IS 速星の祈り   作:レインスカイ

102 / 116
9/20から劇場版『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』が再度放映されるようですね。
皆さんは観に行きますか?
私は当然行きますとも。
ですがオーブの皆さん、映画を観終わった後に「ザラ中佐は何処だ!」と怒鳴りながら血眼になるのは辞めましょうね?


第97話 雲風 冷酷な現実

我々が作戦本部に戻った頃には、その部屋は騒々しいことになっていた。

警戒態勢が解除でもされたのか、1年生の殆どが集まっているように見えた。

 

「いったいこの騒ぎは何だ?」

 

「えっとね~、ウェルルンが凄い出血しててぇ、輸血が必要になったんだけど、それを皆にも頼んだんだよ~」

 

本音が答えてくれたが、血液提供でこの大騒ぎか。

メルクと鈴は真っ先に輸血したのか、少しだけ顔色が悪い。

この二人は相当な量の血液提供をしたのかもしれないな…。

 

「学園の皆さぁん!

ウェイル君が釣り上げたお魚で作ったお食事をお持ちしましたよぉ!」

 

どうやら警戒態勢は解除されているらしい。

旅館の従業員も作戦本部に出入りしている、もしかしたらこの部屋は作戦本部ではなくなっているのかもしれないが。

 

生徒の皆がいる真ん中で再び巨大な魚の解体ショーが始まる始末…。

これには全員が再び大騒ぎ…先の緊張感などもはや完全に見当たらない。

いや、緊張のし過ぎもよくないのだろうが…。

 

「フロワ先生~、彼女はどうしましょうか?」

 

「あら、この女性はどちら様?」

 

「例の機体の搭乗者です」

 

2組の担当教諭に身柄を預けるが、その搭乗者も今は気絶したままだ。

恐らくは、搭乗者に対して最終防衛機構が発動したのだろう。

それが発動すれば搭乗者は無理やり気絶したような状態になるから、本人が普通に目覚めるのを待つしかない。

明日にでも目覚めればいいのだが…。

 

「なら、これを以て作戦は完了したという事にしましょう。

貴女達も疲れたでしょう、温泉に入って疲れを落としてきなさい」

 

「判りました」

 

「食事と整備は後回しだな…」

 

それから私は簪、ティナ、シャルロットを引き連れて一旦部屋に戻ることにした。

警戒態勢が解除されたからか、旅館の中は再び喧噪を取り戻しつつある。

解体ショーが行われるのと同時に次々に料理を作っては運んでいるのか従業員も忙しく走っている。

 

「ウェイルは輸血をすれば後は大丈夫なのだろうな。

あの喧噪で明日にでも目を覚ますかもしれんな」

 

夏の陽気を感じながら空を見上げ、温泉を満喫する。

ドイツに居た頃にはこんな経験など出来なかった、時間があれば戦闘訓練に勤しんでいたからだろうか。

ゆっくりと流れる時間が心地いい。

 

「でも、まだ問題が残ってるわね」

 

それはティナの言葉だった。

 

「問題って何?」

 

シャルロットもそれに応じ、さらなる重要案件の話が始まった。

梅の間で騒いでいる皆は忘れているかもしれないが…いや、今を楽しみ、今だけは頭の片隅に追いやっているだけかもしれないが。

 

「学園の事だ。

クロエの話が確かなものかはまだ我々は確認が出来ていない。

作戦本部からは学園に連絡が取れていないとのことだったからな」

 

「多分、事実よ」

 

それはティナによる断言だった。

モニターを展開させ、何かを確認しているようにも見えるが…?

