すんませんッ!前回あとがきで、戦闘シーンあるよとか言っておいてそこまで行きませんでした!次は次こそは!戦闘シーンやるんで!
何卒ご勘弁を!
それと前話の内容がよくみたらプロローグだなって思ったんでちょっと変えました。詳しくは活動報告で。
では本編どうぞ!
1話
織斑一夏 side
俺の名前は
試験会場で間違ってISを動かしてしまって、世界で唯一のISを扱える男としてIS学園に半ば強制的に入学。生徒、教員、用務員を含めすべて女のIS学園で絶賛寮生活中なのである。
そんな俺が今何をしているのかというと、今日は月曜の朝なのでクラスの自分の席に座っている。周りではクラスメイトの女子達がわいわいと談笑している。すると教室の扉が開き、俺が良く知る人物が入ってきた。
「諸君、おはよう。」
「「「お、おはようございます!」」」
それまでざわざわとしていた教室が一瞬で静まり入ってきた人物に全員が挨拶をする。1組担任の
- 織斑千冬。俺の姉で元日本代表IS操縦者。現在はIS学園の教師。己にも他人にも厳しく、まさに完璧超人であると皆は思うだろう。ただ親しい人だけが知っている欠点があるのだが、誰かに言おうものなら俺は殺されるだろうか。殺されるだろうな。
「今日からは本格的な実戦訓練を開始する。訓練機ではあるがISを使用しての授業になるので各人気を引き締めるように。各人のISスーツが届くまでは学校指定のものを使うので忘れないようにな。忘れたものは代わりに学校指定の水着で訓練を受けてもらう。それもないものは、まぁ下着でも構わんだろう」
いや構うだろ!と、俺以外も絶対多くの女子は心の中で突っ込んだと思う。男の俺がいるんだし、下着姿はまずいだろう下着姿は。
そんな突っ込みを心の中でしている俺をよそに千冬姉はさらに驚く事を言ってきた。
「ああ、それと今日は転校生が3人いる。山田先生が教室の前で待たせているはずだ。」
「え……」
「「「ええええっ!?」」」
いきなりの転校生紹介にクラス中が一気にざわつく。そりゃそうだ。この三度の飯より噂好きの十代乙女、その情報網を掻い潜って転校生がいきなり現れたんだから驚きもする。しかも3人も。
(ていうか、なんでうちのクラス?そんなに1つのクラスに集中させて大丈夫なのか?)
そんなことを考えていたら教室の扉が開いて転校生が入ってきた。
「失礼します。」
「失礼します。」
「………………」
3人のうち1人だけは何も言わずに入ってきたのだが、そんな事も直ぐにどうでもよくなる位の衝撃がクラスを襲いあれほどざわついていたクラスが静かになった。それもそうだろう。何故なら3人のうちの2人が男子だったんだから。
「皆さん、俺は星川 光 って言います。そこにいる織斑君と同じ男性操縦者です。歳は15歳。夢は宇宙に行く事です。これから宜しくお願いします。」
1人目の男子が自己紹介を終える。外見は特に上げる様な事はないが、しいて特徴を上げるならどこか大人びた雰囲気と首からさげているペンダントだろう。
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、みなさんよろしくお願いします」
2人目の男子の自己紹介も終わり、俺を含めたクラス全員が呆気にとられていた。そんな中再起動をはたしたクラスの誰かがこんな事を呟いた。
「お、男……?」
「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入をー」
2人目の方は中性的な顔だちに、首の後ろで束ねた金髪。体は華奢に思えるぐらいスマートでまるで貴公子といった感じだった。
「きゃ…」
「はい?」
「きゃああああああああーーっ!」
ソニックウェーブというやつだろうか。いやマジで。ほら見ろ星川君も驚いてるじゃないか。クラスの中心を起点にその歓喜の叫びはあっという間に伝播する。
「男子!2人も男子が!」
「しかもうちのクラス!」
「頼りになるお兄ちゃん系に、守ってあげたくなる系!」
「神様ありがとうー!」
元気だね、うちのクラスの女子一同は。
「あー、騒ぐな。静かにしろ」
