仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
どうでもいいですが、今回の「バンバンジェネレーション」ガシャットで変身した大我さんの姿をかなりわかりやすくした姿がTwitterにあります。
是非チェックしてみてください。
https://twitter.com/zqnend2000
※爆笑注意
「俺なら、ここだ………」
通路の角を曲がり、俺はラオロンと相対した。互いにしばらく、しかしほんの僅かに見つめ合った。
「決着………つけようぜ」
【ガシャット!ガッチャーン!ランクアップ!
最終戦だァーー!!!全軍突撃!BANG BANG GENERATION!!!!!】
空中から豆戦車が落下し、俺はそれに乗り込んだ。
主砲の部分が丸々座り込む部分になっていて、入ろうとしても腰までしか入らない。
「何だこりゃ………まあいい!」
取りあえず操作方法もわからないが、「動け」と念じるだけで行きたい方向に動けた。そうこうしているうちに、ラオロンが武器を俺の方向に向けて撃とうとしたが、そこに誰かが割り込んだ。
「あれは………俺?」
そこにいるのは、どう見てもバンバンシューティングの仮面ライダースナイプだった。何でおれがもう一人………?いや、一人じゃない。周りをよく見ると、何十人もいる!
「な、何だぁ!?」
バンバンシューティングのスナイプが15人。ジェットコンバットのスナイプが10人。バンバンシュミレーションが5人。そして俺を含めて豆戦車が3台。
自分の周りを取り囲む自分自身。気が狂ったのかとさえ思ったが、思い当たる節がある。
このガシャットを作った、エリーゼのかつての能力。眷属召喚。
門番、近衛兵、側用人からなる三体の戦士たち。
しかし、ここまで多くなかったろう。何がどうなればこんな大人数に………
「まあいい! 総員戦闘態勢に入れ!目標12時の方向、ラオロン!
「「「「「イエッサー!!」」」」」
一気に全員動き出した。そのさまが、少しだけかつて自分の学生時代の運動会を思い出したが、すぐに首を振った。
無数の弾がラオロンにぶつかり、大量の爆炎が上がった。
「ガアッ………!イイゾ………ヤット………アイツラノトコロニ………行ける………」
ラオロンが初めて見せた笑顔。一瞬、支配から逃れられたのだろうか。
しかし蛮野の支配は消えていない。遠距離武器を持った3本の腕が俺の方に向き、弾を放ってくる。本体の俺を仕留める気なんだろう。
「後は俺と二人きりだ!」
向こうが撃つよりも早く戦車で体当たりし、吹き飛ばした。
「行くぜ………ブレイブ!」
懐から半賭けになったバンバンシュミレーションガシャットを出し、決め技スロットホルダーに差した。
これはかつてブレイブがタドルレガシーとタドルファンタジー両方に同時変身するために両断したもので、シュミレーションの方は使われなかったために俺が持っていたものだ。
「………………あばよ………………」
【BANG BANG CRITICAL FIRE!】
【BANG BANG CRITICAL BURST!】
豆戦車から出ている上半身にバンバンシュミレーションを装着し、下半身は戦車。
二つの主砲から眩いばかりの光が飛び出し、ラオロンの撃った弾までも飲み込んだ。
そして、決着がついた。
お読みいただきありがとうございました。