仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
【赤い拳強さ! 青いパズル連鎖! 赤と青の交差! PERFECT KNOCKOUT!】
【ガギャット!バッギャーン!ノウリョクジョウショウ!】
【青きパズル強化! 赤の拳殴打! ゲーム世界王者! 完全 決着!】
「マックス超変身」
【ガシャット!ガッチャーン!FUSION DUAL GAME!】
【強化パズル連鎖!強い拳殴打!ゲーム世界交差!
Let'Game!MettyaGame!MutchaGame!Who are you?
I'm a Perfect Fighter】
「おぉ………見た目はそこまで変わらねえな」
正直、Obiパラドクスや他の連中と融合しているし、多少は見た目が変わると思っていた。
ところがどっこい、変わらなかった。まあ、唯一変わったものと言えば………
「目………か………」
元は真っ白だった両目の部分。錆色なのは、きっとあの人の………
「待たせて悪いな。じゃあ殺し合い………もとい一方的な殺戮の始まりだ」
「ぬかせ!貴様の動くパターンや武器は全て把握済み………!?」
「オイオイどうした?たかが矢が刺さったくらいで何驚いてんだ?」
俺が使った武器は、ソニックアロ―。かつてバロンと名乗った男が使っていた武器だ。
「死んだ連中が生前使っていた武器はすべて俺が使える。当てが外れたな蛮野?」
弓を後ろに投げ捨て、ホースオルフェノクが使っていた盾を出して蛮野に体当たりをした。
「うがッ…こ、この………!?」
盾で蛮野の視界をふさぎ、不意に用意したエターナルエッジで肩口付近を思い切り刺した。
「ぎゃあああ!!」
「おい、一丁前に痛がってんじゃねえよ。どうせ機械。痛みなんてねえだろうが!」
しかしこいつ………弱いな。いや、油断するな。何かの罠の可能性も………
「ぐおッ!くそおおお!!!」
……………まさか、本当に何もないのか?何も?あれだけ啖呵切って、あれだけ多くの人の命を奪って、自分の作ったロイミュードの命を弄び、バグスター達さえ巻き込んだこいつが?
「お、おい………蛮野………お前の研究所の兵器………………誰が作った?」
不意に蛮野は動きを止め、吐き捨てるように言った。
「すべて宝生現夢がやった。私は何もしていない」
「……………………………………………………は?」
こ、こいつ………自分は何もせず?ただ指示だけしてここまでふんぞり返ってやがったのか?
あれだけ人の人生狂わせておいて、こ、この………
「…! 蛮野!お前の顔はもう見たくねえ!この世から消えろ!!!!!!」
俺は、ついに
「………吹き飛べ!」
真下に潜り込んでの掌底。蛮野の体がロケットの打ち上げほどの速度で雲へ向かっていく。俺自身もアンクの翼を出して飛翔し、すぐに蛮野に追いついた。
「くそぉくそぉ!!!何故だ!現夢が作ったこのインベードアーマーは、レベルにして
「そういや俺もお前にレベルを言ってなかったな。俺はバグスターのパラドクス。
レベル
「………は、ぁ?」
レベルの差は、基本的に絶対的。多少は工夫や策でひっくり返せるが、どうにもできないものは往々にしてある。
「だ、だが!まだだ!私が負けるなど、ありはしない!」
「無駄だ。お前が身に着けてるインベードアーマーは直に爆発する。それでお前もろとも吹っ飛んで終わりだ」
「な、ならばこれを脱いで貴様を殺せば私の勝ちだ!………あ?な、なんだ!?解除命令が正常に働かん!?」
俺は思わず額に手を当ててため息をついた。こいつはどこまでアホなんだ。
「あのなあ、もうすぐ爆発するぐらいぶっ壊れてる機械だぞ?正常に動くわけねえだろうが。お前はこのまま逃げることもできず、そのまま空中で吹っ飛ぶ。さっきも言ったろ」
俺は徐々に速度を落とし、天へ昇っていく蛮野を見送った。何か叫んでいたが、もう聞こえない。
「せいぜい恐怖に沈んで死ね。………………あの世であいつらに土下座して来い。蛮野」
目も眩むほどの爆発。太陽がもう一つ増えたかのようだ。
「さて………帰るか」
俺は翼をたたみ、研究所へ向かって落ちていった。
これで長かった5部が終わりです。
さあ、後は本編を終えて、GMコラボ編まで行きましょう。