仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
※今回、もしくはこれからの描写で永夢に対する行動に差別てきな表現があるとお叱りを受けました。
永夢の行動は飽くまで彼個人の行動と思っていただき、実在のホームレスの皆様方にはまったくもって反映されることではないということを読者の皆様どうかご理解とご協力をお願いします。
「ら…ど………る………ぱ………」
「…………ん…………」
「パラド! 聞こえるか!?」
目を開けると、永夢が目の前にいた。
「ここは………?」
「CRのソファだよ。帰ってきたんだ」
いつの間にか眠っていたみたいだ。心配そうな顔で、永夢がこっちを覗き込んでくる。
「ごめん………永夢…」
「心配したんだよ。急に倒れちゃうんだから…体はどうだい?」
特に異常はなさそうだ。頭もいたくないし、だるいわけでもない。その旨を永夢に伝えると、ほっと胸をなでおろした。
「良かった………それでパラド、さっきの急に出てきた力のことなんだけど………」
「それが………分からないんだ。急に体が軽くなって、力が湧き出て…」
事実、今の俺はさっきのような力はもうない。いつもの状態だ。
「そっか………あの力なら、あの三体二勝てると思っんだけど………」
………そのことは俺も考えていた。でもこの状態じゃとても無理そうだ。一体何がトリガーに…
「ヴァーハッハッハ!! 話は聞いていたぞぉ!! この☆神☆が知恵を貸してやろう!」
………なんか来た。でも、こいつに頼めば………
「ゲンム、ハイパー無敵ガシャットって、また作れないのか?」
「無論、この私に作れないものはない! …が、言っておくがハイパー無敵ガシャットは作らんぞ」
この非常時に何言ってんだこいつは。どう考えても、ハイパー無敵ガシャット以外じゃ返り討ちに合うだけだ。
「よく聞け。 永夢、パラドもだ。確かにここでハイパー無敵ガシャットを作ればほとんどすべてのバグスターは倒せるだろう………ハイパー無敵ソルティを除いてな」
「「………?」」
「いいか? 確かにほとんどのバグスターは倒せるだろう。だが、ハイパー無敵ソルティには同じ無敵属性が備わっているんだ。だから、たとえハイパー無敵の力を使っても、勝てるとは思えない。それに例え何人がかりでかかろうが相手は無敵なんだ。結果的に無敵同士である永夢とハイパー無敵ソルティの一対一の戦いと変わらん。
当然ハイパー無敵の力を使えるのは天才ゲーマーの永夢のみ。量産しても何の意味もない。
それに相手は過去に永夢が敗北したキッドに勝利している。無敵の力を手に入れたとして、勝つ見込みはゼロだ」
………確かにゲンムの言う通りだ………けど………
「じゃあどうすればいいんだよ?」
「通り一遍は、永夢とパラドの成長に期待するしかないな」
「…僕と、パラドの成長?」
永夢が完全に頭に?を浮かべている。俺も同じだ。
「簡単だ。これからも永夢達には、ぎりぎりの戦いをしてもらう。そうして、徐々にプレイスキルを上げてほしい。キッドも言っていたろう、「研鑽を積め、より強くなれ」と。
このままハイパー無敵ガシャットを作って永夢にぬるま湯の戦いを続けさせれば、最後に負けるのは確実にこちらだ。戦いに慣れ、ガシャットの力を完璧に使いこなせるようになれば、あるいはハイパー無敵ソルティにも勝てるかもしれない」
…………なるほどな………
「わかった。けど、このままじゃ結局無理だと思う。せめて、俺らの力をもう少しでも強くはできないか?」
「僕も、パラドの意見に賛成です。黎斗さん、お願いできませんか?」
「………了解した………が、ゲームの原案は君たちで作ってくれ。それまで、私は英気を養うとするよ……」
そう言い残して、ゲンムの入っている「元」ドレミファビートのゲーム画面は暗くなった。
「よし、パラド、一緒に頑張ろう!」
「ああ、やろうぜ、永夢! 俺たち、二人の力で!」
お読みいただきありがとうございました。
次回、永夢とパラドの強化フォーム登場! お楽しみに!
※もう気づいた方もいるかもしれませんが、ペンネームを変更し、桐生 勇太から桐生&エリーゼに変更しました。増えた分の名前の由来は登場するバグスターのモデルになった奴だったので、そのキャラの名前を逆輸入しました。これからは一人でなく二人で書いていくので、内容に関して衝突する可能性が非常に高く、更新ぺースが死ぬと思います。