ここは面接を絶対に成功させる学校として世界で1番有名な学校。面接に関しては右に出るものはいない。合格率は驚異の120%!
「こんにちは、私ドキドキ面接大学校、校長の面接太郎です。えー、皆さんにはこれから面接に役立つ講座を受けてもらいます。では、面接とは何でしょう。そこに座ってる白い服を着た男の子。名前と年齢をいって答えなさい」
そう言って私は若干寝ぼけてる白い服を着た男子生徒を指差した。男子生徒は慌てながら上着を着て立ち上がった。
「え、え、僕ですか!えっと、石山直人20歳です!好きなものはグラビア雑誌のスクラップブックを作る事です!」
「い、いやそんな事は聞いてない」
「えー、本当ですかぁー。校長もグラビア好きでしょー」
と言いつつ石山は懐から取り出したグラビアを手渡した。なになに、これは!ドキッ、校長と巨乳大会だと⁉︎
「ん、うんえー、これは責任持って私が処分します」
そして私は石山と握手をしながらそのグラビアをカツラの下にしまい込んだ。
「それで、石山くん最初の質問だ!面接とは何だと思う」
「はい、知らない素性を知るものです。グラビアに例えるなら撮影前のインタビュータイムです」
そう言って、石山はもう一冊懐からグラビア雑誌を取り出した。な、何!あれは伝説グラビアアイドル、福田良子の写真集!限定で100冊しか刷られてないのに!こいつ何者だ!
「貴様…一体どこの組織のものだ…」
「ふっ、しがないグラビアファンですよ…」
そう言った石山の背中は哀愁が漂っていた。
「えー、では次の生徒に行ってみましょうか。それでは、えー。誰にしましょうかね。えー、そうですね、えー」
と言いつつ目線が合った生徒が目を逸らしたが私はそれを逃さない!
「はい、そこの上下の黒のジャージの君」
「は、は、は、はい!えっと、僕は唐島光輝です!歳は19です!好きな色は白です!あ、後パッションピンクも好きです!」
「黒じゃないんかーい!」
私は思わず突っ込んでしまった。あ、突っ込むと言っても。そういう訳じゃないよ?あくまでも健全なみんなの校長だからね!
唐島はいい笑顔で頷く。
「校長先生!あなた、すごくいいツッコミじゃないですか!僕と一緒にM1目指しましょう!」
「えー、そういうのはいらないんで。早速質問します。唐島くん、面接で大切なのは何だと思いますか?」
「はい、ギャグセンスです!」
くっ、この小僧一切の迷いなく答えよった。なんだ!なんなんだ!こいつ!
「はい、面接とは〜(以下略」
「長えよ!」
まさか、漫才8時間語るとは…くっ、今年の新入生も中々だな!これからの授業楽しみだぜ!やっぱり、男子学生は最高だぜ!
あえて、オチはつけません。