仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
※今回、もしくはこれからの描写で永夢に対する行動に差別てきな表現があるとお叱りを受けました。
永夢の行動は飽くまで彼個人の行動と思っていただき、実在のホームレスの皆様方にはまったくもって反映されることではないということを読者の皆様どうかご理解とご協力をお願いします。
「……………………」
少し前まではCRで皆と一緒に戦っていたんだけど、もうそれもやめた。
ゲーマドライバーもライダーガシャットも、小児科医師免許証も失って、ただその日その日を生きるだけ。
もう、戦うのが疲れた。嫌になった。
いつもの食事場所に行くと、黒い袋の上にカラスがわんさかいる。
…………こいつら、俺の飯を…………
「おら、散れ散れ。俺の飯だぞ」
カラスを払いのけ、ビニール袋を腕で破く。中から野菜の欠片やら食べ残しの肉に冷えたスープ、この匂いはコンソメ、野菜、それとシチューやらめんつゆやらか? いずれにしても、旨そうな匂いが立ち込める。
袋の中に頭を突っ込み、食べる。…………旨いな。
しばらく食べ続けていると不意に目の前の扉が開き、中からレストランの雑用係が出てきた。
右手には黒いビニール袋…………新しい飯だ!
「おい」
「うわ! お前………また来てやがったのか! 帰れ帰れ! うちの残飯いつも食い散らかしやがって!」
「食いもん寄こせ。そうすりゃ帰ってやる」
袋を凝視しながら近づくと、不意に頭に衝撃があった。どうやらあいつが不審者とかを追い払う用の棒でたたいてきたみたいだ。 野郎……………………
「やりやがったな!!!!」
駆け寄って思いきり顎を打ち抜いた。奴はそのまま近くのごみ箱の上に倒れこみ、倒れたごみ箱がけたたましい音を立てた。
「おい! どうした?」
「何かあったのか?」
しまった。扉の奥から声が聞こえる。それにこの裏路地に表通りの連中が今の音で集まってきた。
俺は急いでその場から離れた。もちろん奴が持っていたビニール袋も持って行く。
しばらく走り続けた。もう大丈夫だろ。いつも通りに橋の下へ入って、座り込んでビニール袋を開けた。
………ラッキーだったな。肉が多い。調理前の下ごしらえの段階で切り取られた生の脂身もあるが、お構いなしにかぶりついた…………うめぇなぁ~~~
さて、腹も膨れたし、明日の朝まで寝るか。 近くに落ちているダンボール箱をかき集めて、布団を作る。
………まあこんなもんだろ。
そのまま横になり、目をつむる。
突然の音で起こされた。顔を上げるとバイクをブンブン鳴らして、ゲラゲラ笑っている暴走族が目に入った。
「おい! うるせぇ! 寝れやしねぇ! 静かにしろ!!!!!」
大声で怒鳴るとあいつらはこっちに来た。
「なんだ、こいつ………ってホームレスじゃねぇか! ウケルwww」
「やっば! 超汚ねぇwwwwww 臭そうwwwwwwwww」
「………チッ………」
めんどくせぇ。殴っったほうが早ぇな。殴るか。
そのまま三人ぐらい殴り倒したら、蜘蛛の子散らすように逃げていった。………ザコ………
もう一度横になって目をつむる。ふとCRの思い出が頭をよぎった。
ポッピー…
黎斗…
貴利矢…
飛彩…
大我…
院長…
パラド…
………俺には、元々過ぎた場所だった。ここらへんでダラダラ生きていくほうが気が楽だ。
なんやかんやあった後の永夢の姿を書いておきました。
なぜこうなったかは秘密です。
※新キャラの構想が決まりました。
特徴のヒントは活動報告に書いたのと同じ、
1:男性
2:記憶喪失
3:頭がでたらめに良い
4:主人公の味方キャラで、仮面ライダー。
5:体色は黒。
6:とある兵器の製造主。
7:名前は三文字
です。
それではまた今度!