仕入れたのその情報?」

テ「もしサトシがピカチュウじゃなくてフシギダネを選んで旅してたら
本当どうなっていたのかしらね~?」

ピ「…………どうなってたんだろ?」

テ「えーと… シトロンのジムの電話番号は…」

ピ「ちょっとテールナー! 何勝手にシトロンに電話しようとしてるの!?
っていうか何企んでるの!!?」

テ「あー ハリマロン? 久しぶりね! ちょっとねー シトロンに頼んで
過去を変えるメカ『歴史改変くん』とかつくってもらえないかしら?」

ピ「やめて!! せっかくここまで築いてきた僕とサトシの絆壊さないでぇぇぇ!!」
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