デート・ア・ライブ 黄金の精霊   作:紀野感無

12 / 78
みなさんの言いたいことはわかります。

お前言ってることとやってることが全く違うだろ!

はい、でも色んな方のssを読んでて、創作意欲がわきまして。
こうなりました。


えー、一応先にぶっちゃけておきます。
10話でもあった通り、神夏にとって第二の精霊は見た目がどストライクなため神夏は贔屓します。

あと、それに絡む際、時たまキャラがぶれまくります。


それではどうぞ


11話

「………ハァ、おっかしいな。ここの人たちって学ぶという人間としての機能すらないのかな?人間が精霊に敵うわけないのにね」

 

私、神夏ギルは今現在ASTともう何度目かになるかわからないが相見えている。

 

そして、もう精霊化した私ですら相手にする必要すらない、と表に出てこなくなった。私の意識になった時には既に周りは堅固な壁でガードされていた。もちろん、精霊化は解いていない。

 

そして、私の前には()()()()()()()()()が。

訳あってこの子を守ってる。

 

「ほら、泣かない泣かない。いじめてくる怖い人たちはもうこっちにこないよ」

「ひっ…ぐ、えっぐ……」

「あー……どうしよう……」

 

泣きやまないなー。いや仕方ないけども。

 

しかし、不思議なもので向こうの音は聞こえないのに映像は見える。

ブレードで斬りつけてきたりミサイルを撃ちまくっていたりとしている。

 

ん?対面してる理由?まあ、それはすこーーし前に遡る。

 

 

 

 

 

 

〜神夏が五河家にお邪魔した翌日の昼〜

 

「ひゃっほい!新記録〜!」

 

私こと神夏ギルはデパートのゲームセンターで遊びまくってます。

(注:精霊かつ現役高校生です)

 

ちなみに、学校は寝坊したのでもういいや、と休みました。サボりじゃありません。

サボりじゃありませんよ⁉︎

 

「うん、そろそろお昼だし、なにか買いに行こ。たしか食べるところあったし」

 

 

ウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーー

 

 

「…ねえ、タイミングおかしくない?」

 

絶対におかしい。なんで昼を食べようかと思って店に並んであと1人待てば買えるっていうドンピシャなタイミングで空間振警報が鳴り響くんですか。

天罰ですか⁉︎

 

 

学校サボった罰だ、とか当たり前だ、というツッコミが聞こえたのは気のせいでしょう

 

 

「キミ!早く避難しなさい!」

 

かるーく呆れつつふざけんなと思っていると周りの人に避難しろと促される。

が……

 

「こうなったら、意地でも食べてやる!」

 

避難警告?んなもん知らん!精霊な私はちょっとやそっとじゃ死なないし!

 

 

まあ、わかってるとは思うけどこれが間違いだった。

面倒ごとになるとわかっていたのに離れなかったんだから。

いや、こころのどこかで『こんなピンポイントで精霊がデパートに逃げてくる訳ない』と思っていたのもある。

 

 

そして、まぁ案の定というか安定のフラグ回収の速さで結構近くで空間振が発生した。

けど、それを気にすることなくこの神夏ギル(バカ)は食べ続けた。

なぜなら、自分に関係がないから、と。

念のため補足をしておくときっちりお金はカウンターに置いてたりする。

 

 

ガタッ

 

「……ねえ、何してんの?空間振警報なってるのに……って、あー、昨日の子か」

『あーら、君もよしのんをいじめにきたのかなぁ……?……って、昨日の同類のおねーさんじゃありませんか』

 

大きな音がしたと思ってその方向を見ると、昨日の精霊がいた。パペットが陽気な声で反応して来た。

名前はよしのん、らしい。

 

「うん、そだよー。精霊ですよー。名前は神夏ギル。人間たちの識別名は【アロガン】。そちらは?可愛らしいお嬢さん」

 

『んまー、可愛らしいお嬢さんなんて、イカした言葉知ってるねぇ。あたしはよしのん。識別名……で思いつくのは確か【ハーミット】だったかな?ねーねー、それよりおねーさん。なんでこんなとこにいるの?』

 

「ん?避難警告を無視してご飯食べてたらこうなった』

 

『ぷっ、おねーさんってもしかしておバカさん?』

「否定はしない」

『ねえ、よかったらよしのんの話相手なってくれない?』

「全然オッケー」

 

ずっとパペット越しでしか喋ってもらえないのは警戒心が強いからかな?

