仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE   作:桐生 勇太

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※今回、もしくはこれからの描写で永夢に対する行動に差別てきな表現があるとお叱りを受けました。

永夢の行動は飽くまで彼個人の行動と思っていただき、実在のホームレスの皆様方にはまったくもって反映されることではないということを読者の皆様どうかご理解とご協力をお願いします。


第3話:現れたENEMY

この隠れ家に来てすこししたタイミングで、バグスターたちに異変があった。

 

「これは…一ヶ所にバグスターが集まってる!?」

 

 バグスターは人々の体から離れて集まり、多くのビルの中へと吸い込まれていった。

 

「飛彩さん、どうします?」

 

「どういう敵かわからない以上、用心しなければ…小児科医、俺と来い」

 

「永夢、自分もいくぜ。社長さんとパラドはここでポッピーを頼むわ」

 

「「わかった」」

 

「分かりました。まずは近くの幻夢コーポレーションから行きましょう!」

 

 

 

 

幻夢コーポレーション1階

 

「入り口には特に何もありませんね…」

 

 街はいま、ほとんど元に戻っていた。人々の体に入っていた多くのバグスターはなぜか体から分離し、多くのビル内に潜伏している状態だった。

 

「エレベーターは…止まってんな。しょうがねぇ。永夢、階段で行こう」

 

「はい………いい!?」

 

 2階に入るや否や、おびただしい量のバグスターが襲ってきた。全員なぜか服がダーツの的のようになっている。

 

「やばっ! HYPER大変身!」

 

「爆速 変身!」

 

「術式レベルHUNDRED 変身!」

 

【HYPER無敵!】

 

【爆走バイク! シャカリキスポーツ!】

 

【タドルレガシー!】

 

「うおおおおおおお!」

 

 素早く戦闘員バグスターを倒すが、すぐさま蘇ってしまう。

 

「不死属性!? …いや、何か特殊な条件が?」

 

 蘇ったバグスターが再び襲い掛かるが、横から投げ入れられたホイールに弾き飛ばされた。

 

「永夢! ここは任せろ!」

 

「貴利矢さん…お願いします!」

 

 僕と飛彩さんは貴利矢さんに任せて、3階へ急いだ。だが、やはりここにも大量のバグスターがいる。今度はなぜか全員巨大な果物で殴り掛かってきた。おまけにさっきと同じく復活するタイプだ。

 

「ちっ………ここもか。小児科医、先に行け」

 

「すみません!」

 

 飛彩さんを置いて、4階へと上がる。だが、またいる。今度は人数は1人だが、正確に銃を撃ってくる。球を弾き飛ばして蹴り飛ばすが、すぐまた蘇る。

 

「くそっ! どうなっているんだ!?」

 

 このままじゃらちが明かない。無敵の力で負けはないが、勝つこともできない。

 

…その時、後ろから声が聞こえた。

 

「このフロアのバグスターはソシャゲの「エスケープ・イナバウアー」のバグスターです。弾丸をはたき落とすのではなく、ギリギリまで引き付けて回避する、反射神経を鍛えるゲームですよ」

 

 いつの間にか階段付近に人が立っていて、教えてくれた。変な服だ。緑の長ズボンに白や青やら紫やらのシャツ、更に暗い紫いろのフード付きタオルを付けていて顔が見えない。

 

「あっそうか! スナイパー役と服が一緒だ!」

 

 言われてみれば確かに長い廊下にスナイパーがいて、、それを避ける人という関係が成り立っている。

 

「よっ! ほっ! おおっとぉ!」

 

 立て続けに避ける。5発…10発…そして20発目。

 

【GREAT! GAME CLEAR!】

 

「やった! ありがとう」

 

「いえ………お供しましょう。こっちです」

 

「え?」

 

 その人は、慣れたふうで脇道に入り、「非常用はしご」のほうへと行った。

 

「これでほかのバグスターに会わずに最上階まで行けます。ついてきてください」

 

「ありがとうございます。職員の人ですか?」

 

「そんなところです」

 

 僕はその人の後について行って、上を目指した。

 

 

 

 

