仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE   作:桐生 勇太

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43:最終決戦開始

 蛮野視点

 

「ルーフマン………!初めから私を捨てる算段だったというわけか………!ふざけおって!!」

 

 繋いでいた機器を投げ飛ばし、あたりにおいてある道具類を手当たり次第に破壊した。

 

「追いついたぞ!蛮野!」

 

 背後から泊進ノ介がタックルして、さらに無防備な上半身の後頭部をエグゼイドに殴りつけられた。

 

「あぁ!!!どいつもこいつも私の邪魔を!!!!!!殺してやる!!!!!!!!」

 

 怒りに身を任せ、掴みかかってきたドライブの首を掴んで地面にたたきつけた。

 

「貴様らなんぞ、いつでも殺せたんだ!丁度いい、二人とも殺してやる!」

 

 その瞬間、壁を破ってGalactic=Nova・circularが現れた。

 

「おお!サーキュラー!いいところに来た!二人を………」

 

 殺せ、と言おうとした瞬間、サーキュラーに攻撃を受けた。

 

「な!? 何のつもりだ!?お前の主人は私だぞ!」

 

「アア?シラネエナア。スクナクトモ、オレハオマエノナカマジャナイゼ?」

 

 ………!声は同じ………だが、似ても似つかぬ口調。

 

「貴様何者だ!姿を見せろ」

 

「オレガインドウワタシテヤルゼ………蛮野ォ!!!」

 

 最後のセリフで、何とパラドクスがサーキュラーの中から飛び出してきた。

 

「何!?」

 

 そのまま顔面を蹴飛ばされ、倒れこんだ。

 

「ぐっ………バカな!ハッキングしたというのか!?」

 

「違うな。ここの研究所内の全部のセキュリティが落ちたんだよ。サーキュラーもうただの鉄屑だ」

 

 なぜ?どうしてそんなことに?………おのれ………

 

「おのれ!!!どいつもこいつも!!!!!!!!何なんだ!!!!」

 

「お前の行いのツケだろうが! 先に向こうに行った奴らにあってこい! ………お前が消えるのを、地獄で待ちかねてる人が大勢いる………!」

 

 

 

――――パラド視点

 

 より怒り狂うと思っていたが、蛮野は低い声で笑い始めた。

 

「………………何がおかしい?」

 

「クヒ………ヒャハハハァ!!!!パラドクス!よくここに私の鎧を持ってきてくれた!」

 

「………ああ?」

 

 いうが早いか蛮野はサーキュラーに駆け寄って天辺のコアを破壊した。

 

「お前………まさか………」

 

 蛮野が自分の掌をサーキュラーに触れさせると同時に、サーキュラーが真っ二つに割れ、蛮野の体がその中に吸い込まれた。

 

「さあ、恐れおののくがいい!!この私の新たなる力!ゴルドドライブ【インベードアーマー】だ!!!」

 

 サーキュラーと合体した蛮野はどこか永夢のマキシマムマイティXと似ていた。

 

「食らえ!極・重加速!!!」

 

「う………お………!?」

 

 永夢のハイパー無敵を動けなくしたサーキュラーの重加速。あれは俺には効かなかったが、今度のは質が違うみたいだ。全く動けないことはないが、俺もゆっくりとしか動けない。

 

「見たか!貴様はもう、私に殺されるしかないぞ!」

 

「どうかな………クロック・アップ!」

 

 体感的には変わらないが、加速したことによって普通に動けるようになった。

 

「バカな!それはかつてゼクトで行われていた技術………! どこでそれを!?」

 

「ハッ…さあな。強いて言えば………あの世から?」

 

 真面目に答えたつもりだが、蛮野は「ふざけるな!」と激高した。

 

「蛮野!お前がその鎧とやらを身に着けるなら、俺も変身させてもらうぜ………?

行くぞ。マックス()変身………!」




蛮野は個人的に嫌いなキャラなのでパパっと退場させます。

決着は(たぶん)次回です。

☆祝☆蛮野、150話ジャストで退場。
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