 

「…ダリル先輩に連絡がつかない。

それだけじゃなくて、学園職員室にも、教職員寮にも連絡が出来ない。

普段なら絶対に起こりえないような事だってのに…皆はどう?」

 

それに応えるように全員が同様に試してみる。

だが、結果は誰もが同じだった。

誰もが首を横に振る、やはり駄目だったか。

 

「非常電源すら使えない状況ということか…最悪のパターンだな…。

だとするなら、学園がテロ組織に襲われ、壊滅したという方面で考えるべきだ」

 

「学園の防衛力が外部に漏洩した旨も国際的な大問題よねぇ」

 

そう、その件だ。

新宿と呼ばれる場所へのテロ組織誘導、学園の防衛力低下の露見。

それが悪意を持って行われた、これでアクションを起こさない国は無い。

個人による犯行だが、それでも全世界が日本政府を糾弾するのはそう遠くもない現実だ。

 

「学園が壊滅したなら、僕達を含めて生徒はどうなるんだろう?」

 

「…強制送還だろうな、日本人生徒も帰郷する事になるとは思うが…」

 

それが決まるまではどこかのホテル暮らしにでもなるかもしれない。

学園に戻れない以上は、荷物は旅館に置いている物で全てになる。

学園に取り残されている2年生、3年生の安否が心配だが…。

 

「日本国外から来た者は決定が下されるまではホテル暮らしか、それか大使館での保護、かな?」

 

シャルロットが私が考えた先までも言ってくれる。

シャルロットは現状はドイツ預かりの身だ、このままであれば大使館での保護になるだろう。

その際には私が同行しなければならんだろう。

 

私達が温泉からから出たのは、その40分後だった。

ティナに誘われてサウナとやらを試してみたが、私にはとことん体質が合わず、早々にギブアップした。

簪はそこそこ慣れていたようだったが…やはりティナは平然と耐えていた。

 

「ふぅ~、簪が言っていた通り、温泉とサウナの後の牛乳は美味しいわね~!」

 

温泉から上がってもティナは騒がしい。

浴衣を着ても、その胸の谷間を見せつけているからか、簪の視線が冷えた牛乳以上に冷たく感じるがティナは全く気にしていないようだった。

これで鈴が居たらどうなっていた事か。

 

その日の夕方だった、更なる大問題が生じたのは。

 

 

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 

 

輸血に応じ、私達だけでも可能な限りの血液提供をした。

それどころか、クラスの皆、ほかのクラスの生徒達も血液提供に応じてくれた。

単にウェイルが心配だからって人も居たかもしれないけど、そこはそれ。

1組の人だって血液提供をしに来てくれたんだと思うけど、他クラスとの接触する機会も失われてしまっていたからその反動だろう。

私はその様子を見ながら眠ってしまったらしい。

目をこすりながら周囲を見てみれば、メルクが持っていた鞄と、ウェイルの鞄がある。

二人が泊まっていたのは、教職員用の部屋だった筈。

なら私はそこに運ばれたって事かしら?

 

「ふわぁ…」

 

私の隣ではメルクも寝ぼけ眼で目覚めたようだった。

 

「血を抜くと…眠くなるもんなのねぇ、お昼前から今まで寝ていたってのに、まだ眠いわ…」

 

「私もです、それと…」

 

キュルルル~と変な音がメルクのお腹から、続けてキュルルル~と私のお腹からも…。

 

「はいはい、そこの空腹シスターズ、旅館からの差し入れよ」

 

賑やかな声を響かせながらティナが部屋に入ってきた。

その手にはお盆、その上には食器が見えた。

 

「だ、誰が姉妹ですか……!」

 

血を抜いたのに、起床早々に騒ごうとすればどうなるか、文字通りの貧血だった。

大声を出そうとした途端にメルクの頭がクラクラと。

 

「自分の体調を鑑みなさいよね」

 

「うう…そうでした…」

 

とはいえ私もちょっと頭がクラクラする…。

ここはしっかりと食事をして栄養補給しとこう…。

メニューとしてはマグロの切り身がどっさりと乗った鉄火丼。

鉄分補給にはなるだろうけど、もうちょっとあっさりとしたメニューにしてくれないかなぁ…。

まあ、文句は言ってられないし、ありがたく食べさせてもらうけどね。

 

「お兄さんはどうなりましたか?」

 

「まだ目覚めてないわ、重症だったのに無茶していたから。

今はシャルロットと簪とラウラで交代しながら様子を見てるわ」

 

「そう、じゃあ食事が終わり次第、私も様子を見に行くわ」

 

醤油を鉄火丼に回しかけ、一気に掻き込む!

ワサビは苦手だから私は使わない!

