仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE   作:桐生 勇太

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※今回、もしくはこれからの描写で永夢に対する行動に差別てきな表現があるとお叱りを受けました。

永夢の行動は飽くまで彼個人の行動と思っていただき、実在のホームレスの皆様方にはまったくもって反映されることではないということを読者の皆様どうかご理解とご協力をお願いします。


第10話:KINGキッド VS MUTEKIソルティ

「こうなることは予見されていた…だが、それでも俺は友であるお前を信じた…だが、もうそれも終わった」

 

「………んなこと言われてもな…ソル、俺は俺が進もうと思った道を進むだけ。これが俺の生き方だ」

 

「………ふっ…そうだな。だからこそ俺はお前を信頼し、副リーダーに就かせたんだったな」

 

 …完全に一触即発だぁ…ど、どうしよう………

 

「キ、キッド…? ここはいったん…」

 

「悪いけど、逃げるってのはナシだよ。ここでボクがあいつから逃げたら、バグスターとして終わりだ。だから、逃げない」

 

 だめだ。キッドはここで無敵ソルティと決着をつけるつもりみたい。

 

「そうだ。それこそ俺の認めたお前だ…培養」

 

【Infection! Let game! Good game! God game! Great game! I'm a Bugstar!】

 

 

キッド視点

 

 さて…カッコよく勝負開始したはいいが、はっきり言って勝てる気がしないな。どうしよ。

 

そもそもここの組織は完全に実力主体で作られてるんだ。つまり、末端の兵ほど弱く、階級が上がるにつれ当然強くなっていく。俺はただ単に強いから副リーダーだが、リーゼやソルのように力とカリスマの両方があるわけじゃない。おまけにただ戦ってもあいつが勝つしな。もはや笑える。

 

「さあ…いくぞ!!!」

 

 ま、全力出し切りますかね。さあ、踊りの時間だ………

 

「行くぜ!」

 

 お互い全力疾走で走り出す。まったくの同タイミングで両方の拳が交錯した。鈍い音とともにお互いのけぞる。

……いって~くそ。どうせあいつは無敵効果で聞いちゃいねえんだろうな。せこいぞコラ。

 

「さあ、俺とダンスで勝負しな!!!!!」

 

 音楽がスタートし、音符が大量にゲームエリア内に流れ込む。踊りなら、俺はだれにも負けねぇ…!

 

「考えたなキッド…俺はお前にダンスでは勝てん………ダンスではな!!!!!」

 

 いうが早いか掴みかかってきやがる。こいつ…俺にダンスを踊らせない気か!? …! いや、あいつは攻撃しつつも音符はしっかりとってやがる…音符を取りながら俺に攻撃を加える気か!

 

「俺の究極の体術…お前の天性の舞踏術…両方混ぜたなら、どっちが上かな?」

 

 蹴られる、避ける、飛ぶ、殴られる、殴る、飛ばされる、避けられる、蹴る…や、べぇ…押し込まれる…!

 

「俺は………俺は、負けねぇぇぇぇ!!!!!」

 

 最後の音符…あれさえ取れれば、引き分けに持ち込める…!

 

腹部に響く、ミシリという音、ソルのキックが、正確に俺の体を打ち抜いた。

 

「が…は………」

 

 やられ…た………いやぁ…強えぇなぁ…やっぱり…惚れ惚れするぜ…

 

その場に倒れこみ、動けなくなる。同時に音楽が終了し、ペナルティが発生した。当然対象は俺だ。

 

「これで…終わりだ…キッド、お前は俺にとって一番いけ好かない奴で、一番反抗してきて、一番自分勝手で、一番俺が信頼していた…友だった………」

 

 やっべぇ…もう…後がねえや………

 

そんな時、急に銃弾が飛び、目くらましのようになった。どうやらポッピーが隠し持っていたバグヴァイザーⅡを使ったみたいだ。煙に乗じて、ポッピーを担いでその場から離れた。




お読みいただきありがとうございました。
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