 

 

『おねーさん。せっかく会ったんだしおねーさんの霊装見せてくんない?』

「ん?いいよ。シンプルなのとカッコイイのとおしとやか風なのどれがいい?」

『んじゃぁ、かっこいいやつを!』

「承知しました〜」

 

この時、霊力感知される可能性があるというのを忘れてました。よしのんが可愛いから思わず二つ返事でオーケーしてしまった。

で、私はいつもの下半身と右腕のみじゃなく、下半身のみ、胸はサラシで隠してあり、そして皮膚に直接赤い文様が刻まれた身体に。そして【乖離剣エア】を右手で持ち、左手で【天の鎖(エルキドゥ)】を持った。

 

『わー、かっくぃー!』

「それはどうも」

 

確か、この格好になったのは二回だけだったかな?

鎖はいいけど剣は物騒すぎたので見せた後はすぐさまゲートの中にしまった。

で、結局精霊化しておく必要もないと思い鎖も収めて精霊化を解除した。

 

そして、しばらく話しているとそこに、予想通り五河士道が現れた。

なんか、ハードボイルド風に『ふ……っ、そんな奴のことは知らないね。私は、通りすがりの風来坊さ…』とか言い出すから私もよしのんも大笑い。

 

んで、まぁよしのんと五河君で話を進めてった。にしても右耳のインカムは隠す気ないのかね?

 

「……?あれ?AST以外にもう1人来てる……?」

 

精霊化した時に取り出して置いた気配探知の道具によると、デパートの外をうろうろしているAST以外にもう1人、こちらに来ていた。

 

まあ気にすることもない、と思い五河君とよしのんの話は続いていた。

 

そんな中、事件は起きた。

 

よしのんがジャングルジムに登って、それを心配しながら私たちが見てるとよしのん落下。それが五河君の方向だったため、予期せずしてよしのんと五河君が()()()()()

 

正確には、事件が起きたのはこの後。

 

最悪なことに、この場に居るはずのなかった人物がいた。

それはーー十香だった。

 

案の定、十香はブチギレた。

それもそうだ。心配してたと思ったら別の女とイチャコラしてた(ように見えるん)だから。

 

まあ、事故なんだけど。本当のことを言うのもつまらないので黙秘を貫き通した。

 

そして追い討ちをかけるように、よしのんがこう言い放った。

 

『君には悪いんだケドォ、士道君は君に飽きちゃったみたいなんだよねぇ。もう、いらない子だねぇ』

 

と。

 

流石に言いすぎ、と思ったので撤回させるつもりでよしのんに声をかけようとした時だった。

 

十香がよしのんの左手にあったパペットの胸ぐらを掴み上げた。無論、小さなパペットだったため、よしのんの手から容易く外れた。

 

どうやら、十香は喋って居るのはよしのんではなくパペットだと思っていたようでそちらに怒鳴り散らしている。

 

それと同時進行でみるみるうちによしのんの顔が蒼白になり、顔中に汗が浮かんで来た。呼吸も荒くなり、いまにも過呼吸で倒れそうだった。

 

「よしのん、大丈夫?」

 

と、声だけかけてみるも聞こえていないようだった。

私のことは目もくれず十香の服を引っ張った。

 

どうやら、パペットを返して欲しいらしい。

 

んでね、この時によしのんの声を聞いたんだけどめちゃくちゃ可愛い声だったのよ。性格とかそんなん全部棚上げできそう。お持ち帰りしたい。あ、やめて。通報しないで。

 

と、話が逸れた。

 

で、この後。よしのんが()使()()()()()()

精霊を護る絶対の盾、霊装と対をなす最強の矛。精霊を最強とたらしめる『形を持った奇跡』。

 

