IS 速星の祈り   作:レインスカイ

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第14話 荒風 そしてその日が

あの日からウェイルは何が気に入ったのか、ローマで購入した伊達眼鏡をつけるようになった。

度がはいっていないそれをプライベートの時には着けている。

当たり前なのかは判らないけど

 

「大物釣ってやるから待ってろよ、フッフッフッ」

 

「うわぁ…もう、重症…」

 

釣りをする時も眼鏡を外さない。

そして台詞も外さない。

 

これで何度目になるか判らぬあの台詞。

その都度私も同じようなことを言って返しているような気がした。

それもこれもウェイルに釣りを教えてしまった黒の釣り人(ノクティーガー)の責任って事で。

例の作業補助腕が完成してから今回は初めての海釣りに来ていた。

 

親父さんがクルーザーを出し、私も今回は乗せてもらっている。

アホ(オッサン)共がウェイルとメルクに進級祝いにいろいろとプレゼントを贈ってきているが、どこの誰サね?

魚群探知機なんぞをプレゼントしてきたのは?限度を考えな!

何処の誰サね?

海釣り用の極太ロッドを贈ってきたのは?

ウェイルが一人で海釣りに行く癖が付いたらどうするのサ!?

 

で、親父さんも嬉々として魚群探知機をクルーザーに取り付けてるし…。

メルクはメルクでクルーザーから見える景色に夢中になっていた。

 

海を見ると色々と考えさせられるのも確かな話。

その日、メルクが運河を流れる少年を必死になって助けた。

でも小さな体で出来ることは限られていて、病院へと運び込まれた。

私はその少し後に病院に駆けつける羽目になり、国家元首からその少年の護衛役に着いた。

それと一緒に家庭教師の役目も自ら買って出た。

さらには戸籍も作り、別の町に借りていたアパートを引き払ってでもヴェネツィアに引っ越し、姉を気取って過ごしていた。

それもこれも(ウェイル)の為。

付け加えて言うのなら、自分自身の自己満足の為でもある。

けどまあ、その自己満足ってのはどんどん無くなっていってたわけだけど。

 

五月に入り、気温も随分と落ち着いてきていた。

あたたかな日差しを受けながらも、海風は柔らかい。

シャイニィはといえば、ウェイルの隣でひっくり返したバケツを椅子の代わりにして釣り糸の先を見下ろしていたり、時折に翼を休める為に降りてくるカモメを目で追っていたり。

親父さんのヴェルダは魚群探知機とにらみ合いをしながら船の微調整、お袋さんのジェシカはキッチンで魚を待っている状態。

今日は海鮮料理にありつけそうサね。

 

「…あのオッサンども…」

 

港からいくつものクルーザーが出港してくるのが見える。

その船頭に居るのは見慣れたオッサン共。

あのアホ共も釣りに出向いているらしいサね。

手を振っているのが見えたのか、ウェイルも手を振って返す、シャイニィは尻尾をユラユラと。

ウェイルのこの人脈は釣りが理由で広がっている、けど繋がっている相手が問題サね。

なんでとんでもない御仁ばっかりと顔を合わせるようになったのやら。

釣りってそんなに楽しいものだったっけ?

これが理由で私は頭痛が起こりそうサ。

 

「よし、また釣れた」

 

「にゃぁ」

 

ウェイルの釣り竿は先ほどから好調な様子、小さいけれど、数だけはしっかりと確保しているのがウェイルらしい。

クルーザーの生簀に次々と放り込んでいる。

ジェシカはそれを見て満面の笑み、親父さんはというと全然釣れないらしい。

 

「メルク、アンタは釣りはしないサね?」

 

「えっと…私はお兄さんに比べると、釣りの腕はそんなにないので…」

 

ああ、うん、同年代でもあそこまで釣りにのめりこむ子はいないだろうサ。

それに今は海風に身を任せるのが心地いい、これに関しては私も同感。

 