面倒くさそうに千冬姉がぼやく。仕事がというより、こういう十代女子の反応が鬱陶しいんだろう。
「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介が終わってませんから〜!」
3人目を見てみる。腰近くまで長くおろしている銀髪に左目につけている眼帯、そして温度が限りなくゼロに近い右目。印象はいうまでもなく軍人。
「………」
「…挨拶をしろ、ラウラ」
「はい、教官」
今まで無言を貫いていた転校生ーラウラが初めて言葉を発した。
それに対して千冬姉は先程と違うベクトルで面倒くさそうな顔をした。
「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ」
「了解しました」
そう答えるラウラはどうみても軍人、もしくは軍施設関係者にしか見えず千冬姉を『教官』と呼んでいた。それに千冬姉がとある事情でドイツで軍隊教官として一年ほど働いていた事から、ドイツからきたのだと分かる。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
「……………」
クラスメイト達の沈黙。続く言葉を待っているのだが一向に口が開く様子がない。
「あ、あの、以上……ですか?」
「以上だ」
空気にいたたまれなくなった山田先生が出来る限りの笑顔で訊くが、帰ってきたのは無慈悲な即答であった。見ろ、今にも山田先生泣き出しそうじゃないか。そんな事を考えているとラウラと目があった。
「!貴様が…!」
何だ?こっちに近づいてくるぞ。
バシンッ!
「う?」
いきなり、殴られた。それも無駄のない平手打ち。は?
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか」
意味がわからない。なんで俺は殴られてるんだ?って、んな事考えてる場合か!
「いきなり何しやがる!」
「ふん…」
来たときと同じ様にすたすたと俺の前から立ち去るラウラ。空いてる席に座ると腕を組んで目を閉じ、微動だにしなくなる。そんな事が起きたせいかクラスの空気が微妙な物になる。
「あー、ゴホンゴホン!ではHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」
ぱんぱんと手を叩いて千冬姉が行動を促す。俺はかなり腑に落ちないというか無茶苦茶腹が立っているんだがそうも言ってられない。何故ならこの後教室で女子が着替え始めるからだ。なので俺は急いで移動しなければならないのだ。
「おい織斑。星川とデュノアの面倒を見てやれ。同じ男子だろう」
おっとそうだった。やっぱりそうなるよな。千冬姉に言われ俺は転校生の2人に近づいていった。
光 side
いきなり叫んだ女子達や、織斑一夏に同じ転校生のラウラ・ボーデヴィッヒがビンタをかました事に驚いていると件の本人である織斑一夏が近づいてきた。
「君が織斑君?僕はー」
「ああ、いいから。とにかく移動が先だ。女子が着替え始めるから」
織斑はそう言うと教室を出ていった。俺とデュノアも後ろについていき教室を出た。
「とりあえず男子は空いてるアリーナ更衣室で着替え。これから実習のたびにこの移動だから早めに慣れてくれ」
「わかった」
「わかったよ」
歩きながら説明する一夏。(本人がそう呼んでくれと言ったので)
途中シャルルの反応に少し疑問を持ったりもしたが(こちらも同じく。)
特にトラブルもなく更衣室についた。
「ヤバイ!もう時間がないからすぐに着替えちまおうぜ」
「そうなのか?なら急いで着替えるか」
「わあっ!?」
着替える為に服を脱いだ俺達を他所にシャルルが急に驚きはじめた。
「どうした?」
「荷物でも忘れたのか?って、なんで着替えないんだ?早く着替えないと遅れるぞ。シャルルは知らないかもしれないが、うちの担任はそりゃあ時間にうるさい人でー」
「顔赤いけどこういう風に他の人と着替えるの慣れてないのか?もしかして」
俺は語り始めた一夏を無視してシャルルに聞いてみた。
「えっ、あっ、うん!そ、そうなんだよ!あんまり僕他の人と着替える事なんて無かったから慣れてないんだよ!あはははは…」
「そ、そうか」
