デート・ア・ライブ 黄金の精霊   作:紀野感無

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えー、忙しい忙しい言ってるくせに新しいやつに手をつけてる馬鹿な作者です。

今回はデアラです。
なぜ書こうと思ったかというと

夢で見たから。

です。

それではどうぞ


第1の精霊の物語
プロローグ


さて、いきなりぶっちゃけよう。

 

私は中二病だ。

 

あれ、よくあるアニメのキャラに自分がなってると錯覚したり、自分で考えたキャラになってると錯覚してるやつ。

自分には特殊な能力が使えるとかそんなことを本気で思ってるやつ。

 

けど、道端で突然叫んだりとか、家族の前で『我は闇の王!』とか叫ぶまでの重症度じゃないよ。

 

あくまで、自分の部屋で、グッズに囲まれて、その中でなりきってるとかいう、中二病のなかでもにわかに近いようなやつ。

 

けど、自分の部屋の中では本気で『いつかは使えるようになる!』とか、『いつかは画面の中にも入り込む力が手に入る!』とか、『いつかは好きなキャラにいじめられたい!』とか、まあ色々と思ってたわけですよ。

 

え?中二病じゃないって?ただのドMなオタク?

 

いや、まあ、はい。間違ってはございません。

 

けど、確実に言えるのは

 

私、神夏(かみや)ギルは、現在進行形でFa○eの英雄王にどハマりしてて、ちょくちょくそれになりきってたということ。

 

でだ、そんな私が人でない力を手に入れたとする。

そしたらどうなるか、みなさんならお分かりだろう。

 

あ、ちなみに下の名前は、両親がなんかピーン!って思いついてそのままつけたらしい。深い意味はないとか。

改名とかしてないですよ。ほんとです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、私自身についての紹介はこれくらいで。

次は身の回りいこうか。

 

私は、神奈川県にすんでて都立来禅高校に通ってる。

高校2年生になりたてのピッチピチの16歳!

 

え?気持ち悪い?はい、ごめんなさい。

 

私の容姿は金髪のサラサラな髪を肩より少し下あたりまで伸ばしてる。今更だけど女ですから。

胸?A以上B未満って感じです。ちっぱいって言わないで。

成績は上の中くらい。

 

好きな人は、ぶっちゃけ3次元(現実)にはいないです。二次元でいいなら、速攻でFa○eの英雄王選ぶね。

 

ちなみに、家では一人暮らし。

昔は外国(確かイギリス)に住んでたんだけど、悲しい事件のおかげで、両親共々この世から去りました。中学3年のときかな?

さみしいかと言われたらさみしいし、悲しい。けど、その分まで私はしっかりと生きると決めている。

 

悲しい事件ってのは、私のことを気持ち悪い、このままだと社会からの弾かれものになる、って思った両親が、私のグッズを悉く捨てて、かつ、更生するまで家にも入れん!ってなってしまいまして。

 

私は、絶望と悲しみに明け暮れた。

で、気づくと、家にいて両親は血まみれになって死んでた。

 

その後、親戚とかの助けもあって両親の故郷である日本に来たんだよね。ちなみに、両親は父親が日本人、母親が、日本生まれのイギリス人。

 

はい、辛気臭い話はこれにて終わり。いや、そんな辛気臭くもなかったかな。

 

さて、紹介することは一通りしたかな?んじゃ、そろそろ日常生活に行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜来禅高校〜

 

「2年4組、ね」

 

うん、クラス替えあったところで、私はぼっちだからそんな気にしない。

いつも通り、()()()()()を振る舞いつつ、平和に過ごそう。

 

イギリスだと、よくわからない人達のおかげで平和に生きるとかそんなことできなかったからね。

 

「さてと……寝よう」

 

いつも通り、授業はほとんど寝て過ごす、普通の一日が始まる。

 

 

 

そう、思っていた。

 

 

 

「か、神夏さん」

 

「ふぇ……?」

 

誰だ、私の快楽(眠り)を妨げる奴は。

しかも、まだ1限目のロングホームルーム終わった後じゃないですか。このあと、配布物配って終わりでしょ?