ウェイルは相変わらず釣りにのめりこんでいる。

翼を広げてのんきに飛び回るカモメたちの様子を見てみる。

のんびり気儘に飛んでいるのは少しばかり羨ましい。

本当に、悩みが無さそうでサ。

 

「にゃぁ」

 

釣り糸を見ているのが飽きたのか、シャイニィが私の肩に飛び乗ってくる。

何か用があるのかと思えば、そのまま視線は空に向かう。

またカモメ達を目で追っているらしい。

街の中では鳩の一羽でさえ捕らえられないのに、海でカモメ達を捕まえられるわけはないだろうに。

それを悟ったのか、カモメ達が微妙なラインにまで近寄ってくる。

当然、シャイニィがジャンプしても届かない距離。

そんな距離から鳴き声を聞かせてくるから、シャイニィをからかってるのだと察しはした。

最近の鳥は頭が賢いみたいサ。

 

「ワヒャッ⁉」

 

シャイニィをからかう前提で動いているのか、一羽がメルクの頭の上で羽を休める。

…最近の海鳥は頭が賢いみたいサ。

当然シャイニィはそのカモメを狙おうと、私の肩から飛び跳ねる構えをしているわけで。

 

「ワプッ⁉」

 

飛び跳ねると同時にカモメは飛び去り、シャイニィはメルクの顔に飛びつく形で終わった。

 

「何をしてるのサ」

 

そんな様子に苦笑しながら、メルクの顔からシャイニィを引っぺがした。

ああもう、何をしてるんだか。

カモメを恨めしそうに睨むシャイニィを宥めながら近くに置いていた椅子に座った。

 

「メルク、最近のウェイルの様子はどうサね?」

 

「どう、と言われても…以前とあまり変わらないです」

 

その言葉を頼りにして考えると、眠っている間に涙を流す事は時たまにあるらしい。

そして、夢の中に現れる女の子、『凰 鈴音』の出現も。

それでも、記憶は戻らない。

 

ウェイルに聞かれるわけにはいかないけど、記憶が戻らないというのは安心はできる。

あまつさえ、「帰りたい」とか言われた日には、私としては判断に困るだろうから。

今の私は不純に満ちている。

『誰かに不幸と悲嘆を押し付けて、その代わりに誰かに幸せを与える』という、悪魔の所業。

これは『望まぬ形で願いを叶えよう』という悪魔の囁きに近い。

罪悪感はある、決して振り払えない形でまとわりついてきている。

いつの日か、それこそいつの日にかは、それは払拭される日が来るのだろうかと、思いつめる日々。

 

…今年の秋、私はあの女(織斑 千冬)と戦う日が来るのだろう。

次こそはあの女に勝つ、そして断言してやる。

「お前と私は違う」のだと。

 

「さて、堅苦しい話はコレで終わりサ。

ウェイルの様子を見るとしようサ」

 

そう、私はあの女とは違う。

 

あの女は家族を守ることをやめた。

 

私は絶対に家族を見捨てない。

 

そう、絶対に。

 

 

 

「ウェイル、釣果はどんな感じサ?」

 

「絶好調です!」

 

キッチンではお袋さんが次々に鱗をはがして、鰭を切り落として、開きにしたり、早速調理に取り掛かってたりと準備がいい。

けど今回は釣れる獲物は小さいものばかりらしい。

生簀の中にはそんな感じの魚の姿がいくつも見える。

 

離れた場所に見える別のクルーザーに乗っている人が手を振ってくるのが見えた。

おいオッサン(FIAT工場長)、アンタそんなところで何してんのサ?

