プロローグ
“異世界”____すなわち今の人類の科学力では解明できない今我々が住んでいる世界とはかけ離れた場所。ある者はその場所を聖域と呼び又ある者はその場所を地獄と呼んだ。そんな場所にある日突然転移させられてしまった者達が居た。理由は至極単純。そのチートなスペックを生かし魔人族を倒して欲しいとの事。これは異世界に呼び出されたもう一人の主人公の物語。
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日本 東京の割と真ん中にある高校では今正に一人の男子高校生が強力無比で無敵で無敗の化け物と激闘を繰り広げていた。睡魔である。彼は1分ほど激闘を繰り広げていたが惜しくも敗れ、彼の意識は深い闇の中へと落ちて行くのであった.........
「コラっ!ミノル君!授業中寝るとは何事ですかっ!先生の授業はそんなにつまらないんですか!」
と教師には似合わない可愛い声を上げ頬を膨らませた人物___『畑山愛子』社会科のちみっ子先生、我らが担任である。生徒達には“愛ちゃん”の名称で親しまれている。
「全くもう...隣の南雲君を見習なさいっ!彼は真面目に授業を受けていると言うのに君は......」
「はいはい、起きりゃいんでしょ起きりゃ。」
半ば投げやり気味にそう答えると「ふぁ〜」と伸びをして起き上がる。そしてミノルの所為でクラスの注目を集める事になった____『南雲ハジメ』の方をチラッと見ると目だけで「すまん☆」と謝った。ハジメは眉をピクっと上げるが「仕方ないな」みたいな感じでそっぽを向いた。彼等の間に言葉は要らない。何故なら彼等は____『同士』だからである。すなわちオタクである。
そんなこんなで時間は流れ、途中ミノルが暇潰しに作っていた紙飛行機が愛ちゃん先生(笑)にバレてしまい慌てたミノルが咄嗟に紙飛行機を投げるとその紙飛行機がハジメの目に刺さり危うく大惨事になり掛けた事は割愛。
ホームルーム。現在、ミノルは先程の睡眠を取り返そうと爆睡中である。それに気づいた愛子が又頬を膨らませツカツカとミノルの方に歩み寄って来る。ツカツカと言うよりはトコトコと表現するのが正しいだろう。兎に角、ミノルを起こそうと愛子が口を開いた瞬間教室は眩い光に包まれた。その光が消える頃には愛子含め2年A組のクラスメイト全員は跡形も無く消えていた。そして......
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起きた時には異世界でしたー何て誰が信じるのだろう。この状況では夢でも見ているのかと、きっとそうだ夢の延長なのだ。だからもしいかにも中世な感じの椅子に座りテーブルを囲んでいたとして。そのテーブルの向こうには中世の甲冑を纏った『教官』が立っていたとしてもこれは夢なのだ。
「ミノル君...現実を受け入れられないのは充分承知なのだが......。先ずは私の講義を聞いてもらえないだろうか。」
自分に話しかけたのは先程の『教官』であった。思わずミノルは叫んだ。
「嘘だ!!!そんな馬鹿な事が......!!!」
もう一度言おう。これは酷く理不尽な理由で異世界に召喚されてしまったもう一人の主人公の物語である。一体この少年が何を思いこの世界を生き抜くのか......。それは神ですら解らない。
次回の更新は未定です。プロローグなので原作とはあまり被らないようにしかし世界観を壊さずに簡潔に伝えるのは結構苦労しました。感想や意見、誤字脱字などの報告お待ちしております。