時計を見た後に、話しかけて来た人に目を向けると……

 

「あの、俺と君、日直でプリントを取りに来いって」

「ふぁぁ……、……任せた……」

「いや、ちょっと⁉︎」

 

なんだ、任せたって言ったんだからそこは『仰せのままに』とか言って行くところでしょ。

いや、本当にやったら引くけど。

 

「なんで…私、眠い………」

「あれだけ寝てるのに⁉︎」

「眠いものは眠い……」

 

「来なかったら、留年させるって先生が言ってたぞ」

 

ぴくっ

 

「よし、いこう。ほらさっさときてよ」

 

「ああ、わかっ……って、ちょっと⁉︎行くの早すぎない⁉︎あと、絶対に眠たいとか嘘だよね⁉︎めちゃくちゃ目ぱっちりしてるよね⁉︎」

 

うん、だってめんどくさかっただけだもん。

くっそ、ここの先生め。わずか一年で私の扱いを心得ている。

 

あと、君誰よ。この際だから聞いとく?

あとで私の快楽を遮った罰を与えるために。

 

「あなた、名前は?」

 

「俺?俺は五河士道。って、去年も同じクラスだったよな?」

 

「そうだっけ?周りには興味ないからねー」

 

青髪の同級生----五河士道は半端呆れながら笑ってた。

 

 

 

 

 

 

 

〜放課後(昼前)〜

 

「ねぇ、五河君」

「え?」

 

うーわ、君付けとか、私らしくもない。人と話すこと自体久しぶりだから緊張してんのかな?

 

「今日、帰るの付き合ってくれない?」

 

と、言うと五河士道は隣にいた男子に揺さぶられて『何も知らない……』みたいなことを言ってた。

 

「悪い…。今日は先約があって」

「だそうだから、今日は俺と一緒に……」

 

「え、普通に嫌です」

 

あ、轟沈してく音が聞こえた。なんかゴメンなさい。

 

「ていうか、名前も知らない人と一緒に行くと思ってます?」

 

「いや、俺去年も同じクラスだったよ⁉︎殿町宏人!覚えてない⁉︎」

 

「覚えてないです」

 

「去年、同じ班にもなったのに⁉︎」

 

「興味ないことは覚えない主義なので」

 

「……」

 

あ、なんか砕けて溶ける音まで聞こえてきた。

 

「で、五河君。今日、一緒に帰って欲しいのだけど」

 

「悪い、今から妹と昼ご飯を食べに行く約束をしててな。明日でもいいか?」

 

「いえ、今日です」

 

「いや、だから……」

 

「なんなら、私もついていきます」

 

「ええ⁉︎」

 

ん?五河士道よ。妹との約束を出せば罰を与えんとする私から逃げれると思ってるのかな?

 

甘いっ!私はやると決めたことはその日のうちにやるのだ!

 

「それはちょっと……」

 

と、五河士道がためらってる。

さらに無理やりにでもついていこうという旨を伝えようとした瞬間

 

 

 

ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーー

 

 

 

「……ッ⁉︎」

「なんでこのタイミングで…」

 

突然、不快なサイレンが鳴り出した。

確か、これは……

 

『これは訓練ではありません、これは訓練ではありません。前震が観測されました。空間震の、発生が、予測されます----』

 

そう、空間震だ。

空間震は、その名の通り、()()()()()

発生原因不明、発生時期不定期、被害規模不確定の爆発、震動、消失、その他諸々の現象の総称のこと。

 

30年ほど前に、ユーラシア大陸のど真ん中でおきて、ソ連、中国、モンゴルを含む一帯が一夜にしてくり抜かれたように消え、死傷者1億5000万人を出したと言われている。

 

まあ、シェルターがあるから割とみんな落ち着いてるのだが。

今もみんなで移動してる。

私?わたしは五河士道を逃さないように後ろに張り付いてますよ。

乙女の怒りを思い知ってもらうまでは逃がしませんよ!

 

「あんの、馬鹿……ッ!」

 

すると、携帯の画面を見ていた五河士道----めんどいから五河君って言うね。

五河君が毒づいて生徒の列から抜け出し昇降口に向かって行く。

それに慌てて走ってついて行く。

 

けど、向かってる方向がおかしい。さっき、殿町?って人に忘れ物!って言ってたのに教室に向かってない。

 

もしかして、空間震の方向に向かってる?