よくよく見れば見慣れたオッサンどももそろいもそろって釣り糸を垂らしている。

なんでこうなるのか…。

 

「この手応え!」

 

そしてこのタイミングでウェイルの釣り竿に何か引っかかったらしい。

かなりしなっているのを見るに、かなりの大物らしい。

 

「メルク!補助腕用意!」

 

「え⁉あ、はい!」

 

すぐ傍に置いていたらしいあの(・・)補助腕がクルーザーの手すりに固定され、それが動いて釣り竿を掴む。

へえ、あんな動きするのか。

魚に合わせて釣り竿を左右に振るうと、それに合わせて自動で補助を入れてくれる…という訳でもなく、足元の操作パネルで指示を出しているらしい、しかも足で。

竿を支える力を軽減してくれているらしく、リールを巻くのも容易らしいサ。

竿を左右に振るう際にも、魚の体力を少しずつでも削っていくために、微妙に力加減を加えているらしい。

賢いものを作ったものサ。

そのまま釣り竿を振り回すこと15分。

 

「父さん!網の用意!」

 

「ようし、任せろ!」

 

「いくぞメルク!」

 

「はい!」

 

弟妹がそろって海に飛び込んでいく。

どうやら服の下にキッチリと水着を着こんでいたらしい、用意がいい二人サ。

ウェイルは眼鏡をポケットに仕舞ってから飛び込む。

私は水着の用意はしていなかったから私服のままで来てたよ。

 

「あらあら、大きい魚ね、ここら辺でもマグロ(・・・)が捕れるだなんてね」

 

「うわ、本当に大きい…」

 

ぐったりとしたマグロの頭と尻尾をガッシリと掴んだ二人はそろって笑顔。

けど、そのマグロが本当に大きい。

目測だけど、ウェイルの身長を既に越している。

親父さんがデカい網でマグロを掬い上げ、私が二人を引っ張り上げてタオルを渡す。

その間にジェシカが魚の大きさを測っていた。

 

「頭から尻尾の先までで199cm、重量は92.5Kg。記録更新ね、ウェイル」

 

「ははは…本当にとんでもない大物を釣り上げちまったサ、この子は」

 

海から出てきた弟妹達はタオルでガシガシと髪を拭きながら今回の獲物を改めて見てみる。

 

「すごい大きさですよね…」

 

「父さん、以前連れて行ってくれた店で食べたアレとか作れないかな」

 

「ちょっと待ちなさい、写真を見せてもらったけど、あんなものは料理とは認めないわよ。

スシバーで食べたらしいアレは偽物よ。

母さんが正しい『スシ』を作ってあげるわ。

アリーシャさんも食べていって?」

 

「んじゃあ、ご馳走になろうかね」

 

「にゃぁ!」

 

シャイニィも食べたそうにしてるし、私も一緒にご馳走を待つ側になった。

それからは三人がテキパキと調理を進めていく。

マグロの頭を切り落とし、鰭を落とし、尻尾も落とし、それから身を捌いていく。

おお、見事な赤身と脂身。

コレは見ている側になっているだけでも食欲を掻き立てられる。

捌き方に関してはしっかりと身についているのか、大トロ、中トロだとか言われる部位に関してはキッチリと分けている。

親父さんは…うん、見ているだけ。

 

キッチリ捌いた後は、おふくろさんが酢飯を握り、メルクが一口大に切り身を作り、その間にウェイルがワサビだとか醤油だとか呼ばれる調味料を用意していく。

アンタ達のそのコンビネーションはどこから鍛えられたものなのサ?

ちょっと見ているだけで、皿の上には大量の「スシ」が並んでいく。

うん、美味しそうサ。

 

「さあ、これでお昼ご飯は完成ね」

 

イタリアには似つかわしくもないなんとも和風な食事だった。

 

「これがスシか…父さんに連れて行ってもらったスシバーとは全然雰囲気が違うな…。

あの店では三角形に形作られた白米の上に焼き魚が乗っかっていただけだったし」

 

「ウェイル、その店の事は忘れるべきサ」

 

うちの弟に間違ったことを教えていたその店には話を付けておこう。

 

