仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
意:たとえ私がこの聖都の地で死んで、体が朽ち果てたとしても、
私の大和魂は永遠にこの地で残り続けるのだ!
一応書いておきました。
「さあ、あと5秒だ。決めろ」
「………断る!!!!」
グラファイトはどこまで愚直なんだろうか。嘘でもここは逃げるといわないと殺されるというのに。あろうことか断るとは思ってなかった。
「へッ…お前らしい答えだな!! じゃあ死」
【CRITICAL SACRIFICE】
「んな!?」
直後にObiパラドクスはその場から飛んで離脱した。あいつがそれまでたっていた場所を緑色の車輪のような斬撃が通過する。
「グラファイト………良かった、間に合って………」
「ふっ、少しだけ斬られたがな。
さあ! 立て! パラド!! 一人一人でダメなら、三人で行くぞ!!!」
足に力を入れ、立ち上がる。そうだ。三人の力なら………!
「ああ! マックス大変身!!」
【デュアル!ガシャット!ガッチャーン!マザルアップ!】
【赤い拳強さ! 青いパズル連鎖! 赤と青の交差! PERFECT KNOCKOUT!】
変身を完了し、Obiパラドクスを囲むように3人で三角形の陣形になる。
「3対1か………いいぜ。「相手が強いから数に頼む」………俺の強さの証明だ」
悔しいけど、あいつの言う通りだ。多人数。それは暗に「一人では敵を倒せません」と言っているようなものだ。弱いから多数で攻める、それだけ。
「………う~ん、囲うのは悪手じゃないの? こんなふうに………ね!」
少し体制をかがめ、Obiパラドクスは地面を殴った。土や岩、雑草が舞い上がり、目くらまし状態になった。直後に俺とポッピーの間をObiパラドクスが走り抜ける。
「逃がすか!!!」
【ズ・ガーン!1・2・3・4・5・6・7! 7連鎖!!】
パラブレイガンを銃モードに変更して弾を7発撃ち込むが、向こうも同じことをやってきた。
【ザ・ガーン!2・4・6・8・10! 5連打10連鎖!!】
レンダボタンを押した回数は俺の方が多いのに、向こうの方が多くの弾を射出してきた。その数10発。いくつか相殺したが、向こうの方が多い分こっちに残った球が飛んできた。
「パラド! どけ!!!」
グラファイトが俺の前に立ち、飛んできた弾を切り落とした。
「行くぞ! 紅蓮爆竜剣!!!」
グラファイトが刀に炎を宿し、Obiパラドクスへ突撃した。
【ジ・ゴーン!2、4、6、8、10、12、14、16、18、20! 10連打20連鎖!!!】
向こうも武器を斧モードに変更し、互いの武器が激突しして、直後に連鎖を知らせるガガガガガンという連撃音がした。一発の威力で優っていても、向こうには連撃がある。グラファイトが競り負けてこっちに吹っ飛んでくる。
「!! グラファイト!!」
グラファイトを受け止めた瞬間、グラファイトごと蹴り飛ばされた。
「少し本気で行くぜ!!!」
【ガギャット! 2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40! 20連打40連鎖!バグ技! 「決着・痛恨の一発」!】
Obiパラドクスが手裏剣のように自分のバグブレイガンを投げた。俺たちの近くに落下し、直後に周辺に必殺技40発分の衝撃が起きた。
「うわああああああ!!!!!」
あまりの衝撃に自分が今立っているのか倒れているのか、はたまた宙を舞っているのかさえ分からなくなる。
「おのれ! だが武器を失ったぞ!!!」
グラファイトと一緒にポッピーが飛び出し、Obiパラドクスに切りかかる。………が、受け止められた。
【ガシャットギア・コンプリートセレクションウェポン!グローブ!タイプ、ボクシング】
「何!? それは……………!」
「あ、あれは………ノックアウトファイターの拳!?」
「第二のガシャコンウェポン………ガシャコングローブだ」
僅かにObiパラドクスの腕がぶれた後、ポッピーとグラファイトがその場に崩れ落ちた。
「さあ、これで1対1だ。元に戻っちまったなあ?」
「な………!? おま、今何を………!?」
「ちょっぴり普通より早く顎を殴っただけだ。すぐに目覚めるさ。
お前が死ぬのが先か………こいつらが目覚めるのが先か………賭けてみるか?」
両の拳を胸の前でぶつけ、炎が吹き荒れる。
死ぬ………かもしれない。
サイコウの意味はいろいろ。
最高
最硬
最攻
単なる言葉遊びです。