これ、一夏があの時に釣り上げた魚を使ってるんでしょうね…技術者、搭乗者としても実力をメキメキと上げながら、釣りにも夢中になるなんてね…。

まあ、釣りが一番の趣味だったんでしょうけど。

学園に居る間は釣りが出来なかったからか、あの場では結構ハジけていたわね…。

昔のアイツじゃ考えられないわ…、けど…あんな風に楽しそうに何かに熱中している光景が見られたのは純粋に嬉しくも思う。

 

「ご馳走様!」

 

最後にお茶を飲み干し、急いで部屋を出て…まだ頭がクラクラする…。

走ろうと思ったけど、歩いて行こう、貧血はそんなすぐには治らないわよねぇ…。

メルクも同じことを考えていたのか、頭を抱えていた。

 

部屋を出て、梅の間へ向かう途中で旅館のロビーが見えた。

そこには、あの女(織斑 千冬)が横たわっているのが見えた。

 

「あの人、あそこで何をやっているんですか?」

 

「えっと…聞いた話では、あのバカ二人を警察に引き渡す役をすることになってたとか。

アンタ達が眠ってる間に先生から聞いた話なんだけどね」

 

「ふ~ん、…で、そのバカ二人は何処に行ったのよ?」

 

見ればあの二人の姿は見当たらなかった。

もう警察に引き渡したのかしら?だったら良いんだけど…。

あの二人はそろって大犯罪者だった、私から見れば織斑 千冬だって同罪だ。

一番身近に居ながら、一夏の様子に気付きもしなかった。

怪我だらけだった事にも気付いてすらいなかったんだと思う。

 

私はあの日、地獄を見た。

抱える闇に踏み込めていなかったことを本気で後悔し、絶望した。

 

一番身近にいながら、あの地獄を、闇を、気付かなかったという点で、私はあの女を赦せなかった。

 

そして今回の白銀の福音対策作戦。

あの二人の仲の悪さを知っていながら、共同で作戦を強行させ、それで結果がアレだった。

こうなることは事前に考えられそうだってのに…。

 

リンゴ~ン

 

呼び鈴が鳴った。

扉の前に数人の人影が見えた。

 

「あ、は~い!」

 

従業員の女性が呼び鈴にこたえて玄関を開くのが見えた。

 

「申し訳ございませんが、当館は現在は」

 

「ええ、承知していますよ。

IS学園関係者の方に用があるのでね」

 

入ってきたのは4人組の男性達だった。

その全員がスーツを着こなし、その上からロングコートを羽織っている。

この季節にあんなものを着てたら暑そうだなとは思う。

 

「旅館の周囲の関係者以外立ち入り禁止は解かれているんでしょうか?」

 

「さあ?緊急作戦をするにあたっての警戒態勢はもう解かれてる筈だけど」

 

「そもそもあの人達って…あっ…」

 

そんな話をしている間に、その人たちはコートの胸ポケットから手帳を…そこには金色に光るエンブレムが…

 

「千葉県警国際犯罪対策課の者です」

 

警察官だった。

うわぁ、本当にこういう場合って警察手帳を出すんだぁ…。

ドラマの撮影現場を直接覗き込んでるみたいな気分だわ…。

メルクもティナも似たような事を考えているのか、私に続けて見物していた。

廊下の角、上から順にティナ、私、メルクの順番で玄関を覗き込む形に。

薄情かもしれないけど、ウェイルよりもこの現場の見物を優先してしまっていた。

 

「織斑 千冬女史を呼んできていただきたい」

 

「あ、彼女でしたら、そこに」

 

従業員が指さした先には、暢気に眠り呆けているあの女(織斑 千冬)の姿が。

毒気を抜かれるでしょうね…。

 

「織斑さん、起きてください、警察の方がお見えですよ」

 

「…む…警察?何の用だ?」

 

「『何の用だ』とはご挨拶ですな。

『織斑 全輝』『篠ノ之 箒』の二名に逮捕状が出ていることはご存知だろう。

その引き渡しに来たのですよ」

 

引き渡し…。

とはいえ付近にその姿は見えない、まさか部屋に戻させたとか?