ちなみに、私の天使は『乖離剣エア』。

そんなものを気軽に出すな?ごめんなさい、けど反省はしていない。

よしのんの天使は全長3メートルほどのずんぐりしたぬいぐるみのようなフォルムの人形。体表は金属のように滑らかで所々に白い紋様が刻まれていた。頭部と思しき箇所はウサギの耳のようなものがあった。

てか、ぶっちゃけるとでっかいウサギの形だった。

 

また脱線してた。話を戻すと、よしのんが天使を顕現したんだよ。

しばらく水を操って十香達を攻撃した後、逃げ出したんだけどさ、なぜか()()()()()()()()()()

いやー、びっくりしたよ。十香がパペットを落としたのを拾って渡そうとしたら私ごとウサギにくわえられた。で、壁を破って外へ逃走。もちろん私ごと。

 

「よ、よしのん!冷たい!冷たい!凍えそう!パペットはあるから落ち着いて!お願い!」

「は…っ、ご、ごめ…んな…さ………。きゃっ!」

「どうした……の……」

 

外に出てまず起こったのが、ASTによる一斉射撃。それにより、ほんとに迂闊だったんだけど、パペットを落としちゃったんだよね。

 

「あ…」

「よしのん!逃げ続けて!」

「……っ!」

 

けど、巨大なうさぎはいい的だったようで次々と弾丸が着弾していく。もちろん私を巻き込んで。

 

ちょっと待って。私無関係。

 

「あーーーもうっ!うっとおしい!よしのん!一旦ストップ!」

「え…っ」

「………まったく、毎回面倒ごとに巻き込んでくれるな……、神夏よ。にしても………また雑種どもか。もう良い。相手する価値すらないわ」

 

精霊化し、盾を何枚か使い軽い防壁を作ってもらった後、元の私の性格に戻った。

 

安全だとわかったのかよしのんは天使の顕現を収めてくれた。

けど、先ほどまでの出来事を思い出してしまったのか、ないてしまった。

 

 

 

 

そして、現在に至る。

 

「あの……なんで………助…けて、くれたん、……ですか?」

「ん?あ、あー。えーとね、………よしのんが可愛いから?」

 

やめて、そんな変な人を見る目で私の精神を攻撃しないで。

 

「ねえ、よしのん、ひとつお願いしてもいいかな?」

 

「……!」

 

と、少し落ち着いたようなので話しかけてみると、何かを言いたそうに口をモゴモゴさせて、そしてゆっくりと口を開いた。

 

「わ、たし……は、私……は、よしのん、じゃなくて……四糸乃…です。よしのんは……私の、友達」

 

「ん、わかった。じゃあ四糸乃。ひとつお願いしてもいいかな?」

 

「…?」

 

「臨界に消失(ロスト)してもらえないかな?」

 

と、言うと嫌なのかブンブンと力強く首を横に振った。

 

「よ……しのん…が……」

 

「うん、わかってる。よしのんは、いま確認した限りも無事なの。けど、いま四糸乃が迎えに行っちゃうと、よしのんどころか四糸乃がまで危険になっちゃう。だから……お願い。今は一旦身を引いてくれないかな?」

 

ものすっごく、拒否をされたが、とにかく御願いをした。

なんでかと言うと、見た感じの四糸乃の霊装だとASTの攻撃を完全に無効化できない。だから、今こんな状況でこっちにいて欲しくなかった。

 

だって、こんなかんわいい子が傷つくのは見たくありませんし!

 

「大丈夫、よしのんは絶対に助けるから。約束する」

 

と、そこまで言ってようやく四糸乃が首を縦に振ってくれた。

 

「……あ、そうだ。四糸乃、つぎ来た時…………いや、何でもない。それじゃあ、気をつけてね」

「はぃ………ごめんな……さい。あり…がとう………ございます」

 

 




あー……書いてて思ったんですがエルキドゥという名前の魔道士(ウィザード)を出そうかなーーって考えてます。

そこらへんどうしよ……。と、色々と悩みました。

なんか、人間側の力関係とかややこしくなりそ……で踏みとどまりかけてますが。



読んでくださりありがとうございます

サブタイトルあったほうがいい?

  • あったほうがいい
  • 無くてもいい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。