仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
蛮野視点
「ルーフマン………!初めから私を捨てる算段だったというわけか………!ふざけおって!!」
繋いでいた機器を投げ飛ばし、あたりにおいてある道具類を手当たり次第に破壊した。
「追いついたぞ!蛮野!」
背後から泊進ノ介がタックルして、さらに無防備な上半身の後頭部をエグゼイドに殴りつけられた。
「あぁ!!!どいつもこいつも私の邪魔を!!!!!!殺してやる!!!!!!!!」
怒りに身を任せ、掴みかかってきたドライブの首を掴んで地面にたたきつけた。
「貴様らなんぞ、いつでも殺せたんだ!丁度いい、二人とも殺してやる!」
その瞬間、壁を破ってGalactic=Nova・circularが現れた。
「おお!サーキュラー!いいところに来た!二人を………」
殺せ、と言おうとした瞬間、サーキュラーに攻撃を受けた。
「な!? 何のつもりだ!?お前の主人は私だぞ!」
「アア?シラネエナア。スクナクトモ、オレハオマエノナカマジャナイゼ?」
………!声は同じ………だが、似ても似つかぬ口調。
「貴様何者だ!姿を見せろ」
「オレガインドウワタシテヤルゼ………蛮野ォ!!!」
最後のセリフで、何とパラドクスがサーキュラーの中から飛び出してきた。
「何!?」
そのまま顔面を蹴飛ばされ、倒れこんだ。
「ぐっ………バカな!ハッキングしたというのか!?」
「違うな。ここの研究所内の全部のセキュリティが落ちたんだよ。サーキュラーもうただの鉄屑だ」
なぜ?どうしてそんなことに?………おのれ………
「おのれ!!!どいつもこいつも!!!!!!!!何なんだ!!!!」
「お前の行いのツケだろうが! 先に向こうに行った奴らにあってこい! ………お前が消えるのを、地獄で待ちかねてる人が大勢いる………!」
――――パラド視点
より怒り狂うと思っていたが、蛮野は低い声で笑い始めた。
「………………何がおかしい?」
「クヒ………ヒャハハハァ!!!!パラドクス!よくここに私の鎧を持ってきてくれた!」
「………ああ?」
いうが早いか蛮野はサーキュラーに駆け寄って天辺のコアを破壊した。
「お前………まさか………」
蛮野が自分の掌をサーキュラーに触れさせると同時に、サーキュラーが真っ二つに割れ、蛮野の体がその中に吸い込まれた。
「さあ、恐れおののくがいい!!この私の新たなる力!ゴルドドライブ【インベードアーマー】だ!!!」
サーキュラーと合体した蛮野はどこか永夢のマキシマムマイティXと似ていた。
「食らえ!極・重加速!!!」
「う………お………!?」
永夢のハイパー無敵を動けなくしたサーキュラーの重加速。あれは俺には効かなかったが、今度のは質が違うみたいだ。全く動けないことはないが、俺もゆっくりとしか動けない。
「見たか!貴様はもう、私に殺されるしかないぞ!」
「どうかな………クロック・アップ!」
体感的には変わらないが、加速したことによって普通に動けるようになった。
「バカな!それはかつてゼクトで行われていた技術………! どこでそれを!?」
「ハッ…さあな。強いて言えば………あの世から?」
真面目に答えたつもりだが、蛮野は「ふざけるな!」と激高した。
「蛮野!お前がその鎧とやらを身に着けるなら、俺も変身させてもらうぜ………?
行くぞ。マックス
蛮野は個人的に嫌いなキャラなのでパパっと退場させます。
決着は(たぶん)次回です。
☆祝☆蛮野、150話ジャストで退場。