少しシャルルの反応が大きかったので思わず引いてしまった。
「そういえばさ光、ISスーツって着替える時アレがひっかかるから着替えづらくないか?」
「お前はいきなりナニの話をするんだよ、一応ここは女子高みたいなんだから気を付けろよ?まぁ裸になって着替えるからわからないこともないけどさ…」
「なぁシャルルもそう思うだろ?」
一夏はアレがひっかかる事について、シャルルにも同意を求め始めた。
「な、何かなっ?」
俺が振り向くと既に着替え終えたシャルルがそこに居て少し驚く。一夏も同じだった様で驚いている。
「いや、アレがひっかかる事なんだけどさ…それよりもシャルル着替えるの超早いな。何かコツでもあんのか?」
「い、いや別に…って一夏達まだ着替えてないの?」
確かに俺達の格好は中途半端に服を脱いだ状態だった。
「光とアレが着替える時にひっかかるなぁーって事を話してたんだよ」
「ひ、ひっかかる?」
「おう」
気のせいかシャルルが顔を赤くしている気がしたので助け舟を出すことにした。
「一夏、シャルルはあんまりそういう話に慣れてないんじゃないか?」
「そうなのか?だったら悪ぃシャルル」
「う、ううん。大丈夫だよ」
それから着替え終わった俺達は少し話ながらグラウンドに向かった。
「遅い!!」
だがグラウンドには
怒られた俺達は急いで列に並んだ。一夏は並んだ隣の女子に何か言われているようだ。あ、後ろの女子にも何か言われ始めたぞ?モテモテだな一夏。だが
「ねぇねぇ、ひかるん」
「ひかるん?俺のことか?」
「そうだよ〜、星川光だからひかるん〜」
どうやら俺のことであってたみたいだ。声がする方を見るとのほほんとした感じの子が居た。
「もしかして〜嫌だった〜?」
「別にそんな事無いから大丈夫だぞ?」
「そっか〜ならよろしくね〜ひかるん♪」
「ああ、こちらこそよろしくな。えっと…」
「
彼女の名前はそう言うらしい。みんなにはのほほんさんって呼ばれているみたいで、実にその通りだった。
「改めてよろしく、のほ「本音でいいよ〜」…本音」
前言撤回。実は結構押しが強かったりするみたいだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、授業は山田先生が実は元代表候補生だった実力者である事がわかったりちょっとしたトラブルで班が同じだった本音を抱えて訓練機に乗せたりすることもあった。が、特につつがなく授業は終わり一夏とシャルルとはそれぞれタイミングがズレた為に別々に着替えていた。
(それにしても女の子の体ってあんな柔らかい物だったのか…)
前世の記憶はあっても、もう最近は曖昧な物になっている俺は何気に女子の体にあそこまで密着したのは初めてだったのだ。
(光ってぶっちゃけムッツリだと俺様思うわ、うん。)
(なっ!?お前HRの最初以降黙ってたから休んでんのかと思ってたんだが!?)
正に穴があったら入りたいとはこの事だった。
(悪ぃな、ちょっと考える事があったんでな。あと、これから機体データの調整とかするから何か用があったら声をかけてくれよ)
(了解。いつも悪いな、頼むぞ相棒)
(へへっ、俺様に任せときな相棒)
ウォーロックとのやり取りを終え、着替え終わったところで一夏から昼を一緒に食べないかと誘われていたので向かう事にした。
そこで一夏を巡る戦いに巻き込まれ余計に疲れたのは言うまでもない。
「あ〜、疲れたなぁ…」
「あはは…、お疲れ様」
時刻は夜。食堂での夕食をとり、これから生活する寮の部屋に戻ってきてベッドに横になる。ちなみにシャルルとは同じ部屋である。
「俺はもう寝て明日朝にシャワー浴びるからシャルル使っていいぞ」
「そう?なら使わせてもらうね?おやすみ、光」
「おう、おやすみシャルル」
実際瞼も眠いせいか落ちかけていたのですぐに光は夢の世界へ旅立って行った。
こうして光のIS学園初日は終わるのであった。
今回みたいに〇〇sideみたいな事をこれから使っていこうと思っていますのでお願いします。
それと、ヒロイン増やすか悩んでる…
これってアンケートとか取った方が良いのか?
まぁとりあえずまた次回!
評価・感想お待ちしてます!