仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE   作:桐生 勇太

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第!”話:龘䨺#&ツ゚□䲜△

鏡飛彩視点

 

「ア……A………」

 

 追撃が来るものと確信していたのに、プロトゲムデウスは動く気配がない。

どこか見ているようなので、あたりを見回すと………!

ここから少し遠い場所で、青い照明弾が上がっている。方角からしてグラファイトだろう。

 

「………! クックック………ヴァーーーーーハッハッハ!!!!!!

ベイオウルフゥ! どうやら君の仲間は相当ふがいなかったようだなァ!!!!

ヴァーーーーーーーーーーーーーーーーハッハッハ!!!!!!!!!」

 

 ゲンムはゲタゲタと笑い声をあげる。相手の士気を下げる作戦のつもりのようだが、それは逆効果だ。

 

「………ZHWWWUUUUUUUWN!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「――ッ!?」

 

 プロトゲムデウスの口から出た絶叫という名のそれ(・・)は、あたりの物を一切合切吹き飛ばした。まるで声をあげた中心の存在が大爆発を起こしたようだ。

あまりの音量にもはや「キーン」と言う金属音にしか聞こえない。

 

「DAAEGWOOOZAAAALW!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 大気が震え、その場の全員が吹き飛ばされる。奴はしばらくぼうっとした後、ゆっくりと周りに視線を送った。剣の先に魔力が集中する。………来る!

 

「LYURYURYUUU!!!!!!!!!!!」

 

 空中に極大呪文「クダケチール」の魔法陣が2つも浮かんだ。

 

「………バカな! 魔法の同時発動だと!?」

 

 ゲンムが信じられないと仰ぐ。

GMでも予想外の動作………つまりゲームの設定を奴は逸脱したということか!

 

「海#%帝’& MYUWEEEEEEEEEEN!!!!!!!!!!!!!」

 

 プロトゲムデウスの頬を伝うのは、大量の落涙。それも徐々に空中に消えていく。

咆哮と同時に爆発が起きた。尋常じゃない威力だ。まともに受けたら一発で死ぬ。

 

「PWWWGUEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!」

 

 剣をおもちゃのように振り回しながらプロトゲムデウスが突っ込んでくる。

まるで戦艦が氷河を蹴散らすように前方にいた仲間たちが跳ね飛ばされ、俺自身も吹き飛ばされた。

地面に激突するかと思いきや、急に落下とは別の浮遊感が起きた。

何事かと目を開けると、プロトゲムデウスが俺の左足を噛んでいる。

 

――ベキッバキッ――

 

嫌な音がした。一瞬遅れて激痛が俺を襲う。――折られた!!

 

「アアアアアアアアアアア!!!!」

 

 俺の人生、おそらく最大音量の絶叫。

プロトゲムデウスはうるさそうに首を振り、俺を地面へと落とした。

懸命に立とうともがくが、立てない。そんな俺を掴み上げ、プロトゲムデウスは俺を自分の顔へと近づけた。奴の口がゆっくりと開き、直後、肩に噛みついた。

 

「グアアアアアアアアア!!!!」

 

 絶叫しながらも歯を食いしばり、何とか意識を保つ。

ソードをプロトゲムデウスに突き立てるが、そもそも刃が通らない。

 

「おおらぁ!!」

 

 馬の状態のレーザーが全力で体当たりするがビクともしない。

 

――バキバキッ――

 

「―――――――ッ――――!!!!!」

 

 鎧がはじけ飛び、鮮血が飛び散る。

………ダメだ………い、意識、が――――

 

「腐れェェェェェ!!!」

 

【CRITICAL DEAD!】

 

 どこから湧いたのか大量のゲンムがプロトゲムデウスに抱きついた。

 

「BWWWGWOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!?」

 

 直後にゲンムの体から謎の霧が出て、プロトゲムデウスがうめく。

俺のことを思わず放り捨てた。

 

「ヴァーーハッハッハ!私のこの技には腐食効果があるのだァ!

苦しめ苦しめェ!ヴァーーーーーハッハッハ!」

 

 効果はかなりあったようだが、もがいたプロトゲムデウスに一瞬で全部吹き飛ばされた。

 

「GWLOROOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 プロトゲムデウスの標的が、俺からゲンムに移った。

 

【高速化!】

 

「そぉらァ!! 捕まえてみろぉ……えぇ!?」

 

 高速化で逃げたのにもかかわらず、速攻で追いつかれている。

そのまま襟首を捕まえられて、どこかへゲンムは投げられた。

 

「ああああああああああとはたのんだあああああああああああ!!!」

 

 壁を破りながら何か言っていたような気がするが、気のせいだろう。

何とか立とうともがいていると、不意に掴み、いや、噛み上げられた。

 

「大丈夫か?」

 

 馬のレーザーが俺を持ち上げ、背に乗せた。………有り難い。

 

「すまん、助かる」

 

花家大我視点

 

「おい! エリーゼ! 何やってる!? 早くお前の仲間を召喚しろ!!」

 

 エリーゼの部下はレベル500相当の猛者ばかり。戦況をひっくり返せると思っていたが………

 

「た、大我様! 私の能力が、発動しません!!!」

 

「んな………!?」

 

 ………嘘だろ! 何だってこんな時に限って!!!




龘䨺䲜

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