~球磨の水平線~   作:餅(草)蛇

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27話 クローバー 乙

「なぁ、若葉?」

 

「なんだ ガングート 後にしてくれないか?

少々忙しいんだ」

 

「お前は真面目だな、基地の整備はいいが少しは休んだ方がいいぞ」

 

「私は24時間寝なくても大丈夫だ

そっちこそ大丈夫なのか?ガングート お前のお国柄的に」

 

「私は帝政生まれだからな!それに世界は変わってこその世界だ」

 

「さすが、祖国が2回滅んだ人の言うことは違うね

素直に感心するよ」

 

「...まあ、働きすぎるのも良くないかもな

なんだい?ガングート、言いたいことがあるんだろ?」

 

「おお、そうだった!

大災害から大体2週間たっただろ?それから若葉はタウイの代表になった訳だが、法作ったり経済作ったりで泊地の様子を見てないだろ?

それに、みんな先の戦いの英雄を見たいと言ってたぞ」

 

「私は英雄なんかじゃないんだが、...そうだな、確かにそれも大事だな」

 

「じゃあ早速行くぞ!」

 

 

____________

 

 

 

「だいぶ賑わってるな」

 

「これも若葉が家具コインを通貨にしたからだな

一定資源と家具コインを交換する制度で全艦娘に職を与えるとはな

すごい考えだと思うぞ」

 

「そうか、ありがとう

だがまだコインの使い道が少ない、泊地の食料を買うだけだからな

食料もいずれ尽きるし、早いところ 私たち主体から艦娘主体の社会にしなくてはな」

 

「と、言うと?」

 

「艦娘たちが自ら食料を生産し、艦娘間でのコインの取り引きをさせる、税も課せて公共事業なんかにも手を出そうと思ってる」

 

「ははっ、本当に『リアル』の世界みたいだな」

 

「もちろん、私はこの『ゲーム』の世界で『リアル』を作る

せっかく艦これに来たんだ、楽しまなきゃ勿体無いだろう?」

 

「そうだな、ほら、みんなが英雄を迎えに来てるぞ」

 

「だから英雄じゃない うわっこらはなせ!」

 

「若葉様〜」「若葉様」 「若葉様!」

 

「本当に人気だな、ちょっと羨ましいな」

 

「だったらガングートが相手がしろよ!」

 

「これじゃあジャンヌ・ダルクだな

突然現れて指揮をとり勝利に導くところとかも似てるな、聖女にしちゃあ口が悪いが」

 

「じゃあガングートはなにさ」

 

「私か?うーん、ジル・ド・レ?」

 

「あっ、じゃあ私は火あぶりされてコロコロされるじゃないか!」

 

「うーん、キリスト教じゃないしいいんじゃないか?」

 

「キリスト教じゃなくても燃やされるのはいやだぞ」

 

「はっは、雑談もいいがせっかくみんなが集まってきてくれてるんだ

泊地のトップとして挨拶した方がいいぞ」

 

「む、それもそうだ」

 

 

「名前は見ての通り若葉だ、好きなように呼んでくれ

先日の戦いご苦労だった、君たちがいなかったら私は勝てなかっただろう

本当に感謝している

また、この泊地の最高司令官として就任した

共にこの泊地を発展させていこう!」

 

「若葉様ー」「若葉様!」 「若葉様〜!?」

 

「ああ、様付けはやめてくれ 慣れてないんだ」

 

「じゃあアレでいいじゃないか?」

 

「なんだい?ガングート?」

 

「ふっふっふっー、今日から君は!若葉提督だ!」

 

「若葉提督!」「若葉提督〜」「若葉提督?」

 

「えっちょ、まあ、いいか」

 




これからもっと海外艦を出していきたいな
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