異世界の忍者は大変です。   作:OXYGEN

6 / 7
第6話

ザッーーー

 

店内で起こるはずのない、強風がそれも特定の場所のみで吹いた。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

魔法には、6つの属性がある。龍の属性と同じ、炎属性、水属性、風属性、土属性と、なにかに良い影響を与える、光属性、なにかな悪い影響を与える、闇属性がある。また、多くのものは1つの属性しか扱えない。2属性以上扱えるものは、魔法士や兵士になるものが多い。

 

魔法とは別に、特性、というものがある。特性は必ず1人1つしか持たない。特性もくだらないものや、実用性のあるもの、戦闘向きのもの、回復向きのものなど、様々ある。しかし、兵士や魔法士、冒険者など以外は、ほとんど実用性のない、意味の持たない、特性が多い。兵士や魔法士など中でも、同じ特性を持つ者が多くいるのが当たり前で、周りと違う特性となると、珍しい。

 

因みに、今までで最強と言われた、特性は、《万能》という能力だ。この能力は、文字通り万能になれる特性だ。だが、万能に出来るのは、なにか一項目のみだ。そこを逆手に取って、《万能》、という能力を万能にして、戦った。と言われている。保持者は、10年前の異界戦争の時に、魔物の群れに襲われ亡くなったことになっているが、死体が見つかっておらず、安否はわからない。《万能》は5、6歳の時に行われる特性検査でも未だに出ていない。だが、これに匹敵する特性がある。《性質変換》だ。これもまた、一人しかいない。この特性を保持している者は、轟 蓮 だ。この特性は、様々なものの色々な所を変化させることが出来る。つまり、特性も変化させることが出来るし、使用属性も変化させることが出来るし、筋力や身長、顔までも変化させることが出来る。しかし、身体の能力などを変化させるのはとてつもない苦痛が使用中常に伴うために行っていない。また、1度見た特性や魔法を模倣することも出来る。魔力も高めることが出来る。しかし、戻した後、数時間は魔法が使えなくなるので、常に高めている。再生能力も同様だ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その数秒後外から、叫び声と ドシンッ と言う、地鳴りが聞こえた。驚いた者達は皆、外の様子を伺ったりしている。

 

俺は、外を闇(属性)魔法で、壁を透過して見た。いつもなら、憲兵行きだけど、まぁ、緊急事態だし。いいでしょ?ってことで使用中。すると、龍が居座っていた。マジですか?なぜに、龍?倒せなくはないけど、疲れるからなー。まぁ、外いくか。そう思いながら、席を立ち戸を開いて外へ出た。

 

そこには、真っ黒の龍がいた。しかも、王国の紋章入りのサドルをつけて。よく見てみると、王国騎士の紋章も入っていた。つまり、これは、蓮専用の全ハイブリットの龍ということになる。

 

紋章にきづいた俺は、しばらく唖然としていた。すると、耳から入ったとは思えない柔らかい声がかけられた。

 

??「蓮、久しぶりだね!元気だった?これから沢山頑張ろうね!」

 

びびった俺は、声に出して、喋った。しかも、背中の刀に手をかけながら。

 

蓮「え!誰だ!」

 

そう言うとすぐに返事が返ってきた。

 

??「蓮は、知らないの?本当に信頼している人には龍はテレパシーで、話せるんだよ?誰だって、まあ、覚えてないか。私が小さい時に救ってくれたの覚えてない?私、ルーシーだよ?」

 

蓮『ルーシー…ルーシー…あっ!思い出した。カラスにいじめられてた弱いやつ!』

 

今度は声に出さないで言えたぜ!まぁ、これからずっとか…まぁ、しょうがない。

 

ルーシー『うん、そうだよ!でも、今は強いからっ!』

 

蓮『そりゃそうだろ……ねぇ。ルーシー、家まで送れる?』

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。