仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
「さあ、他の方々もそろそろ戦闘を始めるはずです。私達も始めましょうか永夢さん」
そう言って、無敵ソルティはバグヴァイザーⅡを取り出した。
「………ああ………僕は、僕の犯した過ちに………その向こうで僕を待っている、あの子に合わなくちゃいけないんだ。………負けられない。……HYPER大変身………」
【HYPER無敵! ドッキーング! パッカーン! ムーテーキー!!!
輝け! 流星の如く! 黄金の最強ゲーマー!! HYPER・MUTEKI!EX‐AID!!!】
「私もですよ。犯した過ちの贖罪………そして、この戦争のそのはるか彼方で、私のせいで死んでいった仲間たちがいる………私も負けられませんよ。………培養……」
【Infection! Let game! Good game! God game! Great game! I'm a Bugstar!】
同時にお互いの体が黄金の光に包まれ、変身が完了する。
これから、ソルティと俺は戦う。
互いに約束が、誓いがある。
相手は、隔たれた世界の自分自身。
戦争の悲しさ、虚しさが、やっと分かったような気がする。
誰かが死ぬから、何も得るものがないから、きっと、たくさん理由はある。
だけど、必ず起こる悲劇。
優しい者同士が、殺し合う。
生まれが違えば、あるいは俺とソルティは肩を組み合うほどの中だったと思う。
だけど、それはできなかった。
守るものがある。
誓いがある。
罪がある。
後悔もある。
全ては、自分が戦う理由は、自分の愛する者のため。
そのためならば自分の命を賭けて戦い抜く。
そこまで同じでありながら、ソルティと俺の距離はこんなにも遠い。
握った拳が震える。
………………戦いたく、ない………………
だが、無理だ、俺も、あいつも、もう止められないところまで行ってしまった。
後は、どちらかがどちらかの夢を、目標を、誓いを………………
走り出す。
タイミングは、お互いに同時。
両雄の拳が衝突し、火花を散らす。
【ガシャコンキースラッシャー!】
「おぉら!!!」
武器を召喚し、切りつける。ハンマーのような片手に阻まれ、防がれた。
(くっ…速い!)
気づいた時には、
もうすでに背後に回り込まれてる。
大きくキースラッシャーをブン回し、互いに距離を取る。
ついに、最終戦争が始まった。
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