引き渡しをするのなら部屋じゃなくて玄関で待機させておけばいいのに、しかも引き渡し役が寝てるとか何を考えているんだろう。

 

「何を言っている、あの二人なら既に引き渡しただろう(・・・・・・・・・・)

 

その瞬間だった。

その場の雰囲気が変容したのは…。

 

「そちらこそ何を言っている。

逮捕令状が発行され、それで我々は指令を受けて今此処に到着したばかり(・・・・・・・・・・・)だ。

なのに、『既に引き渡した』?そんな事が在る訳が無かろう!」

 

雰囲気が妙だと思う。

引き渡しが完了したという織斑 千冬と、今から引き渡しをすると言う警察側。

それぞれの言葉が嚙み合っていない、矛盾している。

 

「おかしなことを言う、3人で昼前に引き渡しに来ただろう?」

 

「…………本部に連絡しろ!緊急配備と検問を敷け!

今すぐにだ!容疑者が逃げた可能性が高い!」

 

雰囲気が一変した。

それでなんとなく察した、あのバカ二人が逃げ出した!

あの女(織斑 千冬)は『警察に引き渡した』と言って時間稼ぎをしてる!

あの二人を逃がしてから今まで寝てたって事か!

 

「ティナさん!ティエル先生に今すぐに報告してください!

あの人(織斑 千冬)が『二人を野放しにした』と!」

 

「わ、判ったわ!」

 

メルクも察するのが早いのか的確にティナに指示を出す。

私でも状況を察して理解は出来ていた…あの女、何を考えているのよ!

 

「申し訳ないが、館内の監視カメラの映像を提供をしてもらえますか?」

 

「あ、はい、お待ちください」

 

「ちょっと待て、何を言って…」

 

「織斑千冬さん、貴女には同行をしてもらわなくてはなりません。

二人を誰に引き渡したというのかをじっくりと伺わせてもらいましょう」

 

「な、何を言って…」

 

その先は言わせなかった。

廊下の奥からティエル先生とフロワ先生が鬼の形相で走ってきたから…。

そして織斑千冬の胸ぐらを掴み

 

「アンタはぁっ!何をしてるのか判ってるの!?

バカなの!?本ッ当にバカなの!?真性のバカなんじゃないの!?

警察に引き渡すのを了承していたのに!なのになんで逃がしているのよ!」

 

「う、うるさい!私は確かに引き渡しに応じている!」

 

「だったらこの状態をどう説明するのよ!?

信ッじられない!生徒を死の直前にまで無理矢理追いやって!しかも実行犯をわざと逃がすとかッ!」

 

ティエル先生とフロワ先生があんな風にヒステリックになってる現場とか見たこと無いんだけど…。

 

「鈴さん、あの人って…」

 

「結局、一夏よりもあの二人を優先したって事でしょ…。

やっぱり、あの女の言葉は何一つ信じられないわ」

 

あのバカ二人を逃がす時間を確保するために、警察をここに引き留めようと考えていたんでしょうけど、寝て過ごすとか何を考えているんだろう。

足止めにしても考えてることがお粗末だわ。

どうせこの場に残ったのも、目覚めた一夏にいい顔をするつもりだったんだろう、ヘドが出るわ。

 

 

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 

 

「作戦せ~こ~♪」

 

音声限定通信の向こうからは作戦成功を告げる合図が返ってきていた。

これは全て私の作戦だった。

あのバカ(織斑 千冬)が引き渡したと思った相手は、警察なんかじゃない。

イタリアに存在する巨大マフィア『スパルタクス』の構成員とイタリア暗部の精鋭達。

彼等は大頭目のガリガ氏がウェイ君に懇意にしていた事を知っている。

もしも、ウェイ君の命に関わるような危害を加えたらどうなるか、その結果がこれだった。

 

彼等は日本警察に扮し、『引き渡し』の名目で接触し…あとは~ドナドナ♪

『関係者以外立ち入り禁止』なんて私にかかれば簡単に突破できる。

そして、館内の監視カメラの映像の編集も終わっている。

旅館の従業員も、監視カメラの映像がハッキングされて編集されたことには気付かないだろう。

しかも、全ての監視カメラの映像が、ね。

 

