仮面ライダーエグゼイド THE GAME IS NEXT STAGE 作:桐生 勇太
永夢の行動は飽くまで彼個人の行動と思っていただき、実在のホームレスの皆様方にはまったくもって反映されることではないということを読者の皆様どうかご理解とご協力をお願いします。
「終わり………って?」
「簡単な話ですよ。今回はあくまでお互いの戦力把握です。私はこの連合のリーダーなので、いきなりあなたが私と戦うというのは本来ないことなのですよ。「起動したと同時にラスボスと戦えるゲーム」などないでしょう? 次にあなたが私と戦うのは、あなた方がバグスター連合の全員を倒した時です」
急すぎて話が半分しか理解できない。つまり、まだ戦う時じゃないってこと?
「さ、組手はもう終わりだ。ガルーダ、ベイオウルフ、2人を開放してくれ」
「へいへい」
「………フン」
飛彩さんと貴利矢さんが引きずられるようにしてここに連れてこられた。2人とも特に大きな怪我は無いみたいだ。
「飛彩さん、大丈夫ですか!?」
「問題ない………監察医は、気絶しているだけだ。じきに目が覚める」
貴利矢さんを担いで運ぶ、結構重い。ふいに後ろから声がした。
「これは我々と全人類の戦争ですよ。宝生 永夢………生き残ったほうが、次の世界の支配者だ」
振り向いた時には、もうそこには誰もいなかった。ただ、あの声の残響だけがわずかに残っていた…
とあるビルの地下室
「さて、敵情視察も終わったことですし、今日の課題は終わりですね…………
よし、十分に培養は完了したようですし、目覚めの時と行きましょうか………」
暗い部屋の中、ハイパー無敵ソルティが自分のバグヴァイザーⅡのボタンを押した。同時にに先端から光があふれ、人の形を作っていく。
「ここは………どこだ? 俺は確かに、あのライドプレイヤーの弾を受けて死んだはず………」
「ここはバグスター達の拠点ですよ。新たなる幹部として、我々は貴方を歓迎します。
ゲーム「ドラゴナイトハンターZ」中ボス、竜戦士グラファイトさん………?」
隠れ家
「ってわけで、逃げてきたのか………永夢、大丈夫だったのか?」
不安そうな顔でパラドが僕の顔を覗き込んでくる。
「うん、僕は平気さ。パラドこそ、こっちには何もなかったかい?」
「ああ、特に何もなかった。こっちは平和なもんだったよ」
2人で話していると、貴利矢さんがこっちへ来た。首の部分に氷袋を当てている。まだ痛むみたいだ。
「大丈夫ですか? 貴利矢さん、もう少し横になっていたほうが…」
「うんにゃ、平気だ。これからどうするかって話だけどさ、少し調べたら、もう世界中でゲーム病に感染している人はいないみたいなんだわ」
え? もうみんな完治していたの? なんで?
「なんで? って顔してんな。どうやらあいつら、人の体で自分を培養した後、残留せずに人の体から出て行ったみたいなんだよ。今じゃもうネットも、交通も早いところじゃ元どうりって話だ」
「じゃあ、あいつらは一般の人は襲わずに、僕たち仮面ライダーだけ狙ってるってことですか?」
「そうなるな。で…………」
「たのもぉ!!!!!!!!!!」
「な、なんだぁ!?」
今度のは初めて聞く声だ。こんな隠れ家に来れるってことは、バグスターだろう。一体今度はなんだろう? ってか、どうでもいいけどずいぶんおちゃらけた声だったな。どんな奴だろう。
お読みいただきありがとうございました。