さて、次は炙りスシとかいうものを食べてみようサね

 

 

 

で、その後が大変だった。

あたり前な話、たった五人と一匹でマグロ一匹を平らげれるわけでもなし、その実を全部捌くのにも結構な時間がかかってしまう。

捌いて終わったころにはすっかり夕方。

あれから釣りに勤しむ事が出来ず、ちょっとウェイルが不機嫌そうにしていたのをよく覚えている。

港に帰る頃には他のクルーザーも一緒になって帰ってきたので、捌いたマグロをおすそ分けしたりとなぜか奉仕作業みたいになるわで…。

それでも半分以上余ってるわけで、当面はマグロを食べられることになりそうサ。

 

「いい思い出になったみたいサ」

 

私室にて、その当日の夕方に映した写真をもう一度見てみる。

私やハース一家とシャイニィを中心にして、国家元首、国家元首補佐、宰相、マフィアのボス、大病院院長、中学校校長、ヴェネツィア市長、イタリア空軍元帥、国防大臣、ローマ市長、ローマ法王、新聞社社長、FIAT代表取締役、もののついでにマグロの頭が一緒に映ったあまりにも混沌(カオス)な写真。

でも、そこではだれもが確かに笑顔をしていた。

笑顔が下手なウェイルだって柔らかく微笑んでいる。

こんな当たり前な笑顔を引き出すのにも長い時間がかかった気がする。

でも、そのあたり前な笑顔が、ウェイルにとっては難しかったんだろうサ。

そんな当たり前すら奪われていた過去を完全に払拭させたい、それが私の偽りのない気持ち。

 

Prrrr

 

「私サ」

 

『ジョセスターフ選手、試合の日程が決定しました』

 

そう、あれからずいぶんと日数が経った。

明日からは、もう九月。

私はドイツに出向き、『第二回 国際IS武闘大会 モンド・グロッソ』に出場することになる。

スケジュールでは明日のお昼には空港から発ち、ドイツのメルボルン空港にまで飛び立つことになる。

かと言って、心配要素が無いわけではない。

第一回大会のことを鑑み、ウェイルやメルク、そして家族はローマの議事堂とホテルを使って身柄を厳重に保護してもらうことになっていた。

イタリア軍、警察、民間組織、マフィアが一体となり、誘拐だの事件に巻き込まれないように徹底的に守りを固める。

その間、生活だとか、学業に不備がないようにも取り計らっておいた。

シャイニィも今回ばかりはウェイル達と一緒にお留守番だ。

 

「ああ、判っているサ。

今回のためにも訓練は半端にならないほどにした。

メンテナンスも不備が無いようにした心身機体ともに最高潮。

誰にも負ける気はしないサ」

 

そして、今回は隠し弾の用意もしている。

例え、あの女が相手でも負ける気はしなかった。

 

『明日、一家を議事堂に送り届けていただいた時に、飛行機のチケットをお渡しします』

 

「ああ、判ってる。

だけど、家族のことはくれぐれも頼むサね」

 

『承知しております』

 

心配要素は極力排除した。

それに対しての対応もした。

これで最善の筈。

 

さて、様子を確認しに行こうサね。

 

 

「なぁ」

 

ホテルに行くと、一番に出迎えてくれたのはシャイニィだった。

私の姿を見つけるや否や、メルクの肩から飛び降り、私の肩に飛び乗り、毛並みを擦り付けてくる。

相変わらずの態度と、いつもよりも柔らかく感じられる毛並みがくすぐったい。

 

「ウェイル、メルク、元気そうサね」

 

「アリーシャ先生…俺達、浮いてません…?」

 

何というか…居心地が悪いのか、ウェイルはまた表情が硬くなっていた。

ふぅむ、これはあまり良くないサね。

 

「大丈夫サ、アンタ達に手出しをしようだなんて輩は此処には居ないからサ」

 

そう、此処に居るのはウェイル達、『ハース』一家を守るために協力してくれる人ばかり。

ウェイルだけでなくメルクも表情が硬くなっているけれど…両親はというと…

 

「「………」」

 

ガチガチだった。

一家揃ってしばらくの間が不安サね。

緊張していないのはシャイニィだけらしい。

この様子に思わず苦笑してしまった。

 

「明日からモンド・グロッソなんですよね」

 

「ああ、必ず優勝して見せるサ。

ドイツにまで連れていくことは出来ないけど、このホテルからでもモニターで見られるだろう?