いや、そもそも誰も気づけない。

あのバカ(織斑 千冬)が引き渡したという時間帯には、誰もが梅の間に集っているタイミングであり、引き渡しをした瞬間を誰一人として目撃していないのだから。

 

計画内容としては実際には単純だった。

日系人の顔に化けた構成員に偽造した警察手帳を持たせ、旅館にまで出張してもらう。

あのバカ(織斑 千冬)に警察手帳を見せれば簡単に信じるだろう。

例の二人を連れ出し、車に乗せてしまえばこれで殆ど計画は完了する。

あのバカ(織斑 千冬)の目が届かない場所に移動してから、車の中を催眠ガスで満たす。

もちろん構成員達は全員ガスマスクを所持している為、催眠ガスの影響を受けない。

力尽くで抵抗されようが、彼らに分がある。

殴って気絶させる事も容易い、実際に加減は無用との指示もあるから殊更に。

気絶させた二人を密閉された容器に放り込み、車ごと海へダイブ!

そのままイタリア暗部が潜入した近隣のコンテナ貨物船に持ち運んでからコンテナにボッシュート!

もちろん、道路とかの監視カメラも彼等の手によって編集済み!

立入禁止にされていたから、『車が通っていない状態の道路』の様子なんていくらでも用意できる。

これが大体の犯行方法、旅館や道路の監視カメラの映像にしても『偽物だと証明ができなければ、本物として扱われる』から何一つ問題無し!

なんどもまあ鮮やかな手口だったよ!

 

「終わりだよ、織斑千冬。

お前達には地獄に落ちてもらう。

かつていっくんが縛り付けられていた地獄よりもさらに深い底なしの地獄の最果てに」

 

在る事を無いように言われ

 

無い事を在るように言われ

 

身に覚えのない誹謗中傷

 

謂れの無い冷たい視線に晒され

 

理不尽と逆境と冷遇

 

救いのない負のサイクルへの束縛

 

「だけど、今のままじゃ足りないからね。

追加のプレゼントを一緒に送り込んであげたよ。

お前はこれに耐えられるかな?

いっくんは耐えたよ?それでも心折れずに未来への希望を目指してた。

じゃあお前は?」

 

モニターの一つが光を放つ。

そこには大きな貨物船が映っている。

その中の1つの巨大コンテナにその小さな荷物は放り込まれた。

船の駆動音と波の音で、コンテナの中から生じる声など聞こえはしないだろう。

 

「さあ、『スパルタクス』と『イタリア暗部』の手による海外旅行だよ、存分に楽しみなよ♪」

 

なにしろ、スパルタクスの構成員は貨物船の船員にも居るのだから…。

 

「まあ、旅行先で耐えられるかは保証しないけどね♪」




ジョン・マックベン
イタリア暗部のトップエージェント。
変装技術のエキスパート。
千葉県警に実在している警察官への変装を作り、提供した。

スヴェント・オーグ
イタリア暗部のトップエージェント。
偽装工作のエキスパート。
今回は車輌を用意した。
なお、巷で噂になっている車輌窃盗団の車を2台盗み出している。

アイザック・ディーリング
イタリア暗部のトップエージェント。
偽装工作のエキスパート。
覆面のように被る変装用マスク、警察手帳の偽造、偽造した逮捕状を用意した。

エリアーナ・ブンネイス
イタリアマフィア、スパルタクスの女性構成員。
今回は作戦立案を行った。

スヴァルト・ザラ
イタリアマフィア、スパルタクスの男性構成員。
箒を連れ去る為の車のドライバーを担当した。

クルツ・ハイザック
イタリアマフィア、スパルタクスの男性構成員。
全輝を連れ去る為の車のドライバーを担当した。

ネイス・ジーベン
イタリアマフィア、スパルタクスの構成員。
逃走経路、誘拐ルートを用意した。
だが、実際にはタンカー内の工作はハズレ籤だろうと首を傾げていた。

クェイク・バズルート
スパルタクス構成員であり、今回は裏方にて電子戦担当となった。
旅館の内外を問わず、監視カメラやNシステムにハッキングし、証拠を残さず誘拐の手助けをしていた。

クロエ・クロニクル
精神を疲労させていた千冬に、姿を消したまま催眠ガスを吸引させ続け、眠らせていた。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。