一方貴利矢さん視点

 

「くそ! どうすりゃあいいんだ!」

 

 数が減らねぇ…このままじゃやられる。

 

…その時、後ろから声が聞こえた。

 

「おおい!! にいちゃァん!! ここのフロアのバグスターは「アタック・ポイント」っつーゲームだァ!!そのバグスターたちの服の模様、的に見えねぇかい!!? そこを攻撃しなァ!!!!」

 

  気が付けば、真っ黄色なライダースジャケットを着て、これまた黄金色のサングラスというなかなかお目にかかれないものを付けたおっさんが立っていた。こいつらの弱点…なるほどね。ここか…

 

「ノリノリで行くぜ…そりゃあ!」

 

【シャカリキ・CREATE STRIKE!】

 

【GREAT! GAME CLEAR!】

 

「よっしゃあ! 誰だか知らねーけど、サンキュウ…あり?」

 

 後ろを振り向くと、おっさんはもういなくなっていた。

 

「なんだったんだ…?」

 

 

 

 

一方飛彩さん視点

 

「ッく…きりがない………!」

 

 倒しても、倒しても復活するバグスター…どうすれば………

 

…その時、後ろから声が聞こえた。

 

「おい、勇者よ」

 

 声のしたほうを振り向くと、地味なジャージを着た若い大男が立っていた。2m…いや2m40はある。

 

「この階層のモブは「FRUIT・SAMURAI」のモブだ。手に持っている果物を切ればいい」

 

 言われたと売りに切りかかってみると、驚くほど簡単に倒せた。そのまま全滅させる。

 

【GREAT! GAME CLEAR!】

 

「ふぅ…Thank you だ………ん?」

 

 振り向くと、大男は消えていた。

 

「………どこに行った?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕視点

 

「ついた…社長室だ…」

 

 社長室の中には5人ほどの人がいた。一人はとても大きくてジャージ姿、もう一人は黄色のライダースジャケットを着ていた。暗くて奥のほうはよく見えないが、全員無事のようだ。

 

「避難していた人達…? 皆さん大丈夫ですか!?」

 

 近づこうとしたとき、後ろからつかまれた。

 

「え…?」

 

 気が付くといつの間にか飛彩さんと貴利矢さんが肩をつかんでいた。

 

「どーも変だね。おいそこのおっさん、あんたさっき俺と会ったよな? バグスターがごった返してるから階段は使用不可。避難用のはしごはすぐに見つけたけど、あんたが使った後はなかった…どういうことだい?」

 

「俺も監察医と同じだ。大男、お前は2階にいただろう?上にいた小児科医に会わずに、どうやってここに来た?」

 

 その時、ふっと僕を案内してくれた人が前に出た。

 

「………お答えしましょう。それは、ここにいる方は全員バグスターだからですよ。無論、私を含めてね…」

 

「………! その声、僕がCRで聞いた………!」

 

「お久しぶりです、宝生 永夢。私たちは新たに生まれた「ソシャゲバグスター」と徒党を組む存在…あなた方のガシャットから生まれた「ラスボス系バグスター」です」

 

 ラスボス系………バグスター………

 

 大男が前に出て、あるものを取り出す………ガシャコンバグヴァイザーⅡ…!

 

「培養」

 

【Infection! Shit game! Bad game! Dead game! Fuck game! I'm a Bugstar!】

 

「我は「タドルクエスト」ラスボス 魔王べイオウルフだ」

 

【Infection! I'm a Bugstar!】

 

「おいィらは「爆走バイク」ラスボス 迅速屋 ガルーダってんだァ!!!」

 

「そしてこの私も、ゲーム「ハイパー無敵」ラスボスにして全バグスター連合のリーダー、ハイパー無敵ソルティ」

 

 つまり、ここにいる人はみなバグスターってことか…

 

「この他にもあと10人ほどは幹部がいますが、とりあえずの紹介はこの3人にしておきましょう」

 

「目的は…やっぱり…」

 

「はい、我がバグスター連合と全人類の戦争です」

 

 これは………強力な敵だ。




お読みいただきありがとうございました。

お久しぶりです。
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