まあ、応援を頼むサ。

それとウェイル、一週間は釣りはお預けだからね」

 

ほっとくとこの子はホテルを抜け出してまで釣りに行きそうだから、事前に釘を刺しておく。

考えていたらしく、項垂れていた。

 

「メルク」

 

「今回は釣り道具は全部家に置いてきました!」

 

よろしい!

 

「ホテルにも釣り道具のレンタルがされてないことも確認済みです!」

 

なおのこと良し!

 

「って訳サ、悪いけどウェイル、今回は大人しくしといてほしいのサ。

早朝のジョギングは…このホテルの階段を上り下りするくらいで、サ」

 

「…はい」

 

ああもう、この子は相変わらず表情が硬いサね。

それを読み取ったのか、シャイニィがウェイルの肩に飛び移り、前足を頬に押し付ける。

 

「メルク、必ず優勝するから、それまでウェイルの家庭教師の代行は任せるサ」

 

「は、はい!」

 

「ウェイル、試合は皆と一緒にキッチリと見ておくようにね」

 

「はい、頑張ってください!」

 

そうそう、表情が和らいだところで前々から言っておきたかった事を言ってみるとしよう。

まあ、もうそのつもりではいたんだけど、なかなかこの子たちは呼んでくれないからサ。

 

「ホラホラ、アンタ達の姉さんは此処までやる気を見せてくれてるんだ。

アンタ達も、…今は学生、それも今年は受験生なんだから勉強を頑張りなよ。

アンタたちの姉としては、『よく頑張ったね』って褒めてあげたいからサ」

 

さて、二人の反応はというと…ポカンとしてる。

こういうのは流石は兄妹といったところサね。

血縁なんて無くても変な所で似るものらしいね。

だからまあ、トドメとは言わないけど、言いたいことは先に言ってしまおう。

 

「おんやぁ?それともアンタ達、私の事を『家族』とも『姉』としても見てくれてなかったのサね?」

 

「「そんなことは無いです!」」

 

声がそろってて大変よろしい。

 

「じゃあ、今後は名前で呼んでもいいけど、『先生』は無し。

『姉さん』って呼ぶように!そして極力敬語も無し!いいサね?」

 

「「は、はい!姉さん!」」

 

よし、言質はとった、そして言わせた。

 

二人にとって私は『姉』ってことで今後は通用するだろうサ。

姓名(ファミリー・ネーム)』が違うだろうけど、ソレはソレ、さしたる問題でもない。

じゃあ、自慢の姉として胸を張れるように頑張ってくるとしようサ。

飛行機のチケットを受け取り、私は最寄りの空港へと向かう。

そこから先へと飛び立てば、しばらくの間は弟妹とも顔を合わせることもできないかもしれない。

けど、今度の大会が終わりさえすればまた一緒に過ごせる時間が待っている。

 

さて、やる気も出てきたし、これがなえてしまうよりも前にパパッと片付けようサね。

 

「じゃあ、試合は来週からだから、ちゃんと見ておきな。

アリーシャ姉さんの大活躍、キッチリと見せてあげるからサ!」

 

そうそう、お姉さんとしてはカッコイイ所をバッチリと見せてあげたい。

だから頑張ろう!

 

飛行機に乗っても頬が少し緩んでいたらしく、何度も鏡を見ることになってしまったのは…まあ、余談サ。


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