仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE   作:桐生 勇太

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【デュアル!ガシャット!ガッチャーン!マザルアップ!】
【赤い拳強さ! 青いパズル連鎖!  赤と青の交差! PERFECT KNOCKOUT!】

【ガギャット!バッギャーン!ノウリョクジョウショウ!】
【青きパズル強化! 赤の拳殴打! ゲーム世界王者!  完全 決着!】


44話:VS.スタードリーム

「マックス超変身」

 

【ガシャット!ガッチャーン!FUSION DUAL GAME!】

【強化パズル連鎖!強い拳殴打!

Let'Game!MettyaGame!MutchaGame!Who are you?

I'm a Perfect Fighter】

 

「おぉ………見た目はそこまで変わらねえな」

 

 正直、Obiパラドクスや他の連中と融合しているし、多少は見た目が変わると思っていた。

ところがどっこい、変わらなかった。まあ、唯一変わったものと言えば………

 

「目………か………」

 

 元は真っ白だった両目の部分。錆色なのは、きっとあの人の………

 

「待たせて悪いな。じゃあ殺し合い………もとい一方的な殺戮の始まりだ」

 

「ぬかせ!貴様の動くパターンや武器は全て把握済み………!?」

 

「オイオイどうした?たかが矢が刺さったくらいで何驚いてんだ?」

 

 俺が使った武器は、ソニックアロ―。かつてバロンと名乗った男が使っていた武器だ。

 

「死んだ連中が生前使っていた武器はすべて俺が使える。当てが外れたな蛮野?」

 

 弓を後ろに投げ捨て、ホースオルフェノクが使っていた盾を出して蛮野に体当たりをした。

 

「うがッ…こ、この………!?」

 

 盾で蛮野の視界をふさぎ、不意に用意したエターナルエッジで肩口付近を思い切り刺した。

 

「ぎゃあああ!!」

 

「おい、一丁前に痛がってんじゃねえよ。どうせ機械。痛みなんてねえだろうが!」

 

 しかしこいつ………弱いな。いや、油断するな。何かの罠の可能性も………

 

「ぐおッ!くそおおお!!!」

 

 

……………まさか、本当に何もないのか?何も?あれだけ啖呵切って、あれだけ多くの人の命を奪って、自分の作ったロイミュードの命を弄び、バグスター達さえ巻き込んだこいつが?

 

「お、おい………蛮野………お前の研究所の兵器………………誰が作った?」

 

 不意に蛮野は動きを止め、吐き捨てるように言った。

 

「すべて宝生現夢がやった。私は何もしていない」

 

「……………………………………………………は?」

 

 こ、こいつ………自分は何もせず?ただ指示だけしてここまでふんぞり返ってやがったのか?

あれだけ人の人生狂わせておいて、こ、この………

 

「…! 蛮野!お前の顔はもう見たくねえ!この世から消えろ!!!!!!」

 

 俺は、ついに手加減(・・・)を捨てた。目の前の不快な鉄塊を壊すことに全てを出す。殺す。壊す。自分の衝動に身を任せ、全ての思考を捨てる。

 

「………吹き飛べ!」

 

 真下に潜り込んでの掌底。蛮野の体がロケットの打ち上げほどの速度で雲へ向かっていく。俺自身もアンクの翼を出して飛翔し、すぐに蛮野に追いついた。

 

「くそぉくそぉ!!!何故だ!現夢が作ったこのインベードアーマーは、レベルにしてトリリオン(一兆)に匹敵する力のはずだ!貴様なんぞに、敗ける…はずが………」

 

「そういや俺もお前にレベルを言ってなかったな。俺はバグスターのパラドクス。

レベルアンデシリャード(無量大数)だ」

 

「………は、ぁ?」

 

 レベルの差は、基本的に絶対的。多少は工夫や策でひっくり返せるが、どうにもできないものは往々にしてある。

 

「だ、だが!まだだ!私が負けるなど、ありはしない!」

 

「無駄だ。お前が身に着けてるインベードアーマーは直に爆発する。それでお前もろとも吹っ飛んで終わりだ」

 

「な、ならばこれを脱いで貴様を殺せば私の勝ちだ!………あ?な、なんだ!?解除命令が正常に働かん!?」

 

 俺は思わず額に手を当ててため息をついた。こいつはどこまでアホなんだ。

 

「あのなあ、もうすぐ爆発するぐらいぶっ壊れてる機械だぞ?正常に動くわけねえだろうが。お前はこのまま逃げることもできず、そのまま空中で吹っ飛ぶ。さっきも言ったろ」

 

 俺は徐々に速度を落とし、天へ昇っていく蛮野を見送った。何か叫んでいたが、もう聞こえない。

 

「せいぜい恐怖に沈んで死ね。………………あの世であいつらに土下座して来い。蛮野」

 

 目も眩むほどの爆発。太陽がもう一つ増えたかのようだ。

 

「さて………帰るか」

 

 俺は翼をたたみ、研究所へ向かって落ちていった。




これで長かった5部が終わりです。

さあ、後は本編を終えて、GMコラボ編まで行きましょう。
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