仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
現在よりだいぶ後のシーンですかね?
最初の奴では重大な部分が抜けていたので改訂しました。
「………結局死んだか………下らん」
そう一言だけ言い、俺は椅子に深く座りなおした。額に手を当て、ため息をつく。だが決して落胆しているわけではない。むしろ、終わりが近いことを感じて思わず出た感嘆の吐息と言うのが近い。
「あの小娘のクロノスは消滅、パラドクスは蒸発、ブレイブは斬首、スナイプは本胴を切られ(胴体真っ二つ)、レーザーは生き埋め、ゲンム唐竹割りに切られ(身体が左右に真っ二つ)、グラファイト自滅、エリーゼ自殺、2人目のゲンムも死に、エグゼイドも死んだか………残ったのはポッピーピポパポとあの小僧だけか、つまらん」
俺が究極の力を得るまでに時間がかかったとはいえ、世界を守るはずの仮面ライダーがだらしない。
これではせっかく究極の力が手に入っても何も面白くない。
だが、まあいいだろう、どの道究極の力の前には、どんな存在であろうと風の前の塵に同じ。
どのみち戦ったって大して面白くもならなかっただろう。
「しかし、となると………」
この先の目標が力を手に入れた先からなくなってしまったな。
しかし、それもいい。有意義な使い方をゆっくり考えるのもまた有意義なことだ。
退屈することはないだろう。
どの道、この世界は終わりだ。あと僅かでな………
「クックックック………ハッハッハッハッハッ!!!」
ワインを注ぎ、一気に飲み干す。
「エグゼイド………お前の守ろうとした仲間も、誓いもすべて消える。この地球ごとな………何もできない、救えない自分自身をせいぜい呪うがいい………」
いつしか雨が降っていた。
遠くで雨粒が落ち、、ぽつぽつと音を奏でる。
雷が輝き、夜闇を一瞬だけ照らした。
雲の形が何か強大な生物を恐れる生物のように俺の頭上だけ雲が避けていること、
そこから見える夜空の星の位置が変形し、巨大な生物の正座を形作ったことに気づいた人間は、生憎とその晩どこにもいなかった。
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セカイが終わるまで、あと4日………
まあそうゆうことです。