 

 

やだなぁ、()()と会うことになるじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

俺は、学校の校門を抜けて、まっすぐ、妹の琴里がいるであろうファミレスの方に向かっていた。

なぜか、今日、たまたま一緒に日直だった神夏さんがついてきていた。

 

「な、なんでついてきてんの?」

「ついてきちゃダメ?あと、1人だと絶対に危ないし」

 

と、神夏さんは言う。

心配してくれたのを無下にするわけにもいかず、ありがとう、とお礼だけ言って改めて道路をみる。そして、再度、最高速で走り出した。

 

「こんなんなったら、普通、避難するだろうが……!」

 

視界に広がっていたのは、なんとも不気味な光景だった。

車はあるが人は全くいない。街路にも、公園にも、コンビニにも、誰1人として。

 

つい先ほどまで誰かがそこにいたということを思わせる生活感を残したまま、人だけが消えたような感じだった。

 

「五河くん、探すなら急いで探さないと、いつ空間震が起こるかわからないよ」

「あ、ああ」

 

GPSをみるも、琴里はまだファミレスの前にいた。

急いで、走り抜ける、と----

 

「……っ、-----?」

 

走りながら、顔を上方に向けた。

視界の端に、何か動くものが見えた気がする。

 

「なんだ……っ、あれ……」

 

思わず、眉をひそめた。

数は3か4。空に人影のようなものが浮いている。

 

「五河君!」

 

だけど、すぐにそんなものを気にしてはいられなくなった。

なぜなら…

 

「うわっ……ッ⁉︎」

 

神夏に服を引っ張られ、走ってた方向と真逆の方向に引っ張られたからだ。その直後、

 

まばゆい光に包まれ、次いで、耳をつんざく爆音と、凄まじい衝撃波が襲ってきたからだ。

 

反射的に腕を顔で覆い、足に力を入れるも無駄だった。神夏と一緒に後方に転げてしまった。

 

 

「ってえ……一体なんだってんだ……ッ」

 

 

うつ伏せの状態から、チカチカする目をこすりながら、腕で体を支え身を起こす。

 

「っ…!」

「---は?」

 

と、思わず、視界に広がる光景を見て間の抜けた声を発した。

だって、先ほどまで目の前にあった光景が、跡形もなく、()()()()()()()()()()()

 

「な、なんなんだよ……」

 

なんの比喩でも冗談でもなく、削られたかのように浅いすり鉢状に、街の風景が削り取られていた。

そして、中心のクレーターのようなところに、金属の塊のようなものが……

 

「あーのーさー、唖然とするのはわかるんだけど、いい加減、離れてくれませんかねぇ」

 

「あ、ああ、ごめ……」

 

「ごめんで許すとでも思ってるの?(ニコォ)」

 

「何言って………あ」

 

この時、俺は、自分がとんでもないことをしていたことに、今気づいた。

 

支えにして右腕は今………

 

「ずーーっと、わたしの胸に手を当てただけじゃ飽き足らず、見るまで気づかないときましたか。そーですかそーですか。これで五河君はセクハラとして訴えられても何も文句は言えないよね?」

「い、いや!ごめん!これは不可効力で……」

「不可抗力で済んだら警察はいらない!」

 

と、鳩尾に拳をもらった。

 

「いって……」

「ふん」

 

いや、こちらに非があるから何も言えないのだが。それより……

 

「な、なぁ、神夏」

「なに!」

「ひっ!ご、ごめん!また後でしっかりと謝るから!けど、あれ……」

「んー?」

 

と、神夏にクレーターのようなものの中心にある、かろうじて見える玉座のようなものを指差した。

 

そこには……

 

奇妙なドレスを纏った少女がいた。

 

「見えるか?」

「うん、みえるよ」

「あのこ、なんであんなところに……」

 

すると、こちらに気づいたのか、玉座の背もたれにある、柄のようなものを引き抜いた。

それは、巨大な剣だった。

そしてこちらにむかって横薙ぎにぶんっ!と振り抜いてきた。

 

「いっ……ッ⁉︎」

 

とっさに、頭を下げてしまった。その直後、後ろでは……

 

「……は?」

 

家や店舗、街路樹や標識などが、全て同じ高さまで切り揃えられていた。もしかしたら、頭を下げなければ自分も……

 

