仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
後のObiパラドクス視点
突入してきた奴らは全部倒したし、外にいた奴らもソル達がやったみたいだ。
俺は重い体を引きずりながら、ゆっくりと外へ向かって歩いていった。
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後のハイパー無敵ソルティ視点
最期のライドプレイヤーをロープで縛り、一息つく。
乱暴にドアが開いて、傷だらけのパラドが這い出てきた。
「………! パラド!!」
駆け寄ろうとしたが、パラドは「大丈夫だ」と言うように顔を振った。
「………こいつが、あいつらのリーダーか?」
「ああ、そうみたいだ」
皆、この人間、もとい隊長を憎し気に睨んでいる。
「あんた達、なんでこんなことをしたんだ………? 教えてくれよ」
そう言っても、この人間は黙ったままだ。
「まあいいさ………直接あんたの脳に聞く」
その人間の頭に手を置き、俺はその人間に感染した。
苦悶の声が聞こえるが、無視。そのまま記憶をつかさどる部分に接続する。
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「間久部審議補佐官、何か御用でしょうか?」
「ああ、ご苦労、衛生省の私が、防衛相の君を呼ぶとは意外だと思うだろうが、まあリラックスしてくれ」
「は、有難うございます。………それで、ご用件はなんでしょうか?」
「先日、様々な政治関連の建物にテガミが来たのを知ってるね?」
「はぁ………確か、バグスターからと言う話でしたが………
「そうなんだ、そこで、しばらく前から検討されていた
「………しかし、件のバグスター達は我々に好意的と聞き及んでいますが………?」
「そうだな。その通りだ。だが、そんなことは問題ではないのだ。問題は、近隣住民の心の平穏だよ。今の日本はバグスターによって国民を失った。だから、人間に対して好意的なのか平和主義か、害であるのかそうでないのか、そこはどうでもいい。
「………分かりました。では私はこれで」
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「………………………」
全てわかった………………そうか………………俺のせいか。
………………俺が………
………………俺が………………
俺が人間を信じすぎてたんだ。
これだけきれいごとを本に書いている連中なら、きっと心も優しいはず、と………………
……………………今ハッキリと分かった。
………………俺たちバグスターは、人間と共存は不可能だ。