IS 〜Shooting Star〜   作:FN星人

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休みが欲しい(切実)
忙しすぎて少し間が空いてしまい今回ちょっと短いです。
それではどうぞ


3話

「シャ、シャルルなのか?でもお前は男なんじゃ…」

 

「えっと、とりあえずそんなに見られるといくらなんでも恥ずかしいかな…」

 

「わ、悪い!直ぐに出てく!」

 

そこでバスタオル1枚の女の子を見つめてしまっていた自分に気付き慌てて洗面所から出ていく。

 

(それにしてもいくら知らなかったとはいえ、風呂上がりの女の子を見るなんてな…)

 

(いやー、俺様狙ってたとはいえあそこまで見事にラッキースケベをする光君に感服しました!)

 

部屋に戻りベッドに腰をかけ、そんな事を考えているとウォーロックが聞き捨てならない事を言ってきた。

 

(お前狙ってたって…。いつから知ってたんだよ…)

 

(んー?そりゃ最初からだが?聞かれなかったから言わなかっただけでな)

 

(ちくしょう!そういう奴だったなお前は!)

 

自分の相棒の悪ふざけは今に始まった事では無かったのでもう諦めるしかなかった。

 

「光、お待たせ」

 

するとそこに着替えたシャルルが洗面所から出てきた。

シャルルはジャージを着ていて、今までどうやって隠していたか分からない位女の子らしいボディラインが見てわかった。

 

(改めて見ると本当に女の子だったんだな…)

 

「光?どうかした?」

 

「い、いやなんでもない!」

 

「そう?」

 

シャルルに見惚れていたなんて言えるはずもなく慌てて誤魔化し、気を取り直し本題に入ることにした。

 

「それでシャルルは何で男のフリをしてたんだ?もちろん言いたくなければ別にいい。誰にでも言いたくない事はあるだろうし…」

 

「ううん、全部光には教えるよ。」

 

そしてシャルルは自分がデュノア社社長の子供といっても愛人だった母の子だった事、母が病気で亡くなりそこから始まった不幸な日々、IS学園に入学した目的などを全て話してくれた。

しかし、俺はただその話を黙って聞いている事しか出来なかった。

 

「こんな所かな?誰かにこんなに話したのは久しぶりだよ」

 

「そうなのか?」

 

「うん、おかげでスッキリしたよ。これで学園から居なくなるとしてもここに来たかいがあったよ」

 

居なくなる?何故シャルルがいなくならなければならないんだ。意味がわからない。

 

「もし国に戻ったらどうなるんだよ」

 

「どうだろうね?あまりいい事にはならないかな…」

 

「だったら戻らなければいい!確か、在学中は政府だろうが干渉されないはずだ!」

 

俺はうろ覚えの知識からシャルルを引き止められそうな事を思い出し伝える。

 

「でも卒業したらどうするのさ?」

 

「在学中に考えていけばいい!もし考えつかなくて嫌じゃなければ一緒にISで宇宙を目指そう!だからここに居ていいんだ!」

 

「本当…?僕はここに居ていいのかな?」

 

シャルルが本当にここに居ていい事を改めて伝える為に俺は頷く。

 

「そっか…。ありがとう光、これから改めてよろしくね!」

 

「ああ!よろしくな!」

 

『良かったな、嬢ちゃん。これでとりあえずは道が決まったな』

 

そこにウォーロックの声が聞こえた(・・・・)

ん?聞こえた?

 

「お前!普通に話せたのか!?」

 

『まぁな。あんまし人がいる所ではやりたくなかったから今までやったことは無かったけどな』

 

「人が多いと嫌だって…。お前そのせいで俺が1人で一喜一憂してる変な人にみられた事が何度あったか…」

 

そんな事をぼやいているとシャルルが話についていけなかったのか少し困惑した様子で話しかけてくる。

 

「えっと、光と今話してるのは誰なのかな?」

 

『おっと、自己紹介が遅れちまったな。俺様はウォーロック。光のIS(・・)だ。』

 

「嘘…?ISに人格が…?」

 

シャルルはとても驚いている様だ。まぁ俺も最初は驚いたな〜

最近のAIはこんなに人間ぽいんだって。

すると俺の考えている事が伝わったのかウォーロックが

 

『普通は嬢ちゃんみたいな反応なんだがな…』

 

「いや、俺そんなにIS詳しい訳じゃないしな…」

 

「光…」

 

シャルルが俺を可哀想な人を見る目で見てきた。解せぬ。

その後、俺とウォーロックはどんな感じでお互い過ごしてきたのかをシャルルに教えたりなどしていて

 

『コイツさっき嬢ちゃんの裸見た後ずっとその事ばっかり考えていたんだぜ?』

 

「へっ?……光のえっち」

 

「誤解だ!いや、まぁ考えていた事は否定出来ないんだけど…」

 

などと余計な事を言われたり、夕食を食べるために一悶着あったりもしたが時間は過ぎていき俺達は寝ることにした。

 

「じゃあまた明日から宜しくな?おやすみ」

 

「うん、おやすみ光」

 

 

 

 

シャルルside

 

 

「光まだ起きてる?」

 

「…………」

 

色々とあったせいかまだ寝付けず光も起きてるかと思ったがどうやら寝ている様だった。

寝ているけど光には言っておきたいことがあったので今言ってしまうことにした。

 

「僕ね、誰かにこんなに思ってもらえたのはお母さん以来なんだ。」

 

「デュノア社に居た頃は誰もが距離を置いて、誰にも頼れない毎日でとても辛かった…」

 

「だからIS学園に来て光が僕を思って言ってくれた時は涙が出そうな位嬉しかったんだよ?だからありがとう、光」

 

ここまで言って相手が寝ているとしても恥ずかしくなり布団を被る。

すると先程まで寝付けなかったのが嘘のように眠くなり意識が落ちていく。

 

「今までよく頑張ったな、シャルル」

 

意識が落ちる前に光が何か呟いた気がしたがなんて言ったのか分からなかった。

ただ心が温まる言葉だった事は意識が落ちていく自分にも分かった。




そういえばISの新作ゲームの事前登録始まりましたね!
とても楽しみですね!

次回もなるべく早く投稿出来るように頑張ります!

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