「じょ、冗談じゃねぇ…」

「五河君、現実逃避するのはいいけど、少し黙ろうか」

 

「……お前達も…か」

「……っ⁉︎」

 

神夏に言われ、その直後に、上空から酷く疲れたような声が、響いてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「(だよねぇ、やっぱりコレだよねぇ)」

 

大方、予想通りだ。いつもの()()が出たおかげで、この惨事が起こったんだろう。あいかわらず如何にかならんものかな。

 

さて、目の前にはヒトならざるモノが。すぐそばには五河君が。

 

このピンチを切り抜けられないこともないけど、そんなことをすると、この街にいられなくなってしまう可能性もあるから、それは最後の手段。

 

五河君はというと、目の前のヒトならざるモノ----少女に目を奪われていた。

死の恐怖すら、呼吸すら忘れるほど、美しいのだろう。

 

いまは、わたしをそっちのけで2人で話してる。

この少女は、名前がないらしい。悲しげな目をして、今にも泣き出しそうだった。

 

が、突如でかい剣を振ってこっちを殺そうとしてきてるあたり、敵意満々だ。

五河がなんとか食い止めてはいるけど。

 

「……確かに、そちらには私と()()がいるな。なぜ、貴様は、力を使おうとしない」

 

「私?私に言ってるの?」

 

「そうだ。お前は……」

 

突如、自分に話しかけてきたかと思うと、いきなり核心をつくような言い方をしてきた。

マジでやめてください。焦るんで。

 

けど、そんな話は突如飛んできたミサイルによって阻まれた。

五河が叫び声をあげた。うるさいよ。

いや、こんなのに悲鳴をあげないやつも、それはそれでおかしいけど。

 

「⁉︎」

 

すると、目の前の少女に向かってきてたのとは別で、真横から()()()()()ミサイルが飛んできた。

 

それに思わず私は……

 

 

2度と使うまいと決心していた、()を使ってしまった。

 

 

 

 

 

 

「な……な……。ど、どうなって……」

 

飛んできたミサイルは、見えない手で掴まれてホッとしていたのも束の間、今度は横から飛んできて、今度こそ終わりだと思った瞬間、何かが光った。それと同時に、目の前の名もなき、悲しげな少女と周りに降り立った機械を着たような少女達は光った元を見て、先ほどまでとは違う、完全な戦闘態勢に入っていた。

 

光った元を見るとそこには

 

 

黄金の甲冑の下半身、そして、右肩から先までのみを装着していて、黒のシャツを着ている格好の少女がいた。

 

 

「あ、あれ、そういえば神夏は……」

 

周りを見ると、神夏がいない。まさか、巻き込まれて……⁉︎

 

「……誰の許可を得て(われ)を見ている。雑種ども」

 

と、黄金の甲冑を身につけている少女は、傲慢な口ぶりで言ってきた。

 

「識別名【アロガン】を確認!みんな、注意して!」

 

と、リーダー格のような人が何かを叫んだ。

識別名?

 

と、何もわからず見渡していると、黄金の少女とクラスメイト----今朝教えてもらった鳶一折紙がいた。

 

折紙は、一旦を目を合わせ、怪訝そうな顔を浮かべた後、すぐさま名もなき、ドレスを纏った少女と黄金の少女に目を向けた。

 

「てーーっ!」

 

「う、わぁぁぁぁ!」

 

突如、誰かが叫んだかと思うと、ミサイルが何発も飛んでいき、そして、ブレードを構えた何人かが切りかかっていた。

 

それに、何事もないかのように対応するドレスと黄金の2人の少女。

 

「……雑種風情が、我に刃を向けるか!」

 

すると、黄金の少女が吠えた。その直後、少女の後ろの空間が歪んだかと思うと、幾つもの円ができた。30はくだらないだろうか。

 

そして、その円からは、幾つもの武器がのぞいていた。

 

「我に刃を向けた罪、その身をもって償うがいい!」

 

「う、うわぁぁぁ!」

 

その全てから武器が勢いよく発射され、人モノ関係なく、周りのものすべてに向かって言った。

 

運よく自分の方向には飛んでこなかったのものの、その爆風により転がされ、塀にぶつかって昏倒してしまった。




はい、どうでしょう?

よろしければ感想とかよろしくお願いします。モチベ湧きます

読んでくださりありがとうございます

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