人形 作:ポテチ親衛隊525号
傀儡祐也による人形計画は完璧に仕上げられた。
それを知らない金田一、国見。
久々に登校してきた影山は二人の知っている影山ではなかった。
国見side
あの試合の後、しばらく王様は学校に登校してこなかった。それほどショックだったのだろうか。
正直どうでも良いけど。
部活を引退した後も時々部活に顔を出している。
まぁ疲れるけど、金田一に無理矢理連れてかれる。
金田一この野郎、塩キャラメル奢れよ←
今日も放課後部活に顔を出そうと金田一に誘われたため、体育館に向かっている。
二人で廊下を歩いていると久々に王様に会った。
向こうは下を向いているから気が付いていないのだか。
金田一「よう、王様。随分久々じゃねぇの。」
ホントはちょっと学校に来ない王様を心配してソワソワしていたくせに、本人の前になると突っかかりに行く。
なにやってんの金田一(笑)←
けど金田一に声を掛けられた王様の反応はない。
今までだったら王様と言うと怒りだす癖に無反応だ。
王様はそのまま俺達の横を通りすぎようとした。
まるで、俺達なんか見えていないかのように。
何故そうしたのか、不思議に思ったからなのか、
それは分からないが、俺は王様の腕をつかんで自分の方へ顔を向かせた。
そんな事しなければ良かった。
だって自分に向いたその顔に、なんの感情もこもっていなかった。
人形のようだった。
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金田一side
怖かった。あいつの、王様の顔が。
目に光はなく、前も乏しかったその表情も、
何もかもが―無かった―
俺達を見ているようで、見ていない。
目はこっちを向いてるはずなのに、何処か違うところを見ている。いや、むしろ何も見えてはいないのでは?
それぐらい、今のこいつから何も感じられなかった。
生きていることさえ感じられなかった。
影山「......。」
国見「......。」
金田一「な、なんだよ、なんか反応しろよ!」
影山「......。」
国見「ねぇ、どうしたの?聞こえてる?」
影山「......。」
金田一「おい!!!!」
結局なんの反応もしないまま、国見の手をほどき何処かへ行ってしまった。
俺達は立ち尽くしたまま何も出来なかった。
なんで、なにが、なにがあいつをこんな風にしていまったんだ。なんで。
あの試合がこいつをこんな風にするなんて。
それほどまでに影響があったのかよ。
わかんねぇよ。だってなにも感じられないんだから。
俺達のせいなのか?いや、あいつにも悪いところが在ったじゃないか。
確かに悪いことをしたとは思っている。でもあれしかなかった。俺達を見向きもしないで、横暴なトスをあげるあいつに、俺達庶民ができることなんて。
でもだからって、ここまでしたいなんて思ってないのに。
どうすりゃいいんだよ。
人形のようになってしまった彼に何ができる?
何も分からないまま、俺達は卒業し、別々の高校へと進んだ。
はい!よく分かりませんねスミマセン‼
次からは高校編です!
是非みてください!(o^-^o)