仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE   作:桐生 勇太

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裏ノ12話:大好きな永夢先生

同日・夜23時25分香坂若菜視点

 

 いっしょーけんめー「にっき」をかいてたら、いつのまにかおそくなっちゃった。まどをみてみるともうまっくらであめがふってる。はやくねなくちゃとおもってにっきをよこのつくえにおいておこしていたべつどをもとにもどした。

 

 めをとじたしゅんかんのことを、わたしはきっとわすれない。すごいおとといっしょにめのまえのかべがくだけてひとみたいなのがころがってきた。

 

「ここは………病室………?」

 

 やがてそのひと?はきらきらしたひかりにつつまれて、ひとになった。って………うそ………

 

「え………せんせー?」

 

 なんでえむせんせーが?………そーいえば、びょーしつのてれびでみたことがある。

 

[心配はいりません。早期発見と迅速な治療を行えば、感染者の命は守られます。電脳救命センターのドクターが、最先端の医療機器によって、万全の態勢で治療にあたります]

 

 ………そーだ! あれはえむせんせーだったんだ!

 

「大大大変身!」

 

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ちょっとうるさいおとがなると、せんせーのすがたがかわってそのまませんせーはそとのとびだしていっちゃった。

 

………せんせー、ぼろぼろだった。あのままじゃしんじゃうよ。

おおきなあながあいたかべにちかよってそとをみてみる。せんせーはいろいろなかいぶつにやられてて、みればみるほどぼろぼろにされてる。せんせーが、しんじゃう。ころされちゃう。

どうしよう………どうしよう………

 

…………………………………………!そうだ!

たしかせんせーみたいなのをどこかでみたことがある!どこだったけ………………

 

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「かめんらいだー、くろにくる………」

 

あれさえあれば、せんせーもたすけられる!

あ………………でもわたし、もってない…………ど…どうしよう………

 

「力が欲しいのか?」

 

きゅうにこえをかけられてふりむくと、めのまえにひとのかたちをしたまっくろなけむりみたいなのがあった。

 

「どうなんだ?」

 

「せんせーをたすけられるように、なりたい」

 

「ククク………良いだろう。ならば少女よ、天を掴め。お前が今まで生き、刻んできた人生を一瞬の栄光に捧げるがいい!………付いてこい」

 

そういうとそのひとはずんずんあるいていく。あわてておいかけるけどからだぜんたいがいたい。くらくらしてたおれそうになる。

 

「なにをやってる?早く来い」

 

わたしはあしにちからをこめてはしりだす。なんとかおいつけた、

 

「乗れ」

 

えれべーたーのなかにはいると、そのひとはてきとうにぼたんをおしはじめた。するとよめなかったけど[CR]ってもじがでてどんどんちかにもぐっていった。

 

「ついたぞ。ここだ」

 

おりれすぐにとびらがあって、このひとはあけることができないみたい。

 

「面倒なセキュリティを付けてくれたな………[エンチャント・オートマタシステムズ]」

 

そのひとがてをとびらにむけるとなにかひかって、とびらがあいた。

 

「すごい………まほうみたい」

 

「これは魔法だ。っと………これだな」

 

そのひとがちかくのたなをがさごやると、はこをとりだしてみせた。そしてそのなかから………

 

「これだな?」

 

「そ、それ!」

 

わたしはそのひとからかめんらいだーくろにくるをおもわずひったくった、

 

「さて………このまままごまごしているとあの男が殺されるな。おい、俺の手を取れ。[テレポート]」

 

おずおずとてをとると、きゅうにあたりのけしきがかわった。

 

「ここは………」

 

「そこの角を曲がれば、お前の大切な男がいる。行け」

 

「さいしょからこうしてくればよかったのに」

 

「あまり魔法は使いたくないんだ。見られると面倒でな」

 

 いや、いまはそんなことはいいんだ。はやくせんせーのところへいかなくっちゃ。

 

 

……………………………………………………………………………………

 

……………………………………………………………

 

…………………………………………

 

………………………

 

………

 

 

「さらばだ。その姿に似つかわしい美しい心を持った名もなき少女よ………

お前の散華、永久